2005/08/24 - 2005/08/25
261位(同エリア522件中)
たるとさん
昨年初めて訪れたスイス。
そのあまりにもの美しさ、そして滞在期間中のあまりにもの天気の悪さに(苦笑)、二年連続のスイス行きを決定。
今年こそは・・・と意気込むものの、二回目のスイスだという油断からか、とんでもないトラブルに巻き込まれました・・・
今思い出すだけでも冷や汗をかく、旅行初日です。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 船
- 航空会社
- ANA
-
成田の出国審査を終え、あとは搭乗を待つばかり。飲み物を飲んでくつろいでいると、TVのニュースから「・・・アルプス地方の大雨により・・・スイス西部・・・オーストリア・・・川が氾濫・・・」
え?と思って慌ててTVを見たのですが、一瞬水に漬かった町が見れただけで、次のニュースに移ってしまっていました。
どうしよう。スイスで水害が起こっているなんて、全然知らなかった。それから慌てて携帯でニュースを探したのですが、「アルプスへの大雨のせいで水害が起こっている」という断片的な情報しか入ってきません。かといっていまさらここまで来て旅行を取りやめるわけにもいかないし・・・。オーストリアに近いほうだけだろう、と楽観的観測でとっくに搭乗が始まっている飛行機に乗り込みました。 -
ANAエコノミーのファーストサービス。お魚だったので、日本食をチョイス。
-
セカンドサービス。
このあとフランクフルトからルフトハンザに乗り継ぎ、チューリッヒに到着です! -
チューリッヒに到着後、今日はルツェルンまで移動します。
-
チューリッヒ到着時に半額カードを購入しました。昨年はスイスパスを購入したのですが、あまり元が取れず。登山列車に沢山乗るのなら、登山列車も含めて半額になるほうが絶対に得!もちろん、購入する手間はかかるんですけどね。
購入時に、嬉しいサプライズ。切符を入れるケースをいただきました。ゴールデンパスルートは、ちょうど今回通ろうとしているルート。ラッキー!
・・・と、このときは思ってました。 -
ルツェルンまでは直行のはずだったのに・・・何故かチューリッヒ中央駅で「乗換えをお願いします」、と。
あれ?正確なダイヤで有名なスイスにしては、めずらしい。。 -
ルツェルンの駅に到着。今日泊まるホテルDesalpsに向かって橋を渡ると・・・
まさしく、目が点になりました。
そこに見えた交差点は、完全に水没してしまっている。市民は木で出来た、いかにも臨時に作ったと思われる遊歩道を歩いている・・・。確かにルツェルンは湖の街、水害と聞いて少しは影響があるものと想像しておくべきだったのかもしれない。でも、ここまでとは・・・! -
ホテルのチェックインを済ませ、フロントのお姉さんに聞いてみる。
「外は何が起こっているんですか?」「水が溢れちゃったのよ」「大雨のせいで?」「そう!そこの歩道だって、今日になってやっとできたんだから!それまでは、みんな靴を脱いで歩いていたのよ。うちのレストランもお休みになっちゃったし」
・・・一日違いで、荷物を抱えながら水浴びするところだったのか・・・。
「これはここのあたりだけのことなんですか?」「スイスの一番西のほうは問題ないんだけど、その他は全域ね。」・・・がっくし。 -
時差ぼけ防止のために必死に22時まで起きつづけ、あとはシャワーだけ浴びて寝ようとすると・・・どんなに頑張っても水しか出ません。
フロントに文句言うのも面倒だったので、顔だけ洗って寝てしまいました。 -
翌日。大好きな、スイスの朝食!
スイスのパンって、大好きなんです! -
ホテルを出ると、昨日は暗くて見えなかった街の様子が見えてきました。広場はすっかり水浸し・・・ゴムボートを漕いでいる人すらいます。。
-
有名なカペル橋。下が水面にくっつきそうです。
-
やっと、交通機関が乱れきっている状況と、その理由が把握できました。今日の目的のリギ山に行く列車も、事前に調べた列車は運休。駅のアナウンスはドイツ語のみ。何とか各駅停車ならたどり着くことが分かったときには、ホッとしました。
-
無事に目的の駅に到着。リギ山へはここから登山電車に乗り継ぎ。
窓口でリギ山の山頂を経由してフェリー乗り場に抜けたいと思ってると伝えて購入したチケット。あれ?思ったより高いなぁ。
乗継まで1時間ほど、スーパーをまわったりしてるとあっという間。やってきた青い電車に飛び乗りました。
車掌さんが検札に来たときに「私の券は往復ですか、片道ですか?」と聞くと、答えは「1日券ですよ」とのこと。えー、そんなチケットあるなんて、ガイドブックのどこにも書いてなかった!気を利かせて、安くなる方法で発券してくれたんだ! -
アプト式の電車は、ガタガタと高度を上げていきます。
-
山頂に到着。ここから山頂までは、しばらく歩きます。
-
駅からの眺めも、なかなかのもの!
-
右が楽な道、左が急な道。分かりやすい標識(笑)
-
霞んでいるけど・・・美しい眺め。
-
眼下には湖畔の町が見えます。あのあたり、大丈夫なのかしら。。
-
そのまま電車には乗らずに、線路沿いにしばらく歩くことにしてみます。
-
-
これこれ!スイスのこの光景が、大好きなんです。すでに8月下旬ではあるけれども、まだまだ花もあちこちに見ることができます。
-
登ってくる電車が見えてきて・・・
-
観光客を沢山乗せ、ガタガタと通り抜けていきます。
-
カウベルの音と共に、牛さんが見えてきます。
-
やっぱりでっかくて、コワイ!これだけ近づくだけで、精一杯です。
-
展望台で、一休み。霞みかかった空も、幻想的で良いかも。
-
目指す町に到着しました!
-
歩き始めて2時間半ほど、目的のリギ・カルトバート駅に到着!
ここは意外なことにリゾート感が非常に強くて、ホテルやレストランなどが並んでいます。観光用の馬車まで。 -
電車がやってきました!登る人より、下る人のほうが少ない?普通の人は、私のたどった道筋と逆ルートで行くものなのかしら?
-
無事に、フェリーのある駅まで到着。
-
船着場は、駅のすぐ目の前。早速行ってみると・・・やっぱり、水浸しになってしまってる。普段の乗り場はすっかり水に漬かってしまっているので、別のところに臨時の桟橋が作られているみたい。
-
乗船を待つまでの間、なんとなく聞こえてきた日本人家族連れの言葉に耳を疑った。「シュピーツまで代替バスで・・・・・」
え?代替バス?ってことは、鉄道が通っていない区間があるってこと?確かにインターラーケンのあたりは、湖畔の街・・・まずいかも!!
詳しい話が聞きたい!と思ったものの、すでに乗船してしまったらしく、話は聞けず・・・不安は募ります。 -
船尾に席を取り、流れる景色を楽しむ。とはいっても、目に付くのは水にすっかり漬かってしまった湖畔。すべての船着場は完全に水に漬かり、ひざ上ぐらいまで上がっていそう。。この水かすっかり引くのは、いつになるんだろうなぁ。
-
ルツェルンの船着場に着き、まずは駅のインフォメーションで、明日ウェンゲンに行きたいが、行く事は可能かと聞いてみる。その答えの第一声は、「行かなくてはならないの?」という質問。う。そうくるとは思わなかった。
「行けなくは無いけど、相当大変よ。あそこまで行くまでにいろいろ障害があるから・・・。とりあえず、ベルンに向かえば大丈夫。代替バスが出ている。詳しくは、現地で聞いてみてね。詳しくは分からないけど、3時間くらいはかかるはず」と、いかにも「止めといたほうが無難よ」という空気が伝わってくる。どしゃー!!!
ベルンからバスで行ったら、相当の時間がかかることは私にだって想像できる。そもそも、着いたところで現地は大丈夫なんだろうか。登山電車も止まっていたら?こうなったら、行き先を変えたほうがいいんだろうか?
気分は憂鬱になってきた。。
そのままの足で「折角だから」とルツェルンの街を歩き始めたものの、湖に隣接している個所だけでなく少し離れているところまで水に漬かっていることが分かり、更に憂鬱にとりあえず「ライオン像」だけでも見ようかと行ってみるものの、場所が良く分からず、早々に諦める。しとしと雨が降って、天気も良くないし。 -
ホテルに戻り、まずはシャワーをチェックするけど、やっぱり「ものすごく冷たいわけではない水」が出るばかり。明日どうなるか分からない不安もあり、どっと疲れてしまった私はもうフロントに苦情を言う気力ナシ。
とりあえず、お腹がすいているとろくな発想にならないので、スーパーで買ってきた食料を食べながら、地元のニュース番組を見る。
TVが映し出す状況は、散々なものだった。今日電車から見えた交通博物館の様子、そして目の前で繰り広げられているルツェルンの状況。そして明日の目的地への重要な乗り換え拠点になるインターラーケンも被害を受けている事がわかった。
明日・・・どうなっちゃうんだろう。。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- カヌ太郎さん 2009/07/12 12:54:16
- こんにちは
- たるとさん
こんにちは
スイスで雨、私もルツェルンでは
そこまで降るか!という雨でした。
ドナウ川では、百年に一度の浸水でした・・・
雨降り、洪水では
ホント、モチベーションを上げるのが
大変ですよね。
カヌ太郎
- たるとさん からの返信 2009/07/12 19:51:42
- RE: こんにちは
- カヌ太郎さん、訪問ありがとうございます!
カヌ太郎さんのスイス旅行記も拝見しました。私と同じく、ユングフラウヨッホでの
霧攻撃を味わってらしたんですね。
特にあそこは交通費も高いだけに、天気が悪いとテンションがガタ落ちになりますよね。
といっても、ヨーロッパの山を訪れて天気がよかった覚えが
ほとんどない私なのですが・・・σ(^^;;
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2005年二度目のスイスは洪水の中
2
37