'09「夢二に誘われて♪」vol.4　[伊香保温泉石段散歩編]

2009/05/04 - 2009/05/04

アートにも自然にも動物にも触れられて大満足。
お次は、温泉地らしい街並に突入だーーー！

正直、夢二に誘われなければ、伊香保には行かなかったかも。
定番の箱根や伊豆とは、一味違う、
風情溢れる石段散歩で、お腹を空かせなかればーーー！（笑）

だけど、車で送ってもらっていては、ダメだね。（反省）

1.「竹久夢二伊香保記念館」→2.「伊香保グリーン牧場」→
3.「伊香保温泉石段散歩」→4.「香雲館」→5.「おもちゃと人形　自動車博物館」

エリア 伊香保温泉(群馬)

• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円

初、伊香保温泉と言う事で

お宿でまったりする前に

伊香保温泉石段散歩にGO〜！


一旦、お宿にチェックインした後に

改めて車で石段の途中まで

送っていただいた。

結構な坂道にビックリ！


←車を　降りた場所がここ！

しかし、知らなかったな〜。

ここに「旧伊香保御用邸」が

あったなんて…。

明治23年に設置され、

毎年皇族が避暑に訪れていたそうです。

1952年の火災で焼失して、

現在は群馬大学保養所があり、

敷地内に記念碑と玄関の沓脱石が

残っているそうです。


昔は、もう少し華やかなイメージだったかしらね。

御用邸跡をあとにして、

石段街に続く小道が

とってもいい雰囲気でした♪

凄い！

散歩途中で発見！！

木造で4階建てだ。

榛名山系に抱かれた、温泉郷・・・

平安の昔より語り繋がれし、黄金の湯・・･

戦国の武将が傷を癒し

維新の文人墨客が寛いだ湯郷・・･

伊香保温泉。

ここ「横手館」は

大正ロマンの雰囲気を色濃く残す

大正9年建築、木造四階建て、

総桧(檜)造りの本館と

平成6年に改築された別館『常盤苑』により

構成されているそうです。

http://www.yokotekan.com/index.html

伊香保には、歴史ある建物が

点在しているようだわ。

と浸っていたら

旦那は、スタスタと先に歩いてく！

初！伊香保温泉の

これが、おなじみの石段だ〜！

さすが、GWだけあって

凄い人でした。


便利な世の中って事で

石段街のライブカメラで

現在の様子が見れます。


http://www.city.shibukawa.gunma.jp/osirase/ikaho/ikaho_live.html

レトロなポストも健在。

創業100年の伝統工芸杉下駄

「よしのや」さん。

店内は、お客さんで溢れてました。


思わず購入しそうになりましたが

ちと我慢。

車で坂の上の方まで

送って頂いたので

一番上野伊香保神社にも

難なく到着。

やっと、鳥居が見て来た。

　　　　あ

　　　　
　　　うん

伊香保神社（いかほじんじゃ）
群馬県北群馬郡伊香保町伊香保2
0279-72-2351

大己貴命（おおなむちのみこと）
少彦名命（すくなひこなのみこと）
安産祈願・子授け

伊香保神社は、伊香保温泉の石段街の

最上部にあり、天長2年（825）の創建と

いわれ、富岡の貫前神社、赤城の赤城神社

とともに、上野国三之宮とされる名神大社で

伊香保温泉の鎮守社である。

境内には万葉歌碑がある。

大己貴命で温泉、医療の神様として信仰を集め、

縁結び、子授け、安産の神様としてもしられている。

大勢の人が、お参りをされてます。



困った時の神頼み？


今、みなさまは何を祈ってるんでしょう？

鈴がいっぱい。

本当は、「河鹿橋」の方まで

お散歩に行きたかったけど、

神社の周りを1周しただけで、

素直に帰る事に。

ふと、足元を見たら、干支が！


石段街には十二支の干支が隠れているそうです。

今から約250年前、石段街には大家と呼ばれる

12軒の温泉宿があり、これらの家に十二支を

冠するようになったそうです。

現在は、その宿のあった場所に十二支の

プレートが地面にあるそうです。

あ！小満口の説明だ。

湯元から流れている源泉を、

石段の左右の宿に分けているのが

小満口と言うそうです。


色々勉強になるなー。

写真では、分かりにくいですが

石段には4ヶ所、小満口観覧所があり、

お湯を分けているのが見えるようになってます。

こんなの見たの初めて！

なんだかやっと温泉街に来たって感じ。

石段街の雰囲気も昔を想像しながら

歩くと楽しいかな？

途中にレトロな看板とか写真とかあって

妄想すると楽しい♪



夢二もキット、ここを歩いたはずよね。

民芸「山白屋」さんの店の佇まいに

惹かれて、あれこれ激写。

今も昔も変わらない、

懐かしの金魚は、

お風呂で遊んだよねー。

ほおずきも久しぶりに見たよ。


しかし、ここは見せ方が上手いね。


思わず、可愛いタオルを購入しちゃった。

観光客に慣れてる猫ちゃん。


この子は、触れても安心そう。

繭の風鈴。

伊香保は、茶色の温泉饅頭の

発祥の地とも言われ、

1910年から売り出されているそうです。

知らなかったな〜。



「湯の花まんじゅう」と呼ばれてます。

ここでは、何も買わずに写真だけ。

伊香保温泉は、榛名山の火山活動で

温泉が涌出し、およそ1900年前に

発見されたそうです！

万葉集にも詠まれた歴史ある温泉だ。

そんな歴史ある温泉地とは、

これまた知りませんでした。


『我国温泉都市計画　第一号の地』

だって。

こんな古い歴史があるなんて

勉強不足ですみません。


現在の温泉街が形成されたのは、

なんと！戦国時代だそうです。

長篠の戦いで負傷した武田兵の

療養場所として整備されて

石段もこの時に出来たそうです。


明治時代以降は竹久夢二、徳富蘆花、

夏目漱石、萩原朔太郎、野口雨情など

文人が多く訪れた歴史ある温泉なんですね。

約400年以上前の1576年に完成したという

石段は、伊香保神社から一番下の関所まで

約360段もの階段が続き、

なんと高低差は、約80mだそうです！！


下から階段を登らなくて良かった。（笑）

だけど、健康の為には、次回来る時があれば

下から登ってみよう。

「伊香保の街」大正4年　与謝野晶子

　榛名山の一角に、段また段を成して、
　
　羅馬時代の野外劇場の如く、
　
　斜めに刻み附けられた　桟敷形の伊香保の街、

　屋根の上に屋根、部屋の上に部屋、

　すべてが温泉宿である、そして榛の若葉の光が

　柔かい緑で　街全體を濡らしてゐる。

　街を縦に貫く本道は　雑多の店に縁どられて、

　長い長い石の階段を作り、伊香保神社の前にまで、

　Ｈの字を無数に積み上げて、

　殊更に建築家と繪師とを喜ばせる。

射的か〜。

懐かしいな〜。

射的のお店の中に入ったら

アトムと遭遇！

古いモノ達が、たくさん溢れてました。

美味しそうな、お店も横目で

見ただけで、今日はさよなら。


いつか、またね。

上州名物！

コンニャク団子！

この後、夕食が控えていなければ

もれなく買っていた！

残念。

石段街の雰囲気も味わう事が出来て

まったり温泉気分が盛り上がったね〜。



昔は、もっと華やかで浴衣姿の人も

溢れていたんだろうね。



勝手に妄想しながら最後に石段を激写。

さぁ！お宿に戻って温泉に入ろう！

黄金色のお湯ってどんな感じかな？

街に流れる温泉みたいな川を見ながら

てくてく「香雲館」を目指して歩きました。


「香雲館お泊まり編」へGO〜！

vol.5　に続く

この旅行記へのコメント （6）

• antabaさん 2009/07/16 23:01:05

  romanさんがナマレへ行かれる時に私は伊香保です^^

  こんばんは！
  来週から伊香保へ行くのでひと月ほど前にこちらへお邪魔していました〜
  romanさんは夢二がお好きなのですね〜
  プロフの写真のお召し物も、伊香保で着ていらっしゃるお洋服も、
  夢二の時代の絵柄っぽくてトータルコーディネートされててとっても素敵ですね！
  romanさんの伊香保旅行記はちょっと高尚過ぎて、
  ドタバタ旅行の我が家にはマネできないけれど、（T▽T)　あはは・・・
  頑張って伊香保の階段上ってきますね〜〜
  
  ナマレ。。。海の綺麗さは多分モルジブやらカリブに負けてしまうけれど、
  是非フィジアンの温かさに触れてきてくださいね！
  旅行記楽しみにしています〜〜♪

  romanさん からの返信 2009/07/17 12:02:21

  RE: antabaさんが伊香保行かれる時に私はガメアに変更になりました。

  antabaさん　こんにちは！
  
  > 来週から伊香保へ行くのでひと月ほど前にこちらへお邪魔していました〜
  
  そうだったんですね！
  伊香保は、どちらにお泊まりですか？
  
  > romanさんは夢二がお好きなのですね〜
  > プロフの写真のお召し物も、伊香保で着ていらっしゃるお洋服も、
  > 夢二の時代の絵柄っぽくてトータルコーディネートされててとっても素敵ですね！
  
  ありがとうございます。
  アンティークの着物なので、夢二と合いますでしょ？
  
  > romanさんの伊香保旅行記はちょっと高尚過ぎて、
  > ドタバタ旅行の我が家にはマネできないけれど、（T▽T)　あはは・・・
  > 頑張って伊香保の階段上ってきますね〜〜
  
  そ、そんな〜。
  実態は、そんな高尚なもんでは、ございませーーーーん！（＾＾）
  基本的に我が家もドタバタ旅行なんですよー！（笑）
  
  > ナマレ。。。海の綺麗さは多分モルジブやらカリブに負けてしまうけれど、
  > 是非フィジアンの温かさに触れてきてくださいね！
  > 旅行記楽しみにしています〜〜♪
  
  聞いて下さい！
  あれから突然、旅行会社から電話があって、
  ナマレのお部屋の水回りが故障して、キャンセルになってしまったんです！
  あれほどナマレの妄想で膨らんでいたんですが、
  止む無くホテルを変えなければならず
  ガメア・リゾート＆スパって所に変更になったんです。
  色々教えて頂いた事は、いつかナマレにリベンジ出来た時に
  生かしたいと思います。
  
  そんな訳で、お互いに素晴らしい夏の想い出を創れるといいですね！
  antabaさんの伊香保旅行記も楽しみにしてますね〜♪
  
  これからもどうぞ宜しく御願い致します。
  
  ろまん

  antabaさん からの返信 2009/07/17 22:36:51

  ありゃりゃ！

  旅行目前で色々忙しい時にお邪魔しま〜す！
  
  ナマレからガメアに変更になっちゃったんですね。。。
  いっそのこと、ワカヤがいい！！って駄々こねてみれば良かったのに（爆）
  現在のナマレがどうなっているのか結構気になっていたので、
  かな〜り残念です・・・
  でもフィジアンの温かなホスピタリティは変わらないと思うので、
  楽しんできてくださいね〜(*＾-´)ﾉ~☆
  
  因みに伊香保宿泊は小暮ってホテルです♪
  
  ガメア旅行記は確かまだ4トラにはないと思うので楽しみにしてま〜す！！

  romanさん からの返信 2009/07/18 19:14:20

  RE: ありゃりゃでしょ！

  こんばんは！
  >
  > ナマレからガメアに変更になっちゃったんですね。。。
  > いっそのこと、ワカヤがいい！！って駄々こねてみれば良かったのに（爆）
  
  　ひょっとして　　↑ってヤサワ・アイランド・リゾートのことですか？
  　
  > 現在のナマレがどうなっているのか結構気になっていたので、
  > かな〜り残念です・・・
  
  同じくです。
  かなり落ち込みました・・・。
  
  > でもフィジアンの温かなホスピタリティは変わらないと思うので、
  > 楽しんできてくださいね〜(*＾-´)ﾉ~☆
  
  は〜い！
  素敵な出会いがある事を祈ってます。
  
  > 因みに伊香保宿泊は小暮ってホテルです♪
  
  愉しいレポートを楽しみにしてますね〜♪
  
  > ガメア旅行記は確かまだ4トラにはないと思うので楽しみにしてま〜す！！
  
  探したら、2名の方がいらっしゃいました。
  こちらも素敵みたいで、ちょっぴり期待★
  
  それでは、またお邪魔させて下さいね！
  
  ろまん

• Oakatさん 2009/05/19 19:45:53

  一寸レトロデで一寸お洒落で・・・

  romanさん、こんばんは！
  
  新潟の実家に帰る時にいつも関越道を通ります。
  渋川・伊香保のＩＣに近づくと、いつも「今度伊香保温泉に
  行ってみよう」って思って・・・もう何十年・・・
  まだ一度も行った事がないんですが、
  一寸レトロで、一寸お洒落で・・・いい町ですね・・・
  「今度こそ」の思いが強くなりました。
  
  oakat

  romanさん からの返信 2009/05/19 20:04:53

  RE: 一寸レトロデで一寸お洒落で・・・

  oakat さん　こんばんは！
  
  毎度、ご訪問＆書き込み＆お気遣い頂き
  誠にありがとうございますーーー！
  
  > 新潟の実家に帰る時にいつも関越道を通ります。
  
  先程、「日本ロマンチック街道の名瀑を訪ねて」と
  「ＧＷを植物園の花々と憩う」にお邪魔して
  滝の素晴らしさとお花の美しさに思わず1票入れさせて頂きました。
  
  そこで新潟に里帰りと書いてあるのを拝見して、
  うちの旦那が山形なので、一度山形に行く途中、
  新潟に宿泊した事が甦りました。
  新潟は、美味しいモノがたくさんあって
  綺麗な植物園もあって、いい所ですね。
  
  伊香保温泉は、お宿のセレクトを間違えなければ
  キットよい想い出が出来ると思いました。
  
  まだまだ続く伊香保シリーズですが
  お時間が許せば、また是非覗きに来てくださいね。
  
  ろまん