2008/10/07 - 2008/10/13
114位(同エリア131件中)
ちゃおさん
タイのジェラシックパークもこんなものかと、博物館を出て、バイクの後部座席に座ると、運転手は更に山の方に向ってバイクを走らせる。
当方のタイ語も運ちゃんの英語も中途半端なもので、充分な意思疎通が出来る状態のものではないが、どうも山の中にもう一つのパークがあるようだ。実際に恐竜が発掘された現場へ案内してくれるらしい。
バイクを更に20分ほど走らせた山の中に、山の自然の造形を生かしたプーエン国立公園(อุทยานแห่งชาติภุเวียง)があり、1976年、この場所でタイで最初に1億3000万年前の恐竜、Dinosaurの骨が発見されたとのことである。
幾つかの峰全体を公園にした広大な広さで、来る人は一日がかりのトレッキングで見て回るのに丁度良い広さだが、ここは先ほどの博物館よりは更に閑散としていて、広いチケットオフィスには従業員が一人だけ暇そうにしていた。
恐竜の発掘されたサイトは9箇所あり、コースは大まかに3通りに分かれているが、当方はその真ん中のコースを選び、行ってもらう。それにしても入園料200バーツ(600円)はちと高すぎる。こんな場所にはめったな人、多分外人位しか来ないのだろう。
途中まで舗装してあった道路も山道に差し掛かると赤土に変わり、急な坂でバイクもようやっと。今にもエンストしそうな気配である。
気を利かせてバイクを降りたところ、右の脹脛がバイクのマフラーに振れ、「アチッ!」と感じたが、それ程酷い火傷でもなく、そのまま歩き、発掘現場の山道を登っていく。
中コースの第1サイトの現場はコンクリート作り、ガラス張りの建物で覆われていて、その中には骨の一部がガラス越しに見えるが、周辺に人っ子一人いない森閑とした中、1億数千年の時を隔てて相対するにしては静か過ぎ、陽光の強過ぎるものだった。
このサイトの少し先に小高い丘があり、そこまで登り周辺の山々を眺めるが、タイの山は日本のと違ってどこもなだらかで険しさもなく、緑の絨緞が果てしなく広がっているが、この広い広野に人間が生まれる遥か以前から数千万年にわたって恐竜がひしめいていたのを想像すると、今は静かに鳥の鳴き声すら聞こえない森の中で、何か時間が止まったような不思議な感覚すら覚えた。
1億年の昔からこの場所にあったかも知れない、何の変哲もない小石を丘の頂の直ぐ下の辺で拾い、触っても又臭いを嗅いでも1億のイメージが湧く訳ではないが、何かしら、この恐竜のサイトの丘に立ったことの記念として持ち帰る。
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