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コンポンチャムの北西およそ10キロ、町の郊外には100mに満つか満たない程度の小高い丘が二つ並んでいる。平原の中にある丘だから遠くからでも良く目立つし、実際よりも高くも見える。<br /><br />この「プノン」、カンボジア語では「丘」を意味する。<br /><br />「プノンペン」の「プノン」もそれであり、「プノンペン」の街の北側にはほんの30m程の小高い丘があり、そこには「ワット・プノン」という壮麗な寺院が立っている。<br /><br />このコンポンチャムの二つの丘の上にも寺院が建立されていて、「男山」に立つ「ワット・プノン・プロス」の寺院の方が「女山」の上に立つ寺院よりも豪華で壮麗ではあるが、丘の高さは「女山」の方が僅かに高い。<br /><br />長い石段を上り詰めた丘の上から眺めるコンポンチャムの町並みは、高層ビルが無いせいか全体が平板に見え、遠くメコンの方角に落ち込んでいる。<br /><br />煙も煙突も余り見えないので、工場らしきものもないのかも知れない。<br /><br />「男山」と「女山」は僅かな距離で向かい合っているが、その間の山の裏側には大きな寺院があり、学校なども併設されている。<br /><br />タイ語の「サーラー(&amp;amp;amp;amp;#3624;&amp;amp;amp;amp;#3634;&amp;amp;amp;amp;#3621;&amp;amp;amp;amp;#3634;)」は日本では「あずま家・休憩所」などと訳されているが、本来の意味は「講堂・パビリオンン」などで、この寺院にも「&amp;amp;amp;amp;#3624;&amp;amp;amp;amp;#3634;&amp;amp;amp;amp;#3621;&amp;amp;amp;amp;#3634;(サーラー)」と表示された2階建ての建物があり、その1階は僧侶の教室になっていて、10数人の若い僧侶がサンスクリット語の勉強に励んでいるところだった。<br /><br />又、別の敷地には建坪1坪位のHut様の建物が20から30棟程ぐるりと並んでいて、見るとその小屋の中には人一人が横になれる程のスペースがあり、茣蓙を敷いた横にはナベとか喜捨様のボールが置かれていて、今正に若者が瞑想に耽っているところだった。<br /><br />聞くとこれらの青年を「ネーン」と呼び、これも又タイ語の青年僧「&amp;amp;amp;amp;#3648;&amp;amp;amp;amp;#3603;&amp;amp;amp;amp;#3619; 」と同じ言葉であり、この二カ国の宗教的共通性を感ずるものがあった。<br /><br />青年僧の写真を何枚も撮ったり、又、ノートに名前なども書いてもらったが、それ等が全て失われてしまったのは残念ではあるが・・。<br /><br />バイクタクシーで再び街に戻り、街の外れにあるワット・ノコール、その近くの中国寺院、大きな墓地に建てられている三角形をした大きなお墓群、沖縄と同じ様に、家族全員がひとつのお墓の中に納められているに違いない、真っ白の漆喰色をしたお墓の数々を見渡し、ポルポト時代、如何に人々が苦しみ、今は平穏に飾られているピラミッド形のお墓に哀悼し、一旦はホテルに戻り、3階ベランダよりメコン(絆橋)に沈む、西日を眺め、この日の午後の観光を終了した。

「写真の無いブログ」悲しみのカンボジア(17)プノン・プロス、プノン・スレイ。

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2008/12/25 - 2009/01/08

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ちゃお

ちゃおさん

コンポンチャムの北西およそ10キロ、町の郊外には100mに満つか満たない程度の小高い丘が二つ並んでいる。平原の中にある丘だから遠くからでも良く目立つし、実際よりも高くも見える。

この「プノン」、カンボジア語では「丘」を意味する。

「プノンペン」の「プノン」もそれであり、「プノンペン」の街の北側にはほんの30m程の小高い丘があり、そこには「ワット・プノン」という壮麗な寺院が立っている。

このコンポンチャムの二つの丘の上にも寺院が建立されていて、「男山」に立つ「ワット・プノン・プロス」の寺院の方が「女山」の上に立つ寺院よりも豪華で壮麗ではあるが、丘の高さは「女山」の方が僅かに高い。

長い石段を上り詰めた丘の上から眺めるコンポンチャムの町並みは、高層ビルが無いせいか全体が平板に見え、遠くメコンの方角に落ち込んでいる。

煙も煙突も余り見えないので、工場らしきものもないのかも知れない。

「男山」と「女山」は僅かな距離で向かい合っているが、その間の山の裏側には大きな寺院があり、学校なども併設されている。

タイ語の「サーラー(&amp;amp;amp;#3624;&amp;amp;amp;#3634;&amp;amp;amp;#3621;&amp;amp;amp;#3634;)」は日本では「あずま家・休憩所」などと訳されているが、本来の意味は「講堂・パビリオンン」などで、この寺院にも「&amp;amp;amp;#3624;&amp;amp;amp;#3634;&amp;amp;amp;#3621;&amp;amp;amp;#3634;(サーラー)」と表示された2階建ての建物があり、その1階は僧侶の教室になっていて、10数人の若い僧侶がサンスクリット語の勉強に励んでいるところだった。

又、別の敷地には建坪1坪位のHut様の建物が20から30棟程ぐるりと並んでいて、見るとその小屋の中には人一人が横になれる程のスペースがあり、茣蓙を敷いた横にはナベとか喜捨様のボールが置かれていて、今正に若者が瞑想に耽っているところだった。

聞くとこれらの青年を「ネーン」と呼び、これも又タイ語の青年僧「&amp;amp;amp;#3648;&amp;amp;amp;#3603;&amp;amp;amp;#3619; 」と同じ言葉であり、この二カ国の宗教的共通性を感ずるものがあった。

青年僧の写真を何枚も撮ったり、又、ノートに名前なども書いてもらったが、それ等が全て失われてしまったのは残念ではあるが・・。

バイクタクシーで再び街に戻り、街の外れにあるワット・ノコール、その近くの中国寺院、大きな墓地に建てられている三角形をした大きなお墓群、沖縄と同じ様に、家族全員がひとつのお墓の中に納められているに違いない、真っ白の漆喰色をしたお墓の数々を見渡し、ポルポト時代、如何に人々が苦しみ、今は平穏に飾られているピラミッド形のお墓に哀悼し、一旦はホテルに戻り、3階ベランダよりメコン(絆橋)に沈む、西日を眺め、この日の午後の観光を終了した。

  • メコン川とコンポンチャムの町(手前)。川に架かる橋は以前のもので、今は日本の援助により「絆橋」という4車線の立派な橋が架かっている。

    メコン川とコンポンチャムの町(手前)。川に架かる橋は以前のもので、今は日本の援助により「絆橋」という4車線の立派な橋が架かっている。

  • プノン・プロス(男山)の上に立つ寺院に向う参道。

    プノン・プロス(男山)の上に立つ寺院に向う参道。

  • ワット・プノンプロス。

    ワット・プノンプロス。

  • プノンプロスの麓にある寺院内の仏像。

    プノンプロスの麓にある寺院内の仏像。

  • 同じく寺院内の仏像。ポルポトの戦乱を潜り抜けてきた。

    同じく寺院内の仏像。ポルポトの戦乱を潜り抜けてきた。

  • 寺院内の学校で勉強に励む青年僧。

    寺院内の学校で勉強に励む青年僧。

  • 後ろに瞑想の小屋も少し見える。

    後ろに瞑想の小屋も少し見える。

  • 町の郊外にあるワットノコール。

    町の郊外にあるワットノコール。

  • その近くにある墓地に立つ三角錐をしたお墓。

    その近くにある墓地に立つ三角錐をしたお墓。

  • 人々は如何にポルポトの悲劇から苦れられたのか・・

    人々は如何にポルポトの悲劇から苦れられたのか・・

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