2008.9イタリア学会旅行14‐フィレンツェ2　Michelangelo広場　San Marco美術館

2008/09/13 - 2008/09/16

9/13　1830になったが，がんばってMichelangelo広場，San Miniato al Monte教会にいった．夕暮れのFirenzeの街はきれいだった．この日の夜は，しっかりとPizzeriaで夕食をたべる．疲れていたせいかレストランとホテルの写真を撮り忘れていることに，帰国してから気づく．ホテルHotel Corona D'Italiaはバス付で比較的広い部屋でよかった．この日はおもにFirenzeの南側を見学．
9/14　0740にはホテルを出て，Santissima Annuziata 広場，教会，San Marco広場，美術館，Galleria dello　Spedale degli Innocenti捨て子養育院絵画館を見学．San Marco美術館のドメニコ修道院の雰囲気とペルトアンジェリコのフレスコ画に感激．
1115のアカデミア美術館の予約入場に向かう．

エリア フィレンツェ(イタリア)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: スイスインターナショナルエアラインズ

9/13 1830と夕刻になるが，Vecchio橋の横を通り，S.Niccolo通りをミケランジェロ広場に向かう．

S.Niccolo通り，せまく人通りは少ない．あるくこと10分強．

城門を抜ける．ここからは上り坂，途中より階段．また汗をかく

上ることまた10分．ついにミケランジェロ広場へ，観光客がいっぱい．みなバスやタクシーで来ている．下からごくろうさんにも階段で昇ってくるのはごく少数．いくつか露店が出ていて，その1軒よりビールを買う．

うす曇りなので，夕日が丘に映える．

夕暮れのFirenze.

Vecchio橋の夕暮れ

DuomoとS.Croce教会

Duomo　これこそFirenzeのイメージ

結婚式のカップルがいた

ミケランジェロのダヴィデ像のコピー，翌日アカデミアで見ることになる．

ミケランジェロ広場から見えるS.miniato al monte教会にも行ってみることにした．坂を昇っていく．広場の向かいにも教会．S.Salvatore al Monte教会．ミケランジェロがこの姿を「美しい田舎娘」とたとえたとか．

この教会のわきを抜けさらに坂を上がる．相当昇ってきた．

壁の向こうにS.miniato al monte教会がみえた．

S.miniato al monte教会

夕日に映え，とてもきれいだ．1930まで入場可能．

ファサードにはめられたモザイク画．ロマネスク様式．

中に入る．絢爛豪華．

床や祭壇が貴石細工でできている．

教会の高台から見たフィレンツェの町

本当に夕暮れが迫ってきた．もう1930だ．

来た階段をArno川へおりていく．とっぷり日が暮れた．

Arno川沿いに歩く．

Grazie橋を渡り，てくてくとVerdi劇場を曲がり，共和国広場を抜け，メディチ家礼拝堂の前の広場にあるPiizzeriaで夕食．しかしピザではなく，よくあるいたのでしっかりたべることにした．Primoにスパゲッティポモドーロ，Secondoに鶏肉のフライ，サラダ，ワイン，ビール，コーヒーで32ユーロ．疲れていたのか写真を撮るのと，店の名前を控えるのを忘れてしまった．味はまあまあ，ワインはおいしかった．それからホテルに帰り，広い部屋で風呂付でもあり，ぐっすりと寝た．（レストランとホテル両方写真に撮り忘れたなんて，やはりつかれていたんだろうな．）

翌日朝食を7時に食べ，740にはHotel Corona D'Italia．を出た．1115にアカデミア美術館を予約してあるのでそれまでにサンマルコ美術館を中心に見学してしまおうと考えた．Nazionaleから，Guelfa,Alfani通りをとおり，SS.Annuziata広場へ．

SS.Annuziata広場へ．Annuziataというと即興詩人の歌姫を思い出す．

広場では朝早いために露店の準備がされていた．Santissima Annuziata教会の優美な回廊が印象的だ．

州庁側の回廊

捨て子養育院側の回廊，回廊に白い布を巻いた幼児像がついている．

Santissima Annuziata教会がまだ800であったが開いていたので入る．

日曜の朝，ミサをしていた．戸口のところで見守る

戸口から見ても，たくさんのフレスコ画と彫像がある素晴らしい教会ということがわかる．

085から空いている，サンマルコ教会のサンマルコ美術館に行く．空いていてすぐに入場できた．

美術館の回廊，聖アントニオの中庭

回廊．ここから1階の展示室に入ることができる

参事会の間，ペアトアンジェリコ　キリスト磔刑と聖人たち　1442年

大食堂　ジョヴァンニ・アントニオ・ソリアーニ　聖ドメニコの奇跡の夕食，食べモノがなかったにもかかわらず，天使が食物をはこんできた場面　1536年
1階は回廊のまわりに部屋があり，その中に美術品があり，見学する形態である．

2階は修道士の寄宿舎，各部屋にペアトアンジェリコを中心としたフレスコ画がかいてある．しかし一番おもしろかったのは端の部屋の15世紀のフィレンツェ画家が描いたシニョリーア広場でのサヴォナーラの殉教という絵であった．火あぶりの刑がされているのに，広場の人たちが無関心を装う絵，いまのひろばと同じ風景なので余計臨場感とともに，不思議な雰囲気がある絵だ．

第二僧房　ペアトアンジェリコ　キリスト哀悼　1438-1443年

いずれも僧房のフレスコ画，ペアトアンジェリコたちの絵だ．ここで僧たちはどのような瞑想にふけったのであろう．不思議な空間だ．

有名なペアトアンジェリコ受胎告知1442年，ルネッサンスの光の使い方がわかる素晴らしいフレスコ画だ．

ここはほんとうにすばらしいペアトアンジェリコの宝庫だ！ドメニコ修道院の雰囲気と言い，私は実はこの美術館がフィレンツェで一番印象的であった．1時間40分中で過ごす．

カフェでコーヒーをのんで一休みした後，Galleria　dello Spadale degli Innocenti（捨て子養育院絵画館）にいく．Annuziata広場の回廊．白い布を巻いている．

回廊も優美だ

中庭

白い布を巻いた幼児像

入口，ここにはユニセフの事務所もおかれている．フィレンツェにはこのような慈善事業がよく発達していたと．

ボッティチェッリの聖母子と天使

東方三賢王の礼拝，ギルランダイオ作．
アカデミア美術館の予約が1115なので，1045にはここを出た．