京都世界遺産めぐり①－２　「鹿苑寺（金閣寺）」　方丈特別公開

2009/06/27 - 2009/06/27

エリア 京都

境内

ほぼ１年ぶりの訪問です。
去年、京都世界遺産めぐりをはじめて１番最初に行ったのが金閣寺でした。
その間に１６か所をまわり、残すところあと１か所となりました。

今回は久しぶりにまた金閣寺を見たくなったので、ふらっと訪問しました。

総門

前回の旅行記に、建物や歴史などを調べて書いてあるので、今回は前回撮り忘れたものと、特別公開の方丈を中心に撮影しようと思います。

舟形　一文字蹲踞

総門をくぐってすぐのところにありました。

これ何でしょう。
前回は見逃していたみたいです。

方丈特別公開

期間　４月４日〜７月５日
時間　９：００〜１６：００
入場料　１０００円

方丈前庭

方丈の建物や襖絵などは撮影できませんが、庭園はOKです。

方丈前庭

この庭は、相阿弥の作と伝えられますが、方丈と同時代の作庭です。
唐門を背景に後水尾天皇お手植えの侘助椿があり、女龍石・布袋石・走馬石・蟠龍石・露盤石などを巧みに配置して落ち着きをみせています。

方丈前庭

方丈

１６７８年、後水尾天皇の御寄進によって再建されました。
聖観世音菩薩を中心に、梵天、帝釈天の三像および、開山夢窓国師と中興文雅和尚、足利義満の木造をお祀りしています。

方丈前庭

後ろにある建物が唐門です。

方丈前庭

方丈西側の庭です。
もう少し左の方を見ると、金閣がチラチラと見え隠れしているような位置関係。

正面には有名な陸舟の松が映っています。

方丈前庭

金閣。

金閣

陸舟の松

あまりこの角度から陸舟の松を見られることは少ないと思います。
近すぎて全体の撮影ができませんでした。

陸舟の松

金閣と一緒にと思ったのですが、これまた失敗。
ここに長いこと居座って、何枚も撮ったのですが、なかなか難しいです。

方丈裏庭？

方丈、書院、庫裏に囲まれたスペースにも、綺麗な庭がありました。

前庭に対して、その反対側にあったので、裏庭としておきました。

方丈裏庭？

石と苔が美しい。

金閣寺の瓦

五七の桐紋。

桃の瓦

面白い瓦を発見しました。
これは、もともとどこかに使われていたもので、使い道が無くなった後も、捨てるに忍びないということで、こちらに置いてあるのだそうです。

桃というのは、中国では魔除けの意味があり、よく建築物などに使われているようです。

金閣

１年前に金閣寺に来た時は、ただ懐かしくて、あまり深く考えずに写真を撮っていました。
なので、写真を見直すと、あまりにもお粗末で恥ずかしくなってきます。

もちろん、今日撮った写真も、１年後の自分が見れば未熟だと感じて当然だし、そうでなければ全く技術の向上が無いということで、それも情けない話です。

金閣

今日は風が少なく、水面が比較的静かでした。
鏡湖池への金閣の映り込みも、綺麗に撮れました。

金閣

今回のトップ写真です。

普通の写真ではつまらないと思って、金閣は金閣でも、鏡湖池に映る金閣を選びました。

金閣　１階部分

１年前には持ち歩いていなかった望遠レンズを使って撮影しました。

金閣　扁額

「究竟頂」後小松天皇（１３７７〜１４３３）筆

３階部分の扁額です。
この扁額は、昭和２５年の金閣焼失の際、取り外されて保存されていたため、難を逃れました。

金閣　３階部分

望遠レンズで、細部の造り込みを見て楽しみます。

金閣　鳳凰

鳳凰は、永遠の命と権力の象徴。
昭和３０年に再建された時のものです。

金閣　鳳凰

横から撮影してみました。

金閣　３階部分

柱とかも全てぴっかぴか。

金閣　漱清（そうせい・釣殿）

金閣

◎ おしまい