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急峻な崖にへばりつくように建てられた寺院建築を、懸造り(かけづくり)もしくは懸崖造り(けんがいづくり)という。なんでこんな場所にこんなモノを建てなきゃいけないの??という純粋な疑問から入門したら、先人たちの信仰心や建築への執念みたいなものが垣間見えてきて、すっかり虜になってしまった。観音様というのは岩屋や崖などに安置されることが多いらしく、そこにお堂を建てて祀ると、必然と懸造りになっていくのだという。<br />そして今回訪れたのは、福島県にある左下観音堂(さくだりかんのんどう)。会津盆地の南の山腹に忽然と現れる懸造りのお堂は、木造の古めかしい雰囲気と、今にも崩れ落ちそうな虚弱な外観が絶妙にマッチして、なんともいえない味わい深さで、とても感激した。

驚異の木造懸造り ~左下観音堂~

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2009/03/20 - 2009/03/20

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twosocks

twosocksさん

急峻な崖にへばりつくように建てられた寺院建築を、懸造り(かけづくり)もしくは懸崖造り(けんがいづくり)という。なんでこんな場所にこんなモノを建てなきゃいけないの??という純粋な疑問から入門したら、先人たちの信仰心や建築への執念みたいなものが垣間見えてきて、すっかり虜になってしまった。観音様というのは岩屋や崖などに安置されることが多いらしく、そこにお堂を建てて祀ると、必然と懸造りになっていくのだという。
そして今回訪れたのは、福島県にある左下観音堂(さくだりかんのんどう)。会津盆地の南の山腹に忽然と現れる懸造りのお堂は、木造の古めかしい雰囲気と、今にも崩れ落ちそうな虚弱な外観が絶妙にマッチして、なんともいえない味わい深さで、とても感激した。

同行者
友人
交通手段
レンタカー 新幹線
  • 会津若松城(鶴ヶ城)の南西の街道を走っていると、道端に案内板があったので、その通りに脇道に入ると、どんどん急な山道になっていって、怪しげな駐車場に出た<br />ホントにここでいいのか?と思っていたら「左下り観音ここより300m先」という看板が倒れて、山道に置かれていた...

    会津若松城(鶴ヶ城)の南西の街道を走っていると、道端に案内板があったので、その通りに脇道に入ると、どんどん急な山道になっていって、怪しげな駐車場に出た
    ホントにここでいいのか?と思っていたら「左下り観音ここより300m先」という看板が倒れて、山道に置かれていた...

  • その山道をさらに進んでいくと、こんな階段が出てきて、なんとか参道っぽくなり、ちょっと安心

    その山道をさらに進んでいくと、こんな階段が出てきて、なんとか参道っぽくなり、ちょっと安心

  • 山道を歩くこと数分、ようやく見えてきたのが、この左下観音堂(さくだりかんのんどう)

    山道を歩くこと数分、ようやく見えてきたのが、この左下観音堂(さくだりかんのんどう)

  • ものすごく古そうな造りだけど、なんとか立派に建っている

    ものすごく古そうな造りだけど、なんとか立派に建っている

  • 案内板によると、延文3(1358)年に大修理されているとあるので、650年前の室町時代の建物だ!

    案内板によると、延文3(1358)年に大修理されているとあるので、650年前の室町時代の建物だ!

  • 真下から見上げた観音堂

    イチオシ

    真下から見上げた観音堂

  • 一層目、二層目は床板が張ってあり歩けるようになっている

    一層目、二層目は床板が張ってあり歩けるようになっている

  • 左手には石垣が積まれていて、迂回して登った後、橋を渡ると観音堂の中に入れる

    左手には石垣が積まれていて、迂回して登った後、橋を渡ると観音堂の中に入れる

  • この橋は「のきざ橋」といい、平成11年に架け替えられた、と立て札に書いてある

    この橋は「のきざ橋」といい、平成11年に架け替えられた、と立て札に書いてある

  • 観音堂の舞台の一番迫り出した部分<br />ちょっと怖い...

    観音堂の舞台の一番迫り出した部分
    ちょっと怖い...

  • 観音堂の裏手は崖の中に開いたちょっとした洞窟になっている

    観音堂の裏手は崖の中に開いたちょっとした洞窟になっている

  • 床の一角には岩が露出しており、更にその岩のくぼみに柱がはめられている<br />ホントにスゴイところに建てたものだ

    床の一角には岩が露出しており、更にその岩のくぼみに柱がはめられている
    ホントにスゴイところに建てたものだ

  • 最上層の舞台から、開放感のある眺め<br />これが懸造りのもう1つの醍醐味

    イチオシ

    最上層の舞台から、開放感のある眺め
    これが懸造りのもう1つの醍醐味

  • 最上層から下の層へ階段で降りられるようになっている

    最上層から下の層へ階段で降りられるようになっている

  • 二層目へ降りる途中<br />岩に面した木組みのすごさがよくわかる

    二層目へ降りる途中
    岩に面した木組みのすごさがよくわかる

  • 二層目に降りたところ<br />さらに奥の崖側にある階段を降りると一層目へ...

    二層目に降りたところ
    さらに奥の崖側にある階段を降りると一層目へ...

  • 一層目の柱の森

    一層目の柱の森

  • まさに崖にへばりつく観音堂!<br />最上層の右手には、11枚目の写真の洞窟の出口が見える

    まさに崖にへばりつく観音堂!
    最上層の右手には、11枚目の写真の洞窟の出口が見える

  • 本当に、よくぞこんなところに建てたものだ〜

    本当に、よくぞこんなところに建てたものだ〜

  • 古いけど、迫力のある建物でした!

    古いけど、迫力のある建物でした!

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