2008/12/29 - 2008/12/30
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くに・クマさん
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毎年12月30日に慰労とネタ探しを兼ねて山口県内のお宿に1泊しています。
地元ですので、宿泊料金の相場とか設備の状態とか見当がつくので、選ぶときは宿のプラン探しまくって、なるたけお得と思われるものに決定します。
今年も探しまくってたら、私的三大敷居が高い(値段と格式)宿の一つ、萩の「常茂恵(ともえ)」が29日だったらお得なプランがあることを発見。
休みが普段より長いこともあり、あっさり例年の「30日宿泊」を翻して宿泊決定。
で、到着早々思わぬアクシデントで一人でチェックイン。
クマ連れ的には好都合となったのでした(苦笑)
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
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-
菊ヶ浜沿い走り、松本川沿い走って到着。
東萩駅近くの萩橋と雁島橋の間にあります。
大正14年創業なんですが、平成元年にこの地に移転したそうです。
私がこの宿知ったのは平成2年頃なので、前がどうだったのかは知りません。 -
チェックインできる15時ほぼちょうどに宿に到着〜。さて、車を停めるかと駐車場に入れだしたとたんに旦那の携帯がなります。
職場から。
いやな予感。
この日の午前中にも職場からトラブルがあったと電話があり、旅行があるので担当外だけど職場に出かけ、解決したということで出発したのに、再度の呼び出し。
一度は断ったものの、気になってるようなので勧めて見たら、やっぱりまた職場に行くことになりました。
萩から片道1時間半はかかるんですよねえ。
携帯電話ってこういう時に困ります。
というか、旦那の職場って普段こんなことありません。
たまたま別部署が休日出勤してたら、休みなのに苦情の人がやってきて、結果旦那の担当部署全員呼び出しくらうという運の悪さです。
車に気づいて宿の人が出てきたところで、私を置いて去っていくので宿の人も面喰らってました。 -
まあ、一人でチェックインはしょっちゅうやってますから平気ですが、夕飯までに戻ってこれるんでしょうか・・・
-
お部屋係の人が来るまでしばし待ちます。
庭園自慢の宿ですから、やっぱりいいお庭です。
ただ、ここは松田屋ホテルみたいな回遊式庭園ではないので、歩きまわれないんですよねえ。 -
久々に荷物持ってもらって恐縮しつつ、部屋へと向かいます。
-
長い渡り廊下を通ってお庭眺めつつ・・・って、後撮りです。
さすがに、この時点ではクマも出さずにおとなしくしています。
いつものドーミー系列のような傍若無人はできません^^; -
1000坪敷地があって、2階建ての純和風建築(数寄屋造りらしい)で25室だけ。
ということで廊下が四方に巡らされて、深山桜庵のごとく(あそこも2階建てだったなあ、そういえば)結構歩く造りですが、お部屋はすぐ近くでした。
多分今日の宿泊としては最安値帯(2食付で18900円)ですから、人通りの多い場所になるのは予想どおりです。
むしろ、私的には、うろちょろするのに助かります。
しかし、入口にでかでかと名前が貼ってあったのは、予想外でした^^;
最初は従業員さんが分かりやすいようにかと思ったけど、お客さんが自分の部屋を発見しやすいするようにするためだったのかも。 -
部屋付の仲居さんに一人分だけお茶入れてもらいます。
大浴場は15時半から使えるようです。
食事の時間を遅めの19時することにして、仲居さん退場。
クマ登場。
とりあえず、15時半までは部屋を撮りましょう。
ということで部屋写真なんですが、これが大失敗。
障子(開けたら何もない明かりとりの空間でした^^;)の上に扁額がありまして、銘が「希典」。
これって乃木大将の自筆?と気になっていたにも関わらず、1枚も写していなかったのでした。 -
この宿のウリは各部屋から見えるお庭。
事前のクチコミ情報等では部屋によってはイマイチって話もあったんですが、きれいです。 -
笠山のツバキはこれから咲き始める頃。
でも、お庭のはよく咲いてるなあ、と翌日の帰り際に仲居さんに言ってみましたら、
山茶花でした。
無知を露呈。
萩で冬咲く=椿の思い込みもありますけれど、五重塔の周りにも咲いてるっていうのに何故分からないんですかねえ? -
お庭は歩けないけど、このくらいは許されるでしょう。
奥には広大な庭園がありそうです。
でも、奥に行くほど高いお部屋なんですよねえ。 -
確か全部屋次の間付きだったような。
浴衣は大きさ確認されたので、仲居さんが掛けていかれました。 -
確かプランの特典で浴衣とバスタオルは2枚のはずだったんだけど、1枚しかありません。
値段重視で選んだプランだから、気にしませんけどね。
バスタオルは1枚あれば充分だし、浴衣は旦那が嫌いで着ませんから。 -
次の間の障子の向こうは、坪庭?挟んでさっき歩いてきた廊下。
下手に開けっ放しはできないなあ。
(というか、わざわざ開ける客もいないのかも)
本間のお庭も渡り廊下から見えるようになっていたし、意外とお庭の造りがいい位置の部屋なのかも? -
すでに夕食スタンバイ中。
-
次の間から本間。
-
水周りも見ておきましょ。
洗面所。かなり化粧品類豊富です。
昔ながらの壁に備え付けのドライヤーもありました(左側)。 -
お風呂は洗い場付き。
大浴場利用で利用しませんでした。 -
トイレ〜
向かい側に手洗い場があるんですが、これがプッシュ式。
一度押すと流れる時間が長くて水がもったいなくてしょうがなかったです。
自動水栓の方がいいなあ。 -
こういう場所ってなんて言うんでしょう?
テレビは地デジ対応じゃないな、間違いなく^^; -
冷蔵庫の中。
ビール2本にコーラ、ポカリ、ウーロン茶、ミネラルウォーター2本。
できることなら、コーラより、ゆずはちみつとかゆずリキュールとか夏ミカンサイダーとか、地物の方がよかったかなあ。
のんたドリンク(大根ジュース)は勘弁だけど。
予約特典で冷蔵庫内無料。
でも、バスタオルの件があるから確認してからでないと、と思ったら、夕食の時に仲居さんから「ご自由に」ってことでしたから、安心していただきました。
もしかして、全部屋そういう対応だったのかも。
とはいえ、一晩泊まりでは半分くらいしか消費できません。
以前松田屋ホテルに泊まった時に、日帰りプランで冷蔵庫無料にしてたら瓶ビールとかまで根こそぎ持って帰ったお客さんがいたとホテルの仲居さんが嘆いていたのを聞いていたので、なんとなく気が引けて、未開封は持って帰らなかったのでした。 -
コップのイラストは、旅館の外観のイラスト。
下のコースターとか諸々にこのイラストが入っていました。
後ろのポットは冷水。
下は冷蔵庫のようで、実は金庫。
テレビの下が冷蔵庫と、なんか妙な配置です。 -
3時半過ぎたから、大浴場に行ってみましょ。
部屋を出ようとしたら、ちょうど前の廊下をチェックインしたご家族さんが通っていきます。
急いだ方がいいかな?
大浴場の更衣室。
どうやら一番のりのようです。 -
大浴場にも誰もいませんね。
-
無事、撮影成功。
天井高いです。
向こう側は男性用。
完全に遮られていないので、結構音が聞こえてきます。
炭石鹸も置いてたけど、シャンプー類は普通だったような。 -
洗い場5つに大浴場も小規模です。
宿泊サイトのクチコミ情報等を見る限り、男性用も大体同じくらいみたいです。
まあ、部屋数自体が25室だから、混みあいそうな時間を避ければ、ゆったり入れます。
一応温泉ですが、萩市が根性で掘り当てた越ヶ浜の源泉から運んできているので、かけ流しというわけにはいきません。 -
アメニティ類は、部屋の方が充実してたような。
気になったのは、使ったブラシとかの回収ボックスなりゴミ箱なりがなかったこと。
萩はプラゴミの扱いどうなってるんでしょう? -
さて、撮れたから入りましょ。
小物入れがあるのはいいですよね。
クマは専用袋で待機。
このあと、どんどん人が来たからタイミングよかったです。 -
冷水器、夕方時点で怪しかったけど、朝は見事にお水がなくなってました。
-
タオルを部屋に放りこんで、館内散策。
1階の案内図です。 -
2階にも客室があります。
予約特典に「1階のお部屋優先」となってたところをみると、ここは庭ありの1階の方がランクが上の位置づけみたいです。 -
渡り廊下は枯山水?
手入れ大変そう・・・ -
廊下には調度品が色々。
-
魚の形ってことは、船箪笥だったんでしょうね、多分。
-
外回りも撮っておきましょう。
来た時にはほとんどなかった宿前の駐車場は1時間でほぼいっぱいになってます。
旦那が来たとき置くとこあるのかな?
夏ミカンがたわわ。 -
夏ミカンって、冬も実ってます。
橙ですから。
鏡もちの上にミカン置くのも、代々(橙)続いて行くようにってことみたいです。 -
宿の名前も、創業者の厚東常吉さんが、名前の一文字「常」に「共に栄え繁り、恵みがあるように」との願いを込めて命名したそうで(宿のサイトより)、結構おめでたいです。
旅行記書いてると変換に苦労しますけど。 -
お正月も近いので、門松も飾ってあります。
なんとか竹の中に、と思ったけど、おさまり悪くてこうなりました。
で、竹にクマ入れようとあれこれやっていた時に出てきた従業員さん。
咎められないけど、特に話しかけられることもなかったのでその場はたいして言葉を交わすこともなく(ドーミー系列に限らず、クマをきっかけに宿の人と話すことが多いのです)だったんですが、ん〜、なんか社長さんのような。
宿泊前にチェックしていた宿のブログに載ってた、20代という社長さんっぽいけど、写真よりは貫録あるので確証もてず、チェックアウトの時に担当されてたので聞いてみたら、やっぱり社長さんだったようです。 -
ギャラリーも覗いてみましょ。
-
お宿ならではの一品。
佐藤栄作元首相筆。 -
この字は、松陰神社にある石碑の原本なんだそうです。
石碑の発案者が宿の創業者だそうです。
赤鉛筆の線は、石碑に題字を写し取った痕だそうです(宿のサイトより) -
反対側には「薩長土連合審議之地」の文字。
これは、佐藤栄作の弟・・・っていうより安部元首相の祖父、岸信介筆だそうです。
謎なのは、由来がさっぱり書いてないこと。
常茂恵は大正創業だから、ここで審議したってのはありえないんですよねえ。 -
これは、油谷の楊貴館にもあったような?
この辺の作家さんなのかな。 -
お土産売り場。
割と小規模。
部屋菓子の夏ミカンの砂糖漬けは、やっぱり「たけなか」さんのだったんですねえ。
ここの夏ミカンジュレ、結構好きです。
と見てたら、ちょうど業者さんが納品に来てました。
顔見知りの人でした^^;
たけなかさんのサイト。
http://www.haginet.ne.jp/users/natumikan/ -
置いてあるのは萩焼が主流なんですけれど、中には復興したという磁器がありました。
売店の店員さんが詳しくて、色々教えてくださいました。 -
磁器の作家さんの写真集があるよと教えられ、見ついでに新聞もチェックして、
-
部屋に帰ったら、ちょうど仲居さんが夕飯の準備。
19時からにしてるのに、ずいぶん早いです。
やっぱり今日が満室の影響なのかな?
その最中に旦那から連絡。
どうやら解決した模様で、夕食にも間に合いそうです。 -
萩駅の夜景をタクシーで見に行って、旦那に拾ってもらって宿に戻ることになりました。
長距離運転になってるから、阿武町のライトアップは断念です。
さて、宿を出る前にお正月用の写真を撮っておきましょう。
年末だから色々お飾りがあることを期待してたんですが、思ったほどありません。
こんなこともあろうかと、地元商店街で衝動買いした獅子舞持参してきてよかった^^; -
フロントに行って、タクシー呼んでもらいます。
横に着物だか浴衣だかがありました。
多分有料の貸出品なんでしょうね、説明ないけど。
こういう掛け方するより、横に重ねてあった方が見栄えがいいような? -
玄関のフクロウさんと記念撮影しているところへ、タクシーがやってきたのでした。
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