2008/10/18 - 2008/10/28
173位(同エリア369件中)
ダイサクさん
「La vita e' bella!」
“ひびき”を聞いている。死海でプカプカ浮きながら聞いていた歌だ。あっという間にあの時の感情が蘇る。
中東一人旅最終日前日。運転手と3人、今日の横浜のような快晴の青空の下、タクシーが発車する。
一緒に行ったのはジョルダンリバーホテルで出会ったイデ君。
目指すは死海。
シリア、ヨルダンと駆け足でかけてきた中東1人旅のメインデッシュだ。
1時間ちょっと走ってエントランスを抜けると、そこには死海が広がっていた。
対岸のイスラエルも見える。
だんだん天気も良くなってくる。
笑顔が溢れてくる。
2人でプカプカ浮く。
イデ君は会社をやめて世界一周中、4月から公務員として働くようで、プカプカ浮きながらいろいろ話して共感を覚える。
いいなって。
人生エンジョイしてるなって。
おれもいつか世界一周したいなって。
1人、プカプカ浮く。
「地雷を踏んだらサヨウナラ」を読む。
戦争で写真を撮ることに生涯を賭け、亡くなった一ノ瀬さん。
自由に夢を追う、そんな彼の生き方に胸がひびく。
人生一度きり。
夢は変わっていくかもしれないけど、ずっとずっと夢に向かって頑張っていきたいな。
浜辺のシャワーでヒリヒリしてきた体を冷ます。
そして、再びプカプカ。
iPodで音楽を聞きながらプカプカ。
9月の忙しかった決算。
日本に戻ってきてからの仕事、生活、将来のこと。
そんなことを想い、ひたすらプカる。
日本とは全く違う文化、気候、社会、宗教。
そこで生活するこの地の人たち。
きなくさい中東、実際に出会ったのは多くの心優しき人たちだった。
そんな人たちとの触れ合いに、今日こうして旅行できることへ、生きていることへ感謝の念が浮かんでくる。
こりずにプカプカする。
夕暮れが辺りを赤く包んでいく。
アジア、南米、アフリカ、中東。
まだまだ行ってない国や地域は山ほどある。
もう一度訪れたい国も多くある。
出会いたい人もいっぱいいる。
やっぱり、旅っていい。
「ダイサクさん、写真撮りますよ〜!」
「お〜ありがとう!」
計4時間ほどプカプカしてきて、体はツルッツル。
後でネットで調べたら死海で浮くのは30分くらいのこと!って。
でも、せっかくここまで来たんだから。
最終日。
家族と友達、職場の同僚へお土産を買い込む。
これでもかってほど死海の石鹸を買う。
合計40個くらい(笑)
サーメルとバイバイして空港へ。
あっという間の遅い夏休み。
ロマンチックで出会いに溢れた最高の時間。
よっしゃ〜明日からの仕事頑張ろう!
そして、次はどこに行こうー。
そんなことを思いながら真っ黒に日焼けした僕はエミレーツに乗りこんだ。
次は、未踏の大地、ヨーロッパ!
(2009.3.20.13.52 寮にて)
ダイサク
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス タクシー
- 航空会社
- エミレーツ航空
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このResortは高いね〜ということで、この先の安い死海スポットへ
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安いとこもいいね〜って言いながら死海に胸をドキドキさせる僕ら
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天気もそれほど悪くなく
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気温もちょうどいい
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人影もまばらに見える
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子どもを抱えたお兄さんが見える
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いいショットに心が暖まる
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そろそろ俺らも入ろう!
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「地雷を踏んだらサヨウナラ」
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空も晴れてきて、読書タイム。
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定期的に塩水を洗い流しにいく。
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対岸はイスラエル。
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iPodを聞く。
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お気に入りの音楽を聞きながら、
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ぼ〜と浮く。
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死海をベッドにくつろぐ。
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これまでの旅、日本での仕事、今後のこと。
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関心のあるものはいっぱいあって、やりたいこともいっぱいあって、
だけど時間はあっという間に過ぎていってしまう。 -
そんなことを気にもかけない毎日を一旦リセットするために僕は旅に出るのだろう。
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ましてや、そこには自分の知らない人が、場所が、食べ物が、歴史や文化がある。
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やっぱり、旅はやめられない。
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死海で浮きたいって思ったのが、ちょうど2年前。
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こうして死海で浮いてきたんだなって思うと不思議な感じもする。
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イデ君に感謝。
やっぱり一人よりは二人のほうが良いよね。 -
「この世界にはいろいろな価値観や考え方があるんだな」
イスラムの女性は浜辺で待っていたり足だけ死海に浸かったりしている一方、西洋のおばちゃん方が水着姿でちゃぷちゃぷ死海に浸かっているコントラストに改めて思う。 -
大好きな人とまた来たいな。
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ここがシャワーです。
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死海ちゃん、
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また会う日まで!
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ここは最初の写真の豪華なResort内にある死海の泥パックや石鹸等のお店。アンマンのスーパーで買っても変わらないor安いです。
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最終日前夜は豪勢に。
各国大使館がある通りの美味しい中華料理屋。 -
旅の印象は出会いと食べ物と泊まった宿によりますよね。
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このスーパーに死海のお化粧品いっぱいあります。
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ババン!
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ババン!2
「おれらの写真撮ってくれっ」て。 -
暖かいコーヒーで一服。
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ご当地マグカップ。
親友たちへのプレゼントに。 -
サーメルと。
次会ったときはもっと色々なこと話したいな。 -
ハンバーガーとポテト。
今日食べたベルギーのQuickっていうマックよりも幅をきかせてるハンバーガーチェーンのハンバーガー、ハンバーガーが横にくっついてました。。。上から見ると8の字・・・。 -
最後は陽気なタクシードライバー、ムサと。
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充実感と少しの安堵感。
旅の終わりにいつも感じる。 -
“ああ、この中東の空気感もしばらくのお別れか”って。
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次に訪れるのはいつになるのだろうー。
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それは、一人旅だろうか、二人旅だろうか、もしかしたら仕事で訪れるのかもしれない。
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どうなるにせよ、いつかまた訪れたい。
心優しき人たちに再び会いに。
(9.5.09 Bruxells,Belgiumにて) -
最後まで見てくださいまして、ありがとうございました。時間できたときにコメントは書こうと思います。
今年のG.Wはベルギーで過ごすことになります。4月20日から数年間、ベルギーへ赴任しますので、時間があるときは未踏のヨーロッパを旅行したいと思っています。
その旅行記をいつの日かこのブログに載せられたらと思いますので、また是非見に来てやってください。
ダイサク(09.04.07.0.59)
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