2008/04/26 - 2008/05/03
493位(同エリア523件中)
Aliceさん
- AliceさんTOP
- 旅行記407冊
- クチコミ44件
- Q&A回答76件
- 522,855アクセス
- フォロワー31人
2008.GW 阪急トラピックスさんのツアーで南イタリア&シチリアに行ってきました!
総勢22人と程よいサイズのツアー。たっぷり詰め込んでるので慌しいツアーでしたが、それでも見所をしっかり回れたので良かったです。
行程はナポリ→アマルフィ海岸→カプリ島→ポンペイ→マテーラ→アルベロベッロ→タオルミーナ→チェファル→パレルモ→モンレアーレ→アグリジェントです。
今回は、ポンペイ編です。
https://blogs.yahoo.co.jp/alice_in_fireland/64702659.html
-
10:00に桟橋にあるインフォメーション前集合。10:15の高速船でナポリに向かいます。 掲示板に行き先と時間、桟橋の場所が書いてあるから分かりやすいね。
-
さよなら、カプリ島~! 綺麗な景色をありがとー!!心の洗濯が出来たよ~!青の洞窟はもちろんのこと、ソラーロ山に登ったり町を散策したり。 すごくゆっくり楽しめて、一泊して良かったです。ホントに。
-
ナポリまでは1時間ほどの船旅です。幸いにしてほとんど揺れることなく11:10頃、ナポリ・ベベレッロ港に到着。 大きな豪華客船が何隻も停泊してる大きな港です。
本当はここからナポリ車窓観光の予定だったんだけど、この時間帯は交通渋滞が激しいってことで、急遽ナポリ徒歩観光に変更。 近くをお散歩することになりました。 -
これはムニチービオ広場。遺跡の発掘中だそうです。地下鉄の工事をしてたら出てきたんですって。ナポリはちょっと掘ると、ローマ時代の遺跡がゴロゴロ出てくるから大変なんですって。
-
次はヌォーヴォ城。13世紀に建てられたアンジュー家のお城だそうですが、今の形にしたのはアラゴン家のアルフォンソ一世だそうです。 正面の「アルフォンソ一世の凱旋門」のレリーフはアルフォンソ一世が入城する様子が描かれてるんだそうです。
-
最後は王宮の端っこ。図書館部分だそうです。中にはポンペイからの発掘品なんかも保管されてるんですって。以上、終了(笑)。(11:20-11:40)
-
次はポンペイへ向かいます。バスで30分くらいですね。ポンペイに着いたところで、お昼ご飯です。メニューは貝型パスタの野菜ソース、カラマリ(イカとえびのフライ)、アイスクリーム。(12:15-13:15)
-
さあ、そしてお昼の後は、私にとってはメインイベントの一つ。ポンペイ遺跡の観光です! 来たかったんだよね~、ポンペイ遺跡。遺跡好きには溜まりません!ワクワクするよ~(*^^*)/~
まずはマリーナ門から遺跡の中へ。なんでマリーナ門かって言うと、当時はここまで海が来ててここがマリーナ(港)だったからだそうです。 船着場のあともちゃんと残ってるんですよ。 -
中へ入ると最初にアポロン神殿へ。太陽神アポロンに捧げられた神殿だそうで、左手にはアポロンの像(レプリカ)、右手にはアポロンの妹で月の女神ディアナの胸像が置かれてます。神殿の向こうに見えるベスビオ火山がいい感じです。
-
そして、通りに時々並んでる3つの石。何かと思ったら横断歩道なんですって。 普段はともかく、雨が降ったりすると通りに水が流れるので、横断歩道の上を渡るんだそうです。へぇ~、だよね。そして通りを造ってる石の隙間には小さい大理石が嵌めこまれてるんです。月夜にはこの大理石が月の光を反射して道がキラキラと光るんですって。 すご~い!
-
そして次は街の中心フォロです。ここからの眺めがポンペイを代表する景色だそうです。 確かにガイドブックとかで見たことある景色だわ~。神殿やバシリカや色んな建物とその背後にベスビオ火山。いい眺めです♪ こんな近くに火山があったから、火山灰で埋もれちゃったんだねぇ。
-
そしてフォロを横目に北へ向かうと食品市場の跡です。生鮮品を売ってたらしいです。 広場の周りにお店があって、入り口の横には色んな食料を描いた絵が残ってます。これは言葉が通じない人でも絵を指差して 買い物が出来たんですって。インターナショナルな都市だったんだね、ポンペイって。
-
-
これは灰に埋もれた人の石膏像。ガラスケースに2体、展示されてました。
ちなみに写真の人は奴隷だそうです。なんで分かるかって言うと歯が綺麗だから。もう一体、貴族の像もありますが、確かにこの人は歯がボロボロ。贅沢して、甘いものもたくさん食べてたから歯がボロボロになっちゃったんだそうです。う~ん、古代の奴隷から見たら贅沢してる現代人としては 耳に痛い話だなぁ(^^;)。 -
これは運送屋さんの看板です。マーケットのすぐそばにあって、マーケットで買い物した人が荷物運びを頼んだそうです。
-
次はフォロの浴場です。ここは天井まで綺麗に残ってるんですよ~、スゴイ!!壁画や柱も結構いい状態で保存されてます。中にはサウナやマッサージ台や今に通ずる 設備もあって、2000年経っても人って変わんないのね~なんて思ってしまいました。特にローマ人は風呂好きだったみたいだから、風呂好きの 日本人としては通ずるものがあるよね。
-
-
次はお金持ちの家。
中庭を囲む部屋には壁画が綺麗に残ってます。赤や青が綺麗だよね~。2000年前のものとは思えない。青い色はなんと!トルコ石を砕いて使ったんだそうですよ。お金持ちだね~。トルコ石を砕いちゃうなんて。 ちなみに真ん中が抜けてるのは、切り取って博物館に納められてるからだそうです。 天使の絵が書いてある部屋もあったりして、可愛かったな♪ -
これは庶民の水汲み場です。
ここは「牛」の水汲み場で牛のレリーフが付いてます。他の水汲み場にも動物や神様のレリーフが付いてるそうです。当時は住所がなかったから「牛の水汲み場で10時にね」って待ち合わせに使ったり、「牛の水汲み場の近く」って言う風に 住所代わりに使ったりしてたんですって。 -
そしてここはパン屋さんで~す!麦をひいた石臼とパンを焼いたかまどがしっかり残ってます。
-
ここはファーストフードって言うか、デリかな? 下に蒸気かお湯を通しておいて、上に鍋を乗せて中身が冷めないようにして売ってたらしいです。ポンペイ遺跡って庶民的で、面白い!!
-
そして、そして!ここが見所の一つ、売春宿(ルパナーレ)でっす!中の部屋は3~4畳くらいかな。狭いし、ベッドも小さいですね。昔の人はちっちゃかったのかな?
-
そしてこれが中に描かれてる壁画です。言葉の通じない人も数多く訪れるので、こんなテクニックですよって絵で示してたんだそうです。なるほどねぇ。 用途は分かるけど、ちょっと恥ずかしくなるくらい露骨な絵ですよね~(笑)。ちなみに当時は娼婦も男娼もいたんだそうです。
-
これは大劇場です。劇が演じられたり、猛獣ショーがあったり、剣闘士の戦いが合ったりしたそうです。ローマ遺跡にはお約束だよね。
-
ここは大劇場の隣りにある剣闘士の宿舎で、芝生のところで訓練したんですって。
(13:15-14:45)
これでポンペイ遺跡の観光終了~!一回り、1時間半。
ポンペイ遺跡は他の遺跡にはない市場やパン屋、居酒屋さんとかの跡が残っていて、とっても庶民的な遺跡で面白かった♪他だと神殿や劇場、浴場なんかは残ってるけど、普通のお店の跡とかって全然残ってないんだよね。
ところで今日の観光、他のツアーでポンペイに来たことがある人や添乗員さんに言わせると じっくり見たらしいけど、私は全然物足りなかった・・・。もっとゆっくり見たかったなぁ。もう一度来たいリストに入りましたね。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2008.GW 南イタリア&シチリア旅行記
-
前の旅行記
2008.GW 南イタリア&シチリア旅行記2(カプリ島)
2008/04/26~
カプリ島
-
次の旅行記
2008.GW 南イタリア&シチリア旅行記4(マテーラ・アルベロベッロ)
2008/04/26~
アルベロベッロ
-
2008.GW 南イタリア&シチリア旅行記1(ソレント・アマルフィ海岸)
2008/04/26~
アマルフィ
-
2008.GW 南イタリア&シチリア旅行記2(カプリ島)
2008/04/26~
カプリ島
-
2008.GW 南イタリア&シチリア旅行記3(ポンペイ)
2008/04/26~
ポンペイ
-
2008.GW 南イタリア&シチリア旅行記4(マテーラ・アルベロベッロ)
2008/04/26~
アルベロベッロ
-
2008.GW 南イタリア&シチリア旅行記5(タオルミーナ)
2008/04/26~
タオルミナ
-
2008.GW 南イタリア&シチリア旅行記6(チェファル)
2008/04/26~
シチリア州
-
2008.GW 南イタリア&シチリア旅行記7(パレルモ)
2008/04/26~
パレルモ
-
2008.GW 南イタリア&シチリア旅行記(アグリジェント)
2008/04/26~
アグリジェント
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2008.GW 南イタリア&シチリア旅行記
0
25