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この町で忘れてならない場所に、町の南方にある大きな湖、「ブンケーンナコン」(&#3610;&#3638;&#3591;&#3649;&#3585;&#3656;&#3609;&#3609;&#3588;&#3619;)がある。<br /><br />市の中心からツクツクでも50バーツ(この町ではタクシーは殆ど無い。あるのはツクツクかサムローという人力自転車)で行ける至近の距離にあり、住宅地の中に広大な湖が広がっている。湖を一周する遊歩道もあり、大きな公園も併設されている。<br /><br />1年半前に訪ねた時、この湖公園の直ぐ傍の消防隊に日本の伊豆市から寄贈された新品の真っ赤な消防車が2台置いてあり、まだその消防車はそのままそこにあるのか、或いはもう完全にタイ文字に塗り替えられているかを確認したい興味もあった。<br /><br />それとこの湖に突き出た出島の先にあるガラス張りのレストラン、「ブアルアン」(&#3610;&#3633;&#3623;&#3627;&#3621;&#3623;&#3591;)で夕食を食べる目的もあった。<br /><br /><br />湖に着くと今日はどうも様子が違う。夕方なのに多くの出店小屋が出ていて、更にこれから出店作業をしているところもあちこちにある。<br /><br />まだ日暮れ前から人々が集まってきていて、色々な屋台からは芳しい焼き物の煙なども漂ってくる。<br /><br />公園の入り口を見るとタイ語で&#3629;&#3629;&#3585;&#3614;&#3619;&#3619;&#3625;&#3634;(オークパンサー)の大きな看板が出ている。ああ、そうかパンサー、今日は「出安吾」の日だったのか。<br /><br />「安吾」というのは日本の僧侶にはその習慣は無いが、お釈迦様が雨季の季節、祇園精舎などの一箇所に留まり、雨季が上がると「出安吾」して再び遊行の旅に出る。<br /><br />タイではこの故事を頑なに守り、7月頃の雨季になる頃「入安吾」し、丁度10月の今頃、雨季が明ける頃「出安吾」する、今日はそのお祭りの日だったのだ。<br /><br />人々は素焼きの人形を買い求め、一心に色づけしている。何の謂れがあるのかは分からないが、5色、7色で、中にはドラエモンのような素焼きもあったり、大小様々な焼き物が売られている。<br />「出安吾」を共にに喜ぶ人々の表情には仏教の精神が深く根付いているようだった。<br /><br /><br />最初に消防隊へ寄ってみると、あるある、まだありました。「伊豆市第七分団」と横書きされたまだ真新しい感じの消防車が2台、今も同じ場所に駐車している。<br /><br />タイ人には日本語は分からないだろうし、消防隊員の何人がこの消防車が日本からの寄贈品だと知っているかは別にしても、この地方の町で、この様な形で日本の何物かと遭遇できるのは、嬉しい限りである。丁度今日の昼間プーエンの食堂で突然日本語で話しかけられたと同じ様な驚きでもある。<br /><br />2003年、この町でAPECが開かれた際の会場の一つ、「ブアルアン」(&#3610;&#3633;&#3623;&#3627;&#3621;&#3623;&#3591;・王様の蓮)は、まだ夕方までの時間も早く、準備中であったが、名前の「ブア」(&#3610;&#3633;&#3623;)、「ハス、睡蓮」が示すように、このレストランの周囲はハスの葉で取り囲まれていて、夏の8月頃には、さぞかし綺麗な蓮の花に彩られていたに違いない。<br /><br />ビールを飲みながら、ガラス窓越しに湖を眺め、確か前回もこの光景を見るのはこれが最後かと思い、しみじみとしたが、奇しくも又再訪することができ、しかも今日は「オークパンサー」。<br /><br />そうこの湖自体の名前も「湖」ではなく「沼、湿地帯」を意味する「&#3610;&#3638;&#3591;」(ブン)となっている。「沼に咲く蓮の王様レストラン」。タイ人のネーミングは素晴らしい。<br /><br /><br />公園では賑やかな音楽と共に臨時の屋台、射的、風船破り、観覧車、ゴーカート、金魚つり、水上ボール、子供達の矯正・・今はもう日本の夜店には無くなってしまったようなありとあらゆる遊戯具が揃っていて、親子の、或いは恋人同士のこよなき時間が流れていく。<br /><br />この町へ来てよかった。又、丁度「出安吾」のお祭りに出会わすとは。賑やかさの中に時の経つのを忘れるようだった。<br /><br />

コンケーン・バンコク1週間の旅。?ブンケーンナコン(บึงแก่นนคร)

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2008/10/07 - 2008/10/13

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ちゃお

ちゃおさん

この町で忘れてならない場所に、町の南方にある大きな湖、「ブンケーンナコン」(บึงแก่นนคร)がある。

市の中心からツクツクでも50バーツ(この町ではタクシーは殆ど無い。あるのはツクツクかサムローという人力自転車)で行ける至近の距離にあり、住宅地の中に広大な湖が広がっている。湖を一周する遊歩道もあり、大きな公園も併設されている。

1年半前に訪ねた時、この湖公園の直ぐ傍の消防隊に日本の伊豆市から寄贈された新品の真っ赤な消防車が2台置いてあり、まだその消防車はそのままそこにあるのか、或いはもう完全にタイ文字に塗り替えられているかを確認したい興味もあった。

それとこの湖に突き出た出島の先にあるガラス張りのレストラン、「ブアルアン」(บัวหลวง)で夕食を食べる目的もあった。


湖に着くと今日はどうも様子が違う。夕方なのに多くの出店小屋が出ていて、更にこれから出店作業をしているところもあちこちにある。

まだ日暮れ前から人々が集まってきていて、色々な屋台からは芳しい焼き物の煙なども漂ってくる。

公園の入り口を見るとタイ語でออกพรรษา(オークパンサー)の大きな看板が出ている。ああ、そうかパンサー、今日は「出安吾」の日だったのか。

「安吾」というのは日本の僧侶にはその習慣は無いが、お釈迦様が雨季の季節、祇園精舎などの一箇所に留まり、雨季が上がると「出安吾」して再び遊行の旅に出る。

タイではこの故事を頑なに守り、7月頃の雨季になる頃「入安吾」し、丁度10月の今頃、雨季が明ける頃「出安吾」する、今日はそのお祭りの日だったのだ。

人々は素焼きの人形を買い求め、一心に色づけしている。何の謂れがあるのかは分からないが、5色、7色で、中にはドラエモンのような素焼きもあったり、大小様々な焼き物が売られている。
「出安吾」を共にに喜ぶ人々の表情には仏教の精神が深く根付いているようだった。


最初に消防隊へ寄ってみると、あるある、まだありました。「伊豆市第七分団」と横書きされたまだ真新しい感じの消防車が2台、今も同じ場所に駐車している。

タイ人には日本語は分からないだろうし、消防隊員の何人がこの消防車が日本からの寄贈品だと知っているかは別にしても、この地方の町で、この様な形で日本の何物かと遭遇できるのは、嬉しい限りである。丁度今日の昼間プーエンの食堂で突然日本語で話しかけられたと同じ様な驚きでもある。

2003年、この町でAPECが開かれた際の会場の一つ、「ブアルアン」(บัวหลวง・王様の蓮)は、まだ夕方までの時間も早く、準備中であったが、名前の「ブア」(บัว)、「ハス、睡蓮」が示すように、このレストランの周囲はハスの葉で取り囲まれていて、夏の8月頃には、さぞかし綺麗な蓮の花に彩られていたに違いない。

ビールを飲みながら、ガラス窓越しに湖を眺め、確か前回もこの光景を見るのはこれが最後かと思い、しみじみとしたが、奇しくも又再訪することができ、しかも今日は「オークパンサー」。

そうこの湖自体の名前も「湖」ではなく「沼、湿地帯」を意味する「บึง」(ブン)となっている。「沼に咲く蓮の王様レストラン」。タイ人のネーミングは素晴らしい。


公園では賑やかな音楽と共に臨時の屋台、射的、風船破り、観覧車、ゴーカート、金魚つり、水上ボール、子供達の矯正・・今はもう日本の夜店には無くなってしまったようなありとあらゆる遊戯具が揃っていて、親子の、或いは恋人同士のこよなき時間が流れていく。

この町へ来てよかった。又、丁度「出安吾」のお祭りに出会わすとは。賑やかさの中に時の経つのを忘れるようだった。

  • コンケーンの南に広がる大きな湖「ブンケーンコーン」。タイ語ではこの大きな湖を「沼」と呼んでいる。

    コンケーンの南に広がる大きな湖「ブンケーンコーン」。タイ語ではこの大きな湖を「沼」と呼んでいる。

  • 今日は「オークパンサー」(出安吾」のお祭りの日。

    今日は「オークパンサー」(出安吾」のお祭りの日。

  • 人々は熱心に素焼きの人形に色づけしている。

    人々は熱心に素焼きの人形に色づけしている。

  • このお祭りと何の関係があるか分らないが、皆熱心に作業に取り組んでいる。

    このお祭りと何の関係があるか分らないが、皆熱心に作業に取り組んでいる。

  • 家族連れが続々やってくる。これは3人乗りだが、この子供の後ろにもう一人大人が乗っていて、実際は4人乗りでやってきた。3人乗りは常識。4人乗りにはびっくり。

    家族連れが続々やってくる。これは3人乗りだが、この子供の後ろにもう一人大人が乗っていて、実際は4人乗りでやってきた。3人乗りは常識。4人乗りにはびっくり。

  • 色々な遊具が公園いっぱいに出店している。

    色々な遊具が公園いっぱいに出店している。

  • 屋台も色々と出ていて、つい買いたくなる。

    屋台も色々と出ていて、つい買いたくなる。

  • 臨時のジェットコースターなども作られ、人気を呼んでいる。

    臨時のジェットコースターなども作られ、人気を呼んでいる。

  • 伊豆市と書かれた消防車が2台置いてある。

    伊豆市と書かれた消防車が2台置いてある。

  • 夜になって更に賑やかに。

    夜になって更に賑やかに。

  • 道路を隔てた中国寺院ではドラゴンの舞いが。丁度長崎のペーロンを見ているよう。

    道路を隔てた中国寺院ではドラゴンの舞いが。丁度長崎のペーロンを見ているよう。

  • 夜が更けるまで、大きな太鼓の音が鳴り響く。

    夜が更けるまで、大きな太鼓の音が鳴り響く。

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