クリスマス風景の残るドイツの年末【11】エーベルバッハ

2008/12/30 - 2008/12/30

さて、次に向かったのは、エーベルバッハ。
２９日の予定だった所です。
今から思えば、あの時はハイデルベルグからバート・ヴィンプフェンに行くことばかり考えていたため気がつかなかったけれど、
一度はハイデルベルグへ向かうために乗り込んだ列車がＳ２番のモスバッハ行きの列車でした。
今回、シュツットガルトからハイデルベルグへ来て、モスバッハ行きに乗り換えてやっとつながりがわかりました。
あのまま乗っていて、あの日にエーベルバッハまで行くこともできたのに・・・
もうすんでしまった事だから仕方ないけれど・・・

とにかく、夕闇が迫る中を散策したエーベルバッハの町。
ハイデルベルグからネッカー川に沿って列車で着いた町は、古くから温泉保養地として知られているそうです。
通りの両側には古い木組みの家や塔があり、夕方だったせいもあるかもしれないけれどとっても静かな落ち着いた町でした。
「エーベルバッハ」は、「イノシシの川」という意味があるそうで、そういえば、イノシシの像があちこちにありました。

エリア エーベルバッハ(ドイツ)

今回いわくつきのハイデルベルグ

この駅からローカル線のＳ２のモスバッハ行き列車でエーベルバッハへ向かいます。

ネッカー川沿いに走ります。

ハイデルベルグから30分ほどで到着したエーベルバッハ

（すみません、かなり傾いちゃってます）

このまま乗っていけばモスバッハまでいけます。

エーベルバッハ駅舎

駅舎を背に左前方へ伸びる通りを進みます。

この町の地図も、結局手に入れられず、感のみ・・・

どうやら、ここがメインストリートのようです。

お店の前には、町の名前にちなんでイノシシの像



他のお店の前にもいくつかありました。

メインストリートのバンホフストリートの途中で

右手に曲がるとリンデン広場に出ました。

リンデン広場で

広場に面したホテルの表示の上にもイノシシさん

こちらはキンピカ！

どうやら、この辺がプルファー塔のある所ですね〜

いました、いました、仔イノシシたち

プファルツ選帝侯のお屋敷になるのでしょうか

この仕掛け、荷物を運び上げるものだと思うのですが
今も使われているのかどうかはわからないけれど、
何軒かのお家に見かけられました。

ネッカー川沿いへ出てみました。

凝った看板も

木組みのおうちが建ち並ぶ通りが続きます

目を惹く建物です。
１階はお店になっています。

こちらは、馬の頭部側

そして、こちらは馬のお尻側

通りの所々に水飲み場があります。

メインストリートに戻ってきました

夕暮れ時だから？冬だから？人通りは少ないです。

これは、スパイダーイノシシ？

この時に、駅構内に入って一番端っこの5番ホームから発車する列車を何気に見送っていたのですが、

それが、ここから2時間もかからない、フランクフルト直通の列車だったのです。

見逃してしまったおかげで、後1時間近くホームで次の列車を待つことに…

しかも次のはフランクフルト直通ではなく、マンハイムで乗り換えです。

先ほどの列車なら、途中下車してミッヒェルシュタットにも寄ることができたのですが・・・

やはり、計画はいろいろな事態を想定して、下調べをしておけばよかったと思いました。

今回の年末のドイツの旅、
フランクフルトからお出かけするのはこの町で最後となってしまいました。