冬の上高地散策；０９年第１回山カラ　

2009/01/24 - 2009/01/25

ベルギーから昨年末に帰国して、最初の旅となったのは、冬の上高地。山カラ隊（山とカラオケ、温泉、美食を好む会社関係の集まり）の本年１回目のイベントに参加。

山カラには９９年ごろから参加しているが、昨年までの３年間は欧州駐在のため、お休みをしていた。（一昨年の山カラドイツ遠征には参加したが・・・）

冬の上高地は山カラの恒例。今年で８回目。私は、今回は３回目。２０００年は、確か猛吹雪で遭難しそうになった。その次は、とても美しい霧氷に出会うことができた。

今回は、久しぶりに日本を旅することになり、期待満々。たまたま、前日に船便が到着して、荷物の中から登山靴やアイゼン、ストック等を引っ張りだして、旅に望んだ。

今回のメンバーは総勢３０名。土曜日は、若手はスノボで、自分を含む熟年メンバーは、松本のかつ玄でおいしいとんかつを食べたあと、地元の家具職人さんのお店を見学した後、大王わさび農園を訪問。

夜は、新平湯温泉にて宿泊。若者たちも合流して、大宴会となった。

翌日曜日にいよいよ、上高地に向かう。ルートは、釜トンネルから大正池を経て、田代橋、梓川河畔を歩いて河童橋へ向かうオーソドックスなルート。

エリア 上高地(長野)

【大王わさび農園】

日本一のわさび農園。わさびは湧き水で育てられる。
写真は植えたばかりのわさび

わさび園の中の水車小屋

育ったわさび

わさび園とアルプス

畝をつくる作業風景。とても手間がかかりそう

【新釜トンネル】

翌朝は、新釜トンネルからスタート。旧釜トンネルは水が漏れていて、路面がカチカチに凍っているため、アイゼンが必須だった。

しかし、新釜トンネルは乾燥しており、全くアイゼンは不要。今年から、準備不足の登山者が冬季に入山しないように照明が消されているため、ヘッドランプが必須

トンネルを抜けると雪だった！

圧雪の上をすすむ。

天気は今一。山々は水墨画のよう

冬装備。スノーシュー持参は正解

【大正池】

おなじみの大正池。今年は温度が高いのか、池は完全には凍っていない。

氷紋

天気が悪く、山がはっきりみえない

このあたりからスノーシューが活躍

大正池の枯木

木をつつく赤ゲラ

本来ならここでダイヤモンドダストが逆光に映えるはずなのだが、今日は気温がすこし高く、天候も若干悪かったので、みることができなかった。

こうゆう風景は３年間暮らしたヨーロッパでみることはできなかった。いかにも日本的なのがうれしい。

梓川と赤やなぎ

えさを求めてか、猿たちが結構いる。

やっと日差しが！

赤ヤナギに覆われた山

普通ならここから見る風景は絵になるのだが、今回は曇り

今日の目的地、河童橋

河童橋の上から

河童橋

河童橋のたもとで昼食。暖かいスープは格別

今回参加の山カラメンバーたち。今回から参加の新人たちの今後の活躍を期待

やっと少し晴れてきた穂高連峰の雄姿

河童橋

ウエストン・レリーフ

あちらこちらに猿たちが・・・

帰路

焼け岳

この旅行記へのコメント （2）

• kuropisoさん 2009/02/12 03:58:14

  すごい！

  hirootaniさん、はじめまして
  
  Kuropisoと申します。
  
  冬の上高地ですが、素晴らしいですね。
  素人の私には、通常のシーズンにしか行くことはできません。。
  
  素晴らしい旅行記を有難うございました。
  
  Kuropiso
  

  hirootaniさん からの返信 2009/02/13 01:07:41

  RE: すごい！

  kuropisoさん
  
  
  はじめまして。
  コメントありがとうございます。
  
  私も素人でして、ベテランのメンバーに連れて行ってもらっているだけです。
  
  今回は、ダイヤモンドダストをみることができずにちょっと残念でした。
  
  kuropisoさんの旅行記を少し拝見しました。写真がすばらしいですね。私も写真が大好きですが、kuropisoさんほどのテクニックを持ち合わせていません。もっと勉強しなければと思っています。
  
  海外にも沢山いかれていますね。私も、当面は１００カ国訪問を目指しています。現時点で７４カ国を訪問しました。
  
  
  hirootani