2008/10/07 - 2008/10/13
114位(同エリア131件中)
ちゃおさん
コンケーンに来ることの密かな楽しみは、以前宿泊したCharoen Thani Princess(โรงแรมจริณธานี)に再度泊まり、燦々と降り注ぐ陽光の下、4階の屋上プールで裸になって、下の通り、市場の人々を眺めることであったが、ホテルはこの期間満室で、既に日本を出る前にこの夢も潰えていた。
もう一つが、この町にある国立の博物館を訪ねることであり、前回来た時の若い学芸員が、当方のたどたどしいタイ語を遮って、かなり流暢な英語で館内外の展示物を説明したくれたが、その再会と、再度の説明をしてもらうことだった。
プーエンの町から帰った午後、早速にも博物館へ行く。タイで確か8箇所ある国立の博物館(พิพิธภณท์ สถาน แห่งชาติ)の一つがこの町にあり、イサーンではここと、ピマーイと小さなものだがウボンにもあるが、タイの歴史、文物を知るためには、博物館が一番だ。
博物館は前回同様、相変わらず閑散としていて、一体いつ入館者があるのか、暇そうにしている学芸員の数の方が多い位じゃないかと思いつつ、30バーツ(90円)の入館料を払って館内に入るが、お目当ての女性は既に辞めてどこかへ行っている、とのこと。
館の裏庭に出て、以前にも感動した石のサークル、イギリスのストーンサークルがここに移されたのではないかとみまごう環状立石の中に入り、石をなで、タイの長い歴史を思う。
この奥の庭には、更に石柱のみを集めて大量に保管してある場所もあり、この辺一帯が、まだ国家として成立する以前、土地の有力者が、それぞれ碑を彫り、仏像を象り、世の中の平和と心の安寧を求めていた、深い歴史を感ずるものだった。
首の欠けた仏像に香華と供物が捧げられているが、どんな仏様か知らず、今日も尚、焼香を絶やさず祈り続けるタイの人々の心根の優しさに心打たれるものもあった。
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