温泉町バーデン･バーデンとアルザス田舎町巡りの旅（３）～アルザスの美しき村 リクヴィル

2008/10/04 - 2008/10/04

バーデン･バーデンの滞在２日目は、ワイン好きの夫のリクエストで日帰りでアルザス・ワイン街道の村を３つまわってきました。まず最初に訪れた村はリクヴィル。この村には２年半前に一度訪れたことがあるのですが、そのとき買ったワインがとてもおいしかったので、もう一度そこでワインを買おうと再び村へと向かいました。

リクヴィルは「フランスの最も美しい村々（L'Association Les Plus Beaux Villages de France）」に認定されていて、その街並みはまさに絵本のよう。

ちなみに「フランスの最も美しい村々」は、2008年現在、151の村が認定されています。この認定基準はとても厳しく、一度認定された村でも再度審査され、基準を満たさなくなっていると落とされるのだそう。

★フランスの最も美しい村々（L'Association Les Plus Beaux Villages de France）URL（英語）：
http://www.les-plus-beaux-villages-de-france.org/index.php?lang=en


□１日目：自宅 ～ バーデン･バーデン　着後、温泉へ（バーデン･バーデン泊）
■２日目：ホテル ～ リクヴィル ～ カイゼルスベルク ～ リボーヴィレ ～ ホテル（バーデン･バーデン泊）
□３日目：ホテル ～ バーデン･バーデン街歩き ～ エバーシュタインブルク（バーデン･バーデン郊外）～ 帰宅

エリア リクヴィール(フランス)

バーデン･バーデンから国境を越えフランスのアスザスへ。

見渡す限りのぶどう畑〜。

リクヴィルの村の手前に立てられていた看板。

「フランスの最も美しい村々」の看板の写真をやっとゲット！！

これまでフランスを車で旅したときにこの看板を何度か見たことがあるのですが、いつも気づいたときには通り過ぎてしまっていて、これまで写真が撮れなかったのでした。　

バーデン･バーデンから１時間半ほどでリクヴィルに到着♪

村はぶどう畑にぐるりと囲まれています。

かわいい外観の村役場。

建物のまん中にあいている門が村の入り口。

童話に出てきそうなおうち。これ、郵便局です。

村役場の門をくぐって村へ入ります。

村のメインストリート Rue du General de Gaulle。

この通りを500ｍも歩けば村の外へ出てしまいます。それくらい小さな村ですが、何度でも来たくなる美しい村です。

門をくぐって左手にあるワイナリー "Dopff & Irion"。

夫はここのワインがお気に入りで、ここでワインを買うためにリクヴィルに来たようなもの。


★"Dopff & Irion" URL（英語）:
http://www.dopff-irion.com/site.htm

"Dopff & Irion" のカーヴ。ここで試飲ができます。

メインストリートの中ほどにこのワイナリーのショップがあるので、ワインはそこで買うことにしています。

夫はすぐにでもそのショップに行きたいようでしたが、ワインを買ってしまうと身動きできなくなるので、まずはちょっと村の散策を。

この路地（Rue des Ecuries）、とってもかわいい！

さがっている看板もキュートです♪

この路地で目を引いたレストランの看板。

アルザスの少女がかわいい〜。壁側の装飾も凝っているなぁ。

同じくこの路地に下がっていたホテルの看板。

アルザスの村々にはかわいい看板が本当にたくさんあって、看板好きなわたしにはたまりませんっ♪　この日撮った写真のうち、３分の１くらいは看板だったかも(^^;)

アルザスのシンボル、コウノトリがあしらわれたレストランの看板（メインストリートにて）。

こちらもレストランの看板（メインストリートにて）。

看板の上部はシルエットだけになっちゃってますが、ぶどうの収穫をする人の姿でしょうか。

同じ看板の下部のアップ。

ワイナリーの看板。

センスのある楽しげな看板。右端のでっぱりにはカタツムリがはっています。芸が細かい！

メインストリートの両側には、こんな路地がいくつもあります。

上の写真の路地の手前にテントがでていて、手作り風の食べ物が売られていました。

ちょうどぶどうの収穫時期とも重なり、小さい村ながら観光客はとても多いです。

カラフルな家々の壁には花がたくさん。

ワインハウス兼ホテル（？）の看板。
この看板も好きだな〜。

メインストリートのゆるやかな坂道を３分の２ほど登ってきましたが、夫はもうワインショップに行きたくてたまらない様子。前回来たときにこの先にある時計塔に登りそこなったので、今回は登ってみたかったのですが、このあとも２つ村をまわることを考えるとあまりゆっくりもしていられないため、このあたりで引き返すことに。

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（追記）
４トラの看板コミュで、この看板がアンジ（アルザスの村々の生活風景を描いた画家）が手がけたものだと知りました。看板をよく見ると、たしかに右端に「HANSI」とちゃんと名前が入っています。とても気に入った看板がわたしの好きなアンジのものだとわかって、なんだかとてもうれしい！　

アルザスにはアンジが手がけた看板がたくさんあるそうです。またアルザスに行けたら、そのときは「HANSI」の名前があるかもチェックしよう。

リキュールのお店の看板。

右のつり下がっている部分はリキュール作りの様子かな？

時間とともに、観光客は増える一方。
村をゆっくり歩くなら、朝か夕方がよさそうです。

左手の高い建物のてっぺんに見えるのは――

そうです、コウノトリの巣です〜。

前回来たとき、この巣にコウノトリがいました。毎年ここにもどってくるのかな？

通りを歩いている人たちも巣を見上げています。

こちらが夫の目当てのワイナリー《Dopff & Irion》のショップ。

村役場の方からメインストリートを中ほどまで登ってきたところの右手にあります。夫はここでワインを６本ゲット。今日はいったい何本買うことになるのだろう？？


★今回は時間がなくて立ち寄りませんでしたが、村にある《アンジ美術館 Musee Hansi》はとてもおすすめです。アンジの描いたアルザスの風景に、ひと昔前の村人たちの生活の様子を見ることができます。ほのぼのとしたタッチの絵に、きっと心がほっこりしますよ〜♪


さて、このあとはカイゼルスベルクへ。

この旅行記へのコメント （8）

• MILFLORESさん 2008/11/22 23:12:34

  いつか私も！

  
  そうなんですよ〜
  アンジ・ミュージアムまであるそうですよー
  お読みになりました？
  いつか私もアルザスへ行きたい！
  
  お隣の国だけど、車ではちょっと行けないな・・・
  飛行機でストラスブールまで、そこからレンタカープランになるかな。
  
  それにしても、撮った写真の1/3が看板だったなんて、
  コミュメンバーの鏡ではありませんか！

  ショコラさん からの返信 2008/11/23 20:14:08

  RE: いつか私も！

  MILFLORESさん、
  
  リクヴィルのアンジ美術館、実は２年半前に村を訪れたときに立ち寄ったのですけれど、思いのほか展示数が多く、どうも絵にばかり目がいっていたのか、看板の展示についてはほとんど記憶がないんです〜。もしもう一度リクヴィルに行けたら、美術館を再訪せねば！
  
  
  > お隣の国だけど、車ではちょっと行けないな・・・
  > 飛行機でストラスブールまで、そこからレンタカープランになるかな。
  
  たしかにお隣の国だけど、アルザスは東の端っこだから、車だとちょっと遠いですよね。ストラスブールからのレンタカープランなら体力的にも楽で、ゆっくり村めぐりができてよさそう。
  
  ショコラ
  

• スーポンドイツさん 2008/11/19 09:32:10

  リクヴィル♪

  ショコラさん、こんにちは
  素敵な看板がコミュにたくさん登場♪楽しませていただきました。
  ついこの間まで知らなかった町！ショコラさんの他にもおでぶねこさんやオリーブさん、そして今回hirootaniさんも訪問しすっかり虜になりました。
  クリスマスをアルザスでという旅行企画もあって憧れますが、夢だわ〜(^^ゞ
  とにかく夢のような町ですね。
  すーぽん

  ショコラさん からの返信 2008/11/19 23:01:40

  RE: リクヴィル♪

  スーポンドイツさん、こんにちは。
  
  コメントありがとうございます♪
  看板コミュのメンバーが次々にアルザスを訪れていますね。アルザスの田舎は村そのものが絵になるほど美しく、そしてなんといっても看板の宝庫！
  
  ほんと、クリスマスのシーズンも素敵そうですよね。もしその時期に合わせるのが難しいようでしたら、お花の季節やぶどうの収穫時期もおすすめですよん(^^)。
  
  ショコラ

• hirootaniさん 2008/11/14 08:50:32

  リクヴィルは本当に美しい町ですね

  ショコラさん、こんにちは。
  
  アルザスに行かれたのですね。私も6月にストラスブールとアルザス地方を回ってきました。このリクヴィルの町は、その中でも私のお気に入りです。中世の町がそのまま残っているのはすばらしいですね。
  
  さすがに、ドイツの時代もあっただけあって、町はドイツそのものですね。ロマンティック街道にある町のようでした。
  
  私もこの町に入ってすぐ左にあったワイナリーでワインを購入しました。私自身は、お酒を飲めないのですが、先日、友人たちに振舞ったら、皆おいしいといってくれました。
  
  ご参考までの、私の旅行記を下記します。
  http://4travel.jp/traveler/hirootani/album/10275675/
  
  この年末で帰国予定ですが、最後のクリスマスをクリスマスマーケットで有名なストラスブールで過ごそうかと思っています。（一人で寂しいクリスマスですが・・・）
  
  hirootani
  

  ショコラさん からの返信 2008/11/17 08:07:18

  RE: リクヴィルは本当に美しい町ですね

  hirootaniさん、こんにちは。
  
  コメントありがとうございます！
  週末にハンブルクへでかけていて、お返事が遅くなってしまいました。
  
  hirootaniさんのリクヴィルの旅行記、見させていただきました。hirootaniさんと同じ場所で我が家も写真を撮ってますね〜(^^)。リクヴィルの街並みは本当に素敵ですよね。まさに絵本の世界。こんな村が本当にあることに驚きます。
  
  hirootaniさんも同じワイナリーでワインを買われていたんですね。下戸でいらっしゃるとは存じませんでした。わたしも弱いので、小さなグラスでチビチビ飲んで真っ赤っかです。
  
  年末に本帰国になられるのですね。これから帰国準備でお忙しくなられると思いますが、体調を崩されたりされませんように。
  
  ストラスブールのクリスマスはとても素敵みたいですね。我が家もアルザスのクリスマス・マーケットを見てみたいと思っていましたが、もう無理そうです〜。うちも来年は帰国になりそうです。
  
  ショコラ

  hirootaniさん からの返信 2008/11/17 09:02:52

  RE: RE: リクヴィルは本当に美しい町ですね

  ショコラさんもご帰国ですか。
  
  私は、残りの1ヶ月半で、これまでいけなかったコンサートめぐりをしようと計画しています。今のところ、ウィーンフィル、ベルリンフィル、ドレスデン交響楽団の３つを予定しています。
  
  どの町も、クリスマスマーケットでも有名ですよね。これに、ストラスブールを加えれば、完璧かなと思っています。ちょっと欲張りすぎですよね。
  
  
  hirootani
  

  ショコラさん からの返信 2008/11/18 17:30:55

  RE: RE: RE: リクヴィルは本当に美しい町ですね

  hirootaniさん、
  
  を、を、年末は３つのコンサートに行かれるのですね。「コンサート＆クリスマスマーケット」なんて素敵すぎます〜。わたしはドレスデンでオペラを１度だけ見たことがありますが、コンサートは今だ未経験。
  
  どうぞ楽しんでこられてくださいね！
  コンサート巡りの旅行記も楽しみにしています。
  
  ショコラ