2009/04/12 - 2009/04/12
10位(同エリア15件中)
熱帯魚さん
春になって暖かくなってきたので、久しぶりに電車に乗って、上海近郊にある常州というところに行ってきました。常州に行き先を決めた理由は、単に、中国新幹線で蘇州、無錫に行ったことがあって、その次の駅が常州だったから。何があるのか全く知らなかったので、中国の旅行サイトで調べまくって、大体どんな見所があるのかメモって行きました。
常州は、上海から中国版新幹線「和諧号」で1時間半ほどのところにあります。調べたところでは、北宋の文学者蘇東坡が愛し、生涯を終えた場所だとか。
それでは常州日帰り旅にレッツゴー!
◎ 明の時代の宿場町「篦箕巷」
◎ 明の時代に建てられた城壁と「西瀛門」
◎ 淹城遺跡付近?と武進博物館
【旅の費用】
電車(D5412上海→常州:2等席) 56元
電車(D5443常州→上海:2等席) 56元
ジュースなど 10元
昼食(麺とパン) 12元
バス(常州駅→第4医院) 1元
常州地図 3元
タクシー(西瀛門→淹城) 24元
バス(淹城→常州駅) 1元
天寧禅院入場料 20元
合計 171元(一人あたり)
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
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上海駅に8時50分頃到着しました。午前9時9分発の「和諧号」(動車組:D5412次)に乗って、上海駅から常州へ出発です!
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今回は2等席です。電車が出発すると、水が配られました。チベットの水らしいです。これまで動車組に何回か乗ったことがありますが、水をもらったのは初めてでした。持ち運びしやすいミニボトルなので、街歩きのときに役に立ちました。
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蘇州駅へ向かう途中、菜の花畑を見ました。
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こちらも菜の花。もう春ですね〜なんて言ってる間に、前日2時まで遊んでいたのがたたって、爆睡。
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10時40分に常州駅に到着しました。初めての常州、どんな旅になるのか、ワクワクドキドキです。
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常州駅です。思ったより綺麗な駅でした。新しいのかな?
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右も左もわからないので、とりあえずバスターミナルの売店で常州の交通地図(3元)を購入しました。この旅ではこれだけが頼り?
下の2枚は上海⇔常州の電車のチケットです。 -
まずは、1路線のバスで、明の時代に宿場町だった篦箕巷に向かいます。エアコンがなくて、車内がちょっと暑かったです。
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ふと窓の外を見たら、篦箕巷の文字が見えたので、第4医院で慌てて下車しました。
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篦箕巷の文字があったところまで歩いて戻ります。常州の街並みは上海よりも綺麗な感じがしました。観光客や地方からの労働者が少ないせいかもしれません。
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途中、像が立っていましたが、近くで見ていないので誰の像かいまいちわかりません…
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京杭運河という運河が流れています。奥に見えるのが、我らの目的地、篦箕巷です。
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これがバスから見えたのでした。見逃していたら、きっとなかなかたどり着けなかっただろうな…
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宿場町だったことを表す碑がありました。
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篦箕巷の街並みです。思ったよりも、かなり短い通りです。
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火灯梁篦とかかれています。何でも、篦箕巷は夜、明かりが灯る頃が一番美しいのだとか。
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篦箕巷の街並みです。常州は櫛が有名なようです。この通りのほとんどのお店がレストランか櫛屋さんでした。
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近水閣にいた猫ちゃん。ちょうどお昼ご飯の真っ最中でした。
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近水閣です。
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文享橋です。文享橋は1548年にかけられましたが、その後、運河の整備のため、橋は取り壊されました。現在の文享橋は、もともとあった文享橋を元に建てられたものです。
橋の壁からは龍が6匹あたまを出していました。面白い橋です。 -
橋のそばから運河を見てみました。常州、なかなか良いところです。
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これは多分レストラン?灯がついたら、本当に綺麗でしょうね。
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篦箕巷の裏の通りの街並み。ほとんどが新しく建てられた建物のようです。
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篦箕巷の散歩を終え、タクシーを探している途中、突如と壁が現れました。
壁は明の時代のものだそうです。もともとは門がなかったため、火災が発生した際、民衆が壁の外に逃げられず、大きな被害をもたらしました。そこで、西瀛門が作られたそうです。 -
明の時代に作られたという城壁です。
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実は結構短いです。
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城壁の前は運河が流れていて、もう少し歩いていくと運河が二手に分かれます。その一つがこちらの川です。橋がいくつもかかっていました。
橋のあたりでタクシーを見つけて、淹城に向かいました。 -
春秋淹城と書かれた門です。淹城は、常州の南部に位置しています。中国の西周〜春秋時代に建てられ、現存する最も歴史のある古城池です。
写真にある門は、淹城の遺跡の門ではなく、遺跡から歩いて20分ほどのところにある門です。この奥の街並みは、以前の街並みを再現しています。 -
この橋にも、龍がいました。常州は、「龍城」とも呼ばれていたそうです。だから、橋にも龍なのでしょうか?
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春秋淹城にある街並みです。レストランや土産物屋が並んでいますが、観光客が少ないので、店員もやる気なしです。
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明の時代の守護神の石刻です。
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武進博物館という博物館があったので、入ってみました。入場料は無料です。外がちょっと暑かったので、クーラーにつられて入ったのですが、なかなか素晴らしい博物館でした。
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淹城の模型です。博物館の中には、淹城の模型もありました。今も淹城は原形をとどめており、遺跡を見学することも出来ます。しかし、平面から見ても、淹城の全貌が見られないのが残念です。
というわけで、実際の淹城には行かず(!)、バスで駅へ向かいました。
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