1998/06/22 - 1998/06/23
463位(同エリア546件中)
ナオさん
利尻山は一番北にある日本百名山です。島全体が山で、海から1721mの山がすくっと聳え立っており、カッコいいです。利尻山に登りたいと、随分前から思っていましたが、北海道は遠く、時間もなく、なかなかその機会に恵まれませんでした。1998年の6月、思い切って出かけて行きました。
利尻山は見て良し、登って良し。礼文島から見た利尻山の姿はりりしくさわやかで、魅了されましたが、登りながら見た利尻山の堂々とした姿も素敵でした。
この年の北海道行きが、私を「北海道大好き人間」にし、その後、度々北海道を訪れるきっかけとなったのです。
これはそんな利尻山登山のアルバムです。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 船 自家用車 徒歩
-
PM15:45 礼文島の香深港から利尻島の沓形港に、愛車と共に渡ってきた私たちは、車で利尻島の四分の一を移動し、利尻山の鴛泊コースの登山口、利尻北麓野営場へとやってきました。
ここは利尻島自然休養林で、森林浴の森 日本百選です。今夜はここのケビンに泊まります。
これから利尻富士温泉に入りに行き、夕食も済ませてきます。 -
利尻富士温泉に入浴後、民宿とお食事の店、「はまの家・安田」へ食事に行き、おまかせ定食2500円を食べました。写真には写っていませんが、これに取り立ての焼きホタテが付いています。
ここで利尻山からの下山者と一緒になりました。彼も、利尻山に登るなら暑さとの戦いになるだろうから、ならべく朝早くから登るように忠告してくれました。私たちもそのつもりです。 -
AM2:30 起床。お湯を沸かし、コーヒーとカステラで簡単な朝食を取りました。利尻の夜明けは早く、この日の日の出は3時45分頃です。
AM3:30 ここが登山口です。もう明かりなしで歩けるので、登山開始です。 -
AM3:35 三合目の日本名水百選の甘露泉水の所です。最北の百名水です。飲んで行きます。
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AM4:00 四合目の野鳥の森でゲラの鳴き声を聴きました。アカゲラより大きそうなので、クマゲラかと思いましたが、鳴き声だけでは決めかねます。
AM4:35 五合目です。休憩できる所で、赤飯のおにぎりとウーロン茶でこの日二度目の朝食です。 -
樹林帯を抜けると、木々はだんだん低潅木に変わります。展望も開けてきます。ハクサンイチゲやシロバナエンレイソウが咲いています。利尻の島を取り囲む海も見えています。
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AM5:00 ここは六合目の第一見晴台です。ここからは、頭を雲に隠した礼文島が見えました。
ここではゼリーを食べました。 -
イチオシ
AM5:25 七合目で若い元気な人に追い越されました。この日に初めて出会った登山者です。
利尻山の避難小屋も見えてきました。 -
イチオシ
利尻山を宣伝したあるパンフレットに「海抜0mからの感動は 一回体験すると くせになる」というコピーがありましたが、まさに実感です。
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AM6:15 八合目は長官山1218・3mの頂上です。ここまで来れば、利尻山が大きく迫ってきます。
ここで少し長い休憩を取り、山菜おこわのおにぎりを食べました。この日三度目の朝食です。
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AM6:45 利尻山小屋に着きました。ここは30人ぐらいが泊まれる無人の避難小屋です。
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AM6:50 利尻岳山小屋を出発。
小屋の辺りから登山道は急になります。その道の端にはキバナシャクナゲが咲いていました。 -
沓形コースとの分岐を過ぎると頂上はすぐです。頂上の祠が見えてきました。
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AM8:10 利尻山1718・7mの頂上に着きました。登りに4時間40分かかりました。
登山ガイドによると、この鴛泊コースは行程8・4km登り5時間半、下り3時間45分となっているので、今日のペースはまあまあというところです。
頂上には大きな社と、大きな三角点がありました。 -
利尻山1718・7mの頂上で二人揃って記念写真を撮ります。三脚を忘れたので、カメラを石の上において撮ったのですが、ばっちりです!(*^_^*)
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頂上にちょうど一時間いました。その間、誰も登ってきませんでした。そのかわり、緑がかった尾を持つ小さなシマリスが出てきて歓迎してくれました。
ここでまた食事です。お湯を沸かしコーヒーをいれ、パン、キュウリ、キウィフルーツ、チョコレートを食べました。 -
見えているのは南峰1721mです。利尻山は南峰と北峰の頂上を持つ双耳峰で、南峰の方が高いのですが、遭難が相次ぎ、私たちが行ったときは、南峰の方は、登頂、通行共に禁止になっていました。
頂上の岩陰にはイワベンケイやエゾコザクラが咲いていました。
AM9:10 私たちは下山にかかりました。 -
AM10:05 途中で写真を撮っている私に、夫が「早く、早く」と声をかけてきました。急いで利尻岳山小屋まで下ると、避難小屋横のベンチで「中高年の登山教室」の岩崎元郎さんや山内賢さんが休んでおられました。お願いして、一緒に写真を写していただきました。
AM10:20 八合目
AM11:15 六合目で昼食を取りました。
PM12:30 三合目
PM12:35 下山。三時間25分かけて、ゆっくり遊びながら下ってきました。 -
また利尻富士温泉に入りにいきました。この温泉はこの年に開業したばかりでした。ここで私たちは同じ山の会の仲間に会い、びっくりしました。
利尻島をドライブの後、フェリー乗り場のレストランでイカ刺定食を食べ、鴛泊港PM17:30のフェリーで利尻島を後にしたのでした。
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