2008/08/13 - 2008/08/13
10位(同エリア18件中)
その風に乗ってさん
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中国の年代記によると、マレー半島東沿岸にリゴールという首都をおくタンブラリンガという古代国家があるとされています。また、その地で発見された6世紀以前のバーリ語経典により2世紀には既にこの王国が存在することが明らかにされています。
その地が、現在のタイ南部、スラータニーとソンクラーとの中ほどに位置するナコーン・シー・タマラートです。
さらには、775年の刻まれた石碑には仏教建造物の建立が記されておりシュリヴィジャヤ(スマトラ島パレンバン首都)の仏教の中心地として、13世紀にはインドやスリランカとの交易で栄え商人で賑わったとされています。そして、山田長政終焉の地でもあります。
(参照:「東南アジアの仏教美術」メイ著,明石書店)
- 交通手段
- 高速・路線バス
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ナコン1日目はナコン・ガーデン・インというホテルに宿泊いたしました。
街の中心部にあり観光にはとても良い立地で、なかなか快適なホテルだったので、クチコミ欄にも載せてあります。
写真は、ホテル入口。
庭・駐車場は木々が生え公園のように広々。 -
内装もなかなか泰洋折衷?で、いい感じです。
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シンプルでシックな感じ。
清掃も良く行き届いていました。
頻繁に掃除の係りの人が廻っているのも見かけました。 -
シンプルながら好みです。
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ナコン・ガーデン・インの通りをはさんだ向かいにはグランド・パーク・ホテルという大型ホテルもあります。
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この街も、多くはありませんがリキシャがまだ何とか健在でした。
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庶民の街の移動の中心は青い色をしたソンテウです。
たいへん多くの台数が、とても頻繁に南北方向に行き来しています。
意識して写しもしないのに、この写真の中にも確実なとこで7台が写っています。
5・6台が連続で通るのも見かけました。街の中心付近ならたぶん15台に1台くらいの通過する車はソンテウです。何とも驚きです。
手を下げて振るとすぐ停まってくれて、12B(たぶん一律料金)で行ってくれます。ルートがほぼ大通り沿いに南北方向のみなので、行き先で迷うこともなく、料金もクリアです。とても旅行者も重宝すると思います。また、タイでこれほど乗りやすいソンテウも無いと思います。
また、モトサイも割りと多く、30Bも出せばかなりの距離を走ってくれます。長距離バスターミナルなど東西方向への移動や場所の不明瞭な名所に向かう際に利用できるなどこれもかなり便利です。 -
最新型ソンテウは何とカラオケビデオ付きです。
こんなの初めて見ました。進んでるな〜。
ソンテウあなどれません。
やはり、ソンテウ間の競争が激しいとこだけにこうなったのでしょうか。 -
ワット・プラマハタート
9世紀頃のシュリヴィジャヤ時代の建立。タイ南部最大で、由緒ある寺院です。
チェディーは56mほど(2004年TATパンフでは77mの記載も)で、尖塔は純金製。その基には仏舎利があるとされています。
ナコン・シータマラートの一番の名所となっていて、参拝者はいつも多いです。 -
シュリヴィジャヤ様式の仏像
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ワット・プラマハタート境内
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仏舎利のあるチェディーを囲むように仏像が100体以上あります。
行き会ったお坊さん達は一体一体に拝みながら進んで行ってました。 -
安産祈願と思われる2つのお堂が境内にありました。
妊婦さんや小さな子供連れのご家族がとても多く訪れていました。 -
なぜか境内には、昔の大砲のようなものがいくつか置いてありました。
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チェディーと隣接している本堂とは内部で建物が繋がっています。
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本堂の中です。
階段の方向はチェディーへと向かっているので、写真に見えている扉の向こうに仏舎利が納められていると思われます。
参拝者の多くが、ここではかなり熱心に拝んでいる雰囲気がありました。これほど気合の入った雰囲気で人々が参拝しているお寺はそう多く見かけません。 -
本堂の内部の壁面。
中央の人物が建立したヘム・チャラ王女??かなと思いますが不明です。 -
周囲の多数の仏像の中には、かなり昔の青銅仏と思われるものも安置されていました。
シュリヴィジャヤ時代のでしょうか。 -
こちらもシュリヴィジャヤ時代でしょうか。
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象の石造の像もありました。
ややこしい〜(^^;) -
博物館が寺院に併設されています。
ナコーンの有名な国立博物館とは異なります。
しかしながら、展示品はかなりのボリュームと質の高さで、見ごたえがありました。
一押しでお薦めです。
あいにく撮影禁止(新館のみOK)なので、内部の写真はありません。
写真は、博物館新館でこちらの展示物はラタナコンシン期から現代くらいまでで、近代の展示物です。
本堂横の旧館が圧巻で、シュリヴィジャヤ期・ドヴァラヴァティ期やそれ以前の石碑や仏像。無数の小さな奉納仏から昔の巨大仏像が数体。無数の宝飾品類(ホントにすごく多い!)などなど。
入館料はお布施として自由となっていますが、充実した内容なので、普段より大目にしてあげたほうがいいかと思います。
(開館8:00-16:30) -
ワット・プラマハタート境内にある建物
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ワット・プラ・マハタートの通りをはさんだ向かいに位置するワット・ナー・プラ・ボマタートへ
仏陀の断食の像
このお寺境内も屋台の食堂が少しあり、カレーとスープの食事ができるようになっていました。 -
県庁近くの時計台
左方向へ進むと国立博物館の方向へ -
8月は雨季なのですがこの日は曇りも無く、暑くなりそうな気配がしていました。
午後から近くのビーチへ水着を抱えてミニバスで向かいました。
ナコーンではいくつかのビーチがあり、1時間ちょっともあればサムイ島近くのカノムビーチという綺麗なビーチにもすぐ行けます。
カノムに行くか迷ったのですが、それならサムイ島に直接行けば良いような気もしたので、気軽に最も近場のター・サラー・ビーチへ。30分くらいでター・サラーの街へ着きます。カルフールの前の通りを南方向へ信号のある交差点を抜けて少し行った場所にチケット販売所兼待合室があります。そこからエアコン付ミニバスが出ています。40B。または、ソンテウもラチャダムヌン通りBovornBazaar付近から乗って30Bで行けます。両方とも1時間に2本くらいあり便利です。
ター・サラーでは、ビーチ付近で下車するか、ター・サラーの街まで行ってからモトサイなどでビーチへ向かいます。
写真:ター・サラーの街。モトサイのおじさん。 -
ター・サラー・ビーチ
この付近を独り占めしました。 -
泳いでみると海水はぬるま湯状態でしたが、それなりに楽しめました。
近所の飼い犬も水浴びに自ら来て帰って行きました。
ワンちゃんも自分から水浴びするんですね〜。 -
漁師さんの舟が近くに来ていました。
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近くにバンガロー等があり、3時間使用か宿泊かで選ぶとシャワーや荷物の保管に使えて便利です。
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ター・サラーの街のセブンイレブン近く、カシコン銀行向かいの医院前からナコーンの街方向へ向かうソンテウがあり、1時間に2本くらい出ていて、これでまたナコーンの街へ戻ってきました。帰りも30分ほどかかり30Bです。
戻るとちょうど、18時前後になり喫茶店へ行ってくつろいでから夕食へ。
なお、ター・サラーで宿泊するという手もあります。ター・サラーならカノン・ビーチなどより格安で宿泊もできます。ただ、ター・サラーからカノン・ビーチ間にいくつものビーチがあり、カノン方向に離れるほどに綺麗と言われていますのでスケジュールと目的にあった場所に行くのが良いかと思います。
「南タイの古都、ナコーン・シー・タマラートへ/3日目」へ、つづく
http://4travel.jp/traveler/dj/album/10264709/
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