2008/11/23 - 2008/12/24
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Elliott-7さん
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学校・施設訪問・・・・
ジョムソンではトレッカーズ・インというゲストハウスに二泊した後、シャン村にあるMDSAの研修センターに移動することになっている。
トレッカーズ・インに泊まった翌日、いよいよ学校訪問である。最初に訪れたのは託児所である。
母親が働きに出るために小さな子供たちを預かる施設である。子ども達には施設の人たちが給食を作って食べさせることになっている。
子どもを預かってくれて食事も提供してもらえることは大変有難いのだ。
その後、シャン村の小学校を訪れ全校生徒に鉛筆や歯ブラシや髪をとくための櫛を配布してあげた。
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昨夜の寒さには参った、
ポカラやカトマンズと違って高地にあるジョムソンはかなり冷え込む。
宿の前にインフォーメーション・センターがあり、毎朝、 TODAY'S JOMSOM WEATHER が掲示される。
この日(27 Nov. 08)の気温は、最低がー1.0℃ 最高が12℃と書いてあった。
朝晩はめっきり冷え込むが日中は温かいことがわかる。
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この日も良い天気だ・・・ -
地元の子どもがよそ者の私たちを珍しそうに眺めている・・・
この国では、大人も子どもも皆よく挨拶する。見知らぬ人にも気軽に”NAMASTE・ナマステ”と言って、両手を合わせて挨拶する。こちらも自然に”ナマステ”というようになってしまった。
ナマステは、「おはよう」、「こんにちわ」、「ありがとう」、「さようなら」どんな場面でも通用するから便利だ。
ハワイの”アロハ”のようなものである。
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カルガンダキ支流の流れも朝日に反射してまぶしい・・ -
青い空に雪を抱いた山々・・ -
この日最初に訪れたのは、ジョムソンの街外れにある”託児所”である。
託児所・保育所といっても簡素な建物である・・ -
その中庭の様子・・ -
さっそく子どもたちが出てきた・・
豊かとはいえないが、どの子も表情が明るい、
テレビの取材カメラにも”ナマステ”と挨拶している。 -
近藤先生は、園長室で一服・・・
この施設もMDSAによるもので、今でも給食支援を続けている。 -
何もないプレイルーム・・・
子どもたちを遊ばせる部屋だ。
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珍しそうに外来客について廻る園の子どもたち・・ -
給食係の人たち・・ -
今でも現役のカマド・・ -
中庭で元気よく遊ぶ園の子どもたち・・ -
子どもたちの仲間に入るタカちゃんやイノちゃん・・ -
給食を待つ子どもたち・・・ -
近藤先生を取材するテレビスタッフ・・ -
配膳が始まった・・ -
給食を食べる子どもたち・・ -
子どもたちにとってはご馳走なのです・・
終戦後何も食べるものがなかったあの時代を思い出した・・
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食事中にイノちゃんが子どもたちに歯ブラシを配る・・ -
嬉しそうに受け取る子どもの笑顔がいい・・・ -
タカちゃんが子どもの髪の毛を櫛でといでやる・・
タカちゃんが得意のハモニカを吹いてやると子どもたちが喜んでいたのが印象的だった・・ -
園を辞して一旦MDSAのオフィスまで戻る。
近藤先生の移動手段は愛馬”さくら”だ・・
さっそうと白馬にまたがる近藤翁の姿は、地域の人々からも畏敬の眼差しで見られていた・・・ -
先生はこの美しい自然に魅されたのかも・・
それとも男のロマンを求めて・・!?
いやそんな単純なことではあるまい・・・ -
牛も気の向くままに・・ -
一旦ゲストハウス、トレッカーズ・インまで戻る。 -
トレッカーたちを乗せたジープが出発の準備に・・ -
この変てこりんの車は?
下の写真にある、マウンティンリゾートというホテルのシャトルである。
日本人団体ツアー客がよく利用するホテルである。この日もJTB旅物語ご一行さまが、MDSAのオフィスを表敬訪問されていた。
ゲストはこの車でホテルまで戻る。足に自信があれば歩けばよいが半端な距離ではない。 -
ジョムソンで最高級のホテル・マウンティンリゾートは高い(ホテル代も高いが)ところにある。
見晴らしはよいがアクセスが悪いので、上のようなシャトル?の車が必要なのだ。道路からかなり上にある。
まず私には縁がないホテルである。 -
高台にあるシャン村・SYANG だ・・・ -
川を挟んでむこうはティニ・THINI村の農園である -
ジョムソンの市街から研修センターまではおよそ2kmくらい離れている。
近いようだが石ころだらけのごろごろした道なので容易に歩けない。午後からは風が強く目や鼻に砂塵が舞い込む・・・ -
シャン村に行く途中でみた開墾地・・
近藤先生の指導によりここまで開墾できたのだ。 -
シャン村入り口の標識・・・
シャン村の人たちは、高台と低地に住居を構えている・・ -
シャン村の住居・・
ここにも村人たちの生活がある。
風が強いので屋根はしっかり補強してある。 -
シャンの学校入り口・・ -
ここまでやってくるだけでもかなりシンドイ・・ -
校舎の外側・・ -
校舎中庭
ただいま授業中・・ -
さっそく校長先生の許可をとって、校内を見学させてもらう・・
上級クラスの子たち・・ -
ちゃんと起立して挨拶してくれた。
もちろん”ナマステ”だ・・ -
数学の授業のようである。
簡素な黒板(壁のボード)、チョーク、粗末な黒板消し・・・
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一生懸命学習する子どもたち・・
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どの子も真面目でよい表情だ・・・
ノートの文字もしっかりしている。いじめや不登校はないという。学校で学べることがどれほど幸せなのか知っている。
MDSAは単に学校を建ててやるだけでなく、学校に来れない子どもを定着させることの必要性を常に考えているのです。
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どの子もみないい顔をしている・・・ -
MDSAが建てた学校はほかにもあるが、給食や寄宿舎などを併設しているので地域住民から喜ばれている。
”ネパールに学校を建てよう・・”という団体もあるがその理想は評価するも、子どもを学校に定着させることを考える必要がある。
学校ができても通うことができない子どもがいることを忘れてはならないのだ。
MDSAは30年以上も前から活動しているNPOである。
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簡素な職員室・・ -
この学校の Head Master・校長先生
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校長室に唯一のPCがあり、その側にプリンターもあった。
このPCとプリンターは、川崎市在住の日本人・坂大トキエさんという方がネパールに来られた時、MDSAのオフィスを訪ねて来られ、その活動に感動されMDSAを通じてPCとプリンター計11台を各校に寄贈されたのである。
こうして坂大さんが寄贈されたパソコンがネパール辺境の学校で活用されているのです。
学校では試験問題作成や生徒配布用の資料作成に使われ不可欠のもとなっている。
ただ、インターネットの環境整備まではほど遠く、もっぱらワードやエクセルが主である。 -
いよいよ生徒一人一人に鉛筆が配られる、
校舎から校庭へ出る生徒たち・・ -
校庭は広い、
近藤先生が自慢するだけあって、ネパール中でも屈指の広さである。
村民総出で、石を掘り起こし、石ころを取り除き苦労して造ったという・・・ -
校庭に整列した生徒たち・・ -
スタッフが生徒一人一人に鉛筆を配る・・ -
嬉しそうな子どもたち・・
タカちゃんイノちゃんがはるばる日本から持ってきた苦労が実を結ぶ・・・
子どもたちの喜ぶ顔が見たいために重い荷物を運んできたのです。 -
スタッフと打ち合わせ・・ -
タカちゃん得意のハモニカは幼児にうける・・ -
校舎に戻る生徒たち・・
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取材のインタビューに応えるイノちゃん・・ -
校舎中庭で見た水道の蛇口・・
生活するうえで”水”がどれほど大切なものか、改めて認識する。 -
これが何かおわかりか?
バレーボールのネット支柱です。木製だった・・ -
学校の校名標識・・・
小学校と中学校の併設校である。 -
近藤先生は愛馬にまたがって帰路につく・・・ -
悪路にめげず颯爽と馬にまたがる姿勢には何とも言い難い風格がある・・・
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