2008/08/14 - 2008/08/15
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その風に乗ってさん
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中国の年代記によると、マレー半島東沿岸にリゴールという首都をおくタンブラリンガという古代国家があるとされています。また、その地で発見された6世紀以前のバーリ語経典により2世紀には既にこの王国が存在することが明らかにされています。
その地が、現在のタイ南部、スラータニーとソンクラーとの中ほどに位置するナコン・シータマラートです。
さらには、775年の刻まれた石碑には仏教建造物の建立が記されておりシュリヴィジャヤ(スマトラ島パレンバン首都)の仏教の中心地として、13世紀にはインドやスリランカとの交易で栄え商人で賑わったとされています。そして、山田長政終焉の地でもあります。
(参照:「東南アジアの仏教美術」メイ著,明石書店)
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ナコーン3日目、国立博物館を主として廻り、夕刻から夜間にバンコクに向かう予定。そのために、長距離バスターミナルへ発車時刻を調べに行きます。ついでに、街中や時間が許すかぎり寺院とか見に行きます。
わたしが今回訪問できた以外の名所では、影絵人形芝居の実演・人形制作をやっている場所が博物館近くにありますので、時間が許せば希少なものなので是非行ってみてください。
また、1629年にこの地を任され終焉の地となった山田長政の記念碑も街の北にある公園内にあります。
さらに、山間部にある滝や鍾乳洞などへのトレッキングも多彩なプログラムがあります。
写真:
駅近くの商店街。街で一番にぎやかな商店街です。常設の露天商も多くありました。
大きな建物はサハタイ・デパート。庶民的な買物風景があります。 -
ナコーン・シー・タマラート駅の鉄道時刻表です。
バンコクとの行き来は2本/日。
ナコンシー〜バンコク
ラピッド 13:00-4:45
エクスプレス 15:00-6:05
バンコク〜ナコンシー
ラピッド 17:35-9:35
エクスプレス 19:30-10:35 -
ナコーン・シー・タマラート駅の窓口
この後、駅から市場まで市内見学しながら歩いてみました。 -
サー・ラング・ダップ・シパウラト
ナーラーイ大王時代の詩人シパウラト。
で、この犬はシバ犬なのかな??失礼しました。
ちなみに、南部でムスリムの方も多いためか総じて犬は北・東北部より全体的には気のせいか少な目な感じがしました。 -
サー・ラング・ダップ・シパウラト
ナーラーイ大王時代の詩人シパウラトが処刑された時に使用した剣を洗った池の場所らしいです。 -
サー・ラング・ダップ・シパウラトは学校の敷地内にありました。
門番のおじさんに一言断わって入らせてもらいました。 -
ワット・プラ・マハータート
長距離バスターミナルは街中から3kmほどの場所にあり、時刻をチェックした後、ワット・プラ・マハータート近くまで一旦戻りました。今日も街の象徴はきれいに見えています。
なお、長距離バスターミナルには英語のわかるインフォ窓口があるので、ここで観光やルート等の簡単な質問なら答えてもらえます。さらに、詳細な観光の質問は街にTATがあり丁寧な説明が得られます。
そう言えば、この寺院の脇に道路をわたる地下道がありました。タイの地方都市に地下道は珍しいような。
それよりか、バンコクのパトゥーナムとセンセーブ運河の間のペッチブリ通りとかに地下道を通してほしい気がしました、全然別問題か…。 -
ワット・プラ・マハータート境内のお土産屋・食堂付近で、海老を海草と一緒に揚げたものを売っていました。10B。安いのに海老が盛り沢山で私的には大満足。
ただしこれは、油っこすぎと言う方も多いと思う一品。
ここのお土産屋さんでは、この街の大概の名物を購入できます。影絵人形も各種ありました。 -
ワット・プラ・マハータートから博物館へ向かって行く途中、幾分時代のありそうな建物を発見しました。詳細は不明です。
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ワット・タオコテ
アユタヤ時代ころのようです。 -
ワット・タオコテ
アユタヤ時代ころのようです。 -
ワット・タオコテ仏像
アユタヤ時代ころのようです。
天井めいっぱいに仏像があります。 -
ワット・タオコテのストゥーパ
アユタヤ時代のシュリヴィジャヤ様式。 -
ナコーンの街で鳥を飼っている家をたいへん多く見かけました。
やはり、綺麗な声で鳴く鳥が高価なようです。声を楽しむようでラーマ?王時代から南タイでは盛んなようです。
鳥篭もとても素敵なものが多いです。 -
上から掛けるカバーは色とりどりあるようで、赤や緑が目立っていました。
日差しの強い国なので、カバーで日陰をつくっているのでしょうか。
鳥は写真くらいのサイズのやや大きめの種類が全体的に多い感じがしました。 -
ワット・スアン・ルアン
国立博物館の向かいにあります。 -
ナコンシータマラート国立博物館
タイ南部の総合的な国立博物館の拠点。
どこも大概そうですが、館内はあいにく撮影禁止です。
展示物の概要は、タイ有史以前のバンチャン土器から順に現代まで。タイ全土の流れとともに、ナコンシータマラートと南タイ(特にナコーンとスラタニーが多い)の出土品等を織り交ぜながら進みます。
南部特有のローマやインドとの交易品(海のシルクロードに該当すると思います)の証拠物として、ナコーンやスラタニー出土のエッチド・カ−ネリアンとローマンビーズなどが連なったネックレス。木の根っこに埋もれて発掘されたスラタニー出土のシュリヴィジャヤ石仏。寺院に収められていたシュリヴィジャヤ石仏などなど。また、スコータイ青磁大皿や元-明染付大皿等々もあります(記載無いけど陶磁器類はたぶんメソート出土かと。)。仏像についても時代一通り全土から集められ揃っています。また、2階には文化・風習などの展示もあり、一部ちょっとだけびっくりする展示があります(心臓の弱い方には2F奥はお薦めしません(;^^))。興味ある方は是非直接見に行ってみてください。
(9:00-16:00、月火祭休館、30B) -
ナコンシータマラート国立博物館
庭には11世紀の北インド様式の寺院の石柱がありました。
ナコーンには北インド様式の寺院も建てられていたようです。
スコールがあり博物館でコーラを飲み休憩。博物館前にも数店の小規模な食堂や商店がありました。 -
ホー・プラ・イースワン
シヴァ神を奉っています。 -
ホー・プラ・イースワン
人々はこのシヴァリンガにて授子祈願をします。
ここに奉納されていた数体のブロンズ像は国立博物館に今はあります。 -
ホー・プラ・ナライ
ホー・プラ・イースワンの通りの向かいにありナライ神を奉っています。
ここに奉納されていたナライ像は国立博物館に今はあります。 -
プラ・プッタ・シヒン
県庁の敷地内にあります。
タイの3体のプラ・シン・プットの1体が安置されています。他の2体はここナコーンを経由し、バンコクの国立博物館とチェンマイのワット・プラシンに安置されています。 -
プラ・プッタ・シヒン
前日、ター・サラー・ビーチへ行くためにミニバスを待合室で待っている途中、TVニュースでナラーティワートでの襲撃・爆破事件が流れた。その時、周囲の人々は一斉にTVの方に目をやったのがわかった。タイ最南端3県ナラーティワート・ヤラー・パッタニーは襲撃・爆破事件多発地帯となっているが、昨年は目と鼻の先のソンクラーでも爆破事件があり、ここナコーンの人々も他人事とは言えない状況に心配な様子が見て取れた。この街のブッダなどの神様に街の人々を守ってくださいとお願いしたい心境になりました。 -
プラ・プッタ・シヒン
紀元157年ランカ王の命により作成されたと言われています。 -
ナコーンの長距離バスターミナルへ(写真)
バンコク行きのバスは、15時と17〜18時に2本ほどあるようです。1日3本ほどのみなのでチケットに限りがあり、時間には充分余裕をもって行ったほうがいいと思います。帰りも満席状態でした。なお、すべてエアで、ノンエアはありません。普通のエアで530Bくらいでした。
夜行バスの窓からでも満点の星空が見え、5分ほどに3回の流れ星を見ました。
早朝、バンコクのサイタイ・バスターミナルに無事到着。
既に渋滞でしたがMBKまでタクシーでどうにかこうにか戻ってきました。
南タイの古都、ナコーン・シー・タマラートへ
おしまい。 -
TAT発行、日本語パンフレット
ナコーン・シー・タマラート
りっぱな日本語パンフが発行されています。
画像クリックで拡大か、ダウンロードして拡大等すればなんとか読めるかと思います。
フリーのTATの観光用パンフなので問題無いかと思いましたが、一応、著作権等の関係から発行先関係者より掲載許可をいただきました。ありがとうございます。
こちらのリンクの許可もいただいています。
ナコーン・シー・タマラート県情報
http://www.yokosonakhon.com/
(ポップアップウィンドウが多く出るようなので、心配な方はセキュリティ対策を万全にしてからアクセスしてください)
よりご興味のある方はどうぞご覧になってください。
「ピンクのイルカ」の写真も載っていました。 -
TAT発行、日本語パンフレット
ナコーン・シー・タマラート -
TAT発行、日本語パンフレット
ナコーン・シー・タマラート -
TAT発行、日本語パンフレット
ナコーン・シー・タマラート -
TAT発行、日本語パンフレット
ナコーン・シー・タマラート -
TAT発行、日本語パンフレット
ナコーン・シー・タマラート -
TAT発行、日本語パンフレット
ナコーン・シー・タマラート -
TAT発行、日本語パンフレット
ナコーン・シー・タマラート -
TAT発行、英語パンフレットにあったナコーン・シー・タマラート県の地図
海岸沿いのいくつものビーチと、山間部の名所の位置がわかります。
ただし、とても細かな印刷文字なので少々見づらいのが難点でした。
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