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左ハンドルの初体験には、こういう田舎道は好都合である。<br />気を抜くといつの間にか右に寄りすぎて路肩をはずしそうになることが度々。がこれも慣れで解決。<br />3日間走り回ったお陰で何とか右側道路の中央位置走行を保てるようになった。<br /><br />レンタカーでの行程予定<br /> 10月12日  エヴォラ 〜 モンサラーシュ 〜 カステロ・ブランコ(泊)<br /> 10月13日  カステロ・ブランコ 〜 モンサント 〜 マルヴァオン(泊)<br /> 10月14日  マルヴァオン 〜 カステロ・デ・ビデ(泊)<br /> 10月15日  カステロ・デ・ビデ 〜 エヴォラ(レンタカー返却)<br />              〜(バス)〜 リスボン(2泊<br /><br />10月12日<br />Googleマップによると、モンサラーシュ 〜 カステロブランコ 間は219km 、 およそ 3時間12分と計算されていた。<br />少々長距離である。<br />この調子だと少し頑張らないと夕方まできついかも知れない。でも今日はホテルに着くだけなので安心感がある。<br /><br />しかし途中、エストゥレモスの町の直前で左に曲がり高速道路に乗るべきところを(これは後で調べて分かったことだが)<br />そのまま真直ぐ突き進んで城壁をくぐり抜け、街の中に入ってしまった。<br /><br />そうすると殆ど一方通行ばかりで壁外に一旦出て、元の所まで戻るのが大変。<br />街の中をグルグル回わることになり、相当に時間をロスしてしまった。<br />中央公園付近には平和な市民生活が営まれていて一緒に一時の休憩。<br />そんな風で予定通りとはゆかない。<br /><br />カステロ・ブランコでも、市内に入って地図を見ながら<br />ホテル方向へ曲る道はここかここかと迷っているうちに交差点を過ぎてしまい、<br />一方通行のために引き返すことができず街を一周する派目に。<br /><br />また10年近くマニアル車を運転していなかったので坂道発進の方法を殆ど忘れていた。<br />それでいざ坂道の多い町で慌ててしまったが、ハッとサイドブレーキを使ってという記憶がよみがえり、<br />半クラッチ併用で何とか乗り切る。<br /><br />この2ヵ所以外は余裕ある高速道路や村の一本道をとても気持ちよく快適に走ることができた。<br /><br />ようやく小高い丘上のホテルに着いた時はすでにあたりは薄暗くなっていた。<br /><br />            *<br /><br />ここでハプニングが起きてしまった。<br />私のカメラ(一眼レフ)が行方不明になってしまったのである。手持ちのバッグや車内を探しても見当たらない。<br />ホテル・チェックインの際にバッグを少し離して置いていたので何かあったのかなと疑ったり。<br />とにかく写真を撮れないことは残念でならなかった。<br /><br />(だがこれは私の完全なミスで、後に思わぬところから見つかることに)<br /><br />という訳で、ここから2ページは私ではなく、ナビゲータが撮った写真です。<br /><br />            *<br /><br />明日(10月13日)の行程予定は  カステロ・ブランコ  〜  モンサント  〜  マルヴァオン  と 少々忙しい。

スペイン北部・ポルトガル旅行(9)/レンタカーで廻る モンサント

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2007/10/12 - 2007/10/13

33位(同エリア34件中)

0

18

ギリシャ/スケッチ旅

ギリシャ/スケッチ旅さん

左ハンドルの初体験には、こういう田舎道は好都合である。
気を抜くといつの間にか右に寄りすぎて路肩をはずしそうになることが度々。がこれも慣れで解決。
3日間走り回ったお陰で何とか右側道路の中央位置走行を保てるようになった。

レンタカーでの行程予定
 10月12日  エヴォラ 〜 モンサラーシュ 〜 カステロ・ブランコ(泊)
 10月13日  カステロ・ブランコ 〜 モンサント 〜 マルヴァオン(泊)
 10月14日  マルヴァオン 〜 カステロ・デ・ビデ(泊)
 10月15日  カステロ・デ・ビデ 〜 エヴォラ(レンタカー返却)
              〜(バス)〜 リスボン(2泊

10月12日
Googleマップによると、モンサラーシュ 〜 カステロブランコ 間は219km 、 およそ 3時間12分と計算されていた。
少々長距離である。
この調子だと少し頑張らないと夕方まできついかも知れない。でも今日はホテルに着くだけなので安心感がある。

しかし途中、エストゥレモスの町の直前で左に曲がり高速道路に乗るべきところを(これは後で調べて分かったことだが)
そのまま真直ぐ突き進んで城壁をくぐり抜け、街の中に入ってしまった。

そうすると殆ど一方通行ばかりで壁外に一旦出て、元の所まで戻るのが大変。
街の中をグルグル回わることになり、相当に時間をロスしてしまった。
中央公園付近には平和な市民生活が営まれていて一緒に一時の休憩。
そんな風で予定通りとはゆかない。

カステロ・ブランコでも、市内に入って地図を見ながら
ホテル方向へ曲る道はここかここかと迷っているうちに交差点を過ぎてしまい、
一方通行のために引き返すことができず街を一周する派目に。

また10年近くマニアル車を運転していなかったので坂道発進の方法を殆ど忘れていた。
それでいざ坂道の多い町で慌ててしまったが、ハッとサイドブレーキを使ってという記憶がよみがえり、
半クラッチ併用で何とか乗り切る。

この2ヵ所以外は余裕ある高速道路や村の一本道をとても気持ちよく快適に走ることができた。

ようやく小高い丘上のホテルに着いた時はすでにあたりは薄暗くなっていた。

            *

ここでハプニングが起きてしまった。
私のカメラ(一眼レフ)が行方不明になってしまったのである。手持ちのバッグや車内を探しても見当たらない。
ホテル・チェックインの際にバッグを少し離して置いていたので何かあったのかなと疑ったり。
とにかく写真を撮れないことは残念でならなかった。

(だがこれは私の完全なミスで、後に思わぬところから見つかることに)

という訳で、ここから2ページは私ではなく、ナビゲータが撮った写真です。

            *

明日(10月13日)の行程予定は  カステロ・ブランコ 〜 モンサント 〜 マルヴァオン と 少々忙しい。

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  • 今日は朝9時にカステロ・ブランコのホテルを出発、<br />北東に走って目的地モンサントに到着。<br />走行予定は1時間だったが途中で余分な道を走る。<br /><br />モンサントには午後4時まで滞在。<br /><br />そして夕方にはこれまで走ってきた同じ道を逆戻り。<br /><br />今朝ホテルを出発したカステロ・ブランコを通過し、<br />高速道路を少し走ってから、これもエヴォラから来た<br />全く同じ道に入り、途中で左折してマルヴァオンに。<br /><br /><br />モンサントからマルヴァオンまでの距離は約140km、<br />約2時間10分の走行予定。

    今日は朝9時にカステロ・ブランコのホテルを出発、
    北東に走って目的地モンサントに到着。
    走行予定は1時間だったが途中で余分な道を走る。

    モンサントには午後4時まで滞在。

    そして夕方にはこれまで走ってきた同じ道を逆戻り。

    今朝ホテルを出発したカステロ・ブランコを通過し、
    高速道路を少し走ってから、これもエヴォラから来た
    全く同じ道に入り、途中で左折してマルヴァオンに。


    モンサントからマルヴァオンまでの距離は約140km、
    約2時間10分の走行予定。

  • 「ポルトガルでもっともポルトガルらしい村」として知られているモンサントに来るのは大変だった。<br /><br />カステロ・ブランコを出る時、方向指示票がなかなか見つけられないのである。<br />距離は車で約一時間だが、町の人に尋ねてもあまりモンサントを知らない。<br /><br />タクシーを捕まえてやっと町からの出口を聞いた。<br /><br />途中の標識も不親切だ。二手に分かれた交差点で車を停め、はたしてどちらの道をとるべきかしばらくのあいだ考えた。そうして発車したのだが、しばらく走ってからやはり間違っていることに気づき引き返すこともあった。

    「ポルトガルでもっともポルトガルらしい村」として知られているモンサントに来るのは大変だった。

    カステロ・ブランコを出る時、方向指示票がなかなか見つけられないのである。
    距離は車で約一時間だが、町の人に尋ねてもあまりモンサントを知らない。

    タクシーを捕まえてやっと町からの出口を聞いた。

    途中の標識も不親切だ。二手に分かれた交差点で車を停め、はたしてどちらの道をとるべきかしばらくのあいだ考えた。そうして発車したのだが、しばらく走ってからやはり間違っていることに気づき引き返すこともあった。

  • 村の駐車場は入口に一つあるだけで、やっと空いているスペースを見つけ駐車すると、そこにはバスが来るので止めてはいけないと注意を受ける。<br />山の傾斜に這いつくばるように作られている村なので駐車場を作る条件はキビシイ。<br /><br />仕方がないので少し引き返し、坂道の途中に停める。他の車も路肩に連なって駐車していた。

    村の駐車場は入口に一つあるだけで、やっと空いているスペースを見つけ駐車すると、そこにはバスが来るので止めてはいけないと注意を受ける。
    山の傾斜に這いつくばるように作られている村なので駐車場を作る条件はキビシイ。

    仕方がないので少し引き返し、坂道の途中に停める。他の車も路肩に連なって駐車していた。

  • <br /><br />ミロルコルディア教会。



    ミロルコルディア教会。

  • <br />ここからスペイン国境までは約15kmと、とても近く<br /><br />スペインからの観光客が多い。


    ここからスペイン国境までは約15kmと、とても近く

    スペインからの観光客が多い。

  • 村の中央には一軒の小さなインフォメーションが。

    村の中央には一軒の小さなインフォメーションが。

  • ここはレストラン内部の裏庭。<br /><br />大きな石の右下方にテーブルに座っている客の姿が見える。<br /><br />レストランはとても繁盛していて店員はなかなか注文を取りに来ない。<br />待っていたがいつまでも来ないので我慢出来ず、食べずに外に出た。

    ここはレストラン内部の裏庭。

    大きな石の右下方にテーブルに座っている客の姿が見える。

    レストランはとても繁盛していて店員はなかなか注文を取りに来ない。
    待っていたがいつまでも来ないので我慢出来ず、食べずに外に出た。

  • 食事はとうとう駐車場のところまで引き返し、最初に出会ったレストランで昼食をとった。<br /><br />このレストランも大繁盛で、一見みすぼらしい外見だが、入ってみると本格的なポルトガル家庭料理を出していて、とてもおいしくお腹を満足させてくれた。<br /><br />(この写真とは無関係)

    食事はとうとう駐車場のところまで引き返し、最初に出会ったレストランで昼食をとった。

    このレストランも大繁盛で、一見みすぼらしい外見だが、入ってみると本格的なポルトガル家庭料理を出していて、とてもおいしくお腹を満足させてくれた。

    (この写真とは無関係)

  • 私をこの村に連れてきた理由はもちろん絵心である。<br /><br />絵仲間の一人も別グループで殆ど同時期にモンサントを訪れることを知っていた。<br /><br />後で聞いてみると、彼らは2日間ここのポウサーダに宿泊し、この日の朝タクシーでカステロ・ブランコに走り、そこから電車でリスボンに移動したことが分かった。<br />道途中の何処かですれ違った訳で、とても残念に思った。<br /><br />彼等は会社仲間で毎年スケッチ旅行に出かけ、グループ展を開催している。

    私をこの村に連れてきた理由はもちろん絵心である。

    絵仲間の一人も別グループで殆ど同時期にモンサントを訪れることを知っていた。

    後で聞いてみると、彼らは2日間ここのポウサーダに宿泊し、この日の朝タクシーでカステロ・ブランコに走り、そこから電車でリスボンに移動したことが分かった。
    道途中の何処かですれ違った訳で、とても残念に思った。

    彼等は会社仲間で毎年スケッチ旅行に出かけ、グループ展を開催している。

  • 頂上に向かってエイコラと登ってゆく。

    頂上に向かってエイコラと登ってゆく。

  • 気持ちイイッ!

    気持ちイイッ!

  • <br />頂上には大きな岩がゴロゴロ。


    頂上には大きな岩がゴロゴロ。

  • 360度見渡せる、素晴らしい眺め!

    360度見渡せる、素晴らしい眺め!

  • <br />下るのも大変だ。


    下るのも大変だ。

  • 次の目的地マルヴァオンに暗くならないうちに着くためには、遅くともモンサントを4時には出発しないといけなかった。<br />満足したスケッチの出来には程遠く、消化不良のまま離れることに。<br /><br />マルヴァオンまでは一旦カステロブランコまで引き返し、高速道路を25kmぐらい走ってから再び一般道に入り、南下する。<br /><br />全長142km. 走行時間2時間10分。<br /><br />この道路は大部分、来るときに走って来た同じ道の引き返しなので、随分と楽に運転することが出来た。

    次の目的地マルヴァオンに暗くならないうちに着くためには、遅くともモンサントを4時には出発しないといけなかった。
    満足したスケッチの出来には程遠く、消化不良のまま離れることに。

    マルヴァオンまでは一旦カステロブランコまで引き返し、高速道路を25kmぐらい走ってから再び一般道に入り、南下する。

    全長142km. 走行時間2時間10分。

    この道路は大部分、来るときに走って来た同じ道の引き返しなので、随分と楽に運転することが出来た。

  • コルクの木だろうか。<br /><br />ずっとこのような立木が続く。

    コルクの木だろうか。

    ずっとこのような立木が続く。

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