2008/10/10 - 2008/10/11
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Poppyさん
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【母の80歳誕生日を記念して墓参りプラスアルファ、久々の母娘二人旅】
ペットロス気味の母の気分転換、母が80歳を迎えた記念、母にとっては久々の墓参、ついでに旅行と、旅のきっかけだけは十分に揃って出かけた久々の母娘二人旅。
新横浜駅で借りた車で東京郊外での墓参を済ませ、母は相模原の親戚宅で、私は相模大野のホテルで1泊。ホテルをチェックアウトし、親戚宅へ母を迎えに行く。久々に自分の弟妹と顔を合わせた母は、あまり疲れが出ていない様子。そりゃそうでしょう。娘としては、疲れが出ないようにかなり気を遣っているのだから(笑)。
旅の2日目、ここからはついでの旅行となる。
【メンバー】
母と二人旅。
【泊まったところ】
ホテルニュー小松好風亭の展望風呂付客室「海庭」。
【ルート】
10/ 9 京都−<東海道新幹線>−新横浜−〔レンタカー〕−(墓参)−相模原
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10281907/)
10/10 〔レンタカー〕相模原−新横浜−<東海道新幹線・東北新幹線>−仙台−〔レンタカー〕松島
(以上の旅行記⇒本編)
10/11 〔レンタカー〕松島−松島海岸−<松島島めぐり遊覧船>−松島海岸−
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10281966/)
〔レンタカー〕マリンピア松島水族館−<県道144・三陸自動車道・仙台東部道路>−仙台空港−<ANA>−伊丹空港
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10281976/)
【エピソード】
■突然の嬉しいプラン変更
8月上旬に今回の旅のプランを固め、9月11日にすべてのJR指定席券を予約するつもりでいた。墓参や親戚宅訪問後の“ついで旅行”の行き先は箱根、新横浜で借りた車でそのまま向かい、静岡県側へドライブする予定で、宿の手配も済んでいた。JR指定席券を取りに行く前日、4トラベルから突然のメール。応募していたキャンペーンで、松島にある水族館のチケットが当選したとのこと。松島へは、今回とは別の機会に行けば良いかと思いながら、母に当選の話をしたところ、「箱根には何度か泊まっているし、松島へ行っちゃえば?」と意外な返事。その夜中、一人ニタニタしながら、早速プランと手配の変更をしたことは言うまでもない。
【表紙の写真】
“ついでの旅行”の行き先が箱根から松島に変更となるきっかけとなった、4トラベルからの当選通知と水族館のチケット。
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- レンタカー 新幹線
PR
-
■12:22 新横浜を出発
叔父宅でしばらく過ごした後、母をプリウス君に乗せて新横浜駅へ戻る。
途中の国道はかなり渋滞していて、予定している新幹線に間に合うのかと気を揉んだが、保土ヶ谷バイパスに入ってからはとてもスムーズに走り、余裕を持ってプリウス君を返却することができた。
新横浜から東京までは僅かな時間で着くのだが、東京駅に着いてからの乗り換え時にあまり歩かなくて良いように、ここでも奮発してグリーン車に乗る。 -
■東北新幹線に乗り換える
東京駅での乗り換えは、混雑も予想して少し時間の余裕を作っておいた。
母の歩くペースでゆっくりと移動すると、東海道新幹線から降りた乗客が我先にと出口へ急ぐのが一段落し、焦ることなくエスカレーターに乗ることができる。
焦らせるとケガのもと、過去の旅でも何度転んだことか(笑)。
東北新幹線に乗るのは、母は初めて。
車体にピンクのラインが入っているのが、東海道新幹線よりも恰好良いなどと、今日は結構ご機嫌の模様。
座席に着いて間もなく、車内販売のスタッフが届けて下さったのは、予約していた駅弁デリバリー。
東京駅から東北新幹線のはやてに乗る場合、3日前までにインターネットで申し込んで列車名と座席番号を知らせれば、座席まで駅弁を届けて貰えるサービスなのだ。
荷物で手が塞がっていても、乗り換えの時間が少なくて売店に買いに行けそうになくても、これなら楽チン♪
(⇒クチコミ「ネットde駅弁−新幹線の指定席へ駅弁デリバリーして貰えます」
http://4travel.jp/domestic/area/kanto/tokyo/tokyo/nihonbashi/tips/each-shopping-general-10105387.html) -
■駅弁その1
とは言え、どの駅弁もというわけにはいかず、今回の申し込み時に選べたのは2種類のみ。
1つずつ別のものを注文してみた。
母は2段重ねの駅弁・懐石弁当「大人の休日」を。
煮物・焼物・揚げ物が一通り揃っている上に、松茸ご飯や栗など秋の食材も。 -
■駅弁その2
私は吹き寄せ弁当「秋露のささやき」。
何となく「大人の休日」と似ているところが多いなと思ったら、同じお店で作られたものだった。 -
■14:37 仙台駅に到着
駅弁でお腹が落ち着いたところで睡魔に襲われ、気が付いた頃は福島近辺を通過していたようだ。
仙台駅からはまたレンタカーを借り、そのまま松島まで走る予定。
仙台周辺は観光しないけれど、せめて駅の中だけでもぶらぶら歩いてみようと、土産物店を覗くことにした。
駅のトイレには、手洗い場にもこんな飾りが。
そうそう、七夕祭りが有名なのを忘れてた。 -
■3台目の・・・
駅からあまり歩かなくて済むレンタカー会社を探し、連絡通路脇にある駅レンタカーに予約していた。
明日の仙台空港までの足となるのは、昨年11月の宮崎・アリオン君(⇒http://4travel.jp/traveler/poi/pict/12985724/)、今年2月の沖縄・よいさっさ君(⇒http://4travel.jp/traveler/poi/pict/13451830/)に続き、3台目のアリオン・クミコ(9350)ちゃん。
アリオン君やよいさっさ君とは遠縁だって(爆)。 -
■まっすぐホテルへ
仙台から先の行程は、いつもの一人旅では考えられないぐらい大雑把なスケジュール。
松島に行く最大の理由となったマリンピアにいつ立ち寄るのかも未定のまま。
松島に向けて走りながら、夕方薄暗くなってから行くよりは明日にしようと話がまとまり、まっすぐホテルへ向かうことにした。
本日の宿・ホテルニュー小松好風亭に到着、手続きを済ませて早速部屋に案内して頂く。
(⇒クチコミ「ホテルニュー小松好風亭−設備・対応は○、食事は・・・」
http://4travel.jp/domestic/area/tohoku/miyagi/matsushima/matsushima/tips/10105390/) -
■展望風呂付客室・海庭
和室に敷かれた布団から起き上がるのは一苦労と常々言う母にはベッドが必要。
しかし、寛ぐ居間は畳の方が落ち着くと言うし。
しかも“傷だらけの女”は大浴場や露天風呂には行かないはずなので、部屋のお風呂が使い勝手の良いところ・・・。
これらの条件で探し出したのが、この宿の展望風呂付客室。
「海庭」と名付けられた部屋は、建物4階の一番奥にあった。
部屋に入ると、正面にはガラス張りの浴室、広〜い♪ -
■居間
ホテル自体が海岸線に建っているので、窓からはすぐに松島の風景が眺められた。 -
■浴室
浴槽が大きく、二人で一緒に入っても余裕。
この浴室は母も気に入ったらしい。
脇には、一休みできるチェアと冷水の入ったポットが用意されていた。 -
■寝室
そして、部屋の入口の裏側に当たる位置、居間の手前には、ツインのベッドルーム。
部屋の設備や広さは十分満足できるものだった。 -
■アメニティ
ベッドの上に置かれた籠には、バスローブやバスタオルの他に、館内での持ち歩きに便利な袋に入ったタオルや靴下も用意されていた。 -
■足湯
母が部屋で一休みしている間に、私は館内を探索。
フロント脇のラウンジから海側に出たところに、月見台と足湯があるのを発見。
部屋に戻ってその話をすると、足湯に興味津々の模様。
夕食まで時間もあるので、しばらく夜風に吹かれながら足を休ませた。 -
■売店
部屋に戻る前に、フロントロビーにある売店を覗いてみた。
お菓子や味噌などの食品・お酒・雑貨など、あまり広くはないスペースだが種類は多い。
この地の名物・笹かまぼこの類は宅配便のみの取り扱い、メーカー直送なのかしら? -
■なぜかゴジラ
売店とロビーの境目にいた、レゴで作られたゴジラ。
その近くには子供用の玩具が少し置かれていたので、どうやらお子様向けスペースらしい。 -
■夕食のメニュー
さてさて、夕食の時間。
部屋食もしくはレストラン食が選べたのだが、あまり部屋に仲居さんが入って来るのは却って気を遣うと言う母の要望でレストラン食を選択していた。
献立の一部は、別紙のメニューから1人当たり4品選べる焼物。
2人合わせて8品を決めて、少しずつ味わってみることにした。 -
■先付・前菜
予めテーブルに用意されていたもの。 -
■吸物
食事が始まるとすぐに運ばれた。 -
■冷酒
基本的には私と同じ下戸だけれど、夕食時には血液循環を良くするためにお猪口1杯のお酒を欠かさず飲んでいる母。
ガラスのお猪口は、ずらりと並んだ中から好みのものを選ばせて頂けた。
お酒はどうせ飲み切れないから、部屋に持ち帰って寝酒にしよう。 -
■お造り
大皿に盛り付けられた刺身の数々。
お皿は立派だけれど絵柄が派手すぎて、主役の刺身が目立たないなぁ。 -
■お惣菜
ここまでのお食事、ちょっと野菜ものが不足。
「お惣菜を何種類かご用意していますので、ご自由にどうぞ」と案内があったので、教えられたレストラン中央にある柱の辺りに行ってみた。
大皿がいくつか並んでいたが、どれも僅かな量しか残っていない。
野菜サラダは、残っていたものをすべて取ってもこれだけ。
まだ夕食タイムは始まったばかり、次から次へと宿泊客がレストランに入って来ていて、近くの席では「お惣菜を・・・」と同じフレーズで案内している。
今、取りに行っても何もありませんよ〜(汗)。 -
■唯一の牡蠣
お造りまでは順調に運ばれてきたのだけれど、“選べるメニュー”の段階に入ると急にペースが落ち、目の前には何も食べるものがない状態で手持ち無沙汰。
最初に運ばれたのは“かきの素焼”。
ここは松島、しかも今は牡蠣が美味しいと言われる秋。
お造りの中にでも含まれているのかと思ったがそうではなく、“選べるメニュー”でこの“かきの素焼”をオーダーしない限り、夕食で牡蠣に出会うことがない。
マヨネーズをかけてかまどで焼かれた牡蠣、いろいろな食材を選べるよりも、牡蠣の調理法を選べる方が有り難かったかも。 -
■焼物?
“選べるメニュー”からのチョイスは、牡蠣の他には帆立。
塩味と醤油味でそれぞれ1皿。 -
■焼物?
「本日のお魚」からのチョイスで、イカのちょっと干し。 -
■焼物?
甘海老の酒盗焼は、テーブルで石焼きとなるが、石に油がかなり塗ってあるせいか、焼いているうちにほとんどの味噌が海老から落ちた。 -
■焼物?
あわびの踊り焼きも同じくテーブルで。
佐渡での夕食のもの(⇒http://4travel.jp/traveler/poi/pict/14610291/)に比べると、半分ぐらいの大きさだったかな。
牛ロースはとても薄くて小さなお肉が3切れ、あっと言う間になくなる。
牛タンは一般的なスライスではなく短冊型の少し厚めで、年寄りにはちょっと噛みにくかったようだ。
いずれも運ばれて来るまでの間が空くので、二人とも少々疲れ気味、写真を撮るのも忘れたほど。 -
■止め椀
椀物が出てきて、やっと食事のエンドが見えたと思ったのだが、お願いしたご飯と焼きおにぎり(実は焼きおにぎりのオーダーが間違って白ご飯で通っていた)はなかなか登場しなかった。 -
■小鍋
厨房で出来上がったものをテーブルで温め直す程度ならすぐに頂けるのだろうが・・・。
結局ほとんど手をつけずじまい。 -
■デザート
最後のデザートが運ばれたのは、夕食のためにレストランに入ってからジャスト2時間後のこと。
早く部屋に帰りたい一心で、急いで食べようとするものだから、食べかけの写真でごめんなさい(汗)。
同時進行で部屋出しの食事があるはずだから、きっと手が足りていないのだろう。
それにしても、他のお客様たち、おとなしく座り続けているなと感心しながら部屋に戻った。 -
■早目に就寝
食事の疲れは大きなお風呂で流し去り、明日の観光に備えようと早々に就寝した。 -
■朝の松島
年寄りの朝は早い(笑)。
6:30に私が目を覚ました頃には、部屋のテレビが点いていた。
そう言えば、今日の天気予報があまり良くなかったけれど大丈夫?
窓に駆け寄ってみると、明け方まで雨が降っていたらしく、ガラス窓に滴が付いていた。
少し霞んで見える松島、なかなか風情があるんでない? -
■海辺の宿
私たちの部屋は建物の一番端、反対側の端を眺めると、松の向こうに足湯や月見台が見えた。
手前に見える建物は、恐らく露天風呂付の客室だろう。 -
■リベンジなるか?
朝食の時間、場所は昨夜と同じレストランとなる。
朝食はレストランに限られているので、昨夜のレストランスタッフに加え、着物姿の仲居さんたちも忙しくテーブルを回っていた。
テーブルに置かれた献立表には、たくさん料理の名前が並ぶ。
一品ずつ運ばれて来るわけではないから、昨夜のようなことはないだろう。 -
■朝食のおかず
お盆にセットされたお惣菜はどれも適量で、昨夜と違って野菜の姿も多く見受けられた。 -
■撃沈・・・
だが、この小鍋がいけなかったらしい。
豆乳鍋、グツグツ煮えたら湯葉が掬え、手前のたこをしゃぶしゃぶにできるとのこと。
一斉に各テーブルで火が点くと、レストランの中は熱気ムンムン。
湯葉を作るためにテーブルに置かれた小さなうちわは、鍋を煽がず母娘を煽ぐ。
夕食時にはほとんど空のお惣菜の皿が並んでいたレストラン中央付近には、洋食党のためにパンやコーヒーが置かれていた。
暑さで食欲が減退した母、果物があれば取って来て欲しいとご要望。
行ってみたけれど・・・ヨーグルトはある、それに混ぜられる缶詰のようなコンポートのようなものはある。
だが、夕食のデザートに出た“生の果物”の姿は見当たらない。
落胆した母娘、食べるのもそこそこにレストランを後にした。
フロントロビーのソファで一休みしながら、レストランの一番端の席だったから暑かったのだろうかと話していたら、朝食を終えたお客様たち、手に手にあのうちわで煽ぎながら真っ赤な顔で売店を覗き込んでいる。
暑いと感じたのは私たちだけではなかったんだと変に納得、お昼はしっかり食べよう!と立ち直りつつ部屋に戻った。 -
■部屋で寛ぐ
食事は合わなくても、部屋は我が家の居間のようにとても寛げる雰囲気。
ついついのんびり過ごしてしまい、気が付けば10時。
そろそろ出かけましょう。
部屋の下駄箱の上に飾られた百合が、昨日到着した時より少し開きかけていた。 -
■宿を出発
旅の3日目、そろそろ疲れが出る頃かと心配したが、意外にもここまで全然平気らしい。
それじゃ予定通りに松島を観光しよう!と、宿スタッフの見送りを受けながらアリオン・クミコちゃんに乗り込む。
宿を出て、スタッフの姿が見えなくなるやいなや、「お昼は美味しい牡蠣にありつけると良いわね!」(笑)。
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