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元旦の午後を王宮の観光に費やし、夜は又マーケット近くの店で、中国風の料理を食べ、翌2日はバスにてシアヌークビルへ向う。<br /><br />高原を通っての約4時間のバス旅行。パイナップル畑がどこまでも広がっている。<br /><br />途中の休憩所でホーチミンから来たバスとすれ違ったりして、バスはいったいどの道路を走っているのか皆目見当が付かないが、それでも海に向って走っていることは、周辺の山並の、どこか海風を含んでいるような趣で何となく感じられる。<br /><br />高原の中にも小さな集落が所々あり、バスは何箇所かの停留所に停車し、何人かの乗客の乗り降りもあり、丁度正午にはシアヌークのバスターミナルに到着する。<br /><br />さてゲストハウスを探そうか、とターミナルの出口に向って歩いていると、日本語で話しかけてくるカンボジア人がいて、「自分はこの先でゲストハウスを経営しているが、1泊5ドルからだ。」との案内。安いに越したことはなく、又久し振りの日本語。即座に決める。<br /><br />その場所は市街地からはかなり離れたところ、ヴィクトリービーチの近くにあり、ここまでは同人のバイクに乗せられて来たが、宿名は「GoGoゲストハウス」という名前だった。<br /><br />5ドル、500円の部屋。まあ、そんなに悪くは無い。シャワーもある。早速リュックを置いて、ハウスの下の海岸を散歩し、海に面したレストランで昼食を食べる。バーミー、緬とビールを頼んだが安いものだ、5ドル出したらカンボジアのお金、何千リエルかのお釣りを返してくれた。<br /><br />この町には植民地時代の名残なのか、フランス人居住者が多く見られ、現地カンボジア人と結婚して、レストランを経営したり、何か商売をしている人も多い、とのことである。<br /><br />その後、街へ出て、マーケット周辺をぶらつき、シアヌークビル港までタクシーを走らせ、又街に戻り、客で雑踏し、ハエの煩く付き纏う角のレストランで食事し、「Go Go ハウス」へ戻り、ハウスの主人と外のチェアーでビールを飲みつつ、ポルポト時代の様子も聞くが、彼自身当時8歳とのことで、詳しいことは話さない。余りにも大きな悲劇の為、話したがらないのか本当に知らないのかは不明であるが・・<br /><br />このゲストハウスにも、半年ほど前から大阪出身の「セン」さん、父親が米兵で、ベトナムで戦死したが、そのミドルネームの「Saint」から「セン」と呼ばれているようだが、52歳、この町のこのハウスで単身生活しているとのことである。<br /><br />何本か缶ビールを開け、夜のしじま、カンボジア最後の夜を静かに過ごす。<br /><br />翌朝、このオヤジに35ドル払い、タイのチャーン島までの切符を手配してもらい、又、バイクでバスターミナルまで送ってもらい、いろいろとあったカンボジアを後にした。<br /><br />悲しみの中に希望を見つけて下さい。<br /><br />Good-Bye Cambodia、Farewell!<br />

「写真の無いブログ」悲しみのカンボジア(21)Farewell Cambodia.

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2008/12/25 - 2009/01/08

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ちゃお

ちゃおさん

元旦の午後を王宮の観光に費やし、夜は又マーケット近くの店で、中国風の料理を食べ、翌2日はバスにてシアヌークビルへ向う。

高原を通っての約4時間のバス旅行。パイナップル畑がどこまでも広がっている。

途中の休憩所でホーチミンから来たバスとすれ違ったりして、バスはいったいどの道路を走っているのか皆目見当が付かないが、それでも海に向って走っていることは、周辺の山並の、どこか海風を含んでいるような趣で何となく感じられる。

高原の中にも小さな集落が所々あり、バスは何箇所かの停留所に停車し、何人かの乗客の乗り降りもあり、丁度正午にはシアヌークのバスターミナルに到着する。

さてゲストハウスを探そうか、とターミナルの出口に向って歩いていると、日本語で話しかけてくるカンボジア人がいて、「自分はこの先でゲストハウスを経営しているが、1泊5ドルからだ。」との案内。安いに越したことはなく、又久し振りの日本語。即座に決める。

その場所は市街地からはかなり離れたところ、ヴィクトリービーチの近くにあり、ここまでは同人のバイクに乗せられて来たが、宿名は「GoGoゲストハウス」という名前だった。

5ドル、500円の部屋。まあ、そんなに悪くは無い。シャワーもある。早速リュックを置いて、ハウスの下の海岸を散歩し、海に面したレストランで昼食を食べる。バーミー、緬とビールを頼んだが安いものだ、5ドル出したらカンボジアのお金、何千リエルかのお釣りを返してくれた。

この町には植民地時代の名残なのか、フランス人居住者が多く見られ、現地カンボジア人と結婚して、レストランを経営したり、何か商売をしている人も多い、とのことである。

その後、街へ出て、マーケット周辺をぶらつき、シアヌークビル港までタクシーを走らせ、又街に戻り、客で雑踏し、ハエの煩く付き纏う角のレストランで食事し、「Go Go ハウス」へ戻り、ハウスの主人と外のチェアーでビールを飲みつつ、ポルポト時代の様子も聞くが、彼自身当時8歳とのことで、詳しいことは話さない。余りにも大きな悲劇の為、話したがらないのか本当に知らないのかは不明であるが・・

このゲストハウスにも、半年ほど前から大阪出身の「セン」さん、父親が米兵で、ベトナムで戦死したが、そのミドルネームの「Saint」から「セン」と呼ばれているようだが、52歳、この町のこのハウスで単身生活しているとのことである。

何本か缶ビールを開け、夜のしじま、カンボジア最後の夜を静かに過ごす。

翌朝、このオヤジに35ドル払い、タイのチャーン島までの切符を手配してもらい、又、バイクでバスターミナルまで送ってもらい、いろいろとあったカンボジアを後にした。

悲しみの中に希望を見つけて下さい。

Good-Bye Cambodia、Farewell!

  • シアヌークビル(旧名・コンポンチャム)の街の中心にあるバスターミナルからビクトリー・ビーチに向う、4車線の道路。

    シアヌークビル(旧名・コンポンチャム)の街の中心にあるバスターミナルからビクトリー・ビーチに向う、4車線の道路。

  • シアヌークには、何箇所かのビーチがあり、港に近い場所にビクトリービーチがある。

    シアヌークには、何箇所かのビーチがあり、港に近い場所にビクトリービーチがある。

  • 欧米からの観光客でいっぱいの浜辺。

    欧米からの観光客でいっぱいの浜辺。

  • タイとの国境の町、ココン(Kho Kong)の手前に架かる大きな橋。

    タイとの国境の町、ココン(Kho Kong)の手前に架かる大きな橋。

  • この町で余生を過ごすのも悪くないかも知れない・・

    この町で余生を過ごすのも悪くないかも知れない・・

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