2008/06/15 - 2008/06/19
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Oyajiさん
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皆様こんにちは!長い事手付かずだったここのブログにガイドの記録をアップしてゆきます。
昨年9月以来のスピティ。クライアントの彼はシタール奏者で彼女はタブラ・プレイヤーと言うアーティストカップル。そして彼女は僕の「幼なじみの仲の良い友人」でした。。
今年初のスピティ・ツアーもお陰様で事故、トラブルもなく案内することが出来ました!
2008年6月15日〜19日(4泊5日)
6月15日 マナリ〜ロタン〜グランフ〜チャットル〜バタール
ここ数日「早朝に雨」というパターンが続いていたけど、幸い今日はうす曇。途中グラバーの先約2Kmにある「ぬかるみ・急勾配のヘアピンカーブ」がネックで連日大渋滞が発生しているので、6時前には出発したかったが一泊キャンプと言えど、それなりの量になった荷物等を積み込むのに時間が掛かり予定より30分遅れて06:30出発。
07:15 渋滞最後尾。ドライバー曰く「昨日は6時にここで渋滞で止まり、ロタン・トップは12時を回っていた。」とか。。。きょうは「デイ・ツアー」じゃないから時間に余裕が有るから良いけど。。。さて、今日は何時間で渋滞を通過出来るでしょうか??
出発前少し体調を崩してしまったK氏は車でお休み。lamochicoさんと車を捨てロード・ハイクへ!
09:30 渋滞原因の坂の手前でピックアップ。朝7時の時点で昨年渋滞で止まっていたエリアより1Km近く下で止まっていたとは。。この状況を考えると「ロタン デイ・ハイク」の出発時間は5時かな??
10:40 マリ。風もさほど強くなくうす曇の中いつものルーフトップレストラン。今日は雲が多く南側マナリ方面の眺望が余り良くない!?
軽い食事をし、先に駒を進める事にして11:25マリを出発。これから本格的なHIMLAYAN SAFARIが始まる!お蔭様で今期始めてこのエリアに入るガイド自ら「ワクワク・ドキドキ!?」
もうひとつの渋滞名所、峠直下の雪渓エリア「ラニ・ナラ」は渋滞することなしに通過し、御堂にまだ雪が残っていた「ビアズ・リシ」のお寺に御参りの後、12:30ロタン・トップ。モンスーン時期の様に頂上付近から山の姿は望めず。。。今年は何か変だな??
朝食を早く済ませて来た為か、いつもはインド人観光客が群がっている頂上を示す標識付近には誰もおらず、雲が流れる「インナー・ヒマラヤン・レンジ」入り口で一服の後12:55出発。
出発10分も経たないうち頂上付近を覆っている雲から離れ、一転晴れの世界へ!!この劇的な天気の変化はロタン北側の特徴。いつ来ても面白い!!でも、この天気はモンスーン時期の特徴。一寸早いんじゃない??
で、雲の外、僕のデイハイク・ツアーで歩くダウンヒルエリアは黄色やピンク等の花盛り!!!「アルプスの少女ハイジ」の絵を思わせるロケーション。これから約2週間ごとに花が入れ替わり、山が彩りを見せる時期になっていた!
13:35 レーとスピティへの分岐点グランフ。やはりここまでロタンの雲は届いていないが5〜6000m級の山々と、バラ・シグリ等大きな雪渓がある進行方向右側には依然雲が掛かっており、このエリア独特の姿を見せる山の頂を隠してしまっている。。夜天気が崩れなければ良いのだが。。
ここグランフはデイハイクの折り返し地点。いつものダーバで小休止。この先本日の宿営地「バタール」まで、沿道「水が出ている」箇所が多いと言うことなので、14:15出発。
道の状況がますます厳しくなる州道に突入。程なくしてこれから約2ヶ月間、新鮮な草を求め山を移動する羊と山羊の群れに遭遇。春と秋、マナリより南ではこの群れが渋滞の原因になり「イライラ」することがあるけど、ここでは何だか「ほのぼの」です。はい!!(今回何故だかここから写真が始まっている。。この手前はサボってました。スンマセン。。)
雪解けが進み、雪渓を横切る道路が「滝つぼ・川」になっている箇所が幾つもあったが、ベテランドライバーのタラちゃん(本名:Tara Chand)の安全・確実な運転で一つ一つ乗り越えてゆく。
15:00 チャットル。ここでチャンドラ・ダーバを経営する友人と再会を喜び、遅い昼食、大休止。昨年最後に来たのは閉店間際の10月13日。雪が降りあたりはモノクロの世界だったけど、今日は花が咲いてる!ここで花を見たのは随分前だったような気が。。
クライアント二人は自ら石を集め、アクセサリーを作る方で、鉱物の知識があり、眼前に迫る地層剥き出しの山肌を眺め、石を手に取り、マナリと違う「山」を実感している様子。
16:00 「帰りに泊まる」段取りを付け、今宵の宿営地「バタール」へ向け出発。やはりここまで来ても雲が低い。。今日は山の頂が望めず。残念。。帰路に期待!!
、この区間も道路が「滝つぼ・川」と同居(?)する箇所が多く、少し時間を掛け17:45バタール着。
寒くない!?いつもは着いたらすぐ「防寒対策」が必要なんだけど、やはり「春」だっ!暖かい!!クンザンパスから吹き降ろす風の柔らかい事よ!!
ここでもダーバの御主人、奥さんと再会を喜び、チャイの旨さに浸る。。一日の工程を終え、ここでリラックスするのは至福の一時でもある。が、一寸待て!明日チャンドラ・タルへトレッキングに行く6人のイスラエリーグループとシェルターで一緒に寝るのか!?と、心配をしていたら御主人が「火を焚ける」スペースがある小さな個室を用意してくれたので、ローカルの食事が苦手なlamochicoさんにホットサンドを焼いたり、暖かいチャイを飲みながら3人で静かな夜を過ごす事が出来た!
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- エアインディア
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これから約2ヶ月間新鮮な草を求め山を移動する羊と山羊の群れに遭遇。春と秋、マナリより南ではこの群れが渋滞の原因になり「イライラ」することがあるけど、ここでは何だか「ほのぼの」です。はい!
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道路際にはまだ雪渓が残っています。。
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ここはまだ両側に雪が残っています。
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雪解け水で道路は川になっています。
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ロタン峠(3908m)を越え、グランフから「国道」を離れ、スピティへ向かう「州道」に入るとこんなシーンはあちこちです。。
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チャトル(3560m)の山小屋。チャンドラ・ダーバ
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チャトルに咲いていた「山野草」ロタン峠付近でも良く見かけますが、名前は???
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チャトルに咲いていた「山野草」ロタン峠付近でも良く見かけますが、名前は???
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チャトルに咲いていた「山野草」ロタン峠付近でも良く見かけますが、名前は???
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チャトルに咲いていた「山野草」ロタン峠付近でも良く見かけますが、名前は???
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