風の旅　　下呂から高山そして白川郷へ　3

2009/04/05 - 2009/04/11

風の旅　　下呂から高山そして白川郷へ　3

　岐阜を後にして、其の日は下呂温泉の民宿で一泊、
翌日高山に向け午前中は高山市内をぶらりと散歩し
夕方、高速バスで白川郷に向かった。

と昨夜泊まった下呂温泉から　電話が入った。
「しまった。しまった。　」昨日下呂温泉にデジカメの充電器を忘れたのだ。
いつも旅では５００枚近く写真を撮るのだが、充電器を忘れて撮れない。
急遽バカチョンカメラを購入し後、長野市内のケーズ電気で新たにデジカメを購入したのだか、余分な出費である。

それはさておき、
この旅はきままと人は想うかも知れない。
事実そうかも知れないけれど、私の旅にはいつも歴史が伴は
なければ味わいがないのである。
旅と旅行とはわたしにとってまったく違うしろものなのである。
美味しいものを食べる　　風景のすばらしさに驚嘆する。
癒される。
それも旅であるかも知れない。なにしろ旅先では旅先でしか
味わえない
珍味も美味しいものもたくさんある。　けれど寄る年並みに
は勝てぬのであろうか。
どうも小食となって以来、旅の面白さは半減したことは
事実であろう。

私は高山から高速バスでこの白川郷に入った。
高山から白川郷へは中部縦貫自動車道・高山西ICから
東海北陸道の岐阜すぐの荘川ICで降り、国道156
号線を北上、御母衣湖・白川郷方面へ走ります。
高山からの所要時間 約1時間は近いようで遠い。

　

ふと走る車窓を見つめながら、この飛騨地方は交通が不便な地域で
なおかつ雪深いところにあるものだと、昔の人々は
このような環境の中でいかに生活を営んできたのか　
深い興味を抱かずにいられなかった。

人はなぜこの奥深い山間地帯訪れるのか。世界遺産だから
癒される自然風景の美しさに魅入られるのか。
美味しいものを求めるのか、合掌造りという藁葺きの建物の珍しさか
あるいは、旅行会社の観光コースに組み込まれているためか、
旅はその人の価値観で楽しみ　癒され満足されればいいのであろう。

私はその白河郷の歴史を知りたくなるのである。

エリア 飛騨高山・古川(岐阜)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス