中央アルプス縦走・・・?熊沢岳から木曾殿山荘

2008/07/28 - 2008/07/28

今年の夏山は中央アルプスの木曽駒が岳・宝剣岳・熊沢岳・東川岳・空木岳の縦走を計画いたしました。

しかし、２泊３日の日程は雷雨と霧と風に悩まされ合羽の離せない山行になってしまいました。
唯一の救いは高山植物か多く楽しませてくれたことです。
岩稜の連続で雨も手伝ってスリル満点の山行でした。
稜線では下界の猛暑と違い１０度前後の気温で合羽を着ていても寒いくらいの気温でした。

?しらび平散策
?千畳敷カールから宝剣山荘
?木曾駒ケ岳から濁沢大峰
?熊沢岳から木曾殿山荘
?空木岳から菅の台
に分けてＵＰ予定します。

今回は?熊沢岳から木曾殿山荘までです。


工事中

エリア 駒ヶ根(長野)

やっと一旦霧が晴れる。

今日の一日は長い
今朝、宝剣山荘から木曽駒ヶ岳を往復して
宝剣岳からここまで
すでに７時間歩いている
これから、木曽殿山荘まで約４時間・・・
がんばろう!

アオノツガザクラ

相変わらず気象条件は悪いが
このように可憐な花々が歓迎してくれている。

チングルマ

再び霧が視界を遮る。

一瞬の晴れ間に
南アルプスの奥に富士山を確認・・・。

チングルマ

こちらはまだ花で見られました。

ハクサンイチゲと残雪の谷

お花畑・・・。

霧が山を覆うが・・・

ハクサンイチゲが可憐に咲く稜線。

キバナノコマノツメ

ハクサンチドリ

グンナイフウロ

ハクサンイチゲ

イワツメクサ

再び霧に巻かれて・・・。

黙々と登る。

岩場の連続・・・

雨と風でバランスをとるのも難しい。

ヤマブキショウマ

ヨツバシオガマ

ゴゼンタチバナ

岩尾根のお花畑の中を登る。

断崖に咲き誇るシナノキンバイ。

霧に包まれた岩肌にお花畑が・・・。

雨に打たれて
イワツメクサが岩にかじりついているよう。

熊沢岳山頂。

木曽殿山荘まで約２時間・・

歩き始めてから約１０時間を費やしている。
こんな天気だから歩けるのかもしれない
晴れていたら暑くて体力消耗して歩けないかも・・・。

中央の雲の中が木曽御嶽山

残念だが、今回は最後まで木曽御嶽山の姿を見ることはできなかった。

ガスが上ってきます。

怪現象・・・。

霧のいたずらで
山の姿が浮き出て見えました。

何か稜線が燃えているような錯覚に・・・。

ガスがいろいろの光景を作り出してくれる。

ガスがいろいろの光景を作り出してくれる。

幻想的な風景に・・・。

ガスがいろいろの光景を作り出してくれる。

霧の芸術。

木曽谷の方向が
視界が開けてきました。

東川岳山頂。
２６７１メートル

ウスユキソウ

ウスユキソウ

シナノオトギリ

水滴が・・・
すてきな佇まいを作っていました。

ミヤマアキノキリンソウ

ママハハコ

霧の中から突然・・木曽殿山荘が浮かび上がります。

木曽殿山荘に到着です。

今日は昼食・休憩を含みですが・・
１２時間の歩行でした。

ここ木曽殿山荘は・・
木曽義仲　乗り越えの地　だそうです。

雨にふれた、衣服を乾燥室に・・
小綺麗に管理された山小屋の印象・・
夕食は混ぜご飯とおでん
ご飯はお代わり自由・・

明日の行程から・・
明朝も４時過ぎには歩き出さねばならず
荷物を整理して・・
早々に就寝。

　　　　　　　　　完


次回は、いよいよ空木岳・そして下山をUP予定。

この旅行記へのコメント （2）

• rokoさん 2008/08/22 10:53:26

  ハクサンイチゲと残雪の谷

  いっちゃんさん
  なかなかゆっくり旅行記が訪問できなくて失礼しています。
  
  このハクサンイチゲと残雪の谷の風景いいですね〜
  空気が伝わってきます・・・
  
  12時間のしかも雨風の中の歩行には頭が下がります。
  山は気まぐれ天候
  悩みますね~~
  
  岩稜の続く歩き、気が抜けなく
  足元に咲く可憐な高山植物や霧のベールに包まれた幻想的な風景に
  癒されますね。
  
  大好きなお花がたくさん出てきて楽しませていただいてます。
  
  
  
  　　　　roko
  
  
  
  
  
  
  
  

  いっちゃんさん からの返信 2008/08/22 19:49:35

  RE: ハクサンイチゲと残雪の谷

  rokoさん　こんばんは
  何時も訪問、書き込み、お気遣いありがとうございます。
  
  > このハクサンイチゲと残雪の谷の風景いいですね〜
  > 空気が伝わってきます・・・
  →ありがとうございます
  　この写真は私も気に入っています。
  
  > 12時間のしかも雨風の中の歩行には頭が下がります。
  > 山は気まぐれ天候
  > 悩みますね~~
  →晴れと雨では雲泥の差ですからね・・・。
  　折角計画して温めてきたものが実行の段階で挫かれるのは・・
  　でも、天候にも負けず何回でもチャレンジを・・・。
  
  > 岩稜の続く歩き、気が抜けなく
  > 足元に咲く可憐な高山植物や霧のベールに包まれた幻想的な風景に
  > 癒されますね。
  →大変な条件にこそ感動的な景色や花が見られますね
  　岩綾を抜ける確実な自信が、このような気象条件には必要ですが
  　体力、気力も必要ですね。
  　その結果、自然は素敵なものを見せてくれます
  　それを期待して、山を登り続けています。
  
  > 大好きなお花がたくさん出てきて楽しませていただいてます。
  →楽しんでいただいて嬉しいです
  　今回は、期待通りの高山植物が見られました。
  
  
  　　　　　　　　　　　　いっちゃん