滝メグラーが行く３　滝コミュオフ会　あかがねとよと唐谷滝　岐阜県下呂市

2008/11/08 - 2008/11/09

根尾の滝に満足した我々は次なる滝を目指します。といっても来た道を少し戻ったところにあるお手軽滝のあかがねとよと唐谷滝です。ほぼ同じ場所で２つの対照的な滝を見ることができるおいしいスポットです。

あかがねとよ・唐谷滝滝見難易度：１

参考　滝見難易度０：道路から見える、１：片道徒歩５分以内、２：片道徒歩１５分以内、３：片道徒歩３０分以内、４：片道徒歩１時間以内、５：片道徒歩２時間以内、６：片道徒歩２時間以上もしくは２時間以内でも特別な装備が必要な場合など。私の旅行記ではほとんど出現することはないと思われる。

注意　滝見難易度はあくまで私の主観によるものであり、また季節や天候により難易度が上がる場合もあります。私の旅行記を参考にされて、「違うかったやんけ」とおっしゃられても責任は負えませんのでご了承ください。また、難易度が高い場合はできる限り単独行は避けるようお願いします。

エリア 濁河温泉・下島温泉(岐阜)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車

根尾の滝からは来た林道を引き返します。程なくすると３台ほど駐車可能な駐車スペースがあり、この案内板から川へ下りていきます。

これがあかがねとよです。駐車場からは３分も歩けば着きます。落差１４ｍ。

あれれ、水がないやん、と思われそうですが、この滝に限っては水がない方がいいのです。というのも、この滝は滝壺にこそその特徴があるのです。

あかがねとよの滝壺。雨後など大量の水が流れ落ちていると、この青さが良くわからないということです。あかがねとよという名は、岩が侵食されて樋のようになり、水が銅の緑青のような色をしているところから来ています。

あかがねとよのもうひとつ変わったところは、この滝壺が一見出口がないように見えるところでしょう。実は伏流水のようになって濁河川に流れ込んでいます。私が撮影している真下を水が流れています。

これがあかがねとよからの流れの出口です。この左に目を向けると唐谷滝があります。

あかがねとよはちょろちょろとしか水が流れていないのでほとんど音はしないはずですが、付近は轟音に包まれています。その理由がこの唐谷滝。こちらは濁河川の本流に懸かっており、あかがねとよとは対照的に水量豊富で豪快です。

柱状節理の岩に囲まれた滝壺に豪快に落ちています。落差は１５ｍ。

滝口。軽く２段になっていますね。

唐谷滝の滝壺も透明度の高い美しい水です。

唐谷滝下流の濁河川の流れ。

上の林道に戻り少し根尾の滝方面に歩くと橋があります。その真下にあかがねとよがあります。橋の上から見下ろすと何ともいえない美しい滝壺が見えました。

さあ、次は三ツ滝です。