ブエノスアイレスお散歩日記　3日目　その二

2008/04/29 - 2008/05/06

ブエノスアイレスの街をぶらり歩いて見たもの・こと

エリア ブエノスアイレス(アルゼンチン)

ランチの後は橋を渡り、再び喧騒の中へ。
写真は"CASA ROSADA"。通称、"ピンクハウス"。映画"エビータ"ではマドンナがここで歌っていたが、実際は、ここでエビータが演説をした。

"Plaza de Mayo(五月広場)"の中央に立つモニュメント。

五月広場の横にある教会"Igresia Santa Catalina"。

広場で見かけるお土産屋さん。

メーデーのデモの準備がされいた。

"Av de Mayo(五月通り)"から眺める五月広場。

16車線の7月9日通りを渡り、街の西側へ。市内が一望できるという大聖堂があるらしい。途中、何回もデモに出会った。

地図ではそんなに遠くないようだけど、かなり長い間歩いて、すこし疲れたなぁと思っていると、突然、大きな建物が現れた。とても古いようだけど、装飾が細かかくてしばらく見入っていた。
再び歩き出し、地下鉄の駅が見えた時に、気がついた。どうやら迷っていたらしい。全く逆方向に歩いていた。そりゃ、いくら歩いても着かへんわ。。。　大聖堂へは地下鉄でGO！

地下鉄は路線ごとに色分けされてて、駅への入り口も写真のように色が付いているので、分かりやすい。余裕余裕と階段をおり、切符を買おうとして固まった。そこには発券機や料金表もなく、カウンターの中に人がいるだけ。そして、"1xxx←スペイン語, 1peso"って書いてある紙が貼っているだけ。この"1xxx"が何かわからへん。うーーーん。どっかにヒントがないかと、うろうろキョロキョロしてたら、スキンヘッドの大男が話しかけてきた。こんなテンぱってる時に話しかけんといて・・・　何言ってるか分からんし無視しようとしたら、「Need a help?」やって！早速、切符の買い方を教えてもらった。"1xxx"は"1乗車"で、距離には関係なく、1回の乗車ごとに1peso。切符は1回分でも10回分でも買える。なるほど！！ちょっと立ち話をして、彼は反対のホームへ。こちらは、無地に切符を購入。

到着した電車に乗り、ふと視線を感じると、なんとさっきのスキンヘッドが隣で笑ってる!?　ビックリしすぎて、「ひゃぁ！」と声が出た。なんでも、私が迷ってたしちゃんと電車に乗れたか見に来たらしい。で、仕事も休みやし、良ければ、観光案内をすると言ってくれた。ちょっと考えたけど、せっかくやしお願いすることに。
まずは、目的の大聖堂へ。しかし…休日で閉まってて、中に入れへんかった。。。　
気を取り直して、すぐ近くの国会議事堂へ。ここでも大きなデモをしていた。

せっかくポルテーニョと知り合えたので、"Caminito(カミニート)"へ行くことに。カミニートがある"La Boca(ラ・ボカ)"は、治安が良くなく昼間でも観光客が歩くのは危険で、必ずタクシーかバスで行くようにと、どのガイドにも載っていた。こちらのバスは、"コレクティーボ"と呼ばれ、それぞれに路線はあるけど、降りたい時に運転手に知らせて停めてもらうという技がいる。ややこしそうやし、行かなくても良いかぁと思っていた街。早速、タクシーに乗った。
10分ほどして、ラ・ボカ地区に入ったのがわかった。”寂れてる”という言葉が頭に浮かんだ。人もほとんど歩いてない。そんな街を通り抜けて、川沿いのカミニートに到着。カミニートは通りの名前で、ここだけは、観光客と観光バスと、お土産屋さんと、頼まれてもいないのにタクシーを停めてお客からチップを貰う人達で溢れていた。

カミニートは、タンゴ発祥の地。そんなことを綴ったタンゴの歌の歌詞。

タンゴを披露している家族。女の子は8才。

通り沿いにはカラフルな外壁のアパート。

Boca Juniorsのホームグランド"La Bombonera"。

ボカ・ジュニオルス一色の街。けど、スキンヘッド(ちなみに名前はマルセロ)はボカのファンではないので、冷めていた。。。　
帰りはコレクティーボで。五月広場の近くで降り、近くのカフェに入った。スキンヘッド、もとい、マルセロは、某大手製薬会社の研究所で薬の開発とかをしているらしい。頭が良い人だったのね！以前は、世界各国を旅行したけど、経済破綻後は収入が下がり、海外旅行はとてもじゃないけど出来ないと言っていた。また、彼が旅行を楽しめる日が、早く来れば良いのに。
マルセロとはお礼を言ってカフェで別れ、早々にホテルへ引き上げる。明日は、いよいよイグアスの滝へ！