2008/08/07 - 2008/08/16
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第2日目
今日は、オリンピックの開会式の日である。開会式のチケットはないが、雰囲気を味わうため、北京まで行くこととした。天津駅まで、タクシーで移動した。駅は広く、タクシーは、かなり遠くに止まる。
写真を撮りながら、切符売り場まで移動したが、外まで人の列が出来ている。並んでみると、切符を買うための列ではなく、切符売り場に入る為にレントゲンの検査機に、荷物を通す人の列であった。
やっと中に入り、切符を買う段になる。正面に、大きな電光掲示板があり、本日分や、翌日分などの列車番号と、ファーストクラス、セカンドクラスの空き具合が表示されている。30分毎に発車している。窓口は、5列ぐらいあるが、どの列も20人くらい並んでいる。
一時間くらい先の列車の番号と、座席数、等級をあらかじめ紙に書いて列に並んだ。セカンドクラスで、58元、ファーストクラスは、10元(150円)高い68元である。
日本で、新幹線のグリーン車に乗ったことはないが、150円の差額なら、ファーストクラスの方が良い。ファーストクラスをチョイスした。
自分たちの順番になったので、窓口に紙を出すと、係りの人が、端末に入力してくれる。
日本語の漢字ではあるが、通じたようだ。残念ながら、ファーストクラスは、満席と言われたので、セカンドクラスを購入した。
駅の入口は、新設されたようで、広々としており、きれいだ。ここで又、荷物検査され、待合所に入る。広大なスペースに、座席が置かれ、周りには、売店がある。
50インチくらいのディスプレーが置かれており、オリンピックの映像が流れている。中国選手が活躍したシーンが繰り返し流されている。発車10分くらい前になると、アナウンスがあり、改札が始まる。切符を、挿入口に入れ、取り出すシステムだ。ここでは、割り込む人もいない。整然としている。
ホームに降りると、CRHの列車が止まっている。東北新幹線の「はやて号」にそっくりだ。何人かが、先頭車両をバックに記念写真を撮っている。日本と同じ風景だ。
列車の中に入ると、車内は清潔で掃除も行き届いている。
全席指定席だが、私の席に知らないおばさんが座っている。自分のチケットを見せて、ここは私の座席ですよといったが、分かってくれない。その内、係りの人が来たので、チケットを見せると、退かしてくれた。そのおばさんは、別な席に座ったが、その席も、他の人の席だったようだ。そのうち隣の車両に移っていった。
列車は、所定の時間に、発車した。どんどんスピードが上がる。日本の新幹線のように、カーブがあったりトンネルがあったりする訳ではなく、ただ、平地をまっすぐ走っていく感じである。列車のスピードが、車両の前後に表示されており、340km/hまで行った。新幹線より速い。天津から北京までは、120kmなので、340km/hまで行ってしばらくすると、減速にはいる。北京南駅までは、30分だ。CRHが走る前までは、快速列車で一時間以上かかっていたので、大幅な短縮である。
北京南駅も、新設されたようで、とてもきれいである。改札口を出たところで、ボランティアの人が居たので、「天安門に行きたいのだ」と告げると、北京駅行きの10番のバスに乗れば、天安門の前を通ると教えてくれた。但し、バス停まで遠いので、リンシというバスに乗ってくれという。リンシって何?と聞いても、英語でリンシというだけで要領を得ない。
とにかく、出口に行くと、バス停が有り人が並んでいる。その内バスが来た。近くの人に「リンシ?」と聞くと、首を縦に振ってくれたので、乗り込んだ。2元を入れる箱がありそこに1元札2枚入れた。現地の人は、スイカのようなカードで、タッチしていた。
10分ほど乗り、大きなバスステーションに到着した。どうもこちらの場合は、バスステーションが、駅に隣接している訳ではなく、離れているようだ。
10番バス停で待っていると、2両連結されたバスが来た。ここも、整理する人がいて、乗客は、ちゃんと並んでいる。
バスは、北京南駅を出発し、天檀公園の西側から北側に回りこみ、天安門前に進み、天安門の前で、東に回り、北京駅に行くルートのようだ。景色を見ながら、バス停の名前をチェックしていると、本来北に曲がらなければいけないところを、直進する。
どうも、交通規制をしているようだ。東単のさらに東側に、停車したので、そこで降りた。ここからだと、1kmくらい歩かなければならない。
かなり暑いので、大変だが、とにかく天安門の方角に向かった。途中,JCBプラザがあるはずなので、寄って、万里の長城にどう行けばよいか聞くことにした。
案内書にあるビルを見つけ、エレベータに乗り、部屋に向かったが、ドアの前に、JCBプラザは、もっと東にあるホテル日航の2階に移転したという紙が張ってある。せっかく来たのにがっかりしたが、天安門を見学した後、ホテル日航に寄ることにした。
天安門に行く途中、人だかりが出来ているので、覗いてみると、どこかの国のテレビレポータが、カメラの前でしゃべっている。オリンピック直前の雰囲気だ。
そのまま、天安門の方向に向かったが、バリケードがあって進めない。交通規制されているようだ。
天安門に続く片側4車線の広い通りも、片側が規制されている。たまに、高級車が、パトカーを先導に飛ばして通行している。オリンピック関係のVIPが乗っているのだろう。
天安門には行けそうに無いので、王府井の歩行者天国を歩くことにした。ここにも、沢山の人が、集まっている。道路には20m間隔で、日傘の下に、ボランティアの人がいる。
大変な数のボランティアが動員されている。
お腹が空いたので、マックに入って、昼食をとりながら、休んだ。
地下鉄で、ホテル日航の近くまで行き、JCBプラザに行った。2人の女性が、対応している。先客がいるので、資料を読みながら待っていた。先客は、レストランの予約をしているようだった。
我々の順番が来たので、万里の長城に行きたいと告げると、オリンピックの自転車ロード競技の会場になる為、もっとも有名な、八達嶺長城には行けないそうだ。八達嶺より東にある慕田峪長城(ぼてんよくちょうじょう)には行けるそうなので、そこに行くことにした。
車一台チャーターして、ガイドもつけて、一人9000円だそうだ。こちらは、バスで、勝手に行こうと思ったが、明日も天津から移動してくるので、トラブルがあって、遅くなっても困るので、お願いすることにした。今回の旅行の中で、一番の出費である。明日の、午後1時半に、王府井の近くにあるホテルのロビーにガイドが迎えに来てくれるそうだ。
JCBプラザを出て、北京駅に地下鉄で向かった。ここから、北京南駅に行き,CRHに乗る。北京駅に着いてみると、やはり、バスターミナルが無い。あいにくボランティアの人が見当たらない。その辺の人に、英語で聞いてもさっぱり通じない。何人かに、聞いてやっと,100M先にバスターミナルがあると判明する。
10番のバスで、南駅に向かうと、規制が解除されているらしく、天安門の前を、バスが通っていった。北京南駅に着き、切符売り場に行ったら、天津と違い、ここは空いている。
ファーストクラスの天津行きと、明日の天津―北京のチケットも購入した。万里の長城に行く前に、天安門だとか、天檀公園を見学したいので、早めの切符を予約した。
天津駅に着き、ボランティアの人に、ホテルまでどのバスに乗ればよいか聞いたが、どうも近くに行く路線が無いらしい。しょうがないので、タクシーを使うことにして、案内板にしたがって、タクシー乗り場に向かった。
日本であれば、駅前のタクシー乗り場は、タクシーが一列に並んでいて、順序良く乗れるはずだが、ここは、タクシーが思い思いの場所に停まっている。どうしようか迷っていると、運転手が寄ってきて何処まで行くのかと聞いている雰囲気だ。ホテルカードを出すと、40元と吹っかけてくる。朝、ホテルから駅まで18元だったので、2倍以上である。
この付近は、危ないと思い、朝タクシーが止まったところに行くことにした。ここは、タクシースタンドではないが、何台かのタクシーが、止まっている。ホテルカードを出すと、分かったというように走り出した。危ないかもしれないなと一瞬思ったが、これも経験だと思い黙っていた。タクシーは、無事、ぼられることなく、ホテルに着いた。
食事をする為、昨日食べたローカルのレストランに向かったが、丁度、オリンピックの開会式の時間帯なので、昼間あれだけ車であふれていた道路が、がらがらである。信号無視の横断も容易に出来る。
レストランは、やはり開会式のためか、しまっていた。しょうがないので、近くの別なレストランに入ったが、ここも、店員が、集まって、テレビを見ている。食べられるかとジェスチャーで示すと、テーブルを用意してくれた。
見渡すと、もう一組が、食事をしているだけで、店は、がらがらである。
とりあえずビールを頼み、メニューで探していると、隣のお客の一人が話しかけてきた。かなり酔っ払っている。「何処から来たか」と英語で聞いてきた。「日本からサッカーの応援に来た」と返すと、自分は、韓国から来たことなどを話し始めた。
メニューは、漢字であるが、良く分からないので、麻婆豆腐や春巻きなど、読めるものを頼んだ。
テレビで、開会式の選手入場の様子を中継しているが、何処の国が入場しているか良く分からない。たまに、国旗で分かるが、入場の順番が、アルファベットなのか、中国式なのかが分からない。日本が入場してしまったのかも分からない。ほどほどにして、ホテルに帰り、部屋で、テレビを見ることにした。
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