2009/05/02 - 2009/05/10
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azianokazeさん
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ボルネオ島6日目は、前日のディア洞窟・ラング洞窟に続き、グヌン・ムル国立公園内のもうふたつの洞窟、ウインド洞窟とクリアウォーター洞窟に向かいますが、それより前夜の火事騒ぎと洞窟見学後のキャノピーウォークのほうが記憶に残っています。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 航空会社
- マレーシア航空
-
前夜、洞窟観光から帰ってRoyal Mulu Resortの部屋でブログを書いていたのですが、突然の停電で真っ暗。
そのうち復旧するだろうと暗闇のなか、バッテリーでノートPCを使っていたのですが、先程わかれたガイドのユディが部屋の外で私を呼んでいます。
停電の説明に来たのかと思いドアを開けると、「火事です!」とのこと。
(写真奥が火災現場、ホテルスタッフの寮が焼けました。) -
ガイドが指差す方向を見ると、部屋の裏手に炎が上がっています。
敷地の端にあるホテルスタッフの寮が燃えているそうです。
私の部屋の連なりの端っこと火事の現場は数十m離れていますが、樹木がありますので、風向き次第では延焼しかねない近さです。
漏電が原因で(誰が確認したのかは知りませんが)、危ないのでリゾート全体の電気を止めたとか。
水道も止まっています。
(写真手前が私の部屋。この列の奥の裏手で火の手があがっていました。) -
ブログ更新どころではない事態で(暗闇の中の混乱で、書きかけの文章も半分以上が保存できずに消えてしまいました)、ユディから「すぐに持って出られるようにパスポート等の貴重品はまとめておくよう」との指示。
(別の日本人客が、慌てて鍵を持たずに部屋の外に出て、部屋に入れなくなった。フロントにも誰もいない・・・と困っていました。)
ホテル周囲はジャングルですから、消防車は空港にしかいません。
第一、ホテルは川で敷地外と隔てられており、唯一の橋は消防車のような大型車が渡れるのか定かではありません。
燃え尽きるまで燃えないと、火はおさまらない様子です。
(写真はホテルと外をつなぐ唯一の橋。一応鉄骨造りですが、車が通る部分に木の板を並べたような簡単なつくりです。) -
暗闇にスタッフの泣き声が聞こえてきます。
所持品が全部燃えていることのショックで泣いているとか。
幸い風がなかったので、客室への延焼はなさそうです。
けが人等もいない様子です。
(ホテルフロント付近に置いてあった“消防自転車” 荷台部分に前日まで消化器が置いてありました。
なくなっているところを見ると、前夜使用したのでしょう。) -
ひとまず、客室は安全そうだとわかると(勝手にそう判断しただけですが)、おなかがすきます。
騒然としたなか、レストランはロウソクの明かりで食べられるとのこと。(観光客は気楽です。)
ただし、サラダやパン、フルーツなど、“とりあえず用意できていたものだけ”といった感じです。
先程鍵がなくて困っていた日本人観光客の女性ふたり連れと一緒に食事をしていると電気も回復しました。
ただ、その頃にはもうネットに繋がるレストランのパソコンの使用時間は過ぎていましたので、昨夜のブログ更新はやはりできませんでした。(昨年9月以来の“毎日更新”記録がとぎれてしまいました。)
まあ、荷物を抱えて逃げ惑うような事態にならなかっただけよしとしないと。
広い敷地内で、客室とは別棟のスタッフ寮の火事でしたからこの程度の騒ぎですみましたが、通常の街中のホテル形式の建物でしたら、煙が充満して・・・と大変なところでした。
(写真は、前夜活躍したものと思われる消化器) -
そんな火事騒ぎなどなかったように平常に戻った6日目、前日のディア洞窟・ラング洞窟に続き、グヌン・ムル国立公園内のもうふたつの洞窟、ウインド洞窟とクリアウォーター洞窟に向かいます。
別にそんなに洞窟が好きな訳でもありませんが、公園内にはジャングルと洞窟しかなく(手軽に行けるスポットとしては)、頼んだツアーに組み込まれているメニューです。
今日はボートでメリナウ川を遡ります。
写真はホテルのボート乗り場。 -
ムル山の隣のアピ山(1750m)。
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写真は“flickr”より By Erwin Bolwidt (El Rabbit)
(http://www.flickr.com/photos/erwinb/2983908241/)
アピ山の中腹には、侵食によって削られた石灰石の奇岩が針山のように天空に向かってそそり立つ景勝の地ピナクルがありますが、険しい山道を2泊3日で行かねばならず、時間的にもですが、体力的にアウトです。
安易に挑戦する観光客の中には途中で引き返すケースも多いとか。
空港の写真で魅せられましたが、私には無理です。
体力に自身のある方はどうぞ。 -
川岸には民家もちらほら。
ジャングルの中の気持ちのいい川下りです。 -
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しかし、この川はこの時期を含め、乾期には非常に水量が少なく浅瀬になるため、ボートを走らせるのは大変そうです。(7月頃が一番大変とか)
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浅瀬に乗り上げないように、後部で懸命に舵をとるフィリップ。
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でも、どうしても無理なときはユディがボートから降りて引っ張ります。
私は・・・のんびり座っているだけです。お客様ですので。 -
そんなこんなで、途中の村に着きました。
ユディの話ではプナン族の村だそうです。
(森の民プナン族については、“?サラワク・カルチュラル・ビレッジ”参照) -
列車のように長いロングハウス。
建物自体は、政府援助でつくられた最近のものだそうで、二十家族以上が住んでいるとか。
ただ、元来はプナン族は狩猟採集民族ですから、こんな大きな建物をつくる習慣はありません。
本当にプナン族なのかどうか疑問もありましたが、どっちでもいいことなので詮索はしません。 -
村の中にはハンドクラフトを売る土産物売場があります。
これだけ観光客が立ち寄れば、そこそこの収入にもなるのでは。 -
耳たぶに大きな穴を開けて、だらんと延びたふちだけが残っているおばあさんもいます。
(木型を入れて穴を広げていくのでしょう。写真撮影はお金を要求されるとのことでしませんでした。)
鼻で吹く笛、アイヌのムックリのような口琴などもあって、客寄せに実演してくれたりします。 -
ボートに戻って、洞窟に向かいます。
途中で見つけたナナフシ。 -
両岸からうっそうたる緑が迫る中をボートはすべるように進みます。
以前、コッポラの“地獄の黙示録”のようなジャングルを体験したいと思って、ベトナムのミトー、ヴィンロン、カントーで、メコン川ボートクルージングをやったことがありますが、どこもジャングルには程遠いものでがっかりしたことがあります。
ボルネオ・ムルは、どこからかヒューと吹き矢が飛んできてもおかしくないような、イメージどおりのジャングルです。 -
最初はウインド洞窟。
隣のクリアウォーター洞窟と繋がっており、全長126.5kmと、東南アジア最長の洞窟だとか。
観光客が入るのは入口付近の数百mです。 -
“ウインド洞窟”の名前は、洞窟内に風が吹いている箇所があるところからつけられたものです。
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天井にあいた穴
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写真はうまく撮れませんでしたが、キングス・チャンパー(王様の間)と呼ばれる広い空間があって、様々な形の鍾乳石や石筍が見られます。
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奇異な景観ではありますが、昨日から洞窟3箇所目となると、いまひとつテンションもあがりにくい・・・感じもあります。
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これはラクダの首
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洞窟を出るとボートでクリアウォーター洞窟へ向かいます。(近くですので川沿いの遊歩道でも行けます。)
洞窟へのアプローチ場所に東屋やトイレもある休息所が設けられています。
「水浴びをどうぞ」とも言われましたが、他の客の目もありパス。
この日は誰も水には入っていませんでした。 -
どのグループもここでお茶をのんだり、お昼を食べたりします。
私たち3人も、ティータイム。 -
200段の階段を上って、4つ目の洞窟、クリアウォーター洞窟に向かいます。
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クリアウォーター洞窟入口付近は、つららのような石灰岩に植物が絡みつき、不思議な景観です。
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内部はふたつの洞窟に分かれており、最初にリバー洞窟の中へ入ります。
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入口も近い壁。写真では判りづらいでしょうが、表面(写真ほぼ全体)は針のような細い棘状のもので覆われています。
ユディの話では、入口からの光に反応する細菌によって形成されるものだそうですが・・・どうでしょうか。 -
洞窟内部には名前のとおり川が流れています。
それを確認して出口へ。 -
二つに分かれた洞窟のもうひとつ方は“ヤング・レディース洞窟”と呼ばれています。
この洞窟で有名な石筍がこれ。
マリア像のように見えると言われています。
石筍そのものはよくわかりませんが、その影は確かに胸の前で手を合わせた修道女のように見えます。 -
別角度から影だけもう1枚。
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入口付近は植物が見られますが、一様に葉を光の来る方向に向けています。
植物も一生懸命に生きているんだと、思わず胸が熱くなる・・・ようなことはありません。
お昼も近いので、お茶した休息所に戻って昼ごはんにします。 -
フィリップの奥さんが作ってくれたビーフン。
とてもおいしくいただきました。 -
「INSAR Tours & Travel」のツアーに含まれるのはここまでですが、この日の午後と明日の午前が空いています。
どこか行けるところはないかユディに訊くと、キャノピーウォークと滝があるとのこと。
(アドベンチャー・ケイビングもありますが、そんな体力もありませんし、洞窟は四つで充分です。)
貧乏性のため、ボルネオまで来てホテルで寝ているのもつまらない・・・と考え、先ず午後にキャノピーウォークを手配してもらいました。
ディア洞窟へ行く道を、途中から左に入るコースですが、公園係官が施設の鍵を持っており立会います。
ですから、事前の予約が必要になります。
(“歩き方”では、時間も1日5回ほどに決められており、予約制で1回に7名までとなっています。)
写真は一旦ホテルへ戻るボートから。 -
アピ山の眺めがきれいです。
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ホテルに戻ってブログのためのネット検索(1時間30RM)した後、慌しくまたボートでキャノピーウォークに向かいます。
なお、キャノピーウォーク手配料金は110RM(約3000円)(このうち、公園に払う料金は30RM程度のようです)。 -
りっぱな板根。
熱帯雨林の土壌は腐葉土層が薄く根を深く下ろすことができないため、このような板根で幹を支えていると言われます。
以前住んでいた奄美大島の森にも板根の木がありましたが、こんなに大きなものではありませんでした。 -
キャノピーウォークとは、ジャングルの木々の樹冠(キャノピー)の上に張り渡した吊橋を歩くもので、樹上で生活するサルの視線でジャングルを眺めることができます。
頭上に見える小屋が、そのキャノピーウォークのスタート地点です。 -
数字は忘れましたが、高さは20〜30mほどで、長さは500mほどあり、ボルネオだかマレーシアだかで一番長いとユディが言っていました。
日本からの観光客が多いキナバル公園にもありますが、向こうは157mですから、ムルのもの長さがわかります。
つり橋まではしごみたいなもので登るのかと思っており、正直ちょっとビビッていましたが、歩きやすい階段で上がれます。 -
こんな1人がやっと歩けるぐらいの幅のつり橋が木々の間や上を、ぐるっと一回りする形でかけられています。
数十mおきに支柱があって、ぐらつかない場所で一息つけるようになっています。
私は高い所は得意ではありませんが、それでも大丈夫でした。 -
ノーコメント
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つり橋を歩きながら、ジャングルの木々の写真を何十枚も撮ったのですが、写真にしてしまうと、地上で撮ったそこらへんの木々と変わらないものになってしまいました。
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“地上数十mの樹冠の景色”と言わなければ、普通の木々です。
下を見下ろすように撮っても、下も緑で覆われていたりして、あまり高さが出ません。
ウデがないね・・・。 -
そろりそろりと歩きますので、500mほどのつり橋は結構時間もかかり、長く感じます。
高所恐怖症でなければ、試してみると面白いと思います。
さて、明日はボルネオ最終日です。
午前中、“滝”までトレッキングして、昼過ぎに帰路につきます。
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