渋谷～駒場

2009/03/10 - 2009/03/10

出張の前に少し時間を作って、渋谷から駒場まで歩いてみました。
20年ほど前によく歩いていたところです。
当時は時間などいくらでもあるように感じてこの辺りうろうろ歩き回ったり映画を見て回ったりしていましたが、今はやっと時間を作って少し歩けるという具合。

エリア 東京

この日は、曇り気味で上空もどんよりしているのに富士が見えているという、ちょっと珍しい天気でした。
新幹線から撮ったんですが、わかるかな？
ちょっとシブめの富士ということなんですが、、

次の予定まで余裕がある時間に出たので、少し渋谷を歩こうと、渋谷駅で降りて東急本店通りの方へ。
元book 1stがあった場所の建物が取り壊されているのを横目でみつつ、東急Bunkamuraへ。
これは、B1FのCafe Deux Magot。
地下にあるオープンエアーのカフェなんですが、傘のようなものは、ヨーロッパなんかでよく見る、暖房装置。傘の根元のところ（柱の一番上のところ）にヒーターがついているやつです。日本ではあまり見ないように思うんですが、やはりフランスが本店のDeux Magotならではなんでしょうか？

何かやっていれば、ということでやってきたのですが、地下の美術館でノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館の展覧会をやっていて、ぶらっと入ってみました。
http://www.bunkamura.co.jp/museum/lineup/09_k20/index.html
パウル・クレーがかなり大量に。そのほか、ピカソやカンディンスキーなど、とても見ごたえのある展覧でした。

もう少し時間があったので、裏の道に面したところにあるi paniniへ。
Bunkamuraが出来た頃ちょうど大学2年の頃で、当時何度と無く来ていたのですが、何となく、いかにも、という感じのDeux Magotにはほとんど行った事がなく、渋谷にありながら住宅地の喫茶店的な雰囲気をかもし出すここが好きで、よく通ったものです。

ここで見たものといえば、チェリビダッケ、渡辺香津美、ロートレック、シャガール、ルイス・ブニュエル、田壮壮、陳凱歌などなど。。。
行き帰りにあったので結構何となく通ってた感じでしょうか。
ここで見たチェリビダッケのブルックナー4番（ミュンヘンフィル）は、今思ってもとても貴重な体験だったと思います。

春を前に植木屋が入っている鍋島公園。
i paniniを出て松濤のお屋敷の中をぶらぶら歩いているとぶつかります。

すっかり新しくなった東大駒場キャンパス。（いつの話だ？？）
当時の駒場寮が撤去されて生協なんかが入っています。
ちょうど昭和が終わる頃、JAGATARAのアケミや梅津和時さんなんかが出たゲリラライブを夜中にこの辺りでやっていたんだよな、などと思いながら。

4月を前に、サークル勧誘のタテカンが準備され始めていました。

私の目的地は駒場第2キャンパスというとこ。
結構凝った建物は六本木から移転してきた生産技術研究所。

ここの桜は、こじんまりとしてるんですが、静かだしなかなか雰囲気が良くて結構気に入っています。
今はまだ寒々としていますが。。

今回は、本当に、個人的な思い出だけ、の旅行記になってしまいました。
たまにはいいかな、と思います。

この旅行記へのコメント （2）

• Maiさん 2009/03/15 16:48:25

  いい感じです！

  a_sさん、こんにちは。
  
  こうだったよな・・と思いながら歩ける通りいいですね。
  それにしても、すっごく近代的な建物ですね！！
  Maiとって学舎のイメージは、ラストのお写真です。
  
  住宅街の喫茶店風・・
  そこで色々、聞いたり見たりされたのは、
  今の感性に生きてると思います！
  
  ビバ、学生時代！って感じ！
  
  Mai
  

  a_sさん からの返信 2009/03/16 01:51:04

  RE: いい感じです！

  Maiさん、今晩は。
  
  > それにしても、すっごく近代的な建物ですね！！
  
  写真では伝わりづらいかもしれないですけど、モダンなだけでなく、つたの使い方とか、いくつかに分かれたブロックの間の空間とか、大学らしい自由で落ち着いた雰囲気が出ていて私は好きな建物なんです。
  気になって今調べたら京都駅なんかと同じ原広司さんの設計とのこと。
  
  > Maiとって学舎のイメージは、ラストのお写真です。
  
  私がいた研究室もずっとあんな感じの建物でした。
  懐かしいですね。。。