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花の都、フィレンツェ(Firenze/Florence)。ルネサンス文化の中心地として数多くの芸術家を育んだことで知られており、街の中心部は現在でも中世ヨーロッパの景観がそのまま維持されています。一方で、金融業で財をなし、芸術家のパトロンとして多大なる影響力を誇ったメディチ家の足跡も至る所で見ることができます。ストールやマフラーで有名なファリエロ・サルティ(Faliero Sarti)や、自然香料を調合したサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局の香水も、この地で生み出されています。<br /><br />日程:5泊6日(ピサ日帰り、フィレンツェ5泊)<br />UNESCO世界遺産:フィレンツェ歴史地区(Historic Centre of Florence)<br /><br />

イタリア【フィレンツェ】

8いいね!

2008/05/01 - 2008/05/06

1879位(同エリア3770件中)

4

91

edamameさん

花の都、フィレンツェ(Firenze/Florence)。ルネサンス文化の中心地として数多くの芸術家を育んだことで知られており、街の中心部は現在でも中世ヨーロッパの景観がそのまま維持されています。一方で、金融業で財をなし、芸術家のパトロンとして多大なる影響力を誇ったメディチ家の足跡も至る所で見ることができます。ストールやマフラーで有名なファリエロ・サルティ(Faliero Sarti)や、自然香料を調合したサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局の香水も、この地で生み出されています。

日程:5泊6日(ピサ日帰り、フィレンツェ5泊)
UNESCO世界遺産:フィレンツェ歴史地区(Historic Centre of Florence)

同行者
一人旅
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
鉄道
航空会社
ブリティッシュエアウェイズ

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  • フィレンツェ1日目:<br />フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅(Firenze Santa Maria Novella)駅に到着しました。駅舎はジョヴァンニ・ミケルッチによる設計。ここからフィレンツェ1日目がスタートします。

    フィレンツェ1日目:
    フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅(Firenze Santa Maria Novella)駅に到着しました。駅舎はジョヴァンニ・ミケルッチによる設計。ここからフィレンツェ1日目がスタートします。

  • 幸い天気も良かったので、宿に行くついでに歩きを楽しむことにしました。こちらはサンタ・マリア・ノヴェッラ広場(あいにく工事中)。この日は地元サッカーチーム、フィオレンティーナとグラスゴー・レンジャースの試合があり、バールはサポーターで溢れかえっていました。

    幸い天気も良かったので、宿に行くついでに歩きを楽しむことにしました。こちらはサンタ・マリア・ノヴェッラ広場(あいにく工事中)。この日は地元サッカーチーム、フィオレンティーナとグラスゴー・レンジャースの試合があり、バールはサポーターで溢れかえっていました。

  • 駅から少し歩いただけで、フィレンツェはその魅力を惜しげもなく披露してくれます。右側は催し物会場のストロッツィ宮(Palazzo Strozzi)。このときは中国展をやっていました。奥のゲートの先にはレプッブリカ広場(Piazza della Repubblica)があります。

    駅から少し歩いただけで、フィレンツェはその魅力を惜しげもなく披露してくれます。右側は催し物会場のストロッツィ宮(Palazzo Strozzi)。このときは中国展をやっていました。奥のゲートの先にはレプッブリカ広場(Piazza della Repubblica)があります。

  • アルノ川(Arno)沿いを歩くと、ヴェッキオ橋(Ponte Vecchio)が目に飛び込んできます。橋の上には宝石店や貴金属店が立ち並んでいます。ローマ帝国の影響が色濃く残る英国バース(Bath)のパルトニー橋(Pulteney Bridge)も、サイズこそ一回り小さいですが、ヴェッキオ橋と似ています。

    アルノ川(Arno)沿いを歩くと、ヴェッキオ橋(Ponte Vecchio)が目に飛び込んできます。橋の上には宝石店や貴金属店が立ち並んでいます。ローマ帝国の影響が色濃く残る英国バース(Bath)のパルトニー橋(Pulteney Bridge)も、サイズこそ一回り小さいですが、ヴェッキオ橋と似ています。

  • ヴェッキオ橋は人気スポットなので、アルノ川沿いの細い道は溢れんばかりの人だかり。車もスクーターも、この道を相当スピードを出しながら通って行きます。危険なので、このあと急いで宿に行き、スーツケースを置いてから街歩きを再開することにしました。

    ヴェッキオ橋は人気スポットなので、アルノ川沿いの細い道は溢れんばかりの人だかり。車もスクーターも、この道を相当スピードを出しながら通って行きます。危険なので、このあと急いで宿に行き、スーツケースを置いてから街歩きを再開することにしました。

  • 宿にスーツケースを置き、街歩き再開です。こちらはサンタ・マリア・デル・フィオーレ教会(Santa Maria del Fiore)のファサード。通称ドゥオモ。壮麗な建築物の多いフィレンツェでもひと際目立つ建物です。教会内部とクーポラには、2日目に訪れました。<br /><br />

    宿にスーツケースを置き、街歩き再開です。こちらはサンタ・マリア・デル・フィオーレ教会(Santa Maria del Fiore)のファサード。通称ドゥオモ。壮麗な建築物の多いフィレンツェでもひと際目立つ建物です。教会内部とクーポラには、2日目に訪れました。

  • ドゥオモ正面に向かって右側に建つジョットの鐘楼(Campanile di Giotto)。こちらも圧倒的な存在感です。ジョットの鐘楼には、5日目に登りました。<br />

    ドゥオモ正面に向かって右側に建つジョットの鐘楼(Campanile di Giotto)。こちらも圧倒的な存在感です。ジョットの鐘楼には、5日目に登りました。

  • そして、ヴェッキオ橋と並んでフィレンツェのシンボル的存在、ドゥオモのクーポラです。

    そして、ヴェッキオ橋と並んでフィレンツェのシンボル的存在、ドゥオモのクーポラです。

  • シニョーリア広場(Piazza della Signoria)のランツィのロッジア(Loggia dei Lanzi)。巨匠の彫刻が所狭しと飾られています。

    シニョーリア広場(Piazza della Signoria)のランツィのロッジア(Loggia dei Lanzi)。巨匠の彫刻が所狭しと飾られています。

  • シニョーリア広場。広場の周りはカフェが立ち並んでおり、リラックスした良い雰囲気を醸し出しています。

    シニョーリア広場。広場の周りはカフェが立ち並んでおり、リラックスした良い雰囲気を醸し出しています。

  • シニョーリア広場に面しているヴェッキオ宮殿(Palazzo Vecchio)。現在はフィレンツェ市役所として使われています。市役所と言っても、内部はまるで美術館です。内部は見学できますが、セキュリティチェックが厳重で、入場までに時間が掛かります。ヴェッキオ宮殿の内部は3日目に見学しました。

    シニョーリア広場に面しているヴェッキオ宮殿(Palazzo Vecchio)。現在はフィレンツェ市役所として使われています。市役所と言っても、内部はまるで美術館です。内部は見学できますが、セキュリティチェックが厳重で、入場までに時間が掛かります。ヴェッキオ宮殿の内部は3日目に見学しました。

  • 滞在先のB&amp;Bの目の前に、メルカート・ヌォーヴォ(Mercato Nuovo)がありました。メルカート・ヌォーヴォは、皮革製品やみやげ物屋の屋台が出店する市場です。市場にある猪の鼻を触ってコインを投げるとまたフィレンツェに来られるそうです。人気者の猪の周りは、常に人だかりができていました。おっと左の方、触るのは猪の鼻ですよ…。<br />

    滞在先のB&Bの目の前に、メルカート・ヌォーヴォ(Mercato Nuovo)がありました。メルカート・ヌォーヴォは、皮革製品やみやげ物屋の屋台が出店する市場です。市場にある猪の鼻を触ってコインを投げるとまたフィレンツェに来られるそうです。人気者の猪の周りは、常に人だかりができていました。おっと左の方、触るのは猪の鼻ですよ…。

  • ヴェッキオ橋の上にやってきました。橋と意識しなければ、川を渡っていることに気付かないほど、普通に建物が並んでいます。フィレンツェはこじんまりした街なので、大抵の見どころは徒歩で回れます。だんだん日が暮れてきました。<br />

    ヴェッキオ橋の上にやってきました。橋と意識しなければ、川を渡っていることに気付かないほど、普通に建物が並んでいます。フィレンツェはこじんまりした街なので、大抵の見どころは徒歩で回れます。だんだん日が暮れてきました。

  • ヴェッキオ橋の上から眺めたグラツィエ橋(Ponte alle Grazie)。

    ヴェッキオ橋の上から眺めたグラツィエ橋(Ponte alle Grazie)。

  • 夕日に染まるヴェッキオ橋。橋の上よりも、離れて眺めるほうが素敵に見えます。

    夕日に染まるヴェッキオ橋。橋の上よりも、離れて眺めるほうが素敵に見えます。

  • アルノ川南岸の街かどで見かけた噴水。ヘンな顔…。

    アルノ川南岸の街かどで見かけた噴水。ヘンな顔…。

  • アルノ川南岸のサン・ジョルジョの坂(Costa San Giorgio)。坂道は建物の下を起点にして、上へと続いています。この坂には興味をひかれたので、3日目に改めてウォーキングしました。登ってみて分かったのですが、この坂は眺望ポイントのヴェルヴェデーレ要塞(Forte di Belvedere)や、閑静な石畳の小道、サン・レオナルド通り(Via di San Leonardo)につながっています。

    アルノ川南岸のサン・ジョルジョの坂(Costa San Giorgio)。坂道は建物の下を起点にして、上へと続いています。この坂には興味をひかれたので、3日目に改めてウォーキングしました。登ってみて分かったのですが、この坂は眺望ポイントのヴェルヴェデーレ要塞(Forte di Belvedere)や、閑静な石畳の小道、サン・レオナルド通り(Via di San Leonardo)につながっています。

  • アルノ川南岸から眺めたウッフィツィ美術館(Galleria degli Uffizi)。チケットは、事前予約したほうが無難です。ここには3日目に訪れました。

    アルノ川南岸から眺めたウッフィツィ美術館(Galleria degli Uffizi)。チケットは、事前予約したほうが無難です。ここには3日目に訪れました。

  • サンタ・クローチェ教会(Santa Croce)のファサード。この教会には美術品がたくさんあるということで、楽しみにしながら後日見学に訪れたのですが、入場料を払う段になり50ユーロ札を見せたら、横柄な態度でお釣りがないと言われてしまいました。係員の態度があまりに失礼だったので私もカチンときてしまい、どこかでお金を崩す気力も失せてしまい、結局入りませんでした。ささいなことでも、観光客にとって印象は鮮明に残りますから、もう少し大人な態度を取ってほしいものです。フィレンツェ1日目はここまでです。初日は、とにかく歩き倒して街の雰囲気や地理関係を叩き込みました。

    サンタ・クローチェ教会(Santa Croce)のファサード。この教会には美術品がたくさんあるということで、楽しみにしながら後日見学に訪れたのですが、入場料を払う段になり50ユーロ札を見せたら、横柄な態度でお釣りがないと言われてしまいました。係員の態度があまりに失礼だったので私もカチンときてしまい、どこかでお金を崩す気力も失せてしまい、結局入りませんでした。ささいなことでも、観光客にとって印象は鮮明に残りますから、もう少し大人な態度を取ってほしいものです。フィレンツェ1日目はここまでです。初日は、とにかく歩き倒して街の雰囲気や地理関係を叩き込みました。

  • フィレンツェ2日目:<br />早朝のレプッブリカ広場。この日は、朝9:00発のSITA社のバスに乗って、アウトレットのザ・モール(The Mall)に行く。。。はずでした。

    フィレンツェ2日目:
    早朝のレプッブリカ広場。この日は、朝9:00発のSITA社のバスに乗って、アウトレットのザ・モール(The Mall)に行く。。。はずでした。

  • フィレンツェSMN駅近くのSITA社のバスターミナルに行く途中、通りかかったサンタ・マリア・ノヴェッラ教会。この教会の中にも美術品がたくさんあり、後日訪れました(内部は撮影不可)。教会前の広場を、教会に向かって左手に進むと、自然香料を調合した控え目で上品な香水などの製品で有名なサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局があります。調合は現役の聖職者が担当しているそうです。お店の外観は普通ですが、一歩足を踏み入れると、商品に負けず劣らずの内装に目を見張ります。

    フィレンツェSMN駅近くのSITA社のバスターミナルに行く途中、通りかかったサンタ・マリア・ノヴェッラ教会。この教会の中にも美術品がたくさんあり、後日訪れました(内部は撮影不可)。教会前の広場を、教会に向かって左手に進むと、自然香料を調合した控え目で上品な香水などの製品で有名なサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局があります。調合は現役の聖職者が担当しているそうです。お店の外観は普通ですが、一歩足を踏み入れると、商品に負けず劣らずの内装に目を見張ります。

  • SITA社のバスに乗るはずが、ふたたびドゥオモに戻ってきました。実は、SITA社のバスターミナルが見つからず、フィレンツェSMN駅の周りをぐるぐる歩いているうちに9:00のバスを逃してしまったのです。バスターミナルは建物に囲まれており、わかりにくいので注意が必要です。次の便は、15:00まで待たなければならず、仕方ないので予定を変更してドゥオモのクーポラに登ることにしました。ザ・モールについては、こちらに載せています。<br />http://4travel.jp/overseas/area/europe/italy/firenze/tips/each-shopping-the_mall-10161009-10100650.html

    SITA社のバスに乗るはずが、ふたたびドゥオモに戻ってきました。実は、SITA社のバスターミナルが見つからず、フィレンツェSMN駅の周りをぐるぐる歩いているうちに9:00のバスを逃してしまったのです。バスターミナルは建物に囲まれており、わかりにくいので注意が必要です。次の便は、15:00まで待たなければならず、仕方ないので予定を変更してドゥオモのクーポラに登ることにしました。ザ・モールについては、こちらに載せています。
    http://4travel.jp/overseas/area/europe/italy/firenze/tips/each-shopping-the_mall-10161009-10100650.html

  • ドゥオモのクーポラに登る途中。チケットを買うために並んでいたとき、たまたま後ろにいた日本の大学院生(ROさん)と知り合いになり、この日はともに行動しました。ROさんは、ピサの山奥で学会に参加してきてばかりで、帰国前にフィレンツェ、ミラノ、パリを旅行するそうです。

    ドゥオモのクーポラに登る途中。チケットを買うために並んでいたとき、たまたま後ろにいた日本の大学院生(ROさん)と知り合いになり、この日はともに行動しました。ROさんは、ピサの山奥で学会に参加してきてばかりで、帰国前にフィレンツェ、ミラノ、パリを旅行するそうです。

  • ドゥオモの天井に描かれている絵。上方は天国、下方は地獄の様子を描いているようです。

    ドゥオモの天井に描かれている絵。上方は天国、下方は地獄の様子を描いているようです。

  • ドゥオモ内壁のステンドグラス。

    ドゥオモ内壁のステンドグラス。

  • クーポラに登る途中、ドゥオモの内壁沿いを歩きます。見降ろすと教会内部と米粒のように小さな人々が見えます。

    クーポラに登る途中、ドゥオモの内壁沿いを歩きます。見降ろすと教会内部と米粒のように小さな人々が見えます。

  • 洞窟のように狭い道を登り、ようやくドゥオモのクーポラに到着しました。登るのは結構大変ですが、登ってしまえば絶景が待っており、ジョットの鐘楼でさえ見おろすことができます。朝早い時間帯だったこともあり、日差しが強く、レンガ色のフィレンツェの街並みも気持ち白っぽく見えました。

    洞窟のように狭い道を登り、ようやくドゥオモのクーポラに到着しました。登るのは結構大変ですが、登ってしまえば絶景が待っており、ジョットの鐘楼でさえ見おろすことができます。朝早い時間帯だったこともあり、日差しが強く、レンガ色のフィレンツェの街並みも気持ち白っぽく見えました。

  • ドゥオモのクーポラから眺めたフィレンツェの街並み。真ん中に見えるのはヴェッキオ宮殿。

    ドゥオモのクーポラから眺めたフィレンツェの街並み。真ん中に見えるのはヴェッキオ宮殿。

  • ドゥオモのクーポラから眺めたフィレンツェの街並み。ピッティ宮殿が見えます。

    ドゥオモのクーポラから眺めたフィレンツェの街並み。ピッティ宮殿が見えます。

  • ドゥオモのクーポラから眺めたフィレンツェの街並み。

    ドゥオモのクーポラから眺めたフィレンツェの街並み。

  • 華麗なファサードを持つ教会が多いフィレンツェにおいて、未完のファサードが印象的なサン・ロレンツォ教会(San Lorenzo)。メディチ家と結びつきの強い教会だそうです。もともとの設計はブルネッレスキが手掛け、内装の設計はミケランジェロも手掛けたそうです。この教会の周辺には、革製品の露店が軒を連ねており、近くには市場もあります。私はこの近くの屋台で臓物サンドに挑戦しましたが、味はいま一つでした。

    華麗なファサードを持つ教会が多いフィレンツェにおいて、未完のファサードが印象的なサン・ロレンツォ教会(San Lorenzo)。メディチ家と結びつきの強い教会だそうです。もともとの設計はブルネッレスキが手掛け、内装の設計はミケランジェロも手掛けたそうです。この教会の周辺には、革製品の露店が軒を連ねており、近くには市場もあります。私はこの近くの屋台で臓物サンドに挑戦しましたが、味はいま一つでした。

  • ドゥオモのクーポラに登ったあとROさんとランチを取り、午後はドゥオモ内部を見学しました。

    ドゥオモのクーポラに登ったあとROさんとランチを取り、午後はドゥオモ内部を見学しました。

  • ドゥオモの内部。先ほど登ったドーム部分を下から見上げると、とても高い場所だったことがあらためて実感できます。

    ドゥオモの内部。先ほど登ったドーム部分を下から見上げると、とても高い場所だったことがあらためて実感できます。

  • 先ほど高いところから眺めたドゥオモ内壁の絵画を、今度は下から眺めます。まさに圧巻、としか言いようがありません。

    先ほど高いところから眺めたドゥオモ内壁の絵画を、今度は下から眺めます。まさに圧巻、としか言いようがありません。

  • この日はドゥオモ見学の後、ROさんと一緒にアウトレットのザ・モールに行きました。どちらかというとメゾン系が中心ですが、日本のセールではサンモトヤマやバーニーズあたりでしか見かけないロロ・ピアーナも出店していました。トッズ、ホーガンの品ぞろえも見事でした。ROさんとはこの日だけ一緒でしたが、年齢が一回り以上離れている元気な学生さんと一緒に旅するのもいいものです。<br />

    この日はドゥオモ見学の後、ROさんと一緒にアウトレットのザ・モールに行きました。どちらかというとメゾン系が中心ですが、日本のセールではサンモトヤマやバーニーズあたりでしか見かけないロロ・ピアーナも出店していました。トッズ、ホーガンの品ぞろえも見事でした。ROさんとはこの日だけ一緒でしたが、年齢が一回り以上離れている元気な学生さんと一緒に旅するのもいいものです。

  • トスカーナののどかな田園風景のなか、忽然と姿を現すザ・モール。人気店は入場制限しており、長い行列が出来ていました。その時の様子はこちらから。<br />http://4travel.jp/overseas/area/europe/italy/firenze/tips/each-shopping-the_mall-10161009-10100650.html

    トスカーナののどかな田園風景のなか、忽然と姿を現すザ・モール。人気店は入場制限しており、長い行列が出来ていました。その時の様子はこちらから。
    http://4travel.jp/overseas/area/europe/italy/firenze/tips/each-shopping-the_mall-10161009-10100650.html

  • ザ・モールの帰り道、本数の少ないバスを見事に逃してしまい、白タクと交渉して何とかインチサ(Incisa)という駅までやってきました。ここから40分ほどでフィレンツェに戻れました。

    ザ・モールの帰り道、本数の少ないバスを見事に逃してしまい、白タクと交渉して何とかインチサ(Incisa)という駅までやってきました。ここから40分ほどでフィレンツェに戻れました。

  • この日の晩は、ガイドブックに載っていたトラットリア・アルフレード(Trattoria Alfredo)で、念願のフィレンツェ・ステーキを頂きました。美味しかったです。ミラノ、パリを旅するROさんとはここでお別れ。

    この日の晩は、ガイドブックに載っていたトラットリア・アルフレード(Trattoria Alfredo)で、念願のフィレンツェ・ステーキを頂きました。美味しかったです。ミラノ、パリを旅するROさんとはここでお別れ。

  • フィレンツェ3日目:<br />この日のメインはウッフィツィ美術館。予約チケットの指定時間まで余裕があったため、シニョーリア広場を散策しました。こちらはランツィのロッジアの銅像。

    フィレンツェ3日目:
    この日のメインはウッフィツィ美術館。予約チケットの指定時間まで余裕があったため、シニョーリア広場を散策しました。こちらはランツィのロッジアの銅像。

  • シニョーリア広場。ネプチューンの噴水。

    シニョーリア広場。ネプチューンの噴水。

  • ウッフィツィ美術館の入場時間まで、まだ余裕があったので、ヴェッキオ宮殿を見学することにしました。現役の市役所として使われているためセキュリティが厳重で、並んでいる人数は多くないのに、入場にとても時間がかかりました。左に見えるキューピッドの像はレプリカで、オリジナルは建物の内部にあります。<br />

    ウッフィツィ美術館の入場時間まで、まだ余裕があったので、ヴェッキオ宮殿を見学することにしました。現役の市役所として使われているためセキュリティが厳重で、並んでいる人数は多くないのに、入場にとても時間がかかりました。左に見えるキューピッドの像はレプリカで、オリジナルは建物の内部にあります。

  • ヴェロッキオ作、イルカを抱くキューピッド。こちらがオリジナルです。

    ヴェロッキオ作、イルカを抱くキューピッド。こちらがオリジナルです。

  • 五百人広間。市役所の中とはとても思えません。ヴェッキオ宮殿は、フラッシュ無しなら撮影可でした。

    五百人広間。市役所の中とはとても思えません。ヴェッキオ宮殿は、フラッシュ無しなら撮影可でした。

  • ヴェッキオ宮殿の礼拝堂。

    ヴェッキオ宮殿の礼拝堂。

  • ヴェッキオ宮殿、百合の間。

    ヴェッキオ宮殿、百合の間。

  • ヴェッキオ宮殿、地図の間にある巨大な地球儀。<br />

    ヴェッキオ宮殿、地図の間にある巨大な地球儀。

  • ようやくウッフィツィ美術館の入場時間になりました。予約チケットを受け取ったのち、入場まで少し待たされましたが、当日券の長蛇の列に並ぶことを考えれば許容範囲内と言えるでしょう。ウッフィツィ美術館では、数珠の作品の数々をゆっくり堪能できました。楽しみにしていた「ウルビーノのヴィーナス」が東京出張中で見られなかったのが唯一心残り。

    ようやくウッフィツィ美術館の入場時間になりました。予約チケットを受け取ったのち、入場まで少し待たされましたが、当日券の長蛇の列に並ぶことを考えれば許容範囲内と言えるでしょう。ウッフィツィ美術館では、数珠の作品の数々をゆっくり堪能できました。楽しみにしていた「ウルビーノのヴィーナス」が東京出張中で見られなかったのが唯一心残り。

  • ウッフィツィ美術館から眺めたヴァザーリの回廊。メディチ家の人々が、街の喧噪に巻き込まれることなくアルノ川を渡るのに使われたそうです。

    ウッフィツィ美術館から眺めたヴァザーリの回廊。メディチ家の人々が、街の喧噪に巻き込まれることなくアルノ川を渡るのに使われたそうです。

  • ウッフィツィ美術館で目の保養をした後は軽い運動です。初日に見かけて以来気になっていたサン・ジョルジョの坂を登ってみることにしました。地図を見ないで、気になる方向へとひたすら歩きました。あとから振り返ってみるとベルヴェデーレ要塞、サン・レオナルド通り、ガリレオ・ガリレイ通り、サン・ミニアート・アル・モンテ教会を巡るフィレンツェ眺望ルートとも言える道で、とても満足度の高いウォーキングを楽しめました。

    ウッフィツィ美術館で目の保養をした後は軽い運動です。初日に見かけて以来気になっていたサン・ジョルジョの坂を登ってみることにしました。地図を見ないで、気になる方向へとひたすら歩きました。あとから振り返ってみるとベルヴェデーレ要塞、サン・レオナルド通り、ガリレオ・ガリレイ通り、サン・ミニアート・アル・モンテ教会を巡るフィレンツェ眺望ルートとも言える道で、とても満足度の高いウォーキングを楽しめました。

  • サン・ジョルジョの坂は、かなりの急勾配です。

    サン・ジョルジョの坂は、かなりの急勾配です。

  • サン・ジョルジョの坂を登っている時、子供に追い抜かれてしまいました…。

    サン・ジョルジョの坂を登っている時、子供に追い抜かれてしまいました…。

  • 行き当たりばったりでたどり着いたヴェルヴェデーレ要塞。どことなく「千と千尋の神隠し」に出てくる建物を彷彿とさせます。ここでは、観光客っぽい人は少なくて、芝生の上で昼寝や読書をしてのんびり過ごす地元の人が多かったように思います。

    行き当たりばったりでたどり着いたヴェルヴェデーレ要塞。どことなく「千と千尋の神隠し」に出てくる建物を彷彿とさせます。ここでは、観光客っぽい人は少なくて、芝生の上で昼寝や読書をしてのんびり過ごす地元の人が多かったように思います。

  • ヴェルヴェデーレ要塞から眺めたフィレンツェの街並み。ここからの眺めも充分良いのですが、このあと訪れたサン・ミニアート・アル・モンテ教会(San Miniato al Monte)からの眺めはさらに良いと思いました。

    ヴェルヴェデーレ要塞から眺めたフィレンツェの街並み。ここからの眺めも充分良いのですが、このあと訪れたサン・ミニアート・アル・モンテ教会(San Miniato al Monte)からの眺めはさらに良いと思いました。

  • ヴェルヴェデーレ要塞から眺めたボーボリ庭園(Giardino di Boboli)。今回は訪れる時間がなかったので、また改めて見てみたい場所です。

    ヴェルヴェデーレ要塞から眺めたボーボリ庭園(Giardino di Boboli)。今回は訪れる時間がなかったので、また改めて見てみたい場所です。

  • ヴェルヴェデーレ要塞の南側の風景。フィレンツェ市内とは思えないほど牧歌的な風景が広がっています。豊かで鮮やかなグリーンがとてもきれいです。

    ヴェルヴェデーレ要塞の南側の風景。フィレンツェ市内とは思えないほど牧歌的な風景が広がっています。豊かで鮮やかなグリーンがとてもきれいです。

  • ヴェルヴェデーレ要塞から眺めたサン・ミニアート・アル・モンテ教会。このあと訪れます。

    ヴェルヴェデーレ要塞から眺めたサン・ミニアート・アル・モンテ教会。このあと訪れます。

  • ヴェルヴェデーレ要塞の入り口前で、通りの名前がサン・ジョルジョの坂からサン・レオナルド通りに変わります。細い石畳の道で、両側にお屋敷が並んでいて情緒あふれる通りです。<br />

    ヴェルヴェデーレ要塞の入り口前で、通りの名前がサン・ジョルジョの坂からサン・レオナルド通りに変わります。細い石畳の道で、両側にお屋敷が並んでいて情緒あふれる通りです。

  • サン・レオナルド通りは、車一台がやっと通れるほどの道幅ですが、車はかなりのスピードで通って行きます。

    サン・レオナルド通りは、車一台がやっと通れるほどの道幅ですが、車はかなりのスピードで通って行きます。

  • サン・レオナルド通り。すれ違う人は、地元のジョガーや犬を散歩させている人が多かったです。どこにたどり着くか分かりませんが、とにかく歩いてみました。

    サン・レオナルド通り。すれ違う人は、地元のジョガーや犬を散歩させている人が多かったです。どこにたどり着くか分かりませんが、とにかく歩いてみました。

  • サン・レオナルド通り。道の両脇は、塀に囲まれた家やお屋敷の庭が連なっています。

    サン・レオナルド通り。道の両脇は、塀に囲まれた家やお屋敷の庭が連なっています。

  • サン・レオナルド通りは、ほどよく湾曲していて先が見渡せないので、歩いていてわくわくしてきます。実際のところは、ガリレオ・ガリレイ通り(Viale Galileo Galilei)という大通りまでつながっています。

    サン・レオナルド通りは、ほどよく湾曲していて先が見渡せないので、歩いていてわくわくしてきます。実際のところは、ガリレオ・ガリレイ通り(Viale Galileo Galilei)という大通りまでつながっています。

  • ガリレオ・ガリレイ通りからの眺め。

    ガリレオ・ガリレイ通りからの眺め。

  • ガリレオ・ガリレイ通りからの眺め。緑のクオリティが素晴らしいです。

    ガリレオ・ガリレイ通りからの眺め。緑のクオリティが素晴らしいです。

  • ガリレオ・ガリレイ通りを歩いていると、先ほどヴェルヴェデーレ要塞から見えたサン・ミニアート・アル・モンテ教会にたどり着きました。控え目ですが、どことなく品のある佇まいが印象的な教会です。

    ガリレオ・ガリレイ通りを歩いていると、先ほどヴェルヴェデーレ要塞から見えたサン・ミニアート・アル・モンテ教会にたどり着きました。控え目ですが、どことなく品のある佇まいが印象的な教会です。

  • サン・ミニアート・アル・モンテ教会のステンドグラス。トリコロール・カラーをベースにしたセンスのいい作品だと思います。

    サン・ミニアート・アル・モンテ教会のステンドグラス。トリコロール・カラーをベースにしたセンスのいい作品だと思います。

  • サン・ミニアート・アル・モンテ教会から眺めた夕暮れのフィレンツェの街並み。訪れた展望ポイントのなかでは、ここからの景色が一番きれいだと思います。<br /><br />

    サン・ミニアート・アル・モンテ教会から眺めた夕暮れのフィレンツェの街並み。訪れた展望ポイントのなかでは、ここからの景色が一番きれいだと思います。

  • サン・ミニアート・アル・モンテ教会からガリレオ・ガリレイ通りを少し下ったところに、有名なミケランジェロ広場(Piazzale Michelangelo)があります。車で行ける眺望ポイントということで、観光バスがたくさん乗りつけていました。ここからの眺めも悪くはありませんが、ヴェルヴェデーレ要塞やサン・ミニアート・アル・モンテ教会を周ってきたあとでは、正直なところインパクトがいま一つでした。ちなみに、この広場のダヴィデ像はレプリカです。フィレンツェ3日目は、ウッフィツィ美術館はもちろんのこと、素晴らしいウォーキングコースを楽しむことが出来て、とても充実していました。<br />

    サン・ミニアート・アル・モンテ教会からガリレオ・ガリレイ通りを少し下ったところに、有名なミケランジェロ広場(Piazzale Michelangelo)があります。車で行ける眺望ポイントということで、観光バスがたくさん乗りつけていました。ここからの眺めも悪くはありませんが、ヴェルヴェデーレ要塞やサン・ミニアート・アル・モンテ教会を周ってきたあとでは、正直なところインパクトがいま一つでした。ちなみに、この広場のダヴィデ像はレプリカです。フィレンツェ3日目は、ウッフィツィ美術館はもちろんのこと、素晴らしいウォーキングコースを楽しむことが出来て、とても充実していました。

  • フィレンツェ4日目:<br />この日のメインは、アカデミア美術館(Galleria dell&#39;Accademia)。チケットは、やはり事前予約しておくのが無難です。こちらはアカデミア美術館に向かう途中通りかかったオルサンミケーレ教会(Orsanmichele)。教会の外壁は、著名な彫刻家の作品で飾られています。この近くにイ・フラテッリ(I Fratelli)というパニーノ屋があります。とても美味しくて、トリュフソースのパニーノを2回も頂いてしまいました。

    フィレンツェ4日目:
    この日のメインは、アカデミア美術館(Galleria dell'Accademia)。チケットは、やはり事前予約しておくのが無難です。こちらはアカデミア美術館に向かう途中通りかかったオルサンミケーレ教会(Orsanmichele)。教会の外壁は、著名な彫刻家の作品で飾られています。この近くにイ・フラテッリ(I Fratelli)というパニーノ屋があります。とても美味しくて、トリュフソースのパニーノを2回も頂いてしまいました。

  • 一見何の変哲もない建物ですが、これがアカデミア美術館です。ウッフィツィ美術館と同じく、こちらも長蛇の列になります。

    一見何の変哲もない建物ですが、これがアカデミア美術館です。ウッフィツィ美術館と同じく、こちらも長蛇の列になります。

  • ミケランジェロのダヴィデ。フィレンツェの街中でレプリカをいくつも見かけますが、こちらが真打ち。もとはシニョーリア広場に置いてあったものを、こちらに移動させたそうです。撮影禁止となっていますが、フラッシュをバシバシ焚いて撮影するアメリカ人観光客が多く、注意を受けていました。私はフラッシュを焚かず、こっそりと…。

    ミケランジェロのダヴィデ。フィレンツェの街中でレプリカをいくつも見かけますが、こちらが真打ち。もとはシニョーリア広場に置いてあったものを、こちらに移動させたそうです。撮影禁止となっていますが、フラッシュをバシバシ焚いて撮影するアメリカ人観光客が多く、注意を受けていました。私はフラッシュを焚かず、こっそりと…。

  • 「ダヴィデ」、隙ありの図。この空間はダヴィデのためだけに設計されたそうですが、見事な存在感で空間を支配していました。

    「ダヴィデ」、隙ありの図。この空間はダヴィデのためだけに設計されたそうですが、見事な存在感で空間を支配していました。

  • サンティッシマ・アンヌンツィアータ広場(Piazza della Ss.Annunziata)。ジャンボローニャの「フェルディナンド1世の騎馬像」。

    サンティッシマ・アンヌンツィアータ広場(Piazza della Ss.Annunziata)。ジャンボローニャの「フェルディナンド1世の騎馬像」。

  • サンティッシマ・アンヌンツィアータ広場の噴水。よく見るとグロいです。

    サンティッシマ・アンヌンツィアータ広場の噴水。よく見るとグロいです。

  • サンティッシマ・アンヌンツィアータ広場に面するサンティッシマ・アンヌンツィアータ教会(Ss.Annunziata)。外観は地味ですが、内部は息をのむゴージャスさでした。礼拝中だったため撮影は自粛しました。こんな場所で祈りを捧げられる人々は、無宗教の私と比べるとずいぶん恵まれているなぁと感じました。拠り所があるのは心強いですから。

    サンティッシマ・アンヌンツィアータ広場に面するサンティッシマ・アンヌンツィアータ教会(Ss.Annunziata)。外観は地味ですが、内部は息をのむゴージャスさでした。礼拝中だったため撮影は自粛しました。こんな場所で祈りを捧げられる人々は、無宗教の私と比べるとずいぶん恵まれているなぁと感じました。拠り所があるのは心強いですから。

  • 捨て子養育院美術館(Galleria dello Spedale degli Innocenti)です。奇妙なネーミングですが、ブルネッレスキによる設計です。こちらの建物にはUNICEFの事務所も入っています。

    捨て子養育院美術館(Galleria dello Spedale degli Innocenti)です。奇妙なネーミングですが、ブルネッレスキによる設計です。こちらの建物にはUNICEFの事務所も入っています。

  • 捨て子養育院美術館。アンドレア・デッラ・ロッビアの「受胎告知」。

    捨て子養育院美術館。アンドレア・デッラ・ロッビアの「受胎告知」。

  • 捨て子養育院美術館の「聖母子と二人の天使」。ウッフィツィ美術館のフィリッポ・リッピの作品ではありませんが、美術館の解説によるとこちらもフィリッポ(かフィリッピーノ)の作品らしいです。

    捨て子養育院美術館の「聖母子と二人の天使」。ウッフィツィ美術館のフィリッポ・リッピの作品ではありませんが、美術館の解説によるとこちらもフィリッポ(かフィリッピーノ)の作品らしいです。

  • アカデミア美術館と捨て子養育院美術館を見学した後は、フィレンツェ市内を散策しました。この街にいると空が狭く感じられます。

    アカデミア美術館と捨て子養育院美術館を見学した後は、フィレンツェ市内を散策しました。この街にいると空が狭く感じられます。

  • アルノ川。地元の人達が日光浴していました。これを見て危険だと思うのは私だけでしょうか。

    アルノ川。地元の人達が日光浴していました。これを見て危険だと思うのは私だけでしょうか。

  • アルノ川南岸のサン・フレディアーノ教会(San Frediano)。

    アルノ川南岸のサン・フレディアーノ教会(San Frediano)。

  • フィレンツェの街外れには、かつて街を囲んでいた壁の門が残っています。

    フィレンツェの街外れには、かつて街を囲んでいた壁の門が残っています。

  • サント・スピリト教会(Santo Spirito)。当初はブルネッレスキによって設計が手掛けられたそうです。

    サント・スピリト教会(Santo Spirito)。当初はブルネッレスキによって設計が手掛けられたそうです。

  • フィレンツェの街並み。やっぱり空が狭いです。

    フィレンツェの街並み。やっぱり空が狭いです。

  • 夕暮れのアルノ川。とてもきれいです。

    夕暮れのアルノ川。とてもきれいです。

  • 夕暮れのアルノ川。

    夕暮れのアルノ川。

  • 夕暮れのアルノ川。

    夕暮れのアルノ川。

  • フィレンツェ5日目:<br />この日のメインはサンマルコ美術館(Museo di San Marco)。かつてフィレンツェを率いたこともあるサヴォナローラは、サンマルコ修道院長でした。美術館として使用されている建物は、昔は修道院の一部として使われており、僧房内にはフラ・アンジェリコのフレスコ画が満載です。美術館の2階へ上る階段の踊り場から2階を見上げると、スッと「受胎告知」が目に入ってきます。私はしばらくこの絵の前から離れられなくなりました。個人的にはウッフィツィ美術館のダ・ヴィンチの「受胎告知」よりも、フラ・アンジェリコの作品のほうが柔らかい感じがして好きです。そして、なぜかコミカルに感じてしまうのですが、「我に触れるな」も気に入っています。

    フィレンツェ5日目:
    この日のメインはサンマルコ美術館(Museo di San Marco)。かつてフィレンツェを率いたこともあるサヴォナローラは、サンマルコ修道院長でした。美術館として使用されている建物は、昔は修道院の一部として使われており、僧房内にはフラ・アンジェリコのフレスコ画が満載です。美術館の2階へ上る階段の踊り場から2階を見上げると、スッと「受胎告知」が目に入ってきます。私はしばらくこの絵の前から離れられなくなりました。個人的にはウッフィツィ美術館のダ・ヴィンチの「受胎告知」よりも、フラ・アンジェリコの作品のほうが柔らかい感じがして好きです。そして、なぜかコミカルに感じてしまうのですが、「我に触れるな」も気に入っています。

  • 訪れる時間がなかったピッティ宮殿。パラティーナ美術館やバルジェッロ国立博物館も行ってみたかったのですが、フィレンツェは見どころがたくさんあって行きたい所をすべて周ることはできませんでした。

    訪れる時間がなかったピッティ宮殿。パラティーナ美術館やバルジェッロ国立博物館も行ってみたかったのですが、フィレンツェは見どころがたくさんあって行きたい所をすべて周ることはできませんでした。

  • フィレンツェ旅行の締めは、夕方に登るジョットの鐘楼です。ジョットの鐘楼から眺めるサン・ジョヴァンニ洗礼堂(Battistero San Giovanni)。この位置がカメラの収まりが一番良かったです。

    フィレンツェ旅行の締めは、夕方に登るジョットの鐘楼です。ジョットの鐘楼から眺めるサン・ジョヴァンニ洗礼堂(Battistero San Giovanni)。この位置がカメラの収まりが一番良かったです。

  • ジョットの鐘楼から眺めたドゥオモ。ジョットの鐘楼は、ドゥオモよりは登りやすかったです。ドゥオモに登った時は早朝でしたが、このときは夕方だったので日差しが柔らかく、夕日に照らされるドゥオモがとてもきれいでした。

    ジョットの鐘楼から眺めたドゥオモ。ジョットの鐘楼は、ドゥオモよりは登りやすかったです。ドゥオモに登った時は早朝でしたが、このときは夕方だったので日差しが柔らかく、夕日に照らされるドゥオモがとてもきれいでした。

  • フィレンツェ滞在中の5日間、とにかくたくさん歩いたり、高い所に登ったりして体を動かしましたが、素晴らしい芸術作品の数々を間近で鑑賞したり、美味しい食べ物を食べたりと、天気にも恵まれてとても充実した楽しい旅行でした。

    フィレンツェ滞在中の5日間、とにかくたくさん歩いたり、高い所に登ったりして体を動かしましたが、素晴らしい芸術作品の数々を間近で鑑賞したり、美味しい食べ物を食べたりと、天気にも恵まれてとても充実した楽しい旅行でした。

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この旅行記へのコメント (4)

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  • ぱぶさん 2009/09/14 12:30:46
    イギリスお住まいなのでしょうか?
    edamameさん:

    今日は新作案内のところを見ていて、キューガーデンにご両親を連れて行き喜ばれたとのこと、とても良かったですね。更にedamameさんのプロフィールにたくさんの興味ある、ぱぶさんも訪問した事のある場所が上がっていましたので、惹かれるままに、ケンブリッジやフィレンツエ等訪問させていただきました。 m(__)m

    特に、フィレンツエは、ぱぶさんも大好きなところで、今まで短い2度だけですので、また機会を作って訪問したい街です。 (*^_^*)
    edamameさんは数日滞在されてなお見尽くせないとのこと、むべなるかなですね!サンタ・クローチェ、サン・ロレンツォ寺院やピッティー宮等も次回候補でしょう。それにしても、edamameさんの色々な街の小道や散策をたくさんなされた風景はとてもステキです。

    ぱぶさんは最初ルーブルやアルテ・ピナコテーク等ヨーロッパの大博物館で見るルネッサンス作品には中々なじめなかったのですが、その内、ローマやヴェニス他も含め数々のルネッサンス絵画、それから彫刻等見ているうちにとても惹かれることとなりました!フィレンツエはその中でもNo.1です。

    ぜひ、これからも色々楽しいヨーロッパの各地の旅行記を楽しみにしています。幾票か入れさせていただきました。

    edamameさん からの返信 2009/09/16 05:01:30
    RE: イギリスお住まいなのでしょうか?
    ぱぶさん

    ご訪問頂いたうえにご投票までありがとうございます。

    旅行記拝見しました。アクティブに旅を楽しんでいらっしゃる様子がよく伝わってきます。紅海でのダイビングも素晴らしいですね。

    私は縁あってイギリスに住んでいます。2、3時間あれば大抵のヨーロッパの国に行けますので、地の利を生かして興味の赴くままに旅を楽しんでいます。フィレンツェにもまた行きたいと思っているのですが、行きたい所が多すぎて次回はいつになることやら…。

    こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。

    edamame

  • hachiさん 2008/12/17 10:04:00
    フィレンツェ大好き
    edamameさん

    楽しいフィレンツェ滞在だったようですね。たくさんの写真から楽しさが伝わってきます。サンタ・クローチェに入れなかったのが心残りといったところでしょうか。私もフィレンツェが大好きで、何度か行っています。
    捨て子養育院の聖母子像がフィリッポ・リッピのものと書かれていますが、あれはボッティチェリがフィリッポ・リッピの工房に居た若いときの作品らしいです。私も2006年に見ましたが、展示位置が変わっているようですね。

    edamameさん からの返信 2008/12/19 07:17:31
    RE: フィレンツェ大好き
    hachiさん、はじめまして。

    あの長い旅行記をくまなくご覧になってくださってありがとうございます。

    フィレンツェ5泊は長すぎるかなと思いきや、全然足りなくて、また行きたいと思っています。サンタ・クローチェに入れなかったのも、フィレンツェをまた訪れるための良い口実になるかもしれません。

    hachiさんはイタリアにお詳しいのですね。イタリアにはまだまだ行ってみたい場所がたくさんあるので、hachiさんの旅行記を拝見させて頂けると嬉しいです。

    > 捨て子養育院の聖母子像がフィリッポ・リッピのものと書かれていますが、あれはボッティチェリがフィリッポ・リッピの工房に居た若いときの作品らしいです。

    驚きました!そうだったんですか。教えてくださってありがとうございます。ボッティチェリといえば、ウッフィツィの作品は言うに及びませんが、ロンドン・ナショナル・ギャラリーの「ヴィーナスとマルス」も、個人的には興味深い作品のひとつです。

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