2007/03/21 - 2007/03/25
175位(同エリア217件中)
瑞樹さん
日の出ツアーから戻った後は、阿里山で森林浴へと参ります。
…あいにくの雨ですが、その分マイナスイオンもいっぱいな気がします♪
この森林浴健康歩道には、様々な木々(しかも巨木)があってかなり楽しいです!
PR
-
葉書も書き終わり(何しろ小さい字で葉書一杯に書くので、時間が掛かる)、そろそろ森林公園へ出発。
公園内には、見所の案内板が中国語・英語・日本語で書かれ設置してあるので、便利。 -
おっと、入って直ぐにこんな洞窟みたいな木が。ヒノキ科コノテガシワ属の臺灣扁柏、コノテガシワという木。
-
に公園内は傘を差した人たちでいっぱい。そう、まだ小雨が降っているのだ。
-
遊歩道に沿って歩いて行くと、周囲は台湾檜などが空に向かって伸び、ときにはこんな巨木がトンネルを作っている。うお〜屋久島みたいだ〜!静かにテンション上がる私。
この阿里山森林健康歩道には何箇所もの見所があるけれど、これが一つ目。 -
「妹潭」。雨水による地下水が貯まり、自然形成された小型の高山沼。
動物・植物・微生物にとって、重要なもの、と書いてある。観光客はそれなりにいるのにもかかわらず、ひっそりとして侵してはならない神聖な空気が漂っている。
広さは20坪、円形。右側には、1930年に植えられた桧の林が茂っているらしい。 -
雨が降っていなければ、晴れていれば、湖面に映る景色が堪能できただろうなぁ。
-
そして次は「三兄弟」。
伐採した後の切り株から三本の檜が生え、並んで成長したことからこの名前が付けられたらしい。
次に何があるかというと、 -
「四姉妹」。
同じく伐採した後の切り株に、紅檜が仲良く四本成長したことからの命名。
その次は?その次は無いんだけれど、探したらどこかにありそうだなー。 -
この辺りかな?
一緒に同行してくれているみんみんちゃん(http://mingtpe.exblog.jp/)はホテルへ帰るというので、ここからはひとりで散策。
さっきの四姉妹からここまで、僅か一分足らず。この辺りは見所が密集しているみたい。
写真は「龍鳳配」。
一対の幹が絡まり合い、龍と鳳凰が舞う姿に似ていることからこの名付いたとか。。 -
そのまた一分後、「永結同心」。
二本の老木の幹から根までがハートの形。案内板には、「永遠の愛を記念して思い出に写真はいかがですか」だって。 -
二分後、「老樹頭」。
日本統治下時代に伐採された、紅檜の切り株。阿里山林業史の生き証人と云われているとか。すっごく立派な切り株です。 -
その先には「木蘭園」。
木蓮と辛夷の庭。阿里山には洋玉蘭、紫玉蘭(紫紅色)、日本辛夷(白色)、蘇郎計夷、玉蘭の5種類が見られるとか。上は紫玉蘭かな?下は玉蘭というプレートがあった。 -
ことごとく写真が失敗ですみません。もっと綺麗なんだけれどね〜。
-
更に進むと、桃色の綺麗な花が満開。確か台湾山桜…かな?違うかも。雨だけれど、一足早い花見が出来て嬉しいな〜。
-
ほんと写真が…ああ〜実像は美しき花々なのに。
皆様の豊かな想像力でご覧下さい。 -
道なりに歩いていくと、こんな階段に突き当たった。向こうには何だか鮮やかな建物が見える。
-
おっと?このわんこはもしや、昨日の夕方森林公園を散策しているときに何度か出逢ったわんこでは?
数秒こちらを見たり、物思いにふけったり(?)した後、奥へと足取りも軽やかに消えて行った。
ところでこの辺りの建物って何だろう? -
あ、ここは学校みたい。校庭に堂々と車が停まっているけれど…。もう春休み?あ、ここが阿里山唯一の小学校かな?
ここまでのんびり歩いてきて、大体30分くらい。う〜ん、そうのんびりもしていられないか。チェックアウトしなくちゃいけないから、ホテルに11時着目標くらいかな。 -
小学校の直ぐ隣、というかどこで敷地が区切られているのか分からない立地に…ど派手な廟が。
受鎮宮です。
あ、レンズに雨粒が落ちたまま写真撮っちゃった。受鎮宮は、1969年に改築された森林区最大の寺廟。中には玄天上帝、福徳正神、註生娘娘の神々が奉られているそう。 -
こっちは雨粒じゃなくて、煙で白くなっている。なんていうか、信仰心の違いも有るのだろうけれど台湾の方々のお参りって積極的な感じ。
-
中には、観光気分もある私みたいな者が臆するほど、熱心にお参りする方も居た。
-
少し離れたところに、こんな建物も。八角形なのかな。天井には龍がわんさか。
-
壁という壁、柱も、隙間の無いくらい彫刻や画などで埋め尽くされている。
そして、もくもくと煙が立ち上っているのには、どうやら「神の蝶」のせいもあるらしい。 -
旧暦三月三日は、正逢玄天上帝誕生の一週間前で、カレハモンシロチョウの繁殖期でもある。
-
絶えることのない線香の香りと灯されている明かりに、毎年この時期にカレハモンシロチョウが集まりっては留まり、玄天上帝の生誕日の頃にだんだんとこの場所を離れて行くのだそう。
-
地元の人たちは、この蝶を「神の蝶」と呼び、この時期の「神の蝶」は玄天上帝に捧げるために舞うのだと信じているらしい。こういう言い伝えによって、更に線香は増えているのだとか。
-
あれ、階段の両脇に何か居ます。ど、どなた??ちょっと狛犬みたいに守っている感じ?何持っているんだ?
ずんずん森の中を進む。雨はさっきより強くなってきている気がする。 -
池面に輪を描き続ける雨粒。右奥の赤い屋根のところでは、土産物を売っていたけれど余り見る気も起こらず素通り。日本人も結構好きだけれど、台湾の方々も買い物好きと見た。なんやかんやと賑やかに品定めしている。
-
ちょっと止みそうに無いな〜。雨は好きだから、降るのはいいんだけれど、写真がなぁ。面倒くさいから、傘持って来たけれど途中でたたんでしまったし(帽子は被っている)。
おっと、こんなところにも立派な切り株が。私には、二本の樹が繋がっている(?)辺りに小さな象の横顔、向かい合って左から樹の精の顔に見える。 -
少し斜面になったところには苔むした石が転がり、檜が真っ直ぐ生え、ふかふかの地面の上を青々とした草が地を這い、雨雫が跳ねている。
途端、突然ホンモノの狛犬登場。ふ。かわいい。 -
彼らはどんな魔を祓ってこの森を守っているんだろう。
-
続いて「象鼻木」の前。
この樹の前は道路で、T字路の様になっておりその歩道は両脇に桜の木が並んでいる。その為、丁度この象鼻木の前で写真を撮ろうとする人が…。
ちょっと余りにも邪魔だったので、最初は写真を撮らずに先に進み、また戻ってきたけれど向こうもこちらの歩道から人が退くのを待っているから、きりが無い。諦めて撮ったのがこれ。象が台無し…。 -
これまた一分後、「三代木」。
紅檜が三代に亘り同じ木の株から生長し、枯れては又茂るを繰り返している木々。
一代目が樹齢1,500年、その一代目の養分を利用して二代目がその250年後に、三代目は枯れた二代目の空洞に300年後の発芽。
こういう話を聞くと、本当に人間の営みなんてちっぽけなものだなぁ。トータル2,050年だよ。 -
別角度から。木の下に雨宿りしてお喋りしてる女の子たちが居る。
なんだか、人為的なオブジェみたいだな。 -
で、その歩道の両脇に広がる桜並木。確かに粘っても撮りたくなる花々。
-
雨に濡れる桜が、印象的だった。
-
車も通る広い道路に出ると、阿里山工作站の建物が見えた。
玄関の周りに幟が立っているけれど、何だろう? -
通り過ぎようとすると、庭に犬が居た。
南国の犬っていうのは、花壇とかこういう区切られた中に居るのが好きなの?タイでも良く見かけた。あれは暑いからだと思ったけれど、今日の阿里山はそんなに暑くなかろう。 -
こちらでも緑の中に、色々な花が咲き誇っている。
いや〜いい時期に来たな(ま、狙って来たんだけれどね)。阿里山へ行こうと思っている方、花を見るなら3月中旬以降がお奨めです! -
その分、ご来光は五分五分?ご来光なら9月がお奨め時期らしいです。
まだまだ遠くに見える山々には、霞が掛かっていてちょっと幻想的。 -
3分ほど歩くと、テラスのようになった場所に出た。
「福徳萬古樹」との表示。海抜2,182公尺。めちゃめちゃでかいの、分かりますか?あれ、良く見たらその「福徳萬古樹」に直接表示板が付いている?まさかね。くっついているのは手前にある違う木かな?
いや…三代木にも直接付いてるじゃん。うう。 -
福徳萬古樹の近くには、「福徳廟」という廟もあった。
あの巨木と関係あるのかなぁ?日本の森にこれがあったら興醒めだけれど、台湾だからしっくりくるなぁ。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
瑞樹さんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
42