2008/12/19 - 2008/12/23
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イボイノシシ好きのカオリさん
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ホテルやその周辺の集落には、現在、ライオンなどが家畜を狙って入らないようにと柵で覆われていますが、小動物や草食動物たちは集落にも、ホテルの敷地内にも現われます。
ただし、柵の内にも、肉食動物の中では比較的小さい種のヒョウなどはいるそうです。
ホテルの敷地内だけでも、思いがけない動物たちと遭遇します。
夜は、屋根の上をヒヒが歩いている音が聞こえます。
明け方、「ギャー、ギャー」というとても大きな泣き声でびっくりして目を覚ました日もありましたが、ホテルのスタッフの方に聞くと、これはどうやらメガネザルの赤ちゃんの鳴き声なんだとか。
また、昼間はマングースの群れに出会いましたが、運悪くカメラを持ち合わせていなかったのでおさめることが出来ませんでした。
この教訓を生かし、部屋からレストランに行くにも、必ずカメラを持参することにしました。
そして、ある日。
サプライズなお客様。
彼らからしてみると私達のほうがよそ者かもしれませんが・・・(笑)
窓の外、トコトコとこちらに向かってくる2匹のつぶらな瞳の動物は?!
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イボイノシシ!!
やっぱりこういう間で、マイペースにやって来ます。
草をむしり食べながらやってきました。
彼らは主にサバンナにいますが、穴を掘る習性があるので、集落周辺の柵があっても、穴を掘って入ってくるのです。
彼らをびっくりさせないように、動かず観察していたら、窓のすぐそばを草を食べながら通り抜けて行きました。 -
ディナーの時間、部屋からレストランに向かう途中で、突如目の前に現われた巨大ネズミ!!!
・・・に、見えるこの動物はハイラックスという動物。
一見、ネズミのようですが、ネズミの仲間(げっ歯目)ではなく、こんなに小さいのに、分類上では長鼻目のゾウに近縁とされてきたという何だかとても変わった経歴を持つ動物です。
現在は、イワダヌキ目ハイラックス科(但しタヌキとは近縁ではないらしい)という独立した目にされたそうです。
サバンナにはまずいないらしいのですが、このホテルがある高台や崖、草木のある岩場などに生息し、最近はこのホテルのある部屋のすぐそばに巣を作って、家族で暮らしているんだとか。 -
毎日、必ず見かける、カラフルなトカゲは、レインボウアガマのオス。
大きいと20センチくらいあるので、初めて見たときはビックリしましたが、毎日見ていると愛着がわく人気者で、なんと、スパイダーマンはこのレインボウアガマから生まれたのだとか!
こんなにカラフルだと、天敵にすぐ見つかってしまうよ!と、こっちが心配になって観察をしていたら、徐々に色が茶色くなっていきました。
カメレオンのように保護色になれんだ!と感心していたのですが、小倉寛太郎さん著書『フィールドガイド・アフリカ野生動物』によると、これは気分によって変身するのだとか。
このとき、どういう気分で茶色になったのでしょうか・・・?
ちなみにカラフルなのは、オスだけだそうです。 -
おそらくこちらがメス。
オスに比べると比較的小さく、写真の彼女は10センチ程。
カラフルではないメスなのにレインボウアガマなんていう矛盾した名前をつけられてしまって・・・。
でも、結構積極的で、メスのほうがアプローチする姿をよく見かけました。
そして、オスが慌てて逃げて行く姿もよく見かけました。
写真の彼女はもしかしたら妊娠しているのかも?
お腹が重そうだけど。 -
ホテルのエントランス入り口の木には、渡り鳥の巣がぶら下がっています。
ユラユラぶら下がっているのですが、これはヘビやヒョウなどから卵やヒナを守るために工夫されたセキュリティー万全の集合住宅。
オスが巣を作って、メスをアプローチ。
巣が気に入ったメスは、そこで卵を産むんだとか。
右端の巣は、珍しい2階建て。
最新の建築技術を持った賢い彼は、きっとモテたでしょうね。
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