2008/10/09 - 2008/10/10
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Poppyさん
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【母の80歳誕生日を記念して墓参りプラスアルファ、久々の母娘二人旅】
3代目ポピーを失ってペットロス気味の母。何とか気分転換をさせたいのだが、私とは正反対でもともと出不精の母を担ぎ出すのはなかなか難しい。そこで思い付いたのは、母方の墓参り。東京郊外にある母方の墓には、ポピーが高齢となってからは長距離ドライブに連れて行けないことで一緒に出向く機会を得られず、昨年の9月に私が日光へ旅行する前に立ち寄った際、携帯電話のテレビ電話機能を使って“遠隔墓参り”ができた程度(⇒http://4travel.jp/traveler/poi/pict/12747089/)、母が直接出向いてからは数年経っている。暑いのが大の苦手である母を連れて行くのなら、秋になってからが良さそう。10月9日に丁度80歳=傘寿となるのを記念して、墓参りとちょっぴり旅行ができれば・・・と母に持ちかけたところ、珍しくこの話に即座に乗ってくれた。
車なら乗り換えの必要はないのだが、長時間乗るのは疲れると言う母の希望を容れて、公共交通機関+レンタカーで移動するプランを固めたのは8月上旬のこと。それから出発までの2ヵ月の間に、プラスアルファの旅行で嬉しいプラン変更も発生。ここのところ続いていた一人旅とは全く違って、立ち寄る場所の少ない超ゆったり旅ではあるものの、シルバー連れでこんな移動を組んじゃって大丈夫かしらん?とドキドキしながら、出発の朝を迎えた。
【メンバー】
母と二人旅。
【泊まったところ】
小田急ホテルセンチュリー相模大野のダブルルーム(シングルユース)。
【ルート】
10/ 9 京都−<東海道新幹線>−新横浜−〔レンタカー〕−(墓参)−相模原
(以上の旅行記⇒本編)
10/10 〔レンタカー〕相模原−新横浜−<東海道新幹線・東北新幹線>−仙台−〔レンタカー〕松島
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10281963/)
10/11 〔レンタカー〕松島−松島海岸−<松島島めぐり遊覧船>−松島海岸−
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10281966/)
〔レンタカー〕マリンピア松島水族館−<県道144・三陸自動車道・仙台東部道路>−仙台空港−<ANA>−伊丹空港
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10281976/)
【表紙の写真】
1日目に宿泊した小田急・相模大野駅上にある小田急ホテルセンチュリー相模大野から北方向の眺め。
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- レンタカー タクシー 新幹線
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■9:53 京都駅を出発
旅の初っ端から母を疲れさせてはマズイと思い、電車の乗り換えを避けたくて、自宅からはタクシーで京都駅に向かった。
今日は親戚とも会うので、駅で少々お土産を仕入れてから、当初の予定より早い新幹線に変更して3日間の旅に出発する。 -
■のぞみの車内で
3日間×2人分の旅の荷物をキャリーケースに詰め込んでいたら、「何でそんなに大きな鞄で・・・」と不満そうだった母。
その割に、筋肉痛対策と称して湿布薬の大袋やら、引き伸ばして部屋に飾ってあった3代目ポピーの写真まで詰め込んだのは一体誰よ?(笑)
グリーン車のフットレストが好みの高さに調節できず、ちょっと不機嫌になりかけた時に、ふと思い付いてキャリーケースを足元に寝かせてみたら丁度良い高さの足置きになり、「良いわね、この鞄♪」。
鞄の大きさに不満をもらしたことなど、とっくに忘れていらっしゃる、さすが我が母(笑)。 -
■富士山は見えず
東へ向かう旅の楽しみ・富士山は、麓から山頂まで厚い雲に覆われて、かすかに裾野のラインで“あの辺り”と分かる程度。
「残念だわねぇ」とぼんやりその方向を見つめる母、本日が80回目の誕生日。
若い頃から身体が弱く、私が学校から帰って最初にすることと言えば母の肩揉みだった。
何度か大きな手術も受け、文字通り“傷だらけの女”、自力で歩くことはできるものの、障害者手帳ホルダーでもある。
ついでに言うなら、私や亡父と違ってかなりの出不精。
ポピーを置いて出かけられないとか、ポピーを連れて行くのは大変という理由で、ここ数年は一緒に旅することができないでいた。
ポピーが旅立ったことで一緒に出かけられるようになった手始めの旅は、しばらく行けていなかった自分の両親(私の祖父母)の墓参りを傘寿の誕生日にするのが相応しいだろうとの提案にすんなり乗ってくれたことで実現したのが今回の旅。
姿の見えない富士山に、自宅に戻るまでの無事と、帰ってからも疲れが出ないことを祈っていたに違いない。 -
■11:54 新横浜に到着
今日は墓参り後に親戚宅で1泊、明日は新横浜に戻って、さらに先へと旅が続く。
このため、乗車券は京都から最終降車地の仙台まで購入し、新横浜では途中下車。 -
■昼食①
新横浜からはレンタカーを利用するのだが、早目の新幹線に乗れたので、借りる予定時刻までは余裕がある。
「何となくお寿司が食べたいかな・・・」と言う母の希望に合わせようと、レンタカー会社のある方向に歩きながら見つけた店に入ってみた。
(⇒クチコミ「佐藤水産-新横浜駅ビル別館のいけす料理店」
http://4travel.jp/domestic/area/kanto/kanagawa/yokohama/shinyokohama/tips/each-restaurant-satosuisan-10150908-10105177.html)
入り口に少し段差があったものの、いけすの上に設けられた通路を通って案内された店の奥よりの席に無事に落ち着いた。
墓参用の花も含めてかなりの荷物を抱えているのを見て、それらを置くために余分の椅子を用意して下さるのはとても有り難い。新横浜駅 駅
-
■昼食②
こちらは私がオーダーした「お刺身ご膳」。
お刺身たっぷり、それでもしっかり完食。 -
■昼食③
こちらは母がオーダーした「うどんセットちらし寿司バージョン」。
いつも食べ切れずに残りを食べろと回される(だから私がメタボになる 笑)のだけど、ほとんど残していなかったのは、いつもより歩いたせいかな? -
■レンタカーを借りる
駅ビルからあまり歩かなくて済むトヨタレンタカーで、今回の相棒・プリウス君と出会う。
カーナビと自分の記憶しているルートのミックスで、約1時間で墓地に到着。
予め連絡していた母の弟妹(私の叔父・叔母)は既に到着して、墓参の準備をしていてくれた。
久し振りに姉弟妹が揃って墓参りが無事にでき、ホッとした様子の母。
その後、叔父の車に先導されて、彼らが住む相模原へ移動する。 -
■私は別行動
相模原の家に着くと、一緒に北海道を旅した(⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10237842/、http://4travel.jp/traveler/poi/album/10238022/、http://4travel.jp/traveler/poi/album/10238024/)従妹とその一家もやって来て大賑わいとなる。
叔父や叔母と話をしたい母はそのまま泊めて貰い、私はプリウス君を連れて比較的近い小田急ホテルセンチュリー相模大野へ泊まることに。
(⇒クチコミ「小田急ホテルセンチュリー相模大野−周辺の施設に恵まれた立地の機能的なホテル」
http://4travel.jp/domestic/area/kanto/kanagawa/atsugi/sagamihara/tips/each-hotel-HL007998-10041917-10105182.html)
相模大野の駅前ロータリーからホテル駐車場入り口に入り、インターホンで呼ぶと、ホテルのスタッフが地下駐車場へのエレベーターを操作して下さった。 -
■フロントロビー
プリウス君を地下駐車場に停めて、別のエレベーターで7階のフロントロビーに上がる。
大き目のソファーが置かれているが、広い印象。
指定された部屋は13階、早速部屋へ行ってみることにした。 -
■エレベーターホール
13階に上がるととても静か、ホールは広々としていた。 -
■部屋前の通路
飾り気はないけれど、却ってシンプルで良いのかも。 -
■ダブルルーム①
今回の予約は、ホームページのプランから「ダブルルームのシングルユース・朝食付き」を選択。
インテリアがすっきりとしているし、バゲージラックも用意されていて助かる♪ -
■ダブルルーム②
窓側から見たところ。 -
■ダブルルーム③
入り口脇のクローゼットが大きい。
荷物も服もたっぷり入るわ・・・って1泊しか泊まらないのに(笑)。 -
■ダブルルーム④
バスエリアはごく普通。 -
■ダブルルーム⑤
窓は開閉できないタイプだけれど、上から下までのガラス張り。
広さも丁度良くて、落ち着けそう。 -
■駅前の夜景
部屋の窓からは、駅北側の様子がよく見える。
この駅から電車に乗る人、この駅へ帰って来る人が交錯する時間帯。 -
■駅ビルを歩く
目薬を持って来るのを忘れたことに気付き、薬店を探しに、ホテルが入っている駅ビルのショッピングゾーン・ステーションスクエアへ行ってみた。
ホテルのフロントロビーがある7階に目的の店が見つかり、あっさりと用事が済む。
2つある駅ビルの間には大きな吹き抜け。 -
■やっぱりホテルレストランで
ステーションスクエアにも飲食店はたくさん入っていて、薬店へ行ったついでに一通り見て回ったのだが、折角ホテルに泊まっているのだから夕食はホテルレストランにしようと、フロントロビーへ戻る。 -
■ブラッスリー ブロッシュ・ボア
ホテルの中には洋食2店・和食1店があるが、洋食のうちの1店は明日の朝食会場でもある店。
別の店の雰囲気を味わおうと、ホテルのフロントロビー脇から入る「ブロッシュ・ボア」で夕食を摂ることに決めた。
(⇒クチコミ「ブロッシュ・ボア−雰囲気・味ともに満足のホテルレストラン」
http://4travel.jp/domestic/area/kanto/kanagawa/atsugi/sagamihara/tips/each-restaurant-burassuri_burosshubowaburosshubowa-10111397-10105341.html) -
■お手頃な値段設定
「ブロッシュ・ボア」の入り口には、コース料理の内容が紹介されていた。
ホテルレストランでのディナーコースと言うと、1万円近いものからというケースが多い中、ここでは3,500円から味わえる。
ん〜、どれにしよう?
あまり量が多すぎても困るし・・・。
結局、店内で席に着いてから全体の量を聞いて決めたのはこの“レジーナ”。 -
■雰囲気の良い店内
仄暗い照明だが、各テーブルにはランプが灯されている。
テーブルの上には生花やダイヤ型のガラス玉が飾られ、ランプの灯りに照らされてキラキラしていた。
店内にはカップル1組のみ、平日の夜はこんなものなのかしら? -
■かまどがある
オーダーが通ると、客席側にあるかまどにシェフ登場。 -
■レジーナコース①
そのかまどで焼かれたのが、最初の一品である山百合ポークのソーセージ。
脂が程良く落ちて美味しい。
(これ以降の料理の写真は、見えやすい程度に明るさを調節しています。) -
■レジーナコース②
香ばしいパンとバター。 -
■レジーナコース③
前菜3種盛りは、肉・魚・野菜がバランス良く。 -
■宿泊者の特典
ホテルの部屋にあったレストランの案内に「宿泊者には飲み物1杯サービス」とあったので、最初にオーダーを聞かれた時にルームキーを見せてみた。
こうして私もグラスワインにありついているわけ♪ -
■レジーナコース④
相模原で採れた野菜をたくさん使い、コラーゲンも入ったヘルシーなスープ。 -
■レジーナコース⑤
メインの魚料理は平目が主役。
ソースがくどくなくて、あっさり頂けた。 -
■レジーナコース⑥
同じくメインの肉料理は、山百合ポークのスペアリブ。
肉もソースも濃い目の味だが、添えられたマッシュポテトがとてもクリーミーで、口の中が中和できる。 -
■レジーナコース⑦
デザートはワゴンで登場、一品ずつ紹介された中から3品選べると言う。
どれも美味しそう、しばし目移り。 -
■レジーナコース⑧
いちじくのコンポートにアップルケーキとプティングを選んでみた。
ワゴンではそれらに加えて、あっさりながらミルクの味が口に広がるアイスクリームが皿に盛り付けられた。
スタッフが何かしているなと思ったら、フルーツソースを使ってこんな素敵なデコレーション。 -
■レジーナコース⑨
コーヒーを頂く頃、先客とその後入ってきた一人客は既に店を去り、私一人だけの贅沢な空間となっていた。
コーヒーの合間につまめる左奥のアーモンドチョコレートが美味しくて、精算時に旅のお供にと1袋購入したほど。 -
■安らぐ空間
お腹も舌も満足して店を出る。
ホテルのフロントロビーに戻るまでの長い通路には、待ち合わせや一休みに利用できそうな椅子席が用意されていた。
店内よりは少し明るめながらここも仄暗い照明、それでも鮮やかな黄色の花は自己主張していた。 -
■夜はまだまだ①
一度部屋に戻って一休みする。
時刻は9時、まだ眠れそうにはない。
明日以降の旅の情報をおさらいしておきたくて、再び部屋を出てフロントへ向かい、最寄りのネットカフェを教えて頂いた。
駅前ロータリーに面したビルの2階、待ち時間もなく、30分だけ情報を拾い集める。 -
■夜はまだまだ②
ネットカフェと同じビルにカラオケの文字を見つけた私は、余力があるのも手伝ってそのままエレベーターで上の階へ。
旅先で“ヒトカラ”(笑)。
あ~すっきりした、これでグッスリ眠れそうと、1時間で店を出た。 -
■外から見たホテル
雲が多いのか、月も星も見えない真っ暗な夜の空の中に、ホテルのネオンが眩しく感じた。
母もそろそろ寝付いた頃だろうか、明日顔を合わせたら“疲れたから続きの旅がいやだ”と愚痴が出ないだろうか・・・。
明日の朝は少し早目に様子を見に行こうと思いながら、それ以上の夜遊びは我慢して(笑)、ベッドからはみ出すことも落ちることもなく(爆)ぐっすり眠った。 -
■お天気で良かった
私自身は旅先で傘を広げる機会が少ないのだが、もしかしたら母が“雨女”である可能性もあり、目覚めてすぐに窓に駆け寄ってみた。
快晴とまではいかないものの、十分なお天気。
どうやら母娘とも雨女ではないらしい。
丹沢の山だろうか、少し霞がかかって見えた。 -
■朝食会場へ
昨夜夕食を摂った「ブロッシュ・ボア」の向かいにある「ロザージュ」が朝食の会場。
「ブロッシュ・ボア」に比べると、とても明るい雰囲気のスペースである。 -
■朝食
和洋のバイキングからの私のチョイス。
朝はしっかり食べなくちゃね。
9:00にチェックアウトを済ませてプリウス君を地下駐車場からエレベーターに乗せ、既に出勤ラッシュが済んだ相模大野駅前を母が待つ叔父宅に向けて出発した。相模大野駅 駅
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