2009/02/20 - 2009/02/22
3676位(同エリア4769件中)
a_sさん
去年の9月に初めて訪れていたく感動した金沢21世紀美術館とのどぐろ。
大好きな杉本博司さんの展覧会が開催中で、のどぐろもまだシーズンが終わる前でおいしいところ、ということで、仕事が一段落したすきの週末に金沢まで行ってまいりました。
前回は車だったのですが、今回は雪が怖かったので電車。
金曜日の5時ごろに出発し、強風で少し電車が遅れたせいもあって金沢についたのは21:00頃でした。
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チェックインしたのは、金沢駅前のホテル日航。
モダンですごしやすい部屋でした。 -
少し遅い夕食は、福虎さんでいただきました。
http://r.tabelog.com/ishikawa/A1701/A170101/17000195/
これはつきだし。白子まで入っていて感動したので思わず撮ってしまいました。 -
そして地元では香箱蟹と呼ばれている、ズワイガニの雌。何とも品のある名前。
小ぶりな甲羅の中に入っているオレンジ色の部分が中子と言われる部分で、甘みがあってとても美味。レモンの下にある茶色のものは外子で、プチプチとした食感が癖になってしまいました。
小さくて、ちょうど食べごろの大きさで、なかなか楽しめます。 -
そしておつくりの盛り合わせ。
去年初めて来たときには、甘エビの大きさにびっくりしたものでした。 -
うまく撮れていないのですが、、、この、「このわた」がとても美味。卵のせいもあって甘みが出ていて苦手な人でもおいしいのではないかと思います。
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そして、今回の目的のひとつ、のどぐろです。
確かに9月に比べて脂の乗り方が違って、口の中でとろけていく感じは焼き魚では他に味わったことがありません。
刺身で言えばおおとろに匹敵するくらいですね。
口の中に入れて味わった瞬間に、表情が思わずだらしなくゆるんでしまうのを止められないという、至福の瞬間でした。 -
次の日の昼食は、部分的に新築なった近江町市場へ。
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山さん寿司(http://www.yamasan-susi.com/)で海鮮丼。
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そして妙立寺(別名忍者寺)を見物。
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そして、もうひとつのお目当て、21世紀美術館へと向かいました。
http://www.kanazawa21.jp/
開放感があって、楽しい雰囲気が少しでも写真から伝われば良いのですが、、、 -
前回もアップしたような気がするのですが、、、、、
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無料のスペースから、屋根の上にある作品「雲を測る男」という作品を見ることができます。
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「雲を測る男」をちょうど正面から見上げられる場所は、花柄の壁の前にロッキングチェアーが並べられていてとても居心地の良い空間になっています。
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これは、有料の展示「杉本博司 歴史の歴史」の一部を覗き見できる場所。
ここは、全面ガラス張りの部分が多く、おそらくわざとこんな場所を作っているのも楽しいところです。 -
と、いうことで、「歴史の歴史」を鑑賞。
http://www.kanazawa21.jp/exhibit/sugimoto/
杉本博司さんは元古美術商(今回の展示会の本で始めて知った)の写真家。今回は、彼のコレクションの数々と、それにインスパイアされた彼の写真作品をセットで展示するという、なかなか類例のない企画。化石や石器のコレクションとジオラマとか。奈良時代の塔の古い材木とその塔の構造部分の写真を合わせたインスタレーションとか。新作は、「放電場」で、これは、フィルムに直接放電して電気の形を写真として定着させたもの。
その中央に、雷神像が置かれていました。
展示会のパンフレットには、雷神像を置く台の石を探しに行った時の話が書かれていましたが、その他にも、日本画や書だけでなく、エジプト死者の書とか写真などの多くに表具をつけて掛け軸にしてあったのですが、その表具が本当に良かったと思いました。 -
明恵上人関連のものを中心とした仏教美術のコレクションなどがあって、最後はおなじみの「海景」に囲まれた十一面観音で〆。右脳と左脳が同時に刺激される、なかなか他では得がたい経験でした。
ボリュームがあるし、もう一度見に来ねば、、、でも、3月にもう一回来るのか?などと思っていたら、4月からは大阪の国立国際美術館に移ってやるみたいです。
私も本などを読んで大変感銘を受けた明恵上人に杉本さんも思い入れがあるということを知ったことも非常にうれしかった。とにかく色々と考えることの多い展示でした。 -
会社の席に飾るためのポスターなどを購入して一度ホテルに帰った後、魚常(http://www005.upp.so-net.ne.jp/uotsune/)さんへ。
これは、「Pen」という雑誌の居酒屋特集に載っていたのを見て訪れました。 -
浅野川沿いでひがし茶屋街の川向にある、風情のある建物に、モダンな内装の席。本当にうまい魚と、リーズナブルな値段(結構飲んで食べて一人5000円くらいでした)。
それから話好きの大将(まあ、ひげそれとか髪切れとか色々とお小言もいただきましたが、、、)と、ここは本当にお勧めのお店です。
こちらののどぐろは脂がのっていてしかもとても上品な味でした。 -
私は1階のカウンターで頂いたのですが、2階はまた趣の違う席があるそうで、また金沢に行ったときには行きたいお店です。
今回も、金沢、非常に良い旅でした。
雪にも降られなかったし。
今度は、能登の方にも行ってみたいな、、、と思います。
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