浦上界隈　～原爆投下から64年～

2009/08/02 - 2009/08/02

伊王島から戻り、「大波止」から路面電車に乗り「浜口町」で下車。
1945年8月9日11時2分に投下された原爆にゆかりの場所を辿りました。

　原爆資料館→平和公園→永井隆記念館＆如己堂（にょこどう）
→浦上天主堂→山王神社

　原爆資料館：開館9～17時。入館料200円。中は撮影禁止。
　永井隆記念館：開館9～17時。入館料100円。中も撮影可。
　浦上天主堂：中は撮影禁止。

エリア 長崎市(長崎)

原爆資料館周辺のモニュメント①
「未来を生きる子ら」

原爆資料館周辺のモニュメント②
「原爆殉難教え子と教師」

原爆資料館周辺のモニュメント③
「反核平和はぐくむ」「あの夏の日」

原爆資料館周辺のモニュメント④
「平和の母子像」

原爆資料館周辺のモニュメント⑤
「平和を祈る子」

資料館周辺には他にも平和を祈るモニュメントがたくさんあります。

原爆落下中心地公園①

原爆落下中心碑

原爆落下中心地公園②

被爆50周年記念事業碑（平成9年設置）

原爆落下中心地公園③

浦上天主堂の被爆遺壁（のてっぺん部分）

現在の浦上天主堂が再建される際、移築されたものです。

平和公園①

入口です。平和公園に直行するなら、
路面電車は「松山町」が最寄り。

平和公園②

平和の泉
タクシーの運転手が「普段なら噴水の間から平和祈念像が見えるんですよ」と説明中。

平和公園③

各国から寄贈されたモニュメントがたくさん並んでいます。
これは中国から贈られた「乙女の像」

平和公園④

長崎の鐘

バケツの上のプレートには次のように書かれています。
「原爆の時、すべて焼野原となり、
　そして人々は、のどが渇き、
　水を欲しがりました。どうぞ
　花に水を与えて下さい」

平和公園⑤

平和祈念像

9日に行われる記念式典の準備が始まっています。

平和公園⑥

平和祈念像の向いている先は、稲佐山。

平和祈念像に向かって右奥から平和公園を抜けた所

標識にしたがい、如己堂（にょこどう）＆永井隆記念館を目指して左へ。

その前に、
上の写真の右端に移っているベンチは
浦上天主堂の絶好の眺望スポット。

永井隆記念館

あまり大きな建物ではありません。

向かって左手に如己堂があります

如己堂

白血病の療養のため1948年に建てられ、
永井博士が亡くなるまでの約3年を過ご
しました。

永井隆記念館

入口にある永井博士の胸像と、あふれんばかりの
千羽鶴。表紙の写真です。

永井隆記念館

展示されていた直筆の絵の１枚。
優しい性格がうかがわれます。

永井隆記念館

この右手の一角には、ビデオのコーナーも有ります。
個人的には、原爆資料館より永井隆記念館の方が
胸に迫るものがありました。
時間に余裕があれば是非訪ねてみて下さい。

記念館の前で見つけました。
羽も動かさず、じっと蜜を吸うのに夢中のアゲハ蝶。

浦上天主堂

で、でかい！！

1945年に原爆で倒壊し廃墟と化す。しばらく
仮保存されるも、1958年に瓦礫は撤去され、
翌年にやっと再建。

浦上天主堂

奥行きもたっぷり。

山王神社の二の鳥居

原爆の爆風でも倒れなかった部分。

山王神社の二の鳥居

爆風で崩れたパーツ

山王神社の被爆したクスノキ

高さはそれほどありませんが、２本並んで、
それぞれの枝がかなり横に広がっていて圧倒
されます。

この旅行記へのコメント （2）

• つばささん 2010/07/17 07:03:37

  こんにちは

  jiuさん　こんにちは。
  
  私もこの年８月９日に長崎へ行き、同じような所を歩いていました。写真をほとんど撮っていないので旅行記にはしていませんが、懐かしいというより、あの時の胸が潰れるような思いが実感としてよみがえってきました。日ごろまるっきりノーテンキな私ですが、突然シリアスになるときがあり、この日もいきなり思い立って、原爆投下の日に長崎に参りました。結構遠かったですけど・・・。日帰りでした・・・。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つばさ
  
  　　　　　　　　　　　
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  jiuさん からの返信 2010/07/18 17:58:36

  RE: こんにちは

  つばささん、こんにちは。コメント有難うございます。
  
  日帰りでの往復、ご苦労様でした。(^^)
  ９日の原爆投下は、第一候補は小倉だったそうです。もし、小倉に投下
  されていたら、その後の長崎の歴史・社会は今と全然違ったものになって
  いたかもしれないな〜と思います。
  
  長崎の人は絶対に原爆のことを忘れないと思います。私は長崎２年生に
  すぎませんが、長崎に来て、そういう風に感じます。
  
  jiu