2007/11/22 - 2007/11/22
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SUR SHANGHAIさん
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前日、ハンブルクからレンタカーでノルトライン・ヴェストファーレン州のミュンスターにやって来たSUR SHANGHAIとその旦那。
ここでは旦那の用事のため宿は別々に取って、この日はそれぞれ別行動。
前にも来た事のあるミュンスターの街も、訪れる季節を変えてみるととても新鮮。
ミュンスターの街は坂や階段も無くて、お散歩感覚でも十分に見て回れるサイズ。
この日の午前中、昔のお堀跡らしい緑地や水路に囲まれた外回りを歩いてみたSUR SHANGHAIは、今度はその内側の旧市街地をテクテクと歩いてみます。
さて、後半はどんな発見が。
表紙の画像は、ライトアップされたエアブドロステンホーフ。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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これは、前編の旅行記でも出したミュンスターの旧市街地を中心に取り上げた地図。
右下の方に青い*印を付けたのがミュンスター駅。
その上の方にピンクの*印を付けたのがMAURITZHOF HOTEL MUENSTER。
緑色で丸く囲まれた部分が旧市街地。
その緑色の部分は昔はお堀だったようで、実際に歩くとその名残がまだ見られます。
左手の☆印のようにお堀に囲まれた部分は、皇帝ヴィルヘルム2世の居城だったミュンスター城の敷地。今はミュンスター大学と植物園になっています。
左下に見えている水色部分はアー湖。
SUR SHANGHAIは、この日の朝は旧市街地を取り巻く昔のお堀跡に沿って歩いてみました。一周2時間ほどでしたよ。 -
ミュンスターの旧市街地へ入って行くと、まず最初に目にすると言っていいほど目立つのは、画像右手に見えているラムベルティ教会の塔。
そこへの道筋は、クリスマス・マーケットの店舗が設置途中。この日はまだ開店していませんでした。ラムベルティ教会 寺院・教会
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そのラムベルティ教会のお膝元に行ってみると、教会脇に立てるクリスマスツリーが到着したばかり。
クレーン車でトラックから降ろそうとしているみたい。
ちょっとその様子を見てみます。
こんな青い空を背景にすると、別に変わった事も無いように見えるラムベルティ教会にはちょっと怖い歴史がありますよ。
塔部分に鉄製の檻が三つ下げられていますが、これは1534〜1535年にミュンスターが再洗礼派に支配された時の首謀者三人を処刑した後、その遺骸を入れて吊るした檻なのだそうです。
ラムベルティ教会で検索すると、もっと詳しい歴史を知る事が出来ます。ラムベルティ教会 寺院・教会
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イチオシ
雲ひとつ無く青く冴え渡ったミュンスター上空。
ラムベルティ教会の赤い屋根と白い壁が映える。
これからの冬本番には重く暗い空になるのが信じられないなあ。
その空を白く切り裂くのは、ジェット機の飛行機雲。ラムベルティ教会 寺院・教会
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ミュンスターの街へはどうやって運んできたんだろうと思う大きさのモミの木。
ラムベルティ教会までは、このタグボート的トラックとクレーン車で上下を支えつつ入ってきたんだろうか。
立ち入り禁止のロープが張られた後は、いよいよそのモミの木を下ろす作業。ラムベルティ教会 寺院・教会
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モミの木をトラックから下ろすためにクレーン車を操る人、それを見守る人。
慎重にお願いします〜。ラムベルティ教会 寺院・教会
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ラムベルティ教会そばのちょっとした広場に下ろされていくモミの木。
一旦、広場に横倒しに置いてしまうみたい。
時々合図を掛け合いながらゆっくりゆっくり…。
広場奥の方には設置され始めたクリスマス・マーケットのブースも見えています。
ツリーが立ったら賑やかな眺めになるんだろうな。
この様子を撮っているのはSUR SHANGHAIだけではなくて、地元の新聞記者さんらしき男の人も混ざってました。
SUR SHANGHAIの方を見て怪訝そうな顔付きだった。
何で東洋人がこんな所に、と思ったのかも。^^ゞラムベルティ教会 寺院・教会
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すっかり横倒しになったモミの木。
クレーンとモミの木を結んでいたゴム・バンドを外しに行った作業員さん。
しばらくして枝の陰から姿を見せた。
お疲れさま〜。ラムベルティ教会 寺院・教会
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モミの木をトラックから下ろして一休み。
倒れたモミの木を今度は吊り上げて立てるんだろうな、と見ていても一向にその気配無し。
今日の作業はここまで?
後でまたこの道筋を通った時にもモミの木は横倒しになったままでした。
ラムベルティ教会前の道はプリンツィパルマルクト通り。向こうに見えるのはその通りに並ぶ建物。
1280年代から富裕な商人たちが住んでいたこれらの建物は、ファサードが大きい独特のデザイン。
一階部分はアーケードが付いた商店になっています。
今見られるこの町並みは第二次世界大戦後に再現されたものとのことです。プリンツィパルマルクト 散歩・街歩き
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モミの木はこの日はもう立てないらしいので、旧市街地の中心へ向かうSUR SHANGHAI。
うん、こういう看板っていかにもヨーロッパって感じ。
ドルトムンドのビール≪ドルトムンダー≫の名が出ているからビア・ホールの看板かな。
ドルトムンドは、ミュンスターと同じノルトライン・ヴェストファーレン州の街。
ドイツ一番のビール醸造量を誇る街です。
SUR SHANGHAIは残念ながらお酒は受け付けない体質なので、その味わいは分からないのが惜しい。 -
ラムベルティ教会前のプリンツィパル・マルクト通り。
上の方の画像でも見たとおり、大きいファサードが特徴的。
ちょっと空ろな感じのするこの町並みは、画家フェルナン・クノップフの描いたブルージュの風景を連想させる。プリンツィパルマルクト 散歩・街歩き
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上の方に出したミュンスターの地図のど真ん中にあるドーム広場と聖パウロの大聖堂。
ちょっとドイツの教会らしく見えないこのデザインは、ロマネスクとゴシックの入り混じったスタイルで、13世紀に建てられたのだそう。
翳りかけた冬の日差しの中の光と影が美しい。大聖堂(St. Paulus-Dom) 寺院・教会
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イチオシ
聖パウロの大聖堂をアップで。
ここだけ見ると、イタリアかスペインあたりの教会のような造り。
冬の薄い光の中で見るこの建物は、夢の中の景色のよう。大聖堂(St. Paulus-Dom) 寺院・教会
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上の画像に出した聖パウロの大聖堂からちょっと先にあるのは聖母教会。
冬の午後の光の中のその佇まい。
もうちょっと近寄って行ってみます。聖母教会 寺院・教会
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ふと空を見上げると、冬の空を突っ切って飛び去る飛行機。
ああ、あの中にも人がいるんだなあ。 -
聖母教会の外壁にあったキリストを抱く聖母マリアの像。
日陰側の壁面だったのが残念。聖母教会 寺院・教会
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イチオシ
これも聖母教会の外壁にあった彫刻。
こちらはどなた様のお姿なのかまではSUR SHANGHAIには・・?
横からの光を受けて出来た影の形が面白い。聖母教会 寺院・教会
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ユーバーヴァッサー教会の脇にあった建物。
ずいぶん不思議な印象の建物。
近寄って行ってみると…、Diozesanbibliothek Munster 建造物
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細長い窓が規則的に並んでいるだけの細長?い建物。
シ?ンと静まり返って何の物音も聞こえてこない…。
モダン・アートのギャラリーが出来たばかりなのかと思ったら、これは図書館。
ちょっとびっくり。Diozesanbibliothek Munster 建造物
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ラムベルティ教会の塔が木立の合間から見える。
SUR SHANGHAIはもう少しミュンスターの旧市街地を歩いてみます。ラムベルティ教会 寺院・教会
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ラムベルティ教会が画像奥に見えるプリンツィパルマルクト通り。
右手に見えている大きいファサードのある二つの建物の内、奥の白っぽく見える方がミュンスター市庁舎。
14世紀半ばのゴシック建築。
この中の≪平和の間(フリーデンスザール)≫では、1648年10月24日にヴェストファーレン条約が締結されたのだそう。
今のミュンスターの平和な雰囲気からは想像し難い歴史。
詳しい内容は、ヴェストファーレン条約で検索するとあれこれ出てきます。プリンツィパルマルクト 散歩・街歩き
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ドイツの街角でもよく見かける大道芸人さん。
この男性の芸の見せ所はチョークで描いた宗教画。
これはレオナルド・ダ・ヴィンチの『受胎告知』。
アスファルトの歩道に直に描く人もこれまでに大勢見たなあ。
SUR SHANGHAIはポケットに入っていた小銭を差し出して、一枚パチリ。
もう日が翳ってきたから、風邪引かないでね。プリンツィパルマルクト 散歩・街歩き
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SUR SHANGHAIがさっきから探しているのは、以前ミュンスターに来た時見つけたモダン・アートの街角オブジェ。
どこだったっけ…?
旧市街地をミュンスター駅方面に歩いて行くと、見覚えのある教会。
これは、LUDGERISTRASSE(ルドゲリ通り)とKOENIGSSTRASSE(ケニクス通り)の角にあるルドゲリ教会。
枯れた木の間から見る風情がいい。Ludgeri Church 寺院・教会
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ルドゲリ教会の塔部分を木立越しに見る。
葉っぱが茂っている季節には撮れない街角風景。Ludgeri Church 寺院・教会
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そして、ルドゲリ教会のそばにあるこの街角オブジェがSUR SHANGHAIの探していた物。
あった、あった!
千手観音の腕を連想させるオブジェが、それぞれにいろんな物をつかんでます。
う〜ん、ドイツで見るオブジェとは思えない。 -
ミュンスターの石畳の道。
秋の名残の葉っぱが散り敷く風情。 -
NORDSEEは、シーフード・レストランのチェーン店。
ドイツ国内、ある程度以上の大きさの街では必ずと言っていいほど見かけます。赤い魚のマークが目印。
お店の奥では温かいシーフード料理が食べられたり、ショーケースの中にはシーフードを使ったサンドイッチやお惣菜も並んでいてお持ち帰りもOK。
サンドイッチは2ユーロくらいからいろいろ。
白身魚フライ、小エビのマヨネーズ和え、酢漬けニシン…と選り取り緑。
お値段もショーケースに出ているし、指差しでも買えるのが便利。
そのNORDSEEにも寿司コーナーが出来ていたのでびっくり。
巻き寿司セットが6個入って4ユーロから。
握りと巻きのセットにSUSHI BOX BENTOと名前が出ていたのにはこれまた驚き。
具の種類は多くはありませんが、ちょっとだけつまめる量でお手頃。日本の味が恋しくなったらどうぞ。 -
さ、歩き疲れたし、一旦ホテルに帰ろう。
その道筋で見つけたこの看板もいいなあ。
ここにはバイエルン州のビール≪フランチスカーナー≫、ノルトライン・ヴェストファーレン州のビール≪フェルティンス≫の名前も出ているから、やっぱりビア・ホール。
う〜ん、お酒の飲めないSUR SHANGHAIとは残念ながら縁が無い。 -
修復中の建物に、その建物の外観を描いたカバーをかけるっていいアイディア。
最初に見たのは、もう何年も前のヴェネツィアだったと思う。 -
ミュンスターの夕食時間。
ドイツ人サイズの食事は摂りたくないけど、温かいものが食べたいな、とミュンスター駅方面へブラブラ。
そこで見つけたのは中華料理のIMBISS(インビス)。
インビスと言うのは、お持ち帰りの食事を作ってくれたり、中でも食事ができるお店で、食堂とファスト・フード店の中間みたいな感じ。
中華のほか、トルコ料理、ギリシア料理のインビスが多いような気がします。一人の時の簡単な食事に超便利。
お値段も10ユーロ以内のものが多くてリーズナブル。
で、このエビ野菜チャーハンがこの日の夕食。
(・∀・)ウン!! おいしい! -
ミュンスターの夜はどんな感じかな。
前に来た時には昼しか歩かなかったっけ。
また旧市街地へ行ってみよう。
その途中で見た自転車のある街角。
こういう構図が好き。 -
何のオフィスかな。
大きなガラス張りの窓にクリスマスの星飾りがついた建物。
あれ? 奥の方にまだ誰かいる。夜勤の人? -
インテリア・グッズのお店の外。
このランプ、中に仕舞わなくて大丈夫?
お店の中を覗いてみると、西安の兵馬俑のレプリカと目が合った。^^ゞ -
このライトアップされた建物はエアブドロステンホーフ。旧市街地のSALZSTRASSE(塩通り)にあります。
バロック建築家ヨハン・コンラッド・シュラウンが1753年〜1757年にかけて造り上げた宮殿で、代表作なのだとか。
昼に見た時にはそんなに印象的とは思わなかったのに、黄金色にライトアップされたその姿には重厚な美しさが。
ただ、その門の前に座っているおじさんが気がかり。
これから冬本番に向かうのに、住む家はないんだろうか。Erbdrostenhof 建造物
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イチオシ
エアブドロステンホーフをちょっと横から見てみる。
フェンスのシルエットやその前に置かれた自転車も絵になる夜景。Erbdrostenhof 建造物
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冬の満月が昇ってきたミュンスターの夜。
明日の朝は放射冷却で寒くなりそうな予感。 -
この日の昼、クリスマスツリーが運び込まれていたのを見たラムベルティ教会前のプリンツィパル・マルクト通り。
夜に入ると、1階のアーケード下にある商店の照明がまばゆいほど。
ファサード部分が闇の中に浮かび上がって見える。
これでクリスマス・マーケットが開いていたら、もう少し賑やかだっただろうな。プリンツィパルマルクト 散歩・街歩き
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ホテルの帰りは、別の道を通って行こうっと、とこれまで通った事のない道をテクテク。
ミュンスター旧市街地の夜は、商店が切れた道筋は暗かった。
もうちょっと賑やかな通りを選べばよかったなあ。
少し急ぎ足でスタスタ。
所々にあったお店の中はもうクリスマス。
このおねえさんサンタのマネキンはカッコいい。 -
あれ〜、ホテルへの道がこれでいいのか分からなくなった。^^ゞ
なるべく灯りのある方向へほとんど小走り。
あ、この建物の形と照明がいい! とちょっと足を止めたミュンスターの夜。 -
やっと見覚えのある街角に出てホッと一息。
昼だとなんとも思わない道も、夜暗くて人通りが少ないとドキドキ。
やれやれ…。 またテンポを緩めてホテルへの道を辿るSUR SHANGHAI。
あ、ここにも自転車のある夜景だ。
この後は、無事にホテルに辿り着いてリタイア。
続編ではまた旦那と落ち合って、ハンブルクへと戻ります。
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