2009/07/19 - 2009/07/26
52位(同エリア99件中)
アスティさん
死ぬまでに一度は行こうと思い定めている世界遺産の一つ、九寨溝・黄龍に思い立って行って来た。
きっかけは、実は皆既日食。
本当は2年前から計画していたドイツ旅行に友人と行く予定だったこの夏。
友人の突然のドタキャンに茫然自失。
気持ちは旅立つ寸前だったのでおさまらない。
そこで目にした皆既日食の記事。
よし、じゃあ、皆既日食見に行くもんっ!と息巻くも、時すでに遅し。
国内の皆既日食ツアーはもう1年以上も前からいっぱい。
で、上海辺りにぶらっと行って日食見るかーと思い立つ。
そこで見つけた皆既日食と九寨溝・黄龍が一緒に見られるツアー。
日食グラスももらえるし(笑)このチャンスを逃す手はない!!と速攻予約した。
全行程8日間の長いツアー。
初の一人参加。
て言うか、添乗員の付くツアー自体2度目。
ツアーのメンバーとうまくやれるか(笑)不安ちょっぴりと憧れの地への期待たくさんで旅立つ。
この旅2か所目の世界遺産、楽山大仏へ。
…本当は峨眉山と楽山大仏とひとまとめで世界遺産登録ですが、ここは二つ目って事で。
そして今日はこの旅のメインイベント、皆既日食鑑賞。
晴れてくれるといいのだけど…。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- 中国国際航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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-
恒例の朝食の写真からスタートです。
段々中華の朝食に食が細くなってくる…。 -
ホテルを出て、楽山大仏博物館の駐車場にてその時を待つ。
ツアーでは結構この皆既日食に気合を入れてこられた方がいました。
プロ仕様の天体カメラを持って来られている方も。
皆既日食よりもそのカメラに興味深々な地元の人達。
カメラの写真を撮ったりしてた。(苦笑) -
何やら集まっている人間を不思議そうに眺めるわんこ。
-
空はあいにくの曇天。
太陽は全く顔を覗かせてくれません。
半ばあきらめの心境で辺りを散策。 -
立派な門構え。
楽山大仏博物館前の道に立つ門。 -
そうこうしているうちに、夕暮れのように暗くなってきました。
相変わらず太陽は全く見えないが、厚い雲の上では確実に太陽は欠けてきている。 -
街灯も点き、まるで夜のよう。
これでも朝9:09頃。 -
ダイヤモンドリングはだめだったが、気まぐれに一瞬だけ顔を覗かせた太陽は微かに欠けていた。
-
こうして見ると月のようですが、れっきとした太陽です。(笑)
てか、もらった日食グラスは結局一度も出番がありませんでした…。 -
さて、気を取り直して楽山大仏見学に向かいましょう。
まずはここから船に乗って側から大仏の全景を眺めます。 -
船はこんな感じ。
みんなでおそろいのオレンジ色のライフジャケットを付けさせられます。 -
はい来た、どーん。
とにかくでかいです、楽山大仏。
隣の階段を降りる人と比べてもらえば多少はその大きさがわかるのではないかと。 -
はい、お顔のアップをどーん。
弥勒菩薩様で、耳の長さだけで7mあるそうです。 -
大仏の足元から伸びた道の先には、こんな自然味溢れる道が。
通らなかったけど、歩いてみたかったな。 -
こちらは二つの島の並びで涅槃に見えるという場所。
右が頭で左が体です。
飛び出てるのはデベソですから!
おかしな想像しない!
罰当たりな! -
船の上から河岸を臨む。
田舎とはいえども観光地なのでホテルなどはたくさんあります。 -
それでは大仏様の近くまで行ってみましょう。
ここからちょっと登ります。 -
こちらも忘れずにね。
世界遺産です。 -
階段はそれほどきつくはないのですが、なんせ暑い…。
というか、湿気がキツイ…。 -
やっと着きました。
この門をくぐれば大仏様のお傍に行けます。 -
はい出た、どーん。
比較対象物がないので大きさがわからないが、とにかくでかいんだって。 -
先ほど船から見た時に大仏様の右側を降りていたジグザグの階段。
そちらを降りるための順番待ちの列です。
待ち時間1時間以上。
ここを降りるのはみんな中国の方だと言ってました。
外国人はあまり降りないんだって。
フリーで行ってたら並んで待ったかもなあ…。(笑) -
展望台(って言うのか?)にあるお寺さん、凌雲寺。(本当のりょうはさんずい。機種依存文字なので代用しました)
-
花火ではありません。
でっかいお線香です。
線香はでかければでかいほどご利益があるようです。
つか、もうすでに「線」ではありません…。(涙) -
天井絵の天女様が美しくて思わず激写。
-
帰り路の途中見かけたレリーフ(?)
四神だ!
白虎だ!玄武だ!青龍だ!朱雀だ! -
楽山下山後、バスのある駐車場まで自転車タクシーに乗ってみました。
風を切って気持ちいい!
一人5元でした。 -
今日のお昼はこちらです。
-
かなり食べ掛けですがこんな感じ。
…変わり映えしないなあ…。 -
楽山を後にして再び成都へ向かいます。
成都空港から九寨黄龍空港へ向かいます。
その、成都空港の売店で見かけた恐らく、ジャーキー。
パッケージに激しく魅かれ、買おうかどうしようか真剣に悩む。
が、写真だけにしておいた。
<江湖>
武侠小説の中において、武術を身につけて結束、団体化した人々が所属する一般社会とは異なる特殊な社会のこと。『水滸伝』が起源と言われているものの、定かではない。
(Wikipediaより)
中国武侠ものに目がない自分(目がないもの多過ぎ)になんともジャストミートなネーミングとパッケージ。 -
…なんてアホなこと考えていたから罰があたったのか。
成都ー九寨黄龍間は飛行機の遅れが半端じゃないと聞いてはいたが。
成都を定刻通り飛び立ったのでほっと一安心した矢先。
40分のフライトの後、九寨黄龍空港上空にて、霧の深さに着陸不可能、成都空港に引き返すとのアナウンスが!
えええええ!?
…でも、この時点ではまだ余裕があった。
成都に戻り、1時間ほど待機、天候が回復したのでまた出発できるとの事。
やれやれと飛び立った我々は再度九寨黄龍空港の上空で地獄に突き落とされる。
「天候が再度悪化、再び引き返します」
このあたりでもう、あきらめムード。
案の定、成都に引き返した飛行機は今日のフライトはキャンセルとの事。
我々の飛行機を入れて5便がキャンセルとなった。 -
時間は深夜12時過ぎ。
航空会社の用意したホテルに向かう途中、現地旅行会社の取り計らいで夕飯が用意された。
…正直、飯よりも早く眠りたいんですが。
しかしこのレストラン、いわゆるツアー客向けのレストランとは違い、サービスも味も抜群。
12時過ぎの深夜なのに地元客でにぎわう広東料理店。
点心のうまい事うまい事。
飯より眠りたい、と言っていたはずが、深夜にもかかわらず相当量を平らげる我ら。(笑) -
成都の天候も悪化、ついには雨が降り出し、ホテルに着いたころには土砂降り。
時間にして深夜1時半過ぎ。
今日ばかりは大旗英雄伝も見てられない。
(や、ちょっと見たけどね)
なんせ、あすのモーニングコールは4時半だ。
寝ている時間がない…。
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