2008/08/23 - 2008/08/23
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みにくまさん
京都世界遺産めぐり? 「東寺 教王護国寺」
1994年に古都京都の文化財として世界遺産に登録された。
本願寺(西本願寺)の見学を終えた後、距離的に近くの「東寺 教王護国寺」に来ました。本願寺⇔東寺間は歩いてもすぐの距離ですが、少し急いでいたのでタクシーを使いました。当然ワンメーターです。
東寺のシンボル的存在の五重塔は、55mと現存する古塔では最高の高さを誇ります。
金堂・大師堂・蓮華門などの国宝や、講堂・南大門など重要文化財に指定されている建築物が多くあります。
講堂内には21躯の仏像が安置され、その内15躯が国宝に指定されており、その壮観さにはただただ圧倒されるばかりです。
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慶賀門
境内の北東に位置する門です。
この日は午前中は雨が降ったり止んだりの繰り返しでしたが、お昼を過ぎたあたりから怪しい雲行きながら一旦、雨が止みました。
雨だと撮影がとても大変なので、止んでいるうちに急いで回ります。 -
真言宗総本山 東寺
この寺の正式名称は「金光明四天王教王護国寺秘密伝法院」と「弥勒八幡山総持普賢院」という難しい名前が2つあります。
宗教法人としての公称は「教王護国寺」ですが、平安時代以降の公式文書・記録には「東寺」という表記がされています。
ここでは一般的な「東寺」という名前で呼ぶこととします。
○東寺の歴史
平安遷都とともに796年に羅城門の東に東国の鎮護のために建てられたのが始まりです。
823年に嵯峨天皇より空海(弘法大師)に下賜され、名を教王護国寺と改めて真言宗の根本道場となりました。
創建後は度々災禍にかかりました。特に1486年の火災では、主要堂塔のほとんどを焼失するが、豊臣家・徳川家の援助により再建されました。 -
慶賀門 重要文化財
鎌倉時代前期の創建です。 -
境内
慶賀門から入ったところです。
広いですね〜やっぱり。 -
記念撮影
蓮池のほとりにて。
左手後方には宝蔵が、さらに左手には五重塔が少しだけ映っています。 -
蓮池
宝蔵を囲む蓮池です。
少しだけ花が咲いていました。 -
蓮池と五重塔
蓮池・五重塔・周囲の木々など、緻密に配置を計算されているかのように綺麗な光景です。 -
宝蔵 重要文化財
平安時代の創建です。 -
宝蔵
高床の校倉造(あぜくらづくり)の建物で、東寺最古の建造物です。
写真では分かりにくいですが、かなり大きいです。
創建当時は米などを保存していたのでしょうか。 -
灯篭
宝蔵の近くにありました。
私の背丈よりずっと高かったです。 -
食堂(じきどう)
僧侶が食事をした場所で、創建時期は不明。896年に理源大帥・聖宝により6mの千手観音像が造られたことから、千手堂とも呼ばれています。
1930年に火災によりもともとの建物は焼失し、現在の建物は1934年に再建されたものです。 -
不二桜
「八重紅枝垂れ桜」樹齢120年
これはまた立派な八重桜ですね〜。
花を咲かせたら、どれだけ綺麗なのでしょうか。
4月中旬が開花時期だそうです。 -
五重塔
ここからも五重塔を眺めることができます。 -
講堂 重要文化財
創建時期は835年前後です。
その後、1486年の戦火で焼失、現在の講堂は1491年に再興されたもので、旧基礎の上に建てられたそうです。
講堂の後ろに金堂が見えます。
尚、この場所に入るには拝観料が500円必要です。 -
講堂
木に隠れてしまって全体が見えませんが(+_+) -
講堂 入口
内部は撮影禁止。
堂内の白亜の壇上に大日如来を中心とした五賢如来をはじめ、五菩薩、五大明王、四天王など21躯の仏像が安置されています。
これは弘法大師の密教の教えを表現する立体曼陀羅(密厳浄土の世界)です。
6躯は後補像ですが、15躯は平安時代を代表する我が国密教像の代表作です。
一歩足を踏み入れるだけで、その荘厳さに圧倒されます。あまりの迫力に言葉を失いました。 -
金堂 国宝
東寺の本堂で、桃山時代の代表建築物です。
796年の創建で、1486年の戦火により焼失しました。現在の堂は、豊臣秀頼によって1603年に再興されました。
この付近でタバコを吸ったり寝たりしてはなりません。。。 -
金堂
こちらの内部も拝観ができるようになっていました。
本尊の薬師如来坐像と日光・月光の両脇侍菩薩像。台座の周囲には十二神将像が配置されています。
これら三尊像は桃山時代の作で、密教的な薬師信仰の形をとどめています。
三尊像・十二神将ともに重要文化財。
講堂の立体曼陀羅も凄かったですが、こちらも素晴らしいです。私たち、宗教のことは全く分かりませんが、何か引き込まれるものがあります。 -
金堂
横からの撮影です。
金堂は桃山時代の代表的建築物ですが、細部には唐・和風の技術が取り入れられています。 -
金堂
正面から -
金堂
少し離れたところから。
金堂はたくさんの写真が残っているのに、講堂の写真が少なくてガックリです・・。 -
五重塔 国宝
かなり近くに見えてきました。
少し離れていますが、その大きさが分かります。 -
五重塔
826年に弘法大師により創建されました。
その後しばしば災火を受け、消失すること4回におよんでいます。
現在の塔は、1644年に徳川家光の寄進によって竣工しました。
総高55mは現存する日本の古塔中最高の塔です。 -
五重塔
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五重塔
下から見上げてみました。 -
五重塔
入口付近です。
この内部も時々公開されているようですが、しっかりスケジュールをチェックして来ないと、なかなか見られるものではありませんね。 -
相輪
先端の丸い球は宝珠と呼ばれ、仏舎利(釈迦の骨)が納められており、一番重要な部分です。
また、それぞれのパーツに名前や決まりがあるようです。
上から順に
竜車:高貴な者の乗り物
水煙:火炎のデザインだが火事を避けるため水煙とされている。
九輪(宝輪):五智如来と四菩薩を表す。
受花(請花):飾り台。
伏鉢:鉢を伏せた形をした盛り土形の墓、ストゥーパ形。
露盤:伏鉢の土台。
(ウィキペディアより) -
五重塔
手前は瓢箪池です。
池が少し濁っていました。雨上がりだからかな? -
亀
雨が上がったら、カメさんが石の上にもぞもぞと乗ってきました。
周りからもここに近づいてきているみたいです。 -
亀
しばらく待っていたらこんなに集まってきました(^o^)
まだ周囲にカメさんの頭が見えます。 -
サルスベリ?
少しだけ綺麗な花が咲いていました。
さて、この後は一旦もと来た道を戻り、北大門の方へ向かいます。 -
北大門 重要文化財
鎌倉時代前期に建立、1601年に修補されました。
北大門というには、南大門との大きさが違いすぎのような。(南大門はとても大きいです)
以前はこちらの門も、もっと大きかったのかな?
そうではなくて、ここで使われている「大」というのは、大きい小さいの大ではなくて、別の意味があるのかも? -
鳩
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蓮池
蓮は見当たりませんでしたが、蓮池だそうです。
鯉や亀はいましたよ〜。 -
亀?
この近辺に宝物館がありましたが、やっぱり入れませんでした。
この手の建物内は、期間限定の特別公開でしか見られないというのは常識のようです。 -
観智院 客殿 国宝
1605年建立。 -
観智院
西門の前まで来ましたが、中は入れないようでした。
もしかしたら、横の小さな出入り口から中に入っても良かったのかもしれませんが、入って行く勇気もなく、そのまま撤収〜。
期間限定の特別公開だと思われます。 -
観智院
国宝に指定されている客殿は、豊臣秀吉の夫人、北政所が寄進したものだそうです。
桃山時代の書院造で、当時の住宅建築として貴重な建物です。
床の間には二羽の鷲、襖には「竹林の図」が描かれており、共に宮本武蔵の筆と伝えられています。 -
観智院
客殿の屋根だけ見えました・・・。 -
大帥堂(御影堂) 国宝
創建年代未詳、1379年に焼失していますが、翌年にすぐ再建され、1390年には礼堂と廊を加えて現在の姿となりました。
弘法大師御在世中の住房で西院とも呼ばれています。
御影堂は”みえどう”と読むんですね〜。 -
大帥堂(御影堂)
ゆるやかな勾配の総檜皮葺(ひわだぶき)の屋根が優美さを際立たせています。 -
大帥堂(御影堂)
中は自由に拝観ができるようになっていました。
ただ、例のごとく、写真撮影は禁止です。 -
鐘楼
大師堂の近くにありました。 -
本坊
この中は拝観できません。
Keep Off -
小子坊
この門は本坊の「勅使門」ではないかと思われます。
1934年創建。
気品を感じる綺麗な門です。 -
勅使門?
細部に渡る装飾は、派手さはありませんが、丁寧な造りで素敵です。
門の透かし彫りが凄いと思いました。 -
灌頂院 北門 重要文化財
鎌倉時代前期の創建です。
○灌頂院
境内南西隅に位置する。伝法灌頂(密教の奥義を師匠から弟子へ伝える儀式)、後七日御修法(ごしちにちのみしほ:正月の8日から14日までの間に、天皇の安泰を祈願する儀式)などの儀式を執り行うための堂で、内部には仏像は安置されていない。床は石畳になっており、土足厳禁となっている。
(ウィキペディアより) -
灌頂院 東門 重要文化財
こちらも鎌倉前期の創建です。
北門と東門は色使いなど似ていますが、形が少し違いますね。 -
南大門 重要文化財
正門とも言われています。
もともと三十三間堂の西門だったものを、1895年に移設しました。
他の門とは比べ物にならないくらい大きいです。 -
南大門
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南大門
こちらの角度からは、五重塔の相輪が少し見えます。 -
南大門
正面に金堂が見えます。
南大門から金堂・講堂・食堂・北大門と一直線に並んでいます。
◎まとめ
五重塔・金堂・大師堂と、講堂内の仏像など、多数の国宝が見られました。
見逃したものは国宝の蓮華門で、こちらは常時公開で拝観料もかからないので、近くに来た際は寄ってみたいと思いました。
宝物館は期間限定の特別公開になっていました。
春:3月20日〜5月25日
秋:9月20日〜11月25日
観智院については、上記宝物館と同様の期間の公開なのか、よく分かりません。
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この旅行記へのコメント (2)
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- nao0880さん 2008/09/02 23:57:11
- 立体曼荼羅の世界
- みにくまさん、こんにちは。
教王護国寺(東寺)は、京都で私の好みの寺院のひとつです。
特に立体曼荼羅の世界が好みでした。
庭園は枳殻亭さんと蓮華寺さん。
どこも何度となく通ったものでした。
京都は訪れる頻度がたいへん少なくなってしまいました。
何かきっかけがあれば、また京都に入り浸るかもしれません。
ではまた。
- みにくまさん からの返信 2008/09/03 01:03:02
- RE: 立体曼荼羅の世界
nao0880さん、こんばんは〜。
メッセージありがとうございます<(_ _)>
立体曼荼羅凄いですね〜。
私たちは今回初めて見て、こういう世界があるんだな〜と感動しました。
京都には素晴らしい庭園がまだまだたくさんありそうですね〜。
まだ数か所しか回っていませんが、毎回とても楽しみに見学しています。
では、今後ともよろしくお願いいたします。
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