2009/04/28 - 2009/05/06
1290位(同エリア1785件中)
熱帯魚さん
フエからバスで4時間、ホイアンに到着しました。ホイアンは以前日本人町があり、最盛期には1000人以上の日本人が住んでいました。日本人町が衰退すると、今度は華僑がこの地に住み始めます。そのため、ホイアンには日本橋(来遠橋)といった日本人によって建てられたと言われている橋のほか、華僑・華人によって建てられた会館があります。
大学院では華僑・華人の研究をしていたので、会館の見学やホイアンの街歩きは私にとって非常に興味深いものでした。
また、ホイアンの町で出会った韓国人女性や、バンコクに住んでいるという日本人男性とのおしゃべりも、とても楽しいものでした。日本人男性とはシンカフェオフィスで出会い、その2,3時間後街歩きのときに再会。ホワイト・ローズをご馳走になってしまいました。
◎ カオラウ
◎ 中華会館
◎ 福建会館
◎ ホワイトローズ(日本人男性より恵んでもらった?)
【旅の日程】
1日目:夜のフライトで上海から南寧へ
2日目:朝、南寧からバスでハノイへ。中国時間8時半南寧発のバスに乗り、ベトナム時間15時にハノイ到着。(ハノイ泊)
3日目:昼間ハノイをぶらぶら。夜のフライトでフエへ。(フエ泊)
4日目:ボートツアーに参加し、世界遺産の廟巡り。(フエ泊)
5日目:午後のバスでフエからホイアンへ。(ホイアン泊)
6日目:ホイアンの街歩き。(ホイアン泊)
7日目:午前ミーソン遺跡ツアーに参加。午後バスでフエへ。夜のフライトでフエからハノイへ。(ハノイ泊)
8日目:朝9時半のバスでハノイから南寧へ。(南寧泊)
9日目:南寧の街歩き。夕方のフライトで南寧から上海へ。
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ホイアン1日目に滞在したDai Longホテル。シンカフェの斜め向かいにありました。バスを降りて、すぐに部屋に到着しました。ネットで予約して、1泊15ドルでした。
ネットでは1泊だけ予約していましたが、思ったよりも部屋が綺麗だったのでもう1泊しようとフロントに聞いたら、部屋の空きがないとのこと。2泊目は別のホテルに泊まりました。 -
まずはホテルの部屋に荷物を置いて、古都ホイアンを散策しに出かけます。
写真は歩いていたら見つけたお寺。イベントか何かの用意をしているようでした。 -
ちょっと小腹が空いた時に、フランスパンの屋台を発見しました。
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観光地価格なのか、8000ドンでした。高いな〜。ホイアンの別の屋台も、10000ドンというどう考えてもぼったくりな屋台もありましたが、5000ドンが相場でした。
でも地元の人はどうやら、具入りで1500ドン位で購入しているようでした。具無し(パンのみ)だと1個で500ドンらしかったです。 -
提灯を売るお店には、灯りが灯ってとても綺麗でした。
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ホイアンの街並み。思っていた通り、昔ながらの街並みはいい味出してました。
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ただ、カメラがあまりよくないので、目で見たのと写真では雲泥の差が…
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散歩をしていたら、映画館を発見しました。洋画を放映しているようでした。
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夕ご飯は、ホイアン名物カオラウを食べました。日本人が伝えた…と言われているようですが、味も麺の歯ごたえも、日本っぽくなかったです…味は好きな味でした。
食事をしながら相棒と中国語で話していたら、前に座っていた韓国人のお姉さんに、「台湾人?」とこれまた中国語で話しかけられました。
ハノイで仕事をしている台湾人と一緒にホイアンまで遊びに来たそうですが、台湾人の女性が先にハノイに戻ったので、1人で暇…というので、一緒に夜遅くまで語り合いました。台湾人、日本人、韓国人がホイアンでなぜか中国語で語らう…不思議な夜でした。 -
ホイアン2日目の朝、隣の隣にあるHop Yenホテルに移動しました。
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部屋は15ドル。ベッドが2つあり、大きめの部屋でした。
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お腹が空いたので、下の食堂にて朝ごはん。食堂にはテレビがあり、キッチンの様子を映し出しています。おばちゃんが料理する様子をライブで見られます。
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小道に入ってみました。この建物は廟か何かでしょうか。パステルカラーの可愛らしい建物でした。
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のどかな風景。
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南国の田舎は時間がゆったりと流れてます。
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国旗の赤と黄色が映えてます。
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中華会館にやってきました。中国各地から海外に散った華僑・華人たちは、中華会館や出身地ごと、職業ごと、家ごとに会館(扶助組織)を作りました。
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中華会館の門を入ったところから、外を写してみました。天下為公の文字が見えます。
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門のところにつけられていた看板。礼儀華文班ということで、ベトナム籍華人がここで中国文化や中国語を学んでいたようです。
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こちらがそのクラスが行われていたであろう教室です。中に黒板がありましたが、今は使われていないようでした。
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第二次世界大戦で戦った華人たち。中国からベトナムに逃れてきた国民党軍かと思われます。
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三民主義と青天旗(下の白い部分)が刻まれていました。
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中華会館の門の真正面にあるのが、天后宮です。
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上の樹のボードは、清の時代に納められたもの。
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天后宮の中には、船の模型がありました。模型の中もちゃんと本物のように作られていました。苦労して海外に渡り生活をしてきた華人ならではの信仰です。
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船の表面には、獅子が彫られています。
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さらに、八卦も彫られていました。
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中華会館の前につるされていた提灯。
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中華会館を出て、福建会館に向かう途中、古い住居の門に「門当」があるのを発見しました。扉の上に2つ飛び出ている花のような形のものです。
門当は以前、その家庭の地位を意味し、門当が同じ数の家庭同士でないと結婚が認められませんでした。そのため、今でも同じような家庭環境で育った者同士が交際・結婚することを中国語で「門当戸対」といいます。 -
福建会館に入るにはチケットが必要です。歴史建築物を回るためのセットチケットを購入しました。まずは、会館(福建会館、潮州会館、広東会館)のうちのひとつ、福建会館を選びました。
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福建会館の入り口です。
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中にはもともとの門がありました。福建会館だけに、形はベトナム風ですが、色合いが中国っぽかったです。金山寺と書いてありました。
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ベトナムの寺院の門とは微妙に何かが違うような気がします。
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地縁のつながりが強い華僑・華人だけあって、他の国にある福建会館から寄贈されたベンチがいくつか並んでいました。こちらは台湾の台東から寄贈されたものです。
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福建会館の提灯。
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福建会館の建物です。かなり古そうな建物です。
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入り口にいたブルーの獅子。
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扉の獅子。
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胡錦濤や江沢民など中国の要人も福建会館を訪れたことがあるそうです。
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今にも動き出しそうな龍。
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こちらにも船の模型がありました。ちゃんと獅子の顔も彫られています。
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「壽」の文字をかたどった窓。とてもめでたい感じにデコレーションされていました。
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福建会館から来遠橋の方に歩いていたら、シンカフェで出会った日本人男性が食事をしているのが目に入りました。声をかけてしばらくおしゃべり。
ホワイトローズを物欲しそうに見ていたら、「食べますか?」と聞かれたので、思わず「はい」。1個食べさせてもらいました。男性曰く、「何かこれって上海とかで食べる餃子とか小籠包の方がおいしいんじゃない?」同感です…決してまずくはないんですが、パンチが足りないかな?
でも見ず知らずの他人にホワイトローズ食べさせてくださって有難うございました!!!
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