2008/08/31 - 2008/08/31
303位(同エリア324件中)
早島 潮さん
平成20年8月31日(日)
二つ池のバスストップ始発の5時39分発で鶴見駅へ。バスは座席はほぼ満員。早い勤めの人がいるのだ。「白神山地・男鹿半島と鳴子峡・奥入瀬・みちのく小京都角館三日間」というバスツアーに参加するため東京駅へ急いだ。
東京駅の待ち合わせ場所には15分程前に着いた。同行の橋田さんも既に来ていた。
Maxやまびこ103号の個別乗車券を受け取り指定席へ乗り込む。周囲は同じツアーに参加する老人夫婦が多い。列車は定刻の7時16分に東京駅を発車。
8時39分には郡山駅へ到着。矢吹交通の大型観光バスが待機していた。全員乗り込んだところで数えてみると44人の参加である。ガイドは峰岸という博識な女性である。最初の小休止は菅生のパーキングであるがここはもう宮城県内である。
再び東北自動車道を疾駆して一関インターチェンジで降りた。厳美渓近くの瑠璃という派手な色合いの建物へ立ち寄った。ここは硝子細工や土産物を売っていて硝子工房も持っている。この店で早い昼食を摂った後、厳美渓を見学した。
以下はウイキペデイアからの引用である。
厳美渓は古くから景勝地として知られており、一帯を治めた伊達政宗もこの地を賛美している。1877年8月には、明治天皇が東北巡幸の際に立ち寄っているほか、近代の文人、 幸田露伴 もこの厳美渓を訪れ、紀行文を記している。古く都として栄えた平泉に近く、 戦後になって平泉が観光地として人気が出たため、それに伴い、厳美渓も観光客が急増した。現在も、年間約90万人が訪れる県南部有数の観光地となっている。
厳美渓は栗駒山の噴火によって堆積したデイサイト質凝灰岩が、磐井川の水流によって浸食され、形成されたものである。奇岩、瀑布、深淵と様々な表情を見せるが、特に川底には甌穴の発達が顕著。これは巨石の隙間を流れた礫(小石)が水流の中で暴れて弧を描き、岩盤を球状に削っていったもので、地質学上にも貴重なもの。引用終わり。
ここで面白い光景をみた。対岸の小高いところにある休憩所の店先からワイヤーロープが渓谷を横断して川原の岩の仮設小屋の横まで張られている。ワイヤーロープには台湾の旗と日本の旗が交錯して掲げられた籠が吊り下げられていて時々この籠が滑空している。 岩場にいる客が籠に代金を入れて合図の板を叩くと対岸の店が団子とお茶を提供するのである。経営者は台湾にゆかりのある人なのだろうか。面白い販売方法を編み出したものである。珍しさもあって団子が品切れになるほど繁盛している。
降り続く雨のせいで磐井川の水は茶色に濁っていた。
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