５泊８日でペルーを周遊！超多忙なツアー　　（第3弾　世界遺産　標高3400ｍ　クスコの街）

2009/04/29 - 2009/05/06

今回の旅は世界遺産に登録されている、標高3399ｍのクスコです。

クスコは昔インカ帝国の首都でした。クスコ（Cusco;Qusqu）はペルーの南東クスコ県の県名および県都の地名。アンデス山脈中の標高3400mにある。現在の人口はおよそ30万人。

クスコとは、ケチュア語（Quechua）で、「へそ」を意味し、タワンティン・スウユ（Tawantinsuyu、インカ帝国の正式名称）の首都であり、文化の中心だった。

また。クスコにはインカ時代の建造物も多数あり、インカの石組みと呼ばれている、カミソリの刃１枚通さない精密な石組みも、現在、そのままの状態で保存されております。

そして街並みが本当に素敵で神秘的な街ですが。。。。。
問題は標高です。約3400ｍある為、空気が薄く感じられます。
もちろん高山病発生する場所です。

クスコに到着し昼食後、市内観光している最中に、私の左手の関節あたりがなんか青くなってきました(@_@???????)
添乗員に言ったら
”酸素が不足して血の周りが悪く高山病の可能性ありますね！大きく腹式呼吸して酸素吸い込んでください！”

手がだんだん青くなってきて。。。。やばいと思いました。(*_*;;;;)

1月にウイグル自治区はシルクロード内のカラクリ湖（標高3600m)の時は全く大丈夫だったのに？？

個人的な感想としてクスコの街は、チェコのプラハの旧市街みたいな雰囲気がしました。

標高を考えなければ、素敵な街と言う印象が強く、リマ市街より遥かに魅力的な街でした。

エリア クスコ(ペルー)

• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 鉄道 観光バス
• 航空会社: デルタ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

リマの現地ガイドさんから、
”クスコに行く時、飛行機の左側の席から下を見下ろすとクスコの街が一望できますよ”
運よく私の席が左側でクスコの市街地が見え始めました。

クスコの空港が左下に見え、その後山を通過したら大きく左旋回しながら着陸体勢に入りました。

左旋回しながら高度を落としてます。

着陸して逆噴射のエアーブレーキ中

我々が乗って来たスターペルーの機材

クスコ空港出たところ

クスコ空港の正面

ラ・コンパニーア・デ・ヘスス教会
Iglesia y Convento LA Merced

ラ・コンパニーア・デ・ヘスス教会
Iglesia y Convento LA Merced
ドーム型の屋根をもつ塔で１５３４年に建てられたが地震で倒壊し現在ある建物は１７世紀に建てなおされたもの。

アルマス広場の中心地的な場所
カテドラル　Catedral
1550年から100年かけて建設された教会

アルマス広場周辺
Plaza de Armas

アルマス広場から見たPlateros通り

アルマス広場から見たProcuradores通り方面

アルマス広場から見たSuecia通り方面

アルマス広場の中央にある噴水

アルマス広場の中央にある噴水と背後にカテドラル

Plateros通り

同じくアルマス広場で。。リュックの中には、望遠レンズ
150mm-500mm中に入ってます。

カテドラルを左方向に曲がるとTriunfo(Suntur Wasil)
通りを直進すると”１２角の石”があります。

Triunfo(Suntur Wasil)通りを直進すると
”１２角の石”が写真の右側にあります

Hatunrumiyoc通りから内側に１本入った裏路地

クスコ市内の裏路地

１２角の石　La Piedra de los Doce Anguios
（カミソリの刃１枚すら通さない）有名なインカ石材建築
。目の前で見るとピッタリと寸分の隙間もなく積み上げられているのは凄いことです。

１４角の石
Herrajes通りにあります。

１２角の石がある石材の壁

サクサイワマンはクスコ北西は郊外にある堅固な要塞跡。
Sacsayhuaman
サクサイワマン（：Saksaq Waman、ケチュア語で満腹のハヤブサの意味）はインカの遺跡である。

Wikipediaによると
ペルーの南東部に位置するインカ帝国の古都クスコ市の北に立地する。同市はインカにおける聖なる動物ピューマをかたどって建設されたとする説があるが、この説に従えばサクサイワマンはピューマの頭に相当する。巨石を惜しみなく用いたインカ文明特有の堅固な石組みが階段状に3段ずつ、幅数百mの平地を挟んだ南北の丘に築かれている。インカの天上・地上・地下の3つを意識した独特の世界観が反映された結果、3段という段数が選択された。格段は石で作られた階段で結ばれている。

サクサイワマン遺跡の巨石を３層に積み上げて造られていて、中には３６０トンもある巨石も使われています。

Wikipediaによると
遺跡を構成する石組みは巧みにデザインされており、リャマやヘビ、カモ、魚等の動物をかたどった箇所がある。これらはそれぞれ数メートルから十数メートルの規模を持つ。かつては東西に並ぶ3つの巨大な塔が建っていたがスペイン人によってことごとく破壊され、現在はその基礎のみが残っている

ケンコー遺跡はインカ時代の宗教施設？朝日に照らされた「ピューマ岩」が、背後の石にピューマ型の影を投げかける。

ケンコー遺跡

ケンコー遺跡

ケンコー遺跡　裏側は半洞窟になっていて、皇帝の座った玉座や生けにえの台も残ってます。
（生け贄はリャマなどの動物でした）

ケンコー遺跡の半洞窟の中

サクサイワマンにいた露天商のおばさん！
ちみに黄色のペットボトルはインカ・コーラ
味は飲んだことはありません？？

サクサイワマンにいた露天商のおじさん！なんか夕方で疲れているような姿でした。

サクサイワマン遺跡の近くで見かけたリャマ。
リャマは、首が薄茶、体と目の周りがこげ茶色で凛々しい姿をしている。耳にはリボンのような耳飾（ピアス）を付けています。近くで撮影するとチップを要求されるので、山の高台から500mm望遠で撮影。もちろんチップを払えば記念撮影も可能です。

アルパカ（スペイン語 alpaca、ケチュア語 allpaqa）は、有蹄類ラクダ科の家畜動物の一種で、ビクーニャから派生したものである。パコ (pacos) とも呼ばれる

ペルーの国旗が山に描かれておりました。

サクサイマワンからタンボ・マチャイの山に描かれた文字（箱根や京都の大文字山と同じ）
VIVA EL Peru GLORIOSO BLM9 CUSCO

サクサイワマンから徒歩で約１５分。ケンコーの高い台から見たキリスト像（公園）

サクサイワマンから徒歩で約１５分。ケンコーの高い台から見たキリスト像（公園）

夕方５時過ぎ日が落ちて来た、ライトアップされたキリスト像

望遠にして撮影。ブラジルはコルコバードの丘のキリスト像に良く似てました。

望遠を500mmに切り替えてマジかで撮影。キリスト像がライトアップされ、ロマンチックな雰囲気が出てました。
これの元祖はもちろんリオ・デ・ジャネイロのコルコバードのキリスト像で言うまでもありません。

サクサイワマンScsayhuamanの高台から見下ろしたクスコ市街の夕日

サクサイワマンScsayhuamanの高台付近から見下ろしたクスコ市街の夕日

クスコ市街の夜景

クスコの市街の夜景
中央に見える黄色い明かりがアルマス広場とカテドラル

クスコ市内の夜景（夜１０時過ぎ）ほとんど人通りはありませんでした。

この旅行記へのコメント （3）

• 白い華さん 2009/05/23 20:11:58

  晴天に　恵まれ、　写真・・・　綺麗！に　撮れて　いますね。

  今晩は。
  「苦難！　困難！の　南米　旅行」
  拝見　させて　頂きました。
  
  いやぁ〜、　予定　通り！に　いかない・・・、
  高山病で　具合が　悪くなる・・・。
  
  聞いては　いましたが、　想像　以上！の　大変さ！
  本当に　ご苦労様！　そして、無事に　帰国　出来て　何より・・・デス。
  
  元気に　帰国　出来れば、　また、　次の　旅！・・・に　繋がります　から・・・。（♪）
  
  ペルーの　首都！　リマ　よりも、
  高度　３，４００ｍ　の　クスコ　の　方が、
  魅力的な　街！　なん　ですか〜。
  
  でも、美しい　街　巡り！も　具合い！の　悪さ・・・が　あったら、
  旅行者も　お手上げ！
  本当に、　厳しい　環境！　に、　
  「南米は、　良〜〜く　考えてから、　行かなくては・・・」　と　改めて　思ったりします。
  
  南米は、　ブラジルに　行ってみたい！　ですね〜。
  でも、　クスコの　インディオの　人々！の　カラフルな　衣装！も　見てみたい・・・。（？）
  
  ナスカの　地上絵！　マチュピチュ　訪問！　と　「南米　旅行の　王道！」
  を　制覇し、　いい！　思い出　が　出来ましたね。
  
  次は、　ドチラへ？？？
  ４トラ！の　皆様・・・　一眼レフの　立派な　カメラ！を　持って　いたら、
  ーーーやっぱり、　いろいろと　撮影しに　行ってみたく　なるのかも　しれませんね〜。
  
  素晴らしい　腕前！の　写真に　モチロン・・・　一票！
  　　　高山病の　無い！　４トラの　「南米」・・・
  　　　旅した　気分！　の　ワタシ・・・デス。　（♪）
  
  　　　　　　それでは　また　

  Medinaさん からの返信 2009/05/23 23:03:35

  RE: 晴天に　恵まれ、　写真・・・　綺麗！に　撮れて　いますね。

  白い華様
  
  こんばんわ！
  
  この度の旅行記において、掲示板及び1票いただきありがとうございます。
  
  ペルーの首都リマはただの街でした。
  ペルーの世界遺産はクスコの旧市街、ナスカの地上絵、そして
  マチュピチュが有名で、リマはフジモリ大統領のみですね。
  
  私は南米3回行きました。ブラジル、アルゼンチン、チリ、ペルー
  その中で一番感動したのが、ブラジルはリオ・デ・ジャネイロでした。
  ボサノバの元祖、そして、大西洋、イパネマ、コパカバーナ海岸で
  マリンブルーの海岸で泳ぐことが出来ます。
  
  ただ現在治安問題が悪化して余りお勧めはできませんね。
  
  ペルーの旅行記ですが、このあたりの旅行記はまだまだ序の口。
  この後に（マチュピチュの旅行記後）極め付けが待っております。
  
  アンデス山脈の標高4335ｍのラ・ラヤ　パッソ（峠）の旅行記
  そして、標高3890ｍ　チチカカ湖（琵琶湖の12倍）の旅行記がありますので
  しばらくお時間ください。
  
  
  そして、今年の9月に世界最高峰の鉄道（もちろんギネスブックに登録）
  中国は青蔵鉄道で西寧からラサまで乗車して、タングラ峠　標高5072ｍ
  に挑戦します。ちなみにこの鉄道が出来るまでは、ララヤ峠を走る
  アンディアン・エクスプローラーが世界で一番標高の高い所を走る列車でした。
  ちなみに道路は中国はシルクロード（私の旅行記にあります）カラクリ湖
  3600ｍからそのままクンルン山脈7000ｍの山越え（4000ｍ付近）してパキスタンに入るルートです。
  
  これからもよろしくお願い申し上げます。
  
  

  白い華さん からの返信 2009/05/24 16:47:38

  ブラジルは、　やっぱり、　リオの　コパカバーナを　歩いてみたい。

  今晩は。
  今、　覗いたら・・・、「マチュピチュ」　も　沢山の　写真が、拝見できて、『　スゴい！　話　』　を　楽しみ！　に　しております。
  （ドキドキ！）
  
  
  そうなでか〜。　南米も　３回！も　お出掛け・・・とは、立派な　モノ！
  Ｍｅｄｉｎａさんは、　世界・・・　いろいろと、行ってらっしゃるのですね〜。
  
  ワタシも、　ブラジルは、主人が　サッカー・ファン　なので、
  興味が　ある！　のと、
  音楽も　ボサノバ　なんか・・・が　好き！で　
  何となく・・・　惹かれます。
  
  だから、アマゾン、　サンパウロ・・・と　云うよりも、
  やっぱり、「リオ・デ・ジャネイロ」　に　行ってみたい・・・。
  サンバ・カーニバル　とかでは　ない！
  コパカバーナの　海岸！なんか・・・を　歩いてみたい！
  ソレ！と、　山の　上！の　大きな　キリスト像　拝見・・・と、
  いつか・・・　行けたら、　いいですね〜。
  
  Ｍｅｄｉｎａさん　から、「ズバリ！　リオが　良かった」　との　お話！が　嬉しいですね〜。
  
  でも、なかなか　南米！　は　遠い・・・。
  
  次回は、　中国の　ラサの　アノ　世界一！の　標高の　新しい！　列車に　挑戦！！！　ですか〜〜？
  テレビで　拝見して　大体・・・は、　わかりますが、
  高山病も　もう、何度か　経験し、　大丈夫！？
  いやぁ〜、　今度の　標高は、　また、だいぶ・・・違う。
  
  Ｍｅｄｉｎａさんなりの　経験！を　また、　素敵な　旅行記！で　レポ！　お願い　しますね〜。
  
  それでは、　続き！の「マチュピチュ　遺跡」　に　コメント！が　入るのを　楽しみ！　に　して　お待ちして　いますね。
  
  　　　　　それでは　また