2008/02/13 - 2008/03/02
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4nobuさん
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観光者の警備
1.エジプトに来てびっくりしたことの一つが警官が多いことです。トルコと同じような社会と思うことが多いエジプトですがこれもその一つ。
県(州?)の境界には田舎には似ない立派な警官の詰所があり、そこにはトーチカまがいのものや防弾の盾が並んでいるところがある。警官の詰所というより軍隊の詰所のような雰囲気。そこには屈託のない多くの警官がうろうろしている。一説では失業対策だと言われている。ちなみに公式な数字では失業率は5%ぐらいだが実際は50%ほどだとか。
2.「お客(観光客)様は神様」。かのハトシェプスト女王の葬祭殿でのテロによる悲劇を発端としてできた観光警察(たしかTourismPoliceと車の横に書いてあった)が、観光客をこの国にしては真面目に厳重に警護するのです。個人の警護はどのようにしてるのか知りませんが団体バスには警官が同乗し、さらに紺色の専用車が先導します。それは砂漠に行く四輪駆動車の場合も同じです。
路が混んでくると露払いよろしくサイレンを鳴らして強行突破する。まさに大名行列です。また幹線道路では観光バスを連ねその前後に警護車を配置したいわゆるコンボイ(護送船団)を組んで移動します。そしてコンボイが通過中はその横道は警官によって閉鎖され他の車が入らぬようにするほどの優遇です。
いろんなことでルーズなエジプトにしては大層な労力と出費でしょうが観光立国にとって先のテロ事件は相当な打撃だったからででしょう。
- 航空会社
- エルアルイスラエル航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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ミニアのホテル前で出発を待つ先導の観光警察の青いバンと我々の乗車するバス
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テル・エル・アマルナの渡船場前で。先導の観光警察のバンと我々のバス。子供たちが集まってくるが物売りではない。
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ミニアの街を通過する。前には先導のバンが行く。メイン道路でも街中は狭い上に人が多く速度が落ちるし、渋滞する。
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街を出ると路は空いてくるが先導車は警察の特権としてすぐ追い越しをかける。
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路が混んでくるとサイレンを鳴らして対向車を排除する。まるで大名行列のように。
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アシュートを出てすぐの州(or県?)の境にはこのような警察の建物があり、テロ?の襲撃に備えて物々しく鉄製の盾が並んでいる。ここで警護の交代でしばらく待つ。
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路の反対側にはこの酔うなトーチカの様な見張り所が設けられている。
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ハルガダ近くの警察官の交代のための建物。
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アスワンからナイルに沿って北上するコンボイに合流すべく出発前の警官との打ち合わせ。この後郊外の集合場所に移動し1時間ほど待つ。バスの台数は30台を超え* 同数ぐらいの個人の乗用車、バンなどを含めるとその倍ぐらいが連なって移動する。
* あとでメモを見たら75台と書いてあった。 -
翌日のルクソールから紅海沿岸ハルカダへのコンボイもかなりの台数が連なる。
警備は前後の数台の車で携帯する武器は旧式銃とピストルだけなので自動銃やバズーカを持った近代的なテロの抑止にはおおいに疑問。 -
街道の脇道はこのような民兵?が旧式銃を持ち交通を遮断して警護。
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ベニ・ハッサンの岩窟墳墓の警護兵?
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ベニ・ハッサン岩窟墳墓入り口の警護
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ベニ・ハッサンの岩窟墳墓からナイルとその沿岸の緑地帯を見下ろす。ここにも警護兵が
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テル・エル・アマルナの廃墟のような神殿跡地でも警護兵が
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