2009/01/31 - 2009/02/09
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ヒカリノキミさん
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ベトナム...ホー・チ・ミン
アンコール・ワットを見てホーチミンに入ったので、タンソンニャット国際空港にVN828で着いたのが19時30分、
入国審査はフレンドリーな係官で、ベトナムは先のハノイでもそうであったようにとても感じ良い国に思える。
税関の荷物検査など全く無しで(係官すらいなかった)、無人の税関カウンターを過ぎた出口で現地ガイドの出迎え。
市内ホテルまでは専用車で25分程、レジェンドホテルに着いたのが20時40分頃。
このホテルは日系故に大変行き届いていて、また今世紀に入って出来ただけにとても綺麗。
なんといっても日本と同じウォッシュレットがあるホテルは外国では初めてで ホッとします。
ホテルや部屋の設備も欧米の近年建った四つ星クラスに引けをとらない。良いホテルです。でも、
僕のイメージの中のベトナムらしさはありません。
一週間後(2月13日)に、日本の皇太子殿下が泊まられるとボーイが嬉しく自慢していました。
市内観光は、旧大統領官邸である現統一会堂の中を1時間ほど見学。
説明を受けて、戦時体制下の権力者・指導者の官邸内諸施設や豪華な生活に 平和国庶民の僕は唯驚くのみ。
でもやはり日本の総理官邸にも、邸内を繋ぐ地下道とか緊急通信室、緊急司令室、地下台所・食堂などあるのでしょうね。
ベトナム戦争が終わってもう40年も経ったとは思えないほど、つい最近のことのように思い出されるのは
年をとったせいなのかな? 戦後40年と言うのは、日本では昭和60年(1985年).....太平洋戦争終戦昭和20年8月.....。
日本の奇跡の復興に比べて、ベトナムの復興の遅れているのは 人間性の違いとやはり社会主義制度の故かな?と感じた。
中央郵便局は、フランス統治時代の建物で一見駅に思える内部の建築デザインが素晴らしい。
ここで絵葉書を書いて出す人が沢山いました。スタンプが貰えるので記念に出したかった思いです。
ベンタイン市場は、大変広い所です。 中は、大きく『田』の字に区切られていて、其の中に狭い通りがあります。
その狭い通りにぎっしりと店が詰まっていて、身を擦らせて歩かねばならないのでスリには余程気をつけないと危ない感じ。
店は、衣料品が多く半分以上を占め、日曜雑貨・食料品は他の市場に比べて比率的に少ないように思えます。
珍しいので、居てて楽しいが買うような物はありません。買っても日本に帰れば使えないでしょう。
通りも、歩いていて楽しいのはドンコイ通り(レタイトン通り〜ドンドクタン通り間)だけ。
素敵な店が並んでいて 品物が綺麗に飾られていて一軒一軒見て回るのが楽しい。他の通りにも店があるが、
商品の展示や、店の表が綺麗でなく買う気になれない所がほとんど。この通りだけが買う気になれる通りでした。
『カイシルク』の本店でお土産にスカーフ類を沢山買いました。おしゃれなのがいっぱいあって目移りするほど。
『コンチネンタルホテル』というフランス統治時代のホテルがドンコイ通りにあります。
北軍がサイゴンを陥落した時、戦車で凱旋行進したのがこのドンコイ通りで、このホテルの前を行進しているニュースを
見て覚えている人(年配者ですね)が多いと思います。僕もその一人で、それだけに思い入れがあるホテルなのです。
ハノイの『メトロポール』や他国では、香港の『ペニンシュラ』、シンガポールの『ラッフルッズ』、
バンコックの『オリエンタル』など、東南アジアにも沢山あるコロニアル(植民地)スタイルのホテルの一つです。
このようなホテルに昔日の夢を馳せるファンが多いのです。クラシックでとても素敵です。星ランクは一つ落ちますがネ。
泊まりたかったのですが、今回はハロン湾で贅沢をしましたので、ホテルの方は諦めました。それで、
中庭にある素敵なカフェにお茶しに行きました。見るだけに入っても価値があります。そんな所です。
ここは絶対のお勧めお茶ポイントです。 スタッフも分かっているので、応対にも嬉しさを感じます。
噂によると、このホテルには幽霊らしきモノが出るとか。 それは、ここがベトナム戦争中の各国従軍記者の
宿泊所となっていて、彼らが戦場で不意の死を遂げ、このホテルに思いを馳せて出るとか
今は、そんな面影が無い程綺麗に復活していますが。
ベトナムの観光資源の一つに、戦争や戦場の痕を見る所が多くありますが、僕は嫌なので断ると見るところが少ないです。
ベトナム人には嫌な思い出の戦争ですが、今はそれがお金を生んでいます。 悲しく嫌なことです。
お食事は、世界3大料理の内の二つが交じり合ったベトナムフレンチが美味しいと聞いたり読んだりしていたので、又
先のハノイ(個人手配)が美味しかったのでここではもっともっと美味しいだろうと大変楽しみにしていました。
『ル・カプリス』...サイゴン川沿いのランドマークビル15階にあって、窓際席を頂き眺め抜群でのフレンチ。
素敵なレストランということで、ベトナムに来て初めてのワイン・白を注文してお料理を待つ。
ご挨拶に春巻きのミニが来ました。おしゃれなお皿でのサービスでしたが味はまあまあ。
サラダは、ホタテのオイル焼き。日本で食べる方が美味しいのでガッカリ。
メインは、シーバスのオーブン焼き。分量は多くポテトの上にのってきたので年配者には重い。
ベトナムは大体どこも一皿の盛りが多い。 シーバスは結局シーバスで、日本の魚ほどの味はなし。ガッカリ。
デザートは印象にありません。何だったヶ? ワインは、7,000円ほどでやはり物価と比して高いが日本並と考えれば良いか。
いずれにしろ、ツアーのお料理だからこんなもの。 立派なレストランだが、好きな物を個人注文しても味はこんなものかな?
次に、『ソングー』...シーフードの名店だそうだが、ここもやはりツアーメニュー故のガッカリさとサービスの愛想なさで駄目。
個人で真剣に探すと、本当に美味しい店があるのでしょうが、本当にツアーメニューは余程のデラックスツアーでない限り駄目。
それに、ベトナムは大方のところドレス・コードがありませんので食事を楽しむと言う緊張感がありません。
こう書いてくると、ホーチミンは魅力のない所の様に思えますが、中国っぽいが異国情緒はあって、大方の人はフレンドリーで
もっともっとテクテク歩くと楽しいところです。
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