2008秋九州･大分はじめて旅行3

2008/11/15 - 2008/11/15

今日は、別府からブルートレイン富士に乗ります。

どうせ九州に行くなら寝台に乗りたいなあ、廃止の噂もあるし･･･(この日記を書いている現在、廃止決定のようです。)、眠りにこだわる連れを説得(拉致)しての乗車です。

エリア 別府温泉(大分)

今日も早くに目が覚めます(昨日はそんなに早く寝たわけじゃないんだけど･･･)。満月が西の空に。

(※朝の写真です。)

今日も素晴らしい朝日を拝むことができました。

朝焼けに染まる山。

ススキも輝いています。

朝ご飯のあと、チェックアウトは済ませてしまい、バスの時間までお散歩に。近くにあるというお饅頭やさんを目指してみます。地図上では、頑張ればたどり着けそうなんだけど･･･　歩き始めた時は雲が少し多い感じ。

この辺りは「牧草地！」という雰囲気ではないのですが、牛の放牧をしているようです。真ん中に黒い牛がいるの、分かりますでしょうか。どうやって管理してるのかなあ。

結局、お饅頭やさんへの道のりは遠く、「開通記念碑(多分、この道の)」のあたりで引き返すことに。この辺りの地図は「次のかど」と思っても、それが長いです･･･。

随分晴れて来ました。

由布院への帰り道は、やまなみハイウェイとは違う道です。確かに向こうの方が分かりやすい雄大さがあるけれど、こちらの道も変化に富んでいて、良いです。

そして、由布院からは電車で別府に出ることを考えていたのですが、途中で、バスに乗るのもよいのでは？と気がつき、バスターミナルへ。丁度バスが来ることも分かり、ラッキー。ところが、待つ間「鉄輪にはどう行くのがいいのですか？」とターミナルの係員の方に聞いたら、「鉄輪に行くなら、次のバスの方が早い」というお答え。さらに方針変更です。

乗って分かったのは、このバスは、熊本から阿蘇・久住を横断してきた観光バスだということ。このため、別府へは駅への最短ではなく、観光に良い道を抜けます。これが鉄輪経由になっているのです。由布院の街を見返すような感じで山を登っていきます。

途中で見た、別府のロープウェイです。
このバスにフツウの運賃と変わらない料金で乗られるとは･･･(むしろ、別府駅を経由しない分、安いかも)。

でも、お客さんは由布院で皆降りてしまい、我々以外にはおじさん一人。うーん、大丈夫なのかなあ。

バスの窓に色が付いているのもあるけれど、少しずつ天気が悪くなってきました。天気予報、当たりです。くじゅう高原にいるときじゃなくてよかったです。

荷物をコインロッカーに預けて、地獄めぐりへ。
･･･しかし、相当Ｂ級感にあふれています。写真は人物無しのものにしたら、無難なものになってしまったのですが、?地獄(温泉の噴出し口)はあまりキレイにならないし、?昔のコンセプトだったのでしょうが、演出は見事に昭和感にあふれており、?動物園やワニ園など温熱を利用したものも昔はすごかったのでしょうが･･･

こんな観光地が21世紀の日本に残されていたのか、という感じです。

しかし、観光客には、外人さんや若い女の子同士なども多く･･･、これは「世界観光都市」という知名度や、「ことり○ぷ」とか「タビ○エ」で由布院とセットになっていることに寄っているのでは無かろうか･･･彼らが納得しているのか非常に気になります。

熱帯魚好きの連れは大喜びでしたが。

坊主地獄。うーん、静止写真じゃあ、この面白さは伝わらないなあ。

植物園にあったハスの花。

これは海地獄の入り口近くにある池。この池の辺りと坊主地獄だけが唯一Ｂ級度数が低かったです。坊主地獄は、経営が違うのかも。

途中、由布院でから揚げをつまんだだけだったので、お腹がぺこぺこ。海地獄の近くの食堂でお昼にします。
しかし、鉄輪温泉の中って、食事をするところが殆どないんですよね〜。温泉蒸しのお土産は沢山あるんだけど･･･。野菜の温泉蒸しを着席で食べさせてくれるという店は高そうだったし･･･。別府自体は結構グルメな街だと思うんですけどね。観光地としての素材はむちゃくちゃ良く、後背地に由布院を控え･･･、ガンバレ別府。

写真は私の食べただんご汁、連れはちゃんぽんを食べていました。沢山の店のメニューにちゃんぽんがあるので、これは長崎に限らない、九州共通メニューなのかな？とちょっと不思議な感じがしました。

鉄輪温泉 温泉

雨も本格的になってきたので、別府駅に向かうことに。あんまり早すぎると荷物を持ったまま(持つのは連れだけど)、駅で中途半端な時間が出来るので、丁度よく行きたいのです。

駅まで20分、と聞いていたので、そのつもり＋相当な余裕、と思っていたら、40分くらいはかかるとのこと。
え〜!!　実際、かかりました･･･。特に、わざわざ駅を大回りして入るのに15分くらいかかっていたのがとほほ･･･(北口にそのまま突っ込めばすぐのところを南に回るのです)。

切符買って、お弁当買って、ホームで写真撮って･･･、やること沢山です!(そして、駅の写真撮りはぐりました･･･。)

別府駅 (大分県) 駅

駅に着いたら、まずは乗車券を購入(指定券だけ買ってあった)。そして、予約のときには上の席しか取れなかったので、チェンジ可能か聞いてみたら、空いているとのこと！うれし〜い。Ｂ寝台で、上と下の差は大きいです。

さらにあわてて、お弁当、ビール、おつまみ･･･等等買い込みます。ここで買い足りないとかなり悲しいものがあります。

じゃじゃーん、富士登場。

車内は、恐れていたよりかは汚くはありませんでした。というか、ボロイだけで、汚れてはいない。まあ、洗面台で色々しなくちゃ気がすまない、という人には厳しいと思うけど･･･。

Ｂ寝台も、カーテンを調整すれば、二人で向かいあって話していても、そんなに人の視線は気になりません。

お弁当は意外といいのが見つかりませんでした･･･というより、売り切れが多かったのだと思います。落ち着いて探せば、もう少し色々あったと思うのですが。これは、あきらめて改札したあとに、ホームで買ったもの。フツウだけど、安くてヨカッタです。

門司で付け替えをしているところ。雨が随分強くなっていますね。てっちゃん達はすごかったです。

門司を前に浴衣でくつろいでしまった連れを車外に行こうと説得するのが大変でした。

その後、ビールを飲んだりのんびりして、消灯と共にお休み･･･。