2008/04/13 - 2008/04/13
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ソフィさん
2008年4月13日(日)
船は昼食を終えたころオランダのナイメーヘンを出発し、間もなくドイツに入った。
目まぐるしく変化する窓外の風景に興奮しながら、船内ではチーズとワインのテースティングを楽しんでいる。
これから船は夜遅くまで動き続け、クレフィールドなる停泊地で一夜を過ごすことになっている。
ライン川はスイスに発し、ヨーロッパを北に流れ抜けて北海に達する大河である。
源泉は、スイスのサンゴッタルト峠の東北にある、海抜2300メートルのトゥーマ湖とされ、この湖は「ラインの泉」とも呼ばれているそうだ。
延長1300キロメートルは、日本の大河川利根川(延長322キロ)、信濃川(367キロ)の数倍の規模であり、本州の長さに近い超大河川である。
しかし世界ではナイル(6690キロ)、アマゾン(6300キロ)、揚子江(6300キロ)などが並び、延長からすればラインは贔屓目に見て中堅クラスだろうか。
だがヨーロッパの心臓部を貫流し、ヨーロッパ文化を育んだ地理的、歴史的功績は、世界の河川でも一流と言えよう。
ライン川の人間社会に与えた影響は、大きく分けて二つある。
第一に北から南に向かい、モノそして同時に文化を運んだ効果である。
もう一つは、東から西に向かい、ライン川を横切ろうとした民族の移動にブレーキをかけた。
これらの結果、沿川の流域文化は多面化、多様化し、百花繚乱の趣がある。
「父なるライン、母なるモーゼル」なる言葉は、ラインが中欧を生み、外部から守りながら強く育てたと言うことだろう。
なお、ロシアでは、「父なるドン、母なるボルガ」と言っていると聞く。
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