2008/09/24 - 2008/09/26
2152位(同エリア2580件中)
どらみにさん
ものすごく憧れだった「美ら海水族館」へついに行くことができました!!!
すごく人気の水族館だということは知っていましたが、以前CATVディスカバリーチャンネルの「偉大な建造物(確かこんな番組名だったと思います)」という番組で、この美ら海水族館を1時間番組で特集していて、「あの有名な巨大1枚パネルの水槽をどうやって作ったか」とか、「海からくみ上げた水をろ過するための装置について」とか、「水族館の設計をするのに配慮した点」とか、「水族館を建築するのに関わった人たち」など、すごく詳しくやっていて、さらに興味を持っていました。
水槽のアクリル板は香川県のある会社が世界シェアの大部分を占めていて、何枚ものアクリル板を張り合わせて強度を確保しつつも、透明で水槽の中をクリアに見せるものすごい技術が使われているそうです。美ら海水族館の1枚パネルはサイズが大きすぎて、普通なら会社の工場で組み立てて運ぶところを、この美ら海水族館の建物の中でパネルの張りあわせをやっちゃったそうです!すごすぎですよね!!
前評判がよかったりテレビの映像で見慣れてしまうと、実際に行ってみたら「そうでもなかった・・・。」なんてことがありますが、この美ら海水族館は実際に行っても十分楽しめました^^
美ら海水族館は新しい水族館ということもあって、設備の整ったきれいな水族館でした。
今回はこの日のうちに那覇に移動して首里城も観光する予定だったので、半日しかいられなかったんですが、水族館だけでもたくさんのプログラムがあって、その他の海洋公園内の施設も含めると、丸1日飽きずに過ごせるところだと思います。むしろ半日だともったいないですね^^;
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ ANAグループ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
PR
-
無事「黒潮探検」の整理券を手に入れて、
巨大1枚パネル水槽が名残惜しかったんですが、
せっかくなので順路どおりに行ってみよう!ということになって、
入り口のほうにもどりました。
逆もどりOKでよかったです^^; -
「イノーの生き物たち」という触れる生き物のいる水槽です。
幅は約10mくらいあったので、一度にかなりの人数が触れますね。
小さな魚も泳いでいました^^ -
水深は浅くて、こどもさんも触りやすいと思います。
大人もこどももガンガンさわっていました。 -
不気味な色のヒトデやナマコもいて、
はじめはちょっと勇気がいりました^^; -
「サンゴの海」
さんご礁の再現を目指した水槽で、そのためあえて
太陽の光がサンサンと差込むように設計したそうです。
目の前の海から大量に海水を取り入れて、できるだけ
さんごがいる海とおなじ環境を作り出すことで、
H15〜から毎年6月にこの水槽内でさんごが産卵しているそうです!!
すごいですよね!!!! -
これがさんごが産卵する様子だそうです。
将来的に、ここで生まれたさんごが沖縄の海に帰っていくところを見られるかもしれませんね^^ -
次は、「熱帯魚の海」 -
大小、いろんな色の魚がたくさん^^ -
-
のんびり泳ぐフグ -
薄っ!! -
こっちのほうが見慣れていますね^^; -
これから横になって寝ますか??
というお魚も。。。^^ -
ブダイさん^^
泳ぐのが速いお魚は、なかなかうまく撮影できませんね〜。
シャッタースピードを早くしたりしたんですが、
ぶれたりしてなかなか難しかったです^^; -
次は、たくさんの個別の水槽がならんでいました。
これはイセエビの仲間だそうです^^ -
これはマングローブ林に住んでいる魚たち -
これがすごくかわいいと思った魚なんですが、
「ハナゴイ」というさんご礁に住む魚だそうです^^
大きさは10cmくらい。
ものすご〜くショッキングピンクで愛らしい魚ですね。 -
ナマコの仲間や、 -
おおき〜い2枚貝。
シャコガイとかもいました。 -
変な動きのアナゴの仲間^^ -
ほかにも写真には撮っていませんが、
クマノミやウツボ、
ヨダレカケ(水の嫌いな!?小さい魚^^)
めちゃめちゃ大きいシャコの仲間 などなど
ものすごくたくさんの種類のお魚・海の生き物がいました♪ -
他にも、「さんごの部屋」というのもあって、
さんご礁の成り立ちや、そこに住む生き物を紹介しているコーナーもありました。 -
これはハブクラゲという日本一の毒をもったくらげの紹介。
恐っ!! -
ゴンズイやミノカサゴなどの毒をもった生き物も
たくさん展示してありました。 -
それから、ヤシガニもいました。
知らなかったんですが、ヤシガニはヤドカリ類らしいです。
あと、淡水の生き物(メダカとかアユ)もいました。 -
ようやく、「黒潮の海」水槽に戻ってきました^^
人は明らかに増えていましたが、人が多いと余計に水槽の大きさがわかります。 -
この1枚パネルの水槽ですが、たくさんの人が鑑賞できるように、水槽からちょっと離れたところからスロープになっていて、順路兼立ち見席になっています。
後ろのほうには椅子も設置されているので、座ってゆっくり遠くから鑑賞する事もできます。
水槽の前で1匹1匹の魚やマンタをじっくり観察するもよし、遠くからたくさんの魚たちが悠然と泳ぐ姿を眺めるもよし、すごく幸せな気分に浸れる空間です。 -
この水族館の1番やるな!と思ったところが、太陽光がすごく自然に入っているということです。
それが特に感じられるのが、入り口近くの「さんごの海」と、ここ「黒潮の海」。
青く輝く魚や水に、ものすごく感動しました。
これを維持するために、毎日水槽を掃除して、アクリル壁を磨いて、水を絶え間なくろ過して、魚の体調管理をして、ものすごい労力がかかっていると思うと頭が下がる思いがしました。 -
「黒潮の海」の少し手前に、「サメ博士の部屋」という展示室+サメの水槽がありました。
私的にとってもよかったので紹介します^^ -
-
これが部屋の前の壁にかかっていたサメの皮の標本。
補修してあったりしてちょっと生々しいですが^^; -
壁の標本のサメです。
めちゃめちゃ大きいですよね!!
人間も余裕で丸呑みできますよね!? -
いろんなものが展示してあるんですが、こういう魚の解剖がわかるものが多かったです。
こうしてあると、すごくよくわかります。 -
こちらは、サメの輪切りコーナー^^;
2mくらいのサメの模型の頭の先から尻尾までが輪切りにしてあって、自分でみたいところを取り出してじっくり見ることができます。 -
輪切りの、どの部分がなんという名称かがよくわかるので、すごく興味深かったです。
ちなみに、ロレンチーニ瓶というのは、サメの頭部にある小さな穴とゼリー状の物体が入った筒状の構造のことで、微弱な電流を感知する受容感覚器の一種だそうです。
生物の筋肉や心臓は電気信号で動いているので、この感覚器を使ってサメは何十キロも離れた所にいる獲物を感知するそうです^^; -
それから、これがサメの歯!!
大きく3つの種類に分けられるそうです。 -
実際に、何種類ものサメの歯が置いてあって、触ってみることができました。
噛みつき型のサメの歯はナイフのように鋭くて、うっかり触るとほんとうに切れてしまうくらいの鋭さでした。 -
これが、サメの皮膚。種類別に20種類くらい並んでいます。
真ん中の四角いところが触れるようになっていて、実際にどんな感じなのかを感じることができます。
以前にテレビで見たのですが、海にずっと浸かっているクジラや船の底には必ずフジツボや2枚貝、海草などがたくさん付着するんですが、サメには絶対に付かないそうです。(そう言われればそうですよね。)
船底に付いた貝は水の抵抗になってしまうため、定期的に除去作業をするそうなんですが、その作業費用が結構高いらしいです。なので、自衛隊や軍など大きな船をたくさん持っている所は大層な出費だそうです。
そこで、貝が付かないサメの皮膚に注目した会社だか大学の先生がいて、人工的にサメの皮膚を作ってそれを船に張ってはどうか?ということになり、研究の結果そういうものができた!というのを聞いたことがあります。
実用化まで漕ぎつけたのかはちょっとわからないんですが、感慨深くしつこくしつこく触ってしまいました。周りから「めっちゃサメ肌好きなんやな〜」と思われたかもしれません^^; -
巨大1枚パネルを過ぎると、同じ水槽なんですがアクリル板を半アーチ状に設置してあるところがあって、じんべえさんやマンタ、魚たちを下から観察できるところがあります。
そのアーチの下はベンチが置いてあるので(20〜30人くらいは座れると思います)休憩がてらのんびり鑑賞する事ができました。 -
この巨大水槽には3匹のじんべいざめと、数匹のマンタがいました。
じんべえざめは以前に海遊館で見たものよりも小さいサイズだったんですが、マンタが思っていたよりも大きかったです!
「マンタに海で出会うのがダイバーの憧れ」というのは有名な話ですが、「マンタってただの大きいエイちゃうの?大げさな〜」と思ってました。
でも実際に羽ばたくように悠然と泳ぐ大きなマンタをみて、あ〜これが海の中にいたらそら衝撃やわな〜。と思いました。
ダイバーの憧れというのが納得できてよかったです。 -
驚いたのが、ナヌカザメの卵という展示があって、 -
写真に3つのナヌカザメの卵が写ってるんですが、この手のひらサイズの袋の中で、小さなサメが動いてました!!
気持ち悪さ半分、生命の神秘半分^^;
衝撃的でした! -
それから最後のほうにこんなパネル展示がしてあって、はじめ見たときは「皮を剥がれたアンコウ?」とおもったんですが、 -
パネルを読むと死んだイルカの胃袋の中身だとわかりました。
奈良の鹿も、観光客の捨てたお菓子やお弁当を入れたビニル袋を一緒に食べてしまって死んでしまうことがあります。
このイルカはたまたま発見されて死亡原因がわかりましたが、こういう人間の出したゴミで死んでいく生き物は、見えないところにものすごくたくさんいるんだろうな〜と思うと悲しくなりました。 -
このあと、「黒潮探検(黒潮の海を水槽の上から見ることができる無料のガイドツアー)」にいきました。
とてもよかったので、この次の旅行記にアップしましたので、よかったら見てください^^
美ら海水族館、めちゃめちゃ楽しかったです♪
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