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6月12日(木)<br /> <br /> 6時半、目覚ましで起床。朝食が7時からなので服を整え部屋を出ると、昨日見かけた中国人の男性が通り掛り挨拶する。宿泊客かと思っていたが従業員なのかなと思っていると、食堂を指し「どうぞ」と案内してくれた。「日本人ですか?」と訊くので「はい」と言うと「東京?」と言うので「名古屋」と答え、「あなたは?」と訊くと「上海」と答えた。<br /><br /> 食堂には今日も一番乗り。先程の男性は食堂奥のシャワー室にいるのか水の音がする。朝食はパンのみ。ジュースとコーヒーを飲みお終い。二杯目のコーヒーをいただきながら、壁の絵を見たり天井の装飾を眺める。隅の椅子も骨董みたいだ。窓のガラスは瓶の底をつぶしたようなのが連なっていていい雰囲気。(帰国して銀色夏生さんの「外国風景」という本に、「ヴェネツィアで泊まったホテルの踊り場の窓」という紹介で出ていたのと全く同じでしたが、作家の泊まるホテルと同じではないでしょうね)<br /><br /> 少し休んで9時少し前に出かける。今日の予定は「コンタリーニ館の螺旋階段」を見て、それからアカデミア橋を見ること。11時のチェックアウトに間に合うように宿に戻り、鍵を返し大リュックを預けてサン・マルコ広場の鐘楼に登ること。そして駅まで行きキップを買ってパドヴァまで行きホテルを探し泊まること。<br /> <br /> まず、リアルト橋まで出て大運河の東に沿って行ける所まで行く。途中、ヴァポレットの停留所を見かけたが利用する事は思い浮かばなかった。これ以上は進めないところで南東に向かう小路に入る。狭い道をいくといきなり近代的な建物があった。ヴェネツィアでこんな建物を見るとは思わなかった。<br /> その建物の半分はカンポ・マニンという広場に面していて、そこらをうろうろしていて「コンタリーニ館」の行き先表示を見つけ、その指し示す狭い道に入っていくとすぐ螺旋階段が目に入ってきた。小さな庭には仮柵が囲んでいてその向こうに階段が見えた。中には入れず外からカメラに収める。今日の目的のひとつは果たした。満足して広場に戻る。<br /><br /> ここからアカデミア橋までは判りやすい道が続いていた。小さな橋の上から望むしゃれたウインドウの商店にはさまれた細い道、突然現れる大きな広場と教会、そして広場の建物越しに見える傾いた塔。まさに百花繚乱の景観の連続だ。<br /> <br /> 大運河の脇は広場になっていて船着場があった。アカデミア橋を上る。意外と幅のある橋だ。上から降りてきた老白人男性が「イット!」と私の前を指差したので見ると大きな犬の糞だ。幾人かに踏み潰されて転々と落ちている。礼を言ってすれちがう。橋の中央からは足場に包まれたサルーテ教会が見えた。<br /> <br /> 橋を渡るとアカデミア美術館が目の前にあった。時計を見ると9時50分だ。チェックアウトまで70分しかない。しかしここまで来て入らない訳にはいかない。幸い中に入ると数人が並んでいるだけだ。入場料6.5ユーロ。荷物預かり料0.5ユーロ。<br /> ざっと見て廻る。好いなと思ったのはベッリーニ。ここは人気があるのか結構人が多かった。荷物を受け取り出る。<br /> 写真を撮りながら着たせいか、帰りも迷う事無く宿に戻る事が出来た。目印のバルトロメオ広場からリアルト橋にちょっと出てお別れする。<br /><br /> ホテルに戻るとマダムがいた。「チェックアウトに間に合うように20分でアカデミア美術館を見てきた」というと、「そんなに慌てなくても良かったのに」と何度もノープロブレムと言って笑った。<br />

アカデミア橋を目指して*遊路(ユーロ)半突きの旅(九日目の1)

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2008/06/12 - 2008/06/12

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たぽじい

たぽじいさん

6月12日(木)
 
 6時半、目覚ましで起床。朝食が7時からなので服を整え部屋を出ると、昨日見かけた中国人の男性が通り掛り挨拶する。宿泊客かと思っていたが従業員なのかなと思っていると、食堂を指し「どうぞ」と案内してくれた。「日本人ですか?」と訊くので「はい」と言うと「東京?」と言うので「名古屋」と答え、「あなたは?」と訊くと「上海」と答えた。

 食堂には今日も一番乗り。先程の男性は食堂奥のシャワー室にいるのか水の音がする。朝食はパンのみ。ジュースとコーヒーを飲みお終い。二杯目のコーヒーをいただきながら、壁の絵を見たり天井の装飾を眺める。隅の椅子も骨董みたいだ。窓のガラスは瓶の底をつぶしたようなのが連なっていていい雰囲気。(帰国して銀色夏生さんの「外国風景」という本に、「ヴェネツィアで泊まったホテルの踊り場の窓」という紹介で出ていたのと全く同じでしたが、作家の泊まるホテルと同じではないでしょうね)

 少し休んで9時少し前に出かける。今日の予定は「コンタリーニ館の螺旋階段」を見て、それからアカデミア橋を見ること。11時のチェックアウトに間に合うように宿に戻り、鍵を返し大リュックを預けてサン・マルコ広場の鐘楼に登ること。そして駅まで行きキップを買ってパドヴァまで行きホテルを探し泊まること。
 
 まず、リアルト橋まで出て大運河の東に沿って行ける所まで行く。途中、ヴァポレットの停留所を見かけたが利用する事は思い浮かばなかった。これ以上は進めないところで南東に向かう小路に入る。狭い道をいくといきなり近代的な建物があった。ヴェネツィアでこんな建物を見るとは思わなかった。
 その建物の半分はカンポ・マニンという広場に面していて、そこらをうろうろしていて「コンタリーニ館」の行き先表示を見つけ、その指し示す狭い道に入っていくとすぐ螺旋階段が目に入ってきた。小さな庭には仮柵が囲んでいてその向こうに階段が見えた。中には入れず外からカメラに収める。今日の目的のひとつは果たした。満足して広場に戻る。

 ここからアカデミア橋までは判りやすい道が続いていた。小さな橋の上から望むしゃれたウインドウの商店にはさまれた細い道、突然現れる大きな広場と教会、そして広場の建物越しに見える傾いた塔。まさに百花繚乱の景観の連続だ。
 
 大運河の脇は広場になっていて船着場があった。アカデミア橋を上る。意外と幅のある橋だ。上から降りてきた老白人男性が「イット!」と私の前を指差したので見ると大きな犬の糞だ。幾人かに踏み潰されて転々と落ちている。礼を言ってすれちがう。橋の中央からは足場に包まれたサルーテ教会が見えた。
 
 橋を渡るとアカデミア美術館が目の前にあった。時計を見ると9時50分だ。チェックアウトまで70分しかない。しかしここまで来て入らない訳にはいかない。幸い中に入ると数人が並んでいるだけだ。入場料6.5ユーロ。荷物預かり料0.5ユーロ。
 ざっと見て廻る。好いなと思ったのはベッリーニ。ここは人気があるのか結構人が多かった。荷物を受け取り出る。
 写真を撮りながら着たせいか、帰りも迷う事無く宿に戻る事が出来た。目印のバルトロメオ広場からリアルト橋にちょっと出てお別れする。

 ホテルに戻るとマダムがいた。「チェックアウトに間に合うように20分でアカデミア美術館を見てきた」というと、「そんなに慌てなくても良かったのに」と何度もノープロブレムと言って笑った。

同行者
一人旅
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
鉄道 高速・路線バス
航空会社
エールフランス
  • まず宿の紹介を。食堂です。

    まず宿の紹介を。食堂です。

  • 窓ガラスはみなこのタイプ。

    窓ガラスはみなこのタイプ。

  • 天井。

    天井。

  • レセプションの待合コーナー。

    レセプションの待合コーナー。

  • 入り口の上のアーチ。

    入り口の上のアーチ。

  • 宿の入り口。

    宿の入り口。

  • レセプション。

    レセプション。

  • レセプション。横から見たところ。

    レセプション。横から見たところ。

  • 泊まった部屋の洋服タンス。重厚な感じ。

    泊まった部屋の洋服タンス。重厚な感じ。

  • 小さくてびっくりしたバスタブ。赤ちゃんか犬しか入れないぞ。

    小さくてびっくりしたバスタブ。赤ちゃんか犬しか入れないぞ。

  • 宿近くの水路。

    宿近くの水路。

  • こんなところも良いね。

    こんなところも良いね。

  • 細かい装飾がいたるところに。

    細かい装飾がいたるところに。

  • リアルト橋に出ました。大運河に沿ってどんどん南に下ります。

    リアルト橋に出ました。大運河に沿ってどんどん南に下ります。

  • ヴァポレットのキップ売り場。

    ヴァポレットのキップ売り場。

  • ヴァポレット「リアルト」。

    ヴァポレット「リアルト」。

  • 古いものと新しいもの(マック)。

    古いものと新しいもの(マック)。

  • 大運河を右に見て行きます。

    大運河を右に見て行きます。

  • 行けるだけ行きます。

    行けるだけ行きます。

  • 桟橋。

    桟橋。

  • まだまだ行けそうです。

    まだまだ行けそうです。

  • 時々立ち止まり対岸の館などを眺めます。

    時々立ち止まり対岸の館などを眺めます。

  • こういうなにやら床しそうな物に何度も出くわします。

    こういうなにやら床しそうな物に何度も出くわします。

  • 空中回廊が幾つか。

    空中回廊が幾つか。

  • 来た道を振り返ります。

    来た道を振り返ります。

  • 運河沿いの道が無くなり小路に入っていくと、ヴェネツィアには珍しい現代建築がありました。

    運河沿いの道が無くなり小路に入っていくと、ヴェネツィアには珍しい現代建築がありました。

  • 現代建築のある「カンポ・マニン」広場です。

    現代建築のある「カンポ・マニン」広場です。

  • 「コンタリーニ館」への案内板を見つけました。

    「コンタリーニ館」への案内板を見つけました。

  • 案内板のある小路に入るとこの螺旋階段が目に入ってきました。いいねぇ。

    案内板のある小路に入るとこの螺旋階段が目に入ってきました。いいねぇ。

  • 近寄ってみます。

    近寄ってみます。

  • 螺旋階段も見たし、アカデミア橋を目指します。

    螺旋階段も見たし、アカデミア橋を目指します。

  • 道が狭くなったり、少し広くなったり。

    道が狭くなったり、少し広くなったり。

  • 「カンポ・サンタンジェロ」広場に出ました。向こうに傾いた塔が見えます。

    「カンポ・サンタンジェロ」広場に出ました。向こうに傾いた塔が見えます。

  • 写真も少し傾いてるかも知れませんが、こんなに傾いてます。

    写真も少し傾いてるかも知れませんが、こんなに傾いてます。

  • 広場の一角です。

    広場の一角です。

  • 少し行くとまた大きな「カンポ・サント・ステファーノ」広場がありました。

    少し行くとまた大きな「カンポ・サント・ステファーノ」広場がありました。

  • 広場の奥に教会があります。

    広場の奥に教会があります。

  • 広場のさらに奥にはアカデミア橋が見えています。

    広場のさらに奥にはアカデミア橋が見えています。

  • 橋の袂から大運河の北を望みます。

    橋の袂から大運河の北を望みます。

  • 橋を下から見ます。

    橋を下から見ます。

  • アカデミア橋よりサルーテ教会を。

    アカデミア橋よりサルーテ教会を。

  • 橋の上より北を望みます。

    橋の上より北を望みます。

  • チェックアウトの時間もあり迷いましたが、思い切って「アカデミア美術館」に入場。有料でリュックを預けました。内部撮影禁止。<br /> これは入場券です。6.5ユーロ。

    チェックアウトの時間もあり迷いましたが、思い切って「アカデミア美術館」に入場。有料でリュックを預けました。内部撮影禁止。
     これは入場券です。6.5ユーロ。

  • 再びアカデミア橋を渡って、迷わないように来た道を宿に引き返します。

    再びアカデミア橋を渡って、迷わないように来た道を宿に引き返します。

  • 急ぎ帰りながらも写真は撮ります。

    急ぎ帰りながらも写真は撮ります。

  • リアルト橋まで来ました。宿まではあと一息。<br /><br />              (END)

    リアルト橋まで来ました。宿まではあと一息。

                  (END)

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