北京好秋天 ? ー 庶民の暮らしをのぞく

2008/10/15 - 2008/10/22

北京は中国の政治の中心地です。

表通りを歩けば、天安門広場を中心に大きなビルがたくさん建ち、広い道路があちこちに走っていますが、しかし、裏通りには庶民の生活が息ずく胡同があり、そこでは飾らない、普通の人々が住んでいます。

北京にいる時はいつも胡同で過ごす時間が多いです。今回は地下鉄2号線「前門駅」の近くの胡同に宿を取り、朝晩近くを散歩しました。市場や飲食店、露店等多くの人々でにぎわっていました。そのような時の写真を見ていただければと思います。

エリア 北京(中国)

胡同では、リヤカーは今なお人々の足として、運搬手段として使われています。

肉屋の店先です。軒先にはたくさんの自家製の加工香物（ソーセージ）がぶる下げられています。

買い物途中の男性が加工香物を熱心に品定めをしています。

自転車の荷台には市場で買ったのでしょうか、たくさんの野菜が入っています。中国では、男性がよく買い物をしたり、食事の用意をしたりします。

民家の屋根には雑草が生えて、古色蒼然としています。

路上で靴の修理をしている男性と２人のお客が話し込んでいます。

各戸の電気メーターが一か所にまとめて壁面に出ています。

これから仕事に出かけるのでしょうか。ヘルメットを被っていますが、工事現場にでも向かうのでしょうか。

早朝食べ物を売る店先では、家で作で作らなくてもいいように朝食用の食べ物が何種類も売られています。

朝食用のお惣菜屋の店先で働いている店員です。明るく、気さくな青年です。

中国風の装飾を施した郵便局です。

冬が近ずいてくると、どの家庭でも暖房や煮炊き用に練炭が使われます。この時期練炭をリヤカーに積んで売り歩く人々の姿をよく目にします。

路上に簡易テーブルとイスを持ち出して、食事をしている人々もいます。車は全然通りませんので、安心して食事ができます。

ビールをリヤカーで運んでいます。

路上でかわいい犬が遊んでいました。あまりにもかわいかったので、そこで１枚写真を撮りました。

時々雑貨店の店先にこのような公衆電話が置かれています。長距離が1.5角、市内が１角と表示がでています。

最近は携帯電話の普及で利用する人が少なくなりましたが、まだまだ健在です。

散歩をしていると、大きな市場を見つけました。中にはいると、野菜から魚、肉、日用品等いろいろなものが売られています。

肉屋の店先です。中国では大きな塊のまま売られていて、日本のような小量で売ることはあまりないようです。

手前のなすは大きいですね。子供の頭ぐらいあります。

採りたての新鮮なトマトが売られています。

これはサツマイモでしょうか。大きいですね。中国では冬になると、焼き芋を売るリヤカーがよく見られます。

びつくりするくらいの大きな冬瓜が売られています。

２種類の卵が売られていますが、両方ともニワトリの卵ではありません。

米や豆等いろいろなものが売られています。

民家の窓先では食料品や雑貨品が売られています。ちょっとした空間をうまく利用しています。

この旅行記へのコメント （6）

• 銭形幸一さん 2013/05/16 19:19:36

  いいなぁ

  中国の旅行記がたくさんUPされてましたので拝見しているところです。
  胡堂の雰囲気とてもいいですね。
  北京は一回しか行ったことがありませんが、胡堂散策とても良かったです。
  人々の様子がありありと撮れていて本当にいいですね。

  Weiwojingさん からの返信 2013/05/16 23:49:13

  RE: いいなぁ

  銭形幸一さん
  
  この度はご訪問並びにたくさんのご投票をいただき、ありがとうございます。またフォロアーとして、登録していただき、重ねてありがとうございます。私も登録させていただきます。
  
  中国の旅行記が多いのは２年間住んでいたことによります。大連と福州にそれぞれ１年間おりました。その間を含めて北京には10度以上は訪れていると思います。北京では何と言っても胡同（胡堂）が好きです。表通リから一歩裏道にそれると、庶民の生活が生きずく胡同があります。そこに住む人々の写真を撮るのが好きです。
  
  銭形さんは胡同で人力車の運転手にかなりふっかけられたようですね。本当に気をつけないといけないですね。私も時々ぼうっとしていて、大変な目に会ったこともあります。
  
  上海や江南地方がお気に入りのようですね。私も大好きです。また行ってみたいです。年末にはトルコへ行かれるようですが、それは楽しみですね。3年前に行ってきました。親日的で、食べ物もおいしく、風景も素晴らしいです。旅行記がありますので、ご覧頂けると、嬉しいです。
  
  では、先ずは御礼まで。
  
  Tamegai

  銭形幸一さん からの返信 2013/05/17 21:25:38

  ボラレタのもいい経験です

  北京の観光地はガツガツした感じでした。
  上海や杭州、江南地域ではそんな経験は一度もなかったのですっかりノーガードだったもので。
  中国在住経験のある方の旅行記はやはり味がありますね。
  私は嘉興と北京に友人がいる手前今後も中国に行く機会はちょこちょこあります。
  8月にも嘉興や蘇州に行く予定です。

  Weiwojingさん からの返信 2013/05/17 22:55:30

  RE: ボラレタのもいい経験です

  書き込みをありがとうござます。確かに「ボラレルのもいい経験です」ね。
  
  ８月には嘉興や蘇州に行かれるのですか。いいですね。私も
  嘉興には一度行ったことがあります。私は当分中国には行くことが
  出来ません。それは今スリランカに住んでいるからです。こち
  らで働いています。
  
  中国には２年後には再び行けるかもしれません。そのために今はいろいろ
  行きたいところを考えています。あれだけ広い国ですから、まだ行っていない
  ところはたくさんあります。雲南やチべット、内モンゴル、
  四川などまだ行っていません。気に入ったところは何回でも行ってみたいですが、
  同時に未踏の地もたくさん訪ねてみたいです。
  
  京都の夜桜を撮った写真をたくさん拝見しましたが、とてもよく夜の雰囲気が
  出ていて、感心しました。何か工夫していることでもあるのですか。
  
  では、これで。
  
  

• makottyanさん 2009/01/07 13:59:18

  北京よいとこ何度もおいで！

  ｔａｍｅｇａｉさん、こんにちは。
  北京良いところでしょう！
  小生初めて言ったのが２００４年秋で、仕事の後天津へ移動する前の土曜日と日曜日の一日半を北京で過ごしました。
  
  土曜日は午前を瑠璃廟、そこから前門大街へ向かって古い町並みを歩いていきました。多分貴方が行かれた町並みとは前門大街を挟んで反対側のような気がします。
  いろんな食べ物売り屋さん、沢山ある公衆トイレ、生活の匂いが紛々とする街で、昭和２１年生まれの小生にとっては、妙に懐かしい感じのする光景でした。
  ひまわりの種も試しましたが、生来短気な渡しには全く不向きの食べ物でした。
  明くる日曜は、故宮から景山公園へ、その北の鼓楼・鐘楼を経て東側のこれまた胡同を歩きました。
  
  勿論この胡同という単語はあとで知ったわけですが、これで一辺に気に入り、その後天津へ仕事で行ったときも週末は北京へ出て、胡同巡りをしました。
  
  上海や広州、天津、大連と仕事で行きましたが、これらの街では古い町並みが殆ど残っておらず、旅情に欠けます。
  それに比べて北京は良い。東京が良いのも浅草や深川、谷中などの一画があるからだと思いますが如何？
  
  北京ではあちこちにまだ胡同が残っています。行かれる機会がありましたら、是非訪ねてみて下さい。
  この２月に上海、北京、西安、上海近郊の水郷地帯そして広州と回ってきますが、北京の街歩きが一番楽しみです。
  
  どうもお邪魔しました。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上

  Weiwojingさん からの返信 2009/01/09 21:10:34

  RE: 北京よいとこ何度もおいで！

  makottyanさん、はじめまして。
  書き込みをありがとうございました。北京は本当に好きなところです。中国の都市にはそれぞれ歴史や特徴がありますが、何といっても北京は歴史もあり、食べ物もおいしく、見るべきところもたくさんあります。特に北京では胡同が好きです。北京に行くと、鼓楼付近のホテルに泊まり、このあたりの胡同を歩き回ります。このあたりは東京の谷中や浅草のような情緒がありますね。
  makottyanさんは長いこと中国で働いていたのですか。私は一年間だけ大連で働いていましたが、大連もいいとこですね。春になると、アカシアの花が一斉に咲きだし、それはそれは美しいです。もう一度行きたいです。
  ２月に中国に行かれるのですか。私も２月中旬あたりに北京とその周辺に行きたいと考えています。ただ寒いのが少々いやですが。
  これからも中国についての情報をいろいろ教えてください。またmakottyanさんの旅行記を期待しています。
  今後ともよろしくお願いします。